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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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心からの「おもてなし」 三江線フォトトレイン参加記5終 

(今回の参加記シリーズは総裁以外の参加者の方から写真を提供いただいています。あらためて御礼申し上げます)


口羽を出発して再び広島県へ。


ん? 再び?

15083087

実は今回粕淵から走っている国道375号線の県境(地図上の紫点線)は対岸の三江線側よりだいぶ北側にあります。潮からは一度広島県に入って、江の川に架かる両国橋で島根県に戻って口羽に。(またしても写真を撮りそこねたのでストリートビュー参照)


これから再び広島県に戻って、また島根県へ向かいます。県境が入り組んでいる地域ならではで、よくよく噛み砕かないと混乱しそうですね(苦笑



広島県に戻った直後にトンネルへ入らず旧道へ。伊賀和志の集落をすぎてなかなかの狭隘路になります。ほんの数年前まで備北交通の路線バスも走っていました。結構きついなあと思っていたら…。


向こうから軽トラがが。

15083088

しかし、そこはベテラン運転手さん。淡々と、華麗にかわしました。まさにプロの技です。


一気に道が広がったところで島根県に戻って(またしてもストリートビュー参照)江の川を渡れば宇都井です。事前に「道が狭くて駅まで着けないかも」という話もありましたが、運転手さん、ここでもプロの技をあますことなく発揮。無事に目的地までたどり着けました。バスに随行するスタッフ車に乗っていた者によると、しだれている木の葉が当たりまくりだったようで(汗

宇都井駅見えた!

何とか宇都井に着いたら…

駅の下はお祭り

びっくりするほどの大歓迎!

宇都井でSuica

地元の方がスイカや麦茶、手作りコーヒーゼリーを振る舞ってくださいました。


宇都井で毎年11月末にあるライトアップ「INAKAイルミ」の写真展示も。

イルミ写真展1

イルミ写真展2

さらに三江線全線開業記念列車の車掌を務められた方が、当日の写真を持って来られました。

貴重な写真と

車掌さんを囲んで

40周年式典にも出てこなかった口羽駅の貴重な記録。

八十年の歩み

すごい熱気! 「三江線八十年の歩み」という幟も見えます。建設運動が始まって全線開業まで80年。第2次世界大戦、ダム計画、その計画を覆した県民大会…地元の方は万感の思いでこの日を迎えました。


元車掌さんは18歳で国鉄に入ってまだ2,3年目だったそうですが「地元だから選んでもらえたのかな」とはにかんでいらっしゃいました。故郷に錦を飾れたんですね。

おもてなし

地上20mにホームのある駅だけでも貴重なのに、ここまでの「おもてなし」。あっという間に時間が過ぎました。なおここでバスは一足先に三次へ。

そう忘れてはいけません。三江線に乗らないと!


17:35の三次行き発車に向けて地元の方は116段上のホームまでお見送りに来てくださいました。右に左に上に下にとカメラを向ける参加者。

宇都井ホーム大混雑

そんな私たちを歓迎するかのように…

神楽ラッピング再会!

三江線神楽ラッピング列車が登場!

三江線神楽ラッピング

さっき浜原から江津へ走り去って行ったあの車両です。浜原では見られなかった方も多かったので、やっと出合えました♪

ありがとうございました!

ありがとうございました。また来ます!



神楽列車の車内は当初からあったトイレ横のラッピングに加え…

トイレ横神楽ラッピング

広告スペースに神楽愛称駅名を前面に出した路線図が登場していました。

神楽愛称路線図

地味にバージョンアップしてるぞ、三江線。


最後に開業し、規格の良い区間を快走。2駅先の口羽で行き違い待ちのため9分停車です。

撮影会開始

ここぞとばかり、降りる降りる。

行き違い列車も到着

撮る撮る。


因原並みの撮影会になりました(笑 しっかり撮って再び乗車。講師の方から写真を見せていただくうち、広島県に戻り、式敷で歓声が。

キハ126再登場

そう、浜原を三次へ発車して行ったキハ126の回送とすれ違ったのです!

