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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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列島縦断バス旅についてのお知らせ 

(当分の間、再びこの記事を当Blogの先頭に表示させます)

本日もご覧いただきましてありがとうございます。当Blog中「列島縦断バス旅」のカテゴリーではネットで関心の高い「旬感旅行 青森発鹿児島行き高速バスを運行! 車窓だけを楽しむ列島縦断3日間」に参加した話を書いています。今まで目立たないようにしてきた当Blogでは特殊なケースですので、特に次の通り説明させていただきます。

◇記事には総裁の主観が入っています。車窓やさまざまなできごとについては人によって感じ方が違います。ご承知おきください。

◇記事はいずれも「バス旅・列島縦断」というカテゴリーでくくっています。バスツアーについてお知りになりたい方は「鹿児島行き、発車します 列島縦断バス旅9」(当該カテゴリーの5ページ目→このへん)からお読みください。

◇青森~鹿児島バスツアーに参加したことを知られたくない方もいらっしゃると思います。運転手さん、添乗員さんをのぞく一般参加者については顔がはっきり分かる写真は使わない考えです。一部に薄い修正を入れています。もし掲載写真で不都合があればコメント欄にご記入ください。適宜対応します。

◇本文の事実関係に間違いがあれば、コメント欄にご記入いただけると助かります。

◇到着時刻など一部事実関係は特設Twitter(LiveBusTour → このへん)を参照しました。この場を借りて御礼申し上げます。




祝!次回ツアー開催決定!!


JALツアーズ(当時)さんは前回バスツアーの後、何と、2011年2~4月に怒涛の3ヵ月連続開催を打ち出しました。ルートも多彩でこちらの斜め上を行く内容。異動がなかったら総裁も申し込んだと思います。しかし、元々ニッチな需要だった上、年度変わりの時期にかかってしました。参加者が集まらなかったらしく、結局すべて催行中止になってしまいました。しかし、担当者さんの熱意はそんなもんじゃあ折れませんでした。


9月開催が決まったのです! 総裁が旅したときとほぼ同じ内容。入浴時間が延びるなど、総裁たちが答えたアンケートの結果はちゃんと反映されています。今までツアーがあった時期とズレているので、木々や里山の風景も違うでしょうし、別の場所で夕日、日の出を楽しめるはず。「興味はあったけど…」という皆さん、「あのツアー、もう1度行きたい」という皆さん、チャンスですよ!!! 総裁も休みの日程を調整したいと思います。


「旬感」公式に当Blog写真!!


旬感旅行の公式サイトに当Blogの写真が掲載されました! 2,3枚だろうと思っていたら、iPodtouch撮影分を含めて結構な枚数があり、当方もびっくりしています。JALパックの担当者さんからは事前に連絡をいただきました。ツアーの魅力を1人でも多くに伝えるお手伝いができればこれ以上うれしいことはありません。担当者さま、Blogを発見していただきありがとうございます。JALパック「旬感」公式サイトからの皆さま、ようこそお越しくださいました。
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どなんの島へ 列島縦断バス旅26 

(列島縦断シリーズは本当に久しぶりの更新になりました。前回はこのへんです)


再び石垣空港の滑走路を歩いて与那国行きに搭乗。客室に入るとどこかで見たことある人がいました。国会議員バッジを付けている…イラクPKO派遣の「ひげの隊長」です! 尖閣諸島沖での中国漁船衝突映像が出た直後。与那国はその尖閣の近くです。何か視察するのでしょう。国境の最前線へ行くことを今さらながら実感。背筋をピンと伸ばしました。


間合い運用の飛行機だったようで、普段ならプラス1000円のクラスJも普通席に割り当てられていました。発売直後に予約した総裁の席もクラスJ。はからずもアッパークラス初体験となりました。レッグレストが付いていて、なかなかの座り心地でしたよ。これならよく眠れそう(石垣~与那国は飛行時間30分ほどなので我慢しました)。広島~東京ならかなり使えそうです。

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離陸してすぐにベルト着用サインが消えました。石垣島の「敷地」といってもいいぐらいの場所に竹富島が、そして少し飛んでサンゴ礁に囲まれた西表島が姿を現しました。この雲の下で元都営バスに乗ってからもう3年。空から眺めることになるとは思いもしませんでした。そういえば当時、頭上を飛行機が飛んでました。

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などと感慨に浸っていたらもう降下姿勢に。木々の緑と茶色の断崖が細長く延びる与那国島が見えてきました。かつては渡るのが難しい島「渡難(どなん)の島」と呼ばれていた絶海の孤島です。いったん島を通りすぎて、ぐるっと戻って着陸。地平線をさえぎるものは何もありません。窓の向こうには群青色の海が広がっていました。まさに手付かずの自然です。ふと映画「硫黄島からの手紙」を思い出しました。最初の方で南洋の日差しと海が映ったシーンがありましたよね。

