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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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日本の最南端で都営バスに乗る 番外 

総裁のようなバススキーの皆さんに朗報です! 以前激レア品として当Blogで紹介した最南端バス停キーホルダー(このへん参照)、何とネット通販で手に入るるようになりました!!!


西表島交通運営のネット通販「【楽天市場】ショップ西表島」(このへん参照)で買い物をした人にプレゼントされるよう。「7月31日まで」とありますが、その前は「6月30日まで」となっていたのでズルズルと延びているっぽいです。在庫処分? とすればとても再生産するとは思えませんので、これが手に入れる最後のチャンスかも。


あれから西表島には、神奈川県ですごくよく見るカラーのバスと、元某大手ショッピングセンター送迎用と思われるエアロスターが入ったよう。また行きたいですねえ。
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日本の最南端で都営バスに乗る(8) 

そういえば事前に宿を予約したとき「上原港まで迎えに行くので、石垣から船に乗る前に電話してください」と言われていました。このままバスで上原港まで乗り「船で来た」とつじつまを合わせても良いのですが、地図を見ると宿は港の少し手前。途中で降りて歩いた方が早いかもしれません。早速事情を説明してどこで降りれば良いかを聞くため、携帯のボタンを押しました。


「すいません、きょうから予約している××(総裁の本名)ですが」
受話器の向こうから明らかに戸惑った空気が流れてきました。もしかして…。
「ご予約はされてますよね」
「はい。もしかして予約が通ってません?
ハイすいません
一瞬またイチから宿探しかと不安になりましたが、空き室があるので大丈夫とのこと。結果的に無問題だったわけですが、意外なところにトラップがありました。


上原バス停の手前、ある飲食店の前で降ろしてもらえるようウテシに頼んでくれ、とのこと。そういえばさっき見たバスに「フリー乗降」(=バス停以外の場所でも乗り降り可能。田舎のバスによくある)のプレートがありました。散々バスに乗った話を書いてきましたが、意外にもこれが人生初の「バス停以外での下車」になります。バス旅だと大体終点まで行きますから。


15分前に来た回送バスが、バス停の先の路地から現れました。方向幕は「豊原―大原港経由―白浜」に変わっています。どちら向きでも使えそうな幕ですが、さっき豊原にやって来たバスは「白浜―大原港経由―豊原」。マメに変えてるんですな。


黄緑とクリーム入りのバスは、都心を駆け抜けていた頃と同じ2つドアですが、前ドアに「出入口」の札があり、沖縄本島のバスと同じく中ドアは使わないよう。


島唯一のこの路線は、豊原から反対側の終点・白浜まで約1時間半かかり960円。へき地であることを考えれば、十分安い普通運賃。しかし、上には上が。観光地の入場割引付きのフリーパースが3日有効で1000円大出血サービス価格なのです。


車内でも買えるということで、早速「フリーパスをください」と注文。財布から1000円札を…ん、ない!? 何と琉球バスでの失敗再び。また小銭を用意し忘れました。。万札しかありません。ウテシも困った様子でしたが、どこからか釣りを出していただけました。本当にごめんなさいm(_ _)m


フリーパスを手渡され今度は「どこまで行くの?」と聞かれます。全線フリー乗降なので先に行き先を申告するシステムのよう。まるでタクシーみたい。宿に言われた通り飲食店の名前を告げました。少なし広島の感覚では商店名だけで場所が分かるかなあと思いましたが、少し間があって「ああ、あそこね」。どうやら通じたようです。


バスは元来た道をゆっくり戻ります。車内は座席の布地(モケット)も押しボタン(使うことはないが)も床も都営バスのまま。違うのは、運賃箱が両替機能もカードリーダーもないただの箱になっていること、「次は○○」と案内する電光掲示板がなく、代わりに昔の貸切バスにあったバス時計が鎮座していることぐらい。


あと、ウテシがかりゆしウェアでハンドルを握ってることぐらいでしょうか。あ、もちろんテープや合成音声による車内放送はありません。


ぼんやりしていると普通に都営バスに乗っていると錯覚しそうです。でも車窓には東シナ海が広がり、東京とは違うスピードで時間が流れていました。
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日本の最南端で都営バスに乗る(7) 

1つか2つしかない信号を過ぎ、大原の集落の外れにある診療所まで行くと、休憩中の路線バスがたたずんでいました。
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元都営バスキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!