キハ126「車内観光」

降りたら2時間以上列車を待たなければならないので海外旅行にありがちな「車窓観光」になりましたが、祝祭ムードをもう一度味わうことができました。

再び講師から撮影スポットを教わりながら江の川を渡り、いよいよ三次市内。終点の1つ前、尾関山でサプライズが待っていました。

耳をすませば…


ん…。


エンジン音で聞こえなかった(汗



実は旧三次市文化会館に静態保存されている貴重な8650型蒸気機関車を生かそうと整備されている「三次SL保存会」さんが、再び鳴り始めるようになったばかりの汽笛を響かせてくださったのです。駅にスタッフの方も来てくださいました。

SLの汽笛、次こそ

次への楽しみが増えました。粋なはからいに感謝です!


そして列車は終点の三次に到着。長い長い旅が終わり笑顔で下車。ツアー解散です。お疲れさまでした。

三次到着!

解散

ゴールの三次駅

総裁は広島支部長と高速バスで、東京からの友人は芸備線で広島駅へ。広島駅ビルの居酒屋で打ち上げました。




わたしたちを受け入れてくださった、川本町観光協会さん、道の駅グリーンロード大和さん、三江線活性化協議会さん、潮温泉大和荘さん、口羽地区の有志さん、宇都井自治会さんなど沿線の皆さま、本当にありがとうございました。


口羽まで出張してくださった神楽ショップくわの木さま、主催・募集・催行を担ってくださった備北交通さん、団体乗車でお世話になったJR西日本米子支社浜田鉄道部さん、三次SL保存会さん、そして企画していただいた安芸矢口企画さんにも感謝申し上げます。(団体名はいずれも順不同)


「持っている路線」三江線をこれからも楽しんでいきたいと思います。



なお10月17日に次回「三江線フォトトレイン灯(ともしび)編」があります。詳細は安芸矢口企画ホームページ「芸備線ニュース」(このへん参照)や備北交通ホームページ(このへん参照)をご覧ください。なお安芸矢口企画さんも今回のフォトトレインをまとめています(このへん参照)。
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楽しみ自分色 三江線フォトトレイン参加記4 

(今回の参加記シリーズは総裁以外の参加者の方から写真を提供いただいています。あらためて御礼申し上げます)

浜原駅を出発したバス組と特別列車組は石見松原駅で合流します。

美郷町付近の地図

バス組は江の川の崖っぷちにへばりつくような狭い道でゆっくりと国道375号へ。片側2車線になったところで一気に加速します。坂を登りきって、摘坂トンネルを出ると、視界いっぱいに江の川と山々、そして空が広がりました。(うまく撮れなかったので別の日撮影した写真を…汗)

空と江の川と三江線と

三江線をくぐる手前で川の上流側、潮駅の方を見ると、ちょうど特別列車が停車中! 気づくのが遅かったので↓みたいな写真は撮れませんでした(´・ω・`)

江の川と三江線

こりゃあ、石見松原にはこちらが後に着くなあ。駅の下の広くなっているところにバスが止まると…

同着?

あれ? 同着?


そう、ちょうど特別列車が着いて乗車組が降りるところでした。たった十数分ですが、再会がうれしくて写真を撮り合いました。地形上三江線が沢谷を遠回りしたことと、列車が潮からそこまでスピードを出さなかったことが奏功したようです。

再会を喜び合う

石見松原、同時多発下車!