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ここももちろん滑走路ウオークです(笑) 空港ターミナルは平屋建て。ローカル鉄道の駅をほうふつとさせます。総裁が訪れた中で一番小さな空港です。バックは1色の絵の具だけで塗りつぶしたような真っ青な空。みんな歓声を上げて、プチ撮影会状態でした。都会の空港だと、急いでターミナルに入るよう促されますが、係員さんも写真が撮り終わるのを待ってくれています。沖縄は時間の流れ方がゆっくりしていると言いますが、与那国はさらにのんびりした感じ。

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1日1,2便しか来ませんが、ターミナルにはみやげ物屋が3軒もありました(レンタカー店などを含めるともう少し多い)。与那国~石垣はフェリーだと週2便しかないため、観光や島民の移動は飛行機がメーンです。島に2人だけいる駐在さんも両方空港に来ていました。


そしてターミナルに入ると、迷彩服の男たちがいました。どうやらヒゲの隊長を迎えに来たようです。のんびんりとした空気が一変、緊迫感が漂っていました。

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広島に帰ってから新聞を読んでいたら、どうやら総裁が滞在した数日後に与那国島一周マラソンがあって、その運営ボランティアとして自衛隊員が来ていたらしい。ヒゲの隊長は隊員たちの活動を視察に来たのでしょう。与那国町は島の活性化を目指して自衛隊誘致の方針を表明。町長、議会サイドは手続きを進めていますが、町民の間には今も反対意見があるようです。


中国側の野心的な動きを見ていると、与那国を丸腰でいることに島民が不安を感じるのは当然です。いざという時、本島から飛んできて間にあうのか。


一方で軍事拠点(行政用語では「防衛施設」というべきなんでしょうけど、実態に即してこの言葉を使いました)ができることで標的になる可能性もある。何より自然豊かな与那国の大地に自衛隊施設ができることに違和感を覚えます。一度できたものをなくすことは難しい。国、町、そして島民が知恵を絞るしかないと思います。従来のように国が交付金をバンバン出して、都合のいいやり方を押し通して思う通りの施設をつくる、というやり方はもう通用しません。




旅の話に戻ります。今回お世話になる宿のご主人(会社の先輩にそっくり(笑))が空港へ迎えに来てくださっていました。あいさつしてワゴン車に乗って、いざ出発。車内では与那国島の基礎的な話をうかがいました。

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・集落は役場のある「祖納(そない)」と、「久部良(くぶら)」「比川」の3つ
・道路は島内を一周ルートと、南北を貫く県道を覚えれば大丈夫
・信号は祖納、久部良に各1カ所
・島は一周28km
・クルマや原チャで普通に走ると1時間で走破してしまう。ゆっくり走ろう



勤務の都合で与那国は1泊2日しか立ち寄れません。1時間で走破できるぐらいなら何とかなりそうです。空港から10分もたたないうちに祖納に入り、宿に到着。ジェットの音がしたので空を見上げると、さっき乗ってきた飛行機が折り返しの石垣行きになって飛び立っていくところでした。

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宿の庭にはベンチとテーブルがあって、長期滞在しているっぽい女性が本を読んでいました。西表島の経験で、沖縄の離島は1人旅が多くて国内の他の観光地と比べて人との出会いが多いと思っていました。与那国も例外でないようです。手続きをして部屋でひと休み。この宿は無線LANが使えるので、久々にブログの更新ができました。便利な時代になりました。


この宿では原チャを借りることができます。レンタカーならぬレンタルバイク。南洋の風を体いっぱいに浴びながら島を回ることができるし、小回りも効きます。そしてレンタカーより安い。原チャは教習所で1回乗ったきりでちょっと不安でしたが、久々に乗ってみることにしました。気分は旅番組で見た東南アジアのリゾートです。

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普段原チャに乗らないレンタルバイク客が多いのでしょう。主人が操作方法を丁寧に教えてくれました。スーパーへっぴり腰で宿を出発。気づいたら庭で一休みしていた土建屋の皆さんにニヤニヤ見送られました(^^;

石垣トランジット 列島縦断バス旅25 

青森~鹿児島バスツアーの疲れが残ってるんだから早く寝ればいいのに、結局0時前まで起きていました。いや、日本シリーズ第7戦の結果を確認しようとサンデースポーツを見続けたんですが、延長でいつまでも終わらず、つられてTVを見続けてしまいました。カープファンのくせにろくでなしですね(^^;


今回の終点・与那国島へは那覇からも曜日限定で直行便があるものの夕方着。夏休みはあすまでなのでこれでは有効に時間を使えません。そこで10:55に石垣を出る便で向かうことにしました。ANA特典航空券には沖縄離島便の特例があって、鹿児島~那覇、那覇~石垣の2区間を乗っても1区間とカウントします。なので前日に引き続きANAを利用。ところが石垣での接続が良くなく、始発に乗ることになりました。那覇7:55発。(一番最初の方にチョロッとだけ書きましたが、今回は青森~鹿児島バスツアーと与那国島を楽しむ旅なんです)


というわけで5時半起床。身支度を整えて6時15分の朝食開始時間に食堂へ行き、6時45分にはチェックアウトしました。起きたときは曇っていましたが、外に出ると雲が取れ、空がオレンジと青に染まっていました。