加藤佳一著「バスで旅を創る」(講談社+α新書)やバスマガジンの特集で存在は知っていましたが、ナマで見るとやはり驚きです。かつて首都圏に住んでいた総裁。旅先で同郷の人に会えた気分です。団塊世代の八重山移住が増えているそうですが、このバスたちはその先駆けだったのかもしれません。


車庫で集落は終わり、まわりは畑ばかりになりました。誰ひとり歩く人はなく、県道がどこまでもまっすぐ伸びています。(写真は大原集落の方を向いて撮った)
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時々「わ」ナンバーのレンタカーが通過。この先は有名な砂浜が1つあるぐらいなので、何とはなく島を一周する人なんでしょう。


事前にガイドブックなどを見ると、西表はカヌーとかダイビングとか体育な趣味を持たないと居づらいかなと思っていましたが、総裁みたいな根っからの文系人も結構来ているようです。ひと安心です。


と、14:25の豊原行きバスが通り過ぎ、しばらくして回送幕で大原の方へ戻っていきました。これまた元都営バスです


40分ほど歩いたでしょうか。コミュニティセンターのあたりで下り坂に。リゾートホテルの先のカーブを曲がると、「とよはら」と名が付いたカフェがあり、集落が見えてきました。ここが豊原のようです。


そして住宅地の普通の道路にバス停が…日本最南端バス停「豊原」です
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てっきりこの世の果てのような場所にあるものと思っていたので、ついに着いた!というよりは、ちょっとあっけない気もしました。


逆に言えば生活に密着しているわけで、バス停本来の姿がそこにはありました。


家を建てる槌音と風の音がする静かな場所。一服していると、折り返し大原方面へ行くバスになる回送車が通り過ぎました。このバスに乗ることになるようです。
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そしてすぐに豊原止まりのバスが来ました。(見てくれはさっきと同じですが、違うバスです)
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大きな荷物を抱えたカップル(夫婦?)が降り、間もなくやって来たホテルの送迎車に乗っていきました。場所が場所なので総裁みたいなバスヲタと地元民ぐらいが使うものと思っていましたが、観光客にも使われているようです。このバスは回送になってすぐ戻っていきました。


おもしろいぐらい元都バスのオンパレード。東京で見ると普通に都会のバスですが、西表で見ると普通にローカルバスに見えうので、不思議なものです。感慨にふけっていると、さっきのバスが大原方面の白浜行きとして戻ってきました。いよいよ最南端の路線バスに乗車です。
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日本の最南端で都営バスに乗る(6) 

07110606ここではたと考えました。現在12:35。最南端バス停「豊原」へ行く便は11:55に出たばかりです。


この後は
大原港 14:25→14:31 豊原
      15:15→15:21
      16:45→16:51  の3本があります。


14:25のバスは豊原から回送になるらしく、折り返し大原港方面へ戻る便は15:15発が豊原に来るまでありません。つまり14:25に乗っても15:15に乗っても同じバスで帰ってくることになります。ここで2時間半暇になりました


もっともこれは想定内の範囲。ここでの暇つぶしを事前に調べていました。大原港にほど近い仲間川の遊覧船乗り場が近くにあるのです。亜熱帯の森林をみながらジャングル気分を満喫できるクルーズらしい。ただ「潮の干満に応じて運行」とのことで、いつ出港するかよく分かりません。


とりあえず10kgの荷物(空港の手荷物預かりカウンターで計測)を担いで、えっちらおっちら遊覧船のきっぷ売り場へ。聞くと運良く13時発の便がありました。何と効率の良い時間の使い方! 心の中で思わず「やりぃ」とガッツポーズです。


荷物を預け船着場へ歩いていると広い駐車場があり、バスファン垂涎の光景が目に入ってきました。
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どう見ても羽田空港でよく見るあのバス広島県内に営業所がある愛媛のあのバスです。思わず「おお」と声を上げてしまいました。ここまで来たかいがあった…上陸15分にしてもう満足モードです。