同時多発下車

普段は1日平均乗客2人(2012年度島根県統計書)の駅。この便だけで40日分ですね。



列車組はどうだったかというと…

特別列車は座席がほぼ埋まるぐらいの乗り具合。車内で特製はっぴをまとった三江線活性化協議会の方から記念品をもらえたそうです。

活性化協議会はっぴ

で、石見松原で降りて

石見松原で下車

けもの道みたいな裏道を下ってバスが止まった場所に出ました。(ちゃんとコンクリ舗装されていて柵もある道ですよ)

けものみち

トンネルを抜けると



合流して次は3月のフォトトレインでもお世話になった潮駅前の「潮温泉大和荘」(このへん参照)に向かいます。

大和荘

江の川ビュー、レールビューの大浴場でゆっくり。潮温泉はしょっぱい、茶色の湯で、湯船に使ってるとじんわりと暖まってきます。体の中からぽかぽかする感覚。冬場もちろん、冷房に当たりっぱなしの夏場に浸かるのもまた格別ですね。風呂あがりに炭酸をしゅわしゅわぐびぐび。


あ~~~~~~~~~っ(咆哮)


しみます。


ロビーでは参加者同士で撮り鉄スポットの話や、今までの旅の話。備北交通の添乗員さんも「知らない人どうしでここまで和やかになるのって珍しいですね」と目を細めていました。皆さまにローカル線、写真という共通のキーワードがあるっていうのは大きいなあと感じました。



風呂の次はおみやげ!

今回のフォトトレインでは石見神楽の道具を作っている浜田市の福祉作業所さんに口羽駅近くの公民館に出張していただきました。参加者全員で神楽面の色塗りです。

説明を聞いて

説明を聞いて

水彩絵の具で思い思いに筆を走らせます。おどろおどろしく仕上げる方もいらっしゃれば、ファンシーな感じにされる方も。個性が出ます。

自分色で

筆致いろいろ

総裁は口裂け女をイメージ…したのですが、沖縄のような、阪神のような色使いになってしまいました(苦笑 絵心がホスィ。。

絵心がホスィ

完成後は全員でお面をかぶって記念撮影。世界に一つだけのおみやげができました。全駅に神楽愛称板がある三江線らしい一品です。

記念写真

今回の三江線フォトトレイン、いよいよ終盤です。
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40歳のアニバーサリー 三江線フォトトレイン参加記3 

(今回の参加記シリーズは総裁以外の参加者の方から写真を提供いただいています。あらためて御礼申し上げます)

さあ、まずは昼ごはんです。行きの高速バスで簡単にサンドイッチを食べただけで、因原をうろうろ歩いたので腹が減っていまして(汗 3月に続いて、浜原と同じ美郷町にある「道の駅グリーロード大和」の特製弁当です。

弁当外観

じゃーん。

充実の弁当中身

美郷町が売り出している「山くじら」ブランドのイノシシ肉のどんぶりと煮しめ、厚焼き玉子など。見た目は小さめですがごはんがぎっしり入っていて、結構お腹がふくれました。味付けも総裁好みで大満足♪


記念イベント会場は浜原駅から広い空き地を挟んだ隣で、駅前に出店がなかったため、備北交通の方がツアー客に配っていると「これ売り物?」「どこで買えるの?」などと随分聞かれました。当方にも「これどこで買われました?」と。駅前にテント村への案内があればなお良かったのかもしれませんね。



体育館では神楽上演のほか、島根県観光マスコットキャラクターしまねっこ(溝口知事の言う「しまねっこさん」)のショータイムも。

しまねっこさん

ゆるキャラ総選挙に立候補しているため、完全に選挙戦モード。ダンスを披露して投票を呼び掛ける「街頭活動」を繰り広げました。美郷町のみさ坊や邑南町のオオナン・ショウも登場して、子どもたち大喜びのステージになりました。


入口付近では開業40年を記念した懐かしの写真展。

レアな写真展

こちらは大きなお友達が大喜び!

サボも

奥さん、まだ口羽が終点だったころですよ!

あの頃の口羽

口羽〜式敷開業記念なんてシーン。

口羽式敷開業

伝説の野井乗降場!!!

野井乗降場

1972年(昭和47年)の「47水害」では大きな被害を受けました。特に粕淵駅西側にかかる江川(ごうがわ)第1橋梁は流されてしまい、江の川西側に一時的に仮乗降場ができ、船で粕淵まで結びました。


バスクラスタ的に思わず見入る一枚も。被災直後の川戸周辺です。

47水害の川戸

そして全線開業当日。今だと怒られそうなぐらい線路際まで寄って、駅が喜びと感激に満ちあふれていました。

開業時の口羽

当時こんなにもたくさんの人が鉄路を待ち望んでいたのです。目を閉じると歓声が聞こえてきそう。


さらに個人蔵とされるスタフがいくつか。

スタフずらり

定期列車かと思いきや、15キロ制限って、災害後の試運転?

復旧試運転?

イベント列車っぽい分もありました。

イベント列車?

体育館の中では石見川本鉄道研究会が「Dangyo.K」さん発行の同人誌「三江線クルーズ」を売ったり、JR西日本商事米子支店が売っている寝台特急出雲のヘッドマークレプリカ(このへん参照)の紹介があったりと見どころ盛りだくさんでした…ただ、体育館の中は暑かった(^^;

出雲ヘッドマーク



外には沿線市町、特に美郷、邑南両町の味を並べたテントがずらり。美郷町は町議チームが出店し酒盛りをされておられました(笑

テント村

別のテントでは3月のフォトトレインでお世話になった「おおち山くじら」の方がイノシシ肉ソーセージを焼いておられました。もちろんこちらもおいしくいただきました。(この日は撮り忘れてしまったので、3月のフォトトレインでの写真を載せます…)

山くじらソーセージのイメージ

ミニSLコーナーも。駅名標がちゃんと「←三次 浜原 江津→」でした。

ミニSLしゅっぽしゅっぽ

ミニSL乗り場にはJR制服体験コーナーが。明らかに子ども向けのように感じましたが、猛者であるわが友人は堂々挑みました。

丸みを帯びた帽子

その丸みを帯びた帽子は…よいこのみんなは内緒だよ!

(JRの女性係員さんとちゃっかりツーショット写真を撮らせてもらっていましたが、係員さんの名誉のため省略w)

もちろんホームに停車中のキハ126も撮影会状態

撮影会状態

特別列車なのでヘッドマーク付きです。

江の川号のヘッドマーク

島根勤務時代、松江出張で時々このラッピング車両は見ていましたが、まじまじと眺めるのは初めて。

石見神楽ラッピング

いったんドアを閉めていましたが、発車時間がお客さんが続々とやってきました。ちょっとしたラッシュアワーです。普段のがらんとした浜原駅を知っているだけに思わず目を細めます。いつもこれぐらい乗っていたら、どんなデータが出るのかなあ。。

ちょっとしたラッシュ

特別列車が発車する13:29が近づいて来ました。

みんなホームへ行った後

ここでツアー参加者はバス組と特別列車乗車組に分かれます。ホーム付近には人だかり。

ホーム付近は人だかり

ちょっと寂しそうな人もいますが(苦笑

オオナン・ショウ寂しそう

セレモニーが予定より早く進んでしまい、テープカットをする知事、JR支社長、首長の皆さんが手持ち無沙汰になるハプニングはありましたが、発車直前、無事にはさみが入りました。

テープカット…

iPhoneのオッサンェ…(泣


というわけで、別の参加者さんから提供いただいた写真を。

ちゃんとしたテープカット

車内から見るとこんな感じ。座席が一通り埋まったようです。みんなで手を降って発車です。

テープカットを後ろから

もう1人の主役

手を振って発車

この祭りの間に会場の一角にある浜原隣保館では全線開業40年式典があり、三江線の愛称が「江の川鉄道」と決まりました。結構応募はあったようですが、長ったらしくて覚えにくかったり、口にするのも恥ずかしいようなトリッキーな名前になったりせず何よりです。炎上商法なネーミングより、末永く愛される方がいいですから。。
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静かなる戦い 三江線フォトトレイン参加記2 