乗り場には何人か先客がいました。中に総裁以上に「なんでここに来たの」と思われるヲタオーラを漂わせた男がおり、なぜだかひと安心。人間ってイヤな生き物じゃなあ、と少し反省したのも束の間、自分と同じガイドブックを持っていることに気付き「ワシと同じ本を買うなやー!」と思ってみたり。


ちょうどオッサン団体が来たので、便乗させていただくことになりました。


仲間川は島の南東部を流れ、全長17キロ。うち6キロほどを遊覧船で上ります。さすがは亜熱帯で、河口の橋をくぐるともう両側にマングローブです。
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ちなみにマングローブとは熱帯から亜熱帯にかけての河口汽水域(=海水と真水が混じったエリア)の塩分を含んだ土壌に生育する森林のこと。マングローブという植物があるわけではありません。水辺の土壌(泥)に酸素が少なく、根が外に出ている点が特徴。また軟らかい土壌で木を支えるため、外に広がっている(=支柱根)タイプの木もあります。ドラクエ2の人面樹を思い出すと分かりやすいかも。分からない方は検索を。


↓こんな感じ↓確かヤエヤマヒルギかオヒルギ
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中には上に向いて出る筍根(じゅんこん)を持つ木もあります。↓写真はマヤプシキ
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ヤエヤマヒルギが減り、額が赤いことから「アカハナヒルギ」とも呼ばれるオヒルギが増えてある程度中流域になっていkるうとマングローブ自体が少なくなってきました。先ほど書いたようにマングローブは塩分がある土壌のもの。塩分が薄くなると生育しなくなるのです。


小学校のころカーブした川では外側の流れが速く、内側は遅いと習いました。仲間川にもそういう場所が何ヵ所かありますが、中流では外側は普通の林、内側はマングローブになっています。外側は流れのせいで塩分が薄く、内側では塩分が滞留しているためなんだそう。適当に生えているように見える植物にも、厳然とした棲み分けがあるんですねえ。


ここでちょうど反対側から来た遊覧船とすれ違いました。全員で手を振ります。みんないい感じにハイテンションだ(笑
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カヌー向けの展望台入口を過ぎると、間もなく遊覧船の終点。整備された通路を少し歩くとこのクルーズのメーン、樹齢400年のサキシマスオウが姿を現します。
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「山口でもないのに、なぜ船の名前が『すおう××号』なのか」と思っていましたが、この木が由来でした。


亜熱帯で寒暖の差が小さい場所にあるサキシマスオウには年輪がなく、その分年を経るごとに板状になった根っこ(板根)が伸びるそう。400年の間に板根だけで人の背より高くなり、まさに森の主です。柵ごしにそのたたずまいをあがめ、悠久の時に浸りました。


そよぐ風の音。鳥のさえずり。そしてジョジョジョ…ん、ツアーのおっさんが立ち小便しとるやんけ!!!  宮刑ものですよ、これは。。トホホ…。


帰りにあらためて川を見ると確かにジャングルの様相。思えば遠くにきたものです。14時前、船着場に戻りました。


さて、どうするか。大原港に海中遊覧船の乗り場がありましたが、あれに乗ると15:15のバスに間に合わないかもしれない。大原周辺にはほかに目立った観光スポットがありません。うーん。


よし、豊原まで歩こう。


普段着の西表を体感してみようじゃないか。バスで6分の距離。1時間もあれば着くでしょう。10kg(←強調)の荷物を再び担ぎ、南国の道路を再び歩き始めました。
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日本の最南端で都営バスに乗る(5) 

那覇から石垣へは便名こそ「全日空××便」になっていますが、実際に飛ぶのは子会社エアーニッポンの飛行機です。初の沖縄離島体験にして、初のエアーニッポン。ローカル便だけあって小ぶりな機体です。


テレビが無いため、救命胴衣の使い方などをCA(キャビンアテンダント)さんが実演。わざわざやっているのに本を読むのも失礼と思い、ついつい最初から最後まで見てしまいました。救命胴衣が膨らむのを見たのは初めてでしたよ。南国ののんびりした地域を飛んでいるためか、CAの笑顔はとても人懐っこく、全日空本体の便にはないほのぼのとしたフライトでした。


眼下に宮古島をやり過ごし、海がエメラルドグリーンに染まって陸地が見えたら石垣島です。海の色と亜熱帯の木々に染められた山の色が緑のコントラストを描いていて、思わず見入ります。


そして飛行機はゆっくりと降下。那覇よりも「沖縄らしさ」を増した灰色の家々が並ぶ一角を見て、人が寝泊りできそうな巨大な墓が並ぶ霊園の脇を下りたら空港です。滑走路が短いためか、思い切り逆噴射して駐機場へ。タラップで地上に下りたら、水を含んだ暖かい風が出迎えてくれました。


さあリゾートの本場です。


意気揚々とバスに乗ると、ウテシはオバちゃん。発車時刻になりレイバンのサングラスをかけると文句なしで木の実ナナそっくりで、なかなか凛々しい。


と、ここまでは非日常な空気だったのですが、車内ではラジオが流れていて、相談番組に子どもを虐待する母親が電話中。一気に現実へ引き戻されました。相談番組の後は、やたらゴキゲンなDJがリスナーの葉書をガンガン読みまくり。リゾートに来たつもりが、すっかりローカルムードを満喫してしまいました。


さらに旅情を失わせたのが、移住ブームで増えまくったマンション群。広島の郊外にもあるような安普請のアパートを含めて、雨後のタケノコのごとく建ちまくっています。まあ越後湯沢とか伊豆、西では赤穂や日生にもリゾートマンションがありますから…。うーむ。


西表島行きの高速船が出る離島桟橋の最寄りは終点のバスターミナル。西表島には大きい乗り場がないようですから、ここが日本最南端のバスセンター、ということになるでしょう。思った以上に広いところでした。
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ここから2,3分も歩けば離島桟橋。普通は迷わないのですが、バスの車窓からチラリと港が見えたもんだから「あそこが離島桟橋に違いない」とターミナルとは反対側へ歩き、裏口みたいなところから港へ行ってしまいました。まだこのときは余裕がありました。


とりあえず腹ごしらえを、とみやげ物やのレストランみたいなところで八重山そばをズルズル。本島のそばと違って麺が太く、うどんに近い感じ。テーブルにおいてある唐辛子がつけてある液体(島唐辛子と呼ぶことを後で知りました)をかけると、程よい辛味が加わり、さらに箸が進みます。ちょっと辛くなりすぎ、汗をかきましたが、おいしく完食しました。


食後は「西表島行きはどこか」と右往左往。それらしき船は見つけるもどこで切符を買うか分からない。少し冷や汗が出てきたところで、やっとターミナルを発見。出港10分前でした。早足で大原行きに乗りました。


西表島は沖縄県内では本島に次いで大きい島。実は石垣島より広いのです。


島の東部に大原港、西部に上原港・船浦港があり、約50km離れています。日本最南端バス停に近い大原行きに元から乗るつもりでしたが、驚いたのは上原行きが欠航になっていたこと。雨も降っていないし、そこまで風も強くない。ということは外洋がハンパない状況なわけで、沖縄の人が「無理」と判断する状況を想像するだけでガクガクプルプルだったりします。


船内は2,3人地元民がいた以外は観光客。カップルが2,3組いましたが、後は意外にも男1人ばかりで、まったく浮きませんでした!(笑) おお、同志たちよ!


離島桟橋を出港すると間もなく右手に島が見えてきました。恐らくあれが竹富島でしょう。高速船は一心不乱に島を振り切り、猛スピードで東シナ海を駆け抜けます。30分ほど揺られると高い山がそびえる島が見えてきました。船はスピードを落とし、防波堤の内側へ。ついに西表島です。
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港には待合所と遊覧船乗り場しかなく、あたりは砂浜と道路だけ。こういうのを待っていたんですよ!


亜熱帯の空気を思い切り吸い込んで、西表島での第一歩を踏みしめました。
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