(今回の参加記シリーズは総裁以外の参加者の方から写真を提供いただいています。あらためて御礼申し上げます)

きょうは全線開業40年に合わせて三江線に特別列車が走ります(このへん参照)。

キハ126石見神楽

普段は山陰本線を快速アクアライナーなどで走っているキハ126形2両編成の石見神楽ラッピング。三江線のキハ120形神楽ラッピング車両と浜原で行き違って「共演」する格好です。復旧1年祝いも兼ねて、この特別な車両を三江線全線復旧のシンボルである井原川橋梁で撮ろうというわけです。


色んなアングルで撮ろうと、参加者は橋梁の下を流れる濁川(江の川支流)の両岸に分かれます。

因原地図

片方は因原駅や集落のある東側。ツアー到着前からマイカーが何台も並び、撮り鉄さん十数人が構えています。復旧で新しくなった橋脚を前面に、江の川も抑えられるスポット。14年の夏コミ新刊「三江線ミクさんと 全線復旧編」の表紙のカットを撮った場所ですし、新聞報道でたびたび登場した向きです。

東側

地元で草刈りをやった後らしく、歩きやすく、広い撮影場所でした。ツアー参加者を含めてそれなりの人数が集いましたが、いわゆる「罵声大会」になることなく、穏やかな雰囲気でした。総裁はこちらにスタンバイしました。

撮り鉄さん大集合

東側のメリットは向かってくる列車を撮った後、振り向けば赤茶色な石州瓦の並ぶいかにも島根県西部・石見地方らしい街並みを走る車両を収められること。ちょうどカーブになっていてなかなかいい感じです。


橋梁の下からあおり気味に撮ろうと、土手ではなく、法面と法面の間の踊り場のようになっている場所から狙う参加者もいました。

色んな場所で構える

もう一方は江津方面の西側。因原児童公園へ登る階段の途中です。11年度の三江線フォトコンテストの最優秀作はここから因原の集落を押さえた写真でした。江の川こそフレームに入れられませんが、川と街並み、やまなみを撮ることができます。

因原公園途中

因原公園撮影の様子

先達に設定やここでの撮影の思い出などをうかがいながら「その時」を待ちます。

…。

まだ来ない

…。

まだ来ない2

来ない!

まだ来ない3

こういう特別列車だと乗り降りに時間がかかって遅れがちなんですよね。そうでなくても山陰のJRは基本単線なのでちょっとしたトラブルでも遅れが広がって、よく他の線までとばっちりを受けますしね(苦笑


「来んね〜」と周りの皆さんで言い合うことしばし。予定より5分以上遅れて踏切がカンカンなり始めました。

見えた!

いざ、勝負!

踏切まで来た!

ゆっくりゆっくり姿を現したキハ126。

踏切を越えた!

キタキタキタキタ!

濁川を渡り始めた!

ゴーーーーーーーー。

橋梁の中間に

風とともに響くレール音。

だいぶ近づいてきました

カシャカシャカシャカシャ…。

キタキタキタ

いくつも重なるシャッター音。

再接近

よく見ると車内から手を振ってくださっています。


列車が自分の横に並んだ瞬間にターン。人によってタタッと小走りして、今度は因原の街並みを走るキハ126を激写!

向きを変える

まずは縦

横も

まあまあかな。


列車が因原駅の方へ去って行くと、ツアー客以外の撮り鉄さんは急いでマイカーに戻って追尾開始です。


一方の西側。こちらの居た広島支部長は県道の高さまで降り、橋梁のちょうど反対側から撮っていました。濁川両岸にわらわらと集まっていた人々にびっくりした地元の方が外に出てきて「一体何事ですか」と聞かれたそう。


そして撮ったのがこのアングル。

対岸から

ああ、きょうの井原川橋梁を象徴する1枚はこれよね!と膝を打ちました。いつもと違うアングルを模索し続ける大切さを改めて感じました。やられたなあ(笑)


二手に分かれていたツアー参加者は再びバスに集合。にっこりしていた方もいれば「なかなか上手くいかんねえ」という方も。みんなで乗って、全線開業40年イベント真っ最中の浜原に向かいます。




因原~浜原地図

そしてここからはゲスト登場です。川本町観光協会嘱託職員の有田さんです。「しまね映画塾」で出演者になるため髭を伸ばし中。

「観光協会のおじさん」登場

石見川本駅では12:09着三次発当駅止まりと、13:43発の江津行きがあります。時刻表上は別々の便ですが、同じ列車、運転士がいったん休憩した後、直通します。つまり事実上「1時間34分止まる列車」がある感じです。


有田さんはここに目を付け、水害前の13年7月からほぼ毎日12:09に合わせて駅前に立ち、観光客の案内をされています。列車到着時はちょうど係員のいない無人駅状態の石見川本。日曜に閉まる店も多く、有田さんが立つ前は昼ごはんの食べられる店を見つけられず、右往左往する列車客が結構いたといいます。


有田さんはオリジナルの街歩きマップも制作(ここからダウンロードできます)。運休中も代替タクシー、バス客向けに立ち続け、2年2か月で2000人以上を案内されたそうです(このへん参照)。NHK松江のローカルニュース「しまねっと」にも特集で登場しました。Dangyo.Kさんがネットで公開しているマンガ「三江線クルーズ」に簡単な紹介があります。(第31話第32話参照)


そんな有田さんが乗車して、かつて石見銀山を巡って毛利氏などと争った地元大名小笠原氏や、水害、三江線のある日常や思い出話などを語ってくださいました。話の引き出しがいくらでもある方で、また今度じっくりうかがってみたいと思いました。

47水害水位

バスは行き違いのための電光掲示板がある激しい険道区間をグイグイと抜けて美郷町へ。普通車でも難渋することのある場所ですが、ベテラン運転手さんの技にかかればまるで普通の道です。

険道

竹の横からは2車線の快適路。ふと明塚の対岸あたりで三江線を見やると…


先ほど撮影した特別列車!


そう県道が走りやすい一方、列車は元々徐行の多い区間な上に遅れたもんだから追いついてしまったのです。特別列車とほぼ同じタイミングで浜原に到着。予定外だった神楽車両の共演を撮ろうと意気込んだ方はダッシュでホームへ飛び出して行きました。


総裁はダメでした。記念イベントに参加された別の方から共演の写真をいただきました。

神楽共演

駅前では地元和太鼓グループが歓迎のばちさばきを披露。

和太鼓!

祭りだ、祭りだ〜。
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持っている路線 三江線フォトトレイン参加記1 

夜が明けると雨が止んでいました。

三江線、持ってるなあ。




広島県三次市と島根県江津市の108kmを江の川沿いに結ぶJR三江線は8月、全線開業40年を迎えました。

三江線フォトトレイン地図


島根、広島両県の沿線6市町などでつくる活性化協議会(リンク)が30日、ほぼ中間にある浜原駅(島根県美郷町)で記念イベントを開くのに合わせ、以前からお世話になっている安芸矢口企画さんコーディネート、備北交通さん主催の日帰りツアー「三江線フォトトレイン」があり、総裁も参加し、お手伝いしてきました。東京や埼玉から駆けつけた大学時代の駅バイト仲間3人も一緒です。


カメラ片手に撮り鉄の大先輩2人と一緒に沿線を旅して、記念イベントも楽しむツアー。前夜しとしとと降り続いていた雨はすっかり止み、昼からは天気予報ではあり得なかった青空まで広がりました。



(今回の参加記シリーズは総裁以外の参加者の方から写真を提供いただいています。あらためて御礼申し上げます)


灰色の空の下、まずは安佐南区のわが家から広島交通で紙屋町へ。前夜にわが家に泊まった首都圏の3人も一緒です。まだ目覚めきっていない日曜朝の町並みをバスはスイスイ走り抜けました。バスセンターからは備北交通の高速バスへ。ここで今回のツアーへともに参加する広島支部長と合流しました。

バスセンター

今回のツアーは基本的に三次発ですが、広島市方面からの人向けに千代田インターからも合流できるようになっています。


午前7時45分の東城行きには既に行列ができています。広島から三次・庄原方面だとJR芸備線を思い浮かべる方も多いですが、備北交通と広電が三次までは昼でも合わせて30分間隔で高速バスを走らせています(このへん参照。PDF注意)。総裁が今まで乗った限りでは、どの便も十数人乗っていて広島市と県北を結ぶ動脈になっています。ことし3月までは庄原行きの深夜バスまであったほどです。


バスは時刻通り発車。隣にあった市民球場がなくなってすっかり視界が広がったバスセンターのスロープを駆け下ります。ゆったりとしたリズムを刻むドライビングにみんなうとうと。ぴったりダイヤ通りに千代田インターに着きました。ここで総裁たち以外に女性1人が下車。どうやら同じツアーに参加される方のようです。


集合場所はインターバス停の隣にある道の駅。中国道から見ると巨大パラボラアンテナのような太鼓の存在感がが。。

15083002.jpg

「晴れたらいいなあ」などと話しているうちに、備北交通の貸し切りバスが到着。「三江線フォトトレイン」の札が誇らしげです。

備北交通貸切バス登場

でん。

三江線フォトトレインの札

新しいバスだから車内もキレイ!

ツアー参加者はここで27人になり満席に。備北交通さん、安芸矢口企画さんの挨拶の後、発車。国道261号を北に向かいます。途中できょうのコースの簡単な案内があり、三坂トンネルで県境を超えたところでみんな拍手(笑)

(三坂トンネルを出るとこんな光景…写真を撮り忘れたのでストリートビューから)

広島市内からたった1時間の距離ですが、県をまたぐと急に旅した気分になります。


ここで7月19日に島根県川本町の石見川本駅近くであった「三江線vs人」の競走動画を上映しました。



三江線は2013年8月24日に島根県西部を襲った記録的豪雨で町内にある鉄橋の橋脚1本が流されるなど72カ所で大きな被害を受け、浜原〜江津(島根県江津市)で11か月間運休しました。


橋脚の流された鉄橋の様子を最初見た時、茫然自失になりました。ショックという次元ではない、その場から動けない、何も考えられない状態。次の瞬間、ようやく頭を思い切り金属バットで殴られたような感覚。

15083006.jpg

災害を機に一足飛びに廃止になった高千穂鉄道のことがアタマをよぎりました。当時休止に追い込まれていたJR岩泉線に次ぐ、日本で2番目に輸送密度(1日1kmあたりの乗客数)が低くなっていた三江線。


「これで終わった」


総裁も沿線の多くの人も覚悟しました。


しかし、2日後に島根県知事が現場を訪れ復旧を最大限支援することを表明。どん底の三江線が不死鳥のようによみがえったのです。14年7月19日の全線復旧日にはびっくりするほどたくさんの人が沿線にあふれ、鉄路再生にわきました。

復旧当日川戸

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全線開業の時に総裁はまだ生まれていませんでした。当時の様子は写真でしか分かりませんが、きっとその時に負けないぐらいの「熱」に満ちていたと思います。


三江線vs人の競走はその復旧日の翌日に第1回目があり、今回は2回目。バスの皆さんも手に汗握りながら動画に食い入り、ゴールと同時にどよめきが起きました。


間もなく着いた道の駅瑞穂でトイレ休憩。

道の駅瑞穂で休憩

余韻に浸りながら川本町因原の井原川橋梁に着きました。橋脚の流されたあの鉄橋です。

井原川橋梁の今

さあ、撮影タイムです!
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