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バス好きとしては空港までバスで行くのが筋。ところがゆいレール開業で昔に比べて空港行きが減り、郊外からやってくる便が来るまでありません。やむなくゆいレールを使うことにしました。風が涼しい中てくてくと旭橋駅へ。ホームで待っているとすぐに那覇空港行きが来ました。6時台~7時台前半は12分間隔なのでこれはラッキーです。ところが…


まさかの激混み


高校生たちが大量に乗っていたのです。さらに出張リーマンや観光客が入り混じってるもんだからつり革を持つのにひと苦労。沖縄方言をたくさん生で聞けた…なんて生やさしい話ではなく、沖縄バスの車庫を窓から見るのが精一杯でした。そんな状態だったので小禄で高校生たちが降りてからも車内は熱気に包まれていました。せめて10分間隔になればいいのにな、と思う半面、15分も我慢すればいいんだからと思ってみたり。悩ましいところです。


空港ターミナルは朝からにぎわっていました。とりあえず沖縄タイムスと琉球新報を読みながら一服。いま改めて紙面を見ると、一面の下の方にこんな人の記事が。

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いっそミャンマーで拘束され続けた方が幸せだったのかも…。


沖縄タイムスの知事選候補者座談会を読むうちに出発時刻になりました。石垣行きは鹿児島からの便よりさらに小さい飛行機。観光客と仕事がらみの人で半分以上の席が埋まって離陸しました。

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3年前の記憶をたどると、確か途中で宮古島が見えたはず。楽しみにしていましたが…重いまぶたの方が勝ちました。気づいたら眼下に石垣島。背の低いコンクリの建物と亀甲墓が近づいてきて着陸です。車輪が滑走路に着くと同時に逆噴射の轟音が響きました。滑走路が1500mしかない石垣ならではです。タラップを降りて到着ゲートまで滑走路を歩いて移動。2013年には新空港が完成するようなので、こうした光景が見られるのもあとわずかです。

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与那国行きの飛行機まで2時間あります。空港ターミナルは小さく、ここにいては暇を持て余しそう。事前の調べで石垣空港の近く、地場スーパー「サンエー」内のマックで無線LAN「Hotspot」が使えることが判明。とりあえず市中心部のバスターミナル行きバスに乗りました。3年前と同じ、年季が入ったエアロミディ。もちろんきょうもラジオ全開です(笑) 総裁とは別にヲタが乗っていて、ウテシにあれこれ話しかけていました。

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発車後県道を南下。国道と合流する場所にサンエー発見。サンエー前というバス停もありましたが、ローカル便しか止まらないらしく、空港線は通過扱い。まあ普通観光客はスーパーの前では降りんわなあ(^^; 仕方ないので終点のバスターミナルまで乗ることにしました。


ベストイン、ANAインターコンチネンタルの両ホテルではフロントスタッフが外に出てお出迎え。高級リゾートを売りにしている場所に、工場の送迎車みたいなバスが着くアンバランスさがたまりません。これも最新車両が少ない沖縄ならではの光景。後者にはANAツアー客用の巡回観光バスがいましたが、こちらは現行セレガでしたよ。あるところにはあるんじゃん…orz


ホテルで夫婦が乗って発車。海沿いの道を走ります。広場ではステージやテント村の片付けをしています。どうやらきのう大きなイベントがあったよう(石垣島まつり、という名前らしい) そしてその先、広い空き地の中に3階建ての立派な家を造っていました。ここまで寡黙だったウテシがヲタに「あれ、夏川りみの家だよ」。以前に比べて名前を聞く機会は減りましたが、地道な活動が実ったんですね。故郷に錦を飾るとはまさにこのこと。


そして夏川邸を過ぎるとビルや店が目立つようになってきました。石垣市の中心部です。離島桟橋の横を過ぎ「730交差点」を左折、さらにT字路を右折して住宅地の中に入ったところが東運輸のバスターミナルでした。向きを変えるために車庫内をぐるっと回ります。ひと通りのバスを眺めることができ、ありがたかったです(笑)


定期券窓口の上に東運輸の路線図があり、サンエー前を探します。お、結構たくさんの路線が通るんじゃん。

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離島なので本数が少ないだろうなあと不安に思っていましたが、ふと後ろを見るとサンエー前を通る米原キャンプ場線が止まっていました。これ幸いと乗車すると「どこまで行くのー?」とウテシ。「サンエー前です」「それだったら、1つ前(の乗り場)に来るバスの方が早く着くよー」。え、そうなの? と思って下車。時刻表を見るとこのバスと同時刻に白保線もあるようです。海岸沿いのホテルを回らないので早いんじゃなあ。


まもなく末期色真っ黄色のバスが到着。前の方向幕は「白保線」と書いてあるだけ。代わりに側面に主な停留所を書いた紙がベタベタ貼ってありました。ネットで見る外国のバスってこんなタイプが多い。そして…まさかのワンステップバスですよ!! 時刻表によると白保線は30分に1本ある、離島としてはかなりの高頻度路線=幹線。クルマがいいのも納得です。

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空港線とはうって変わって地元民ばかり8人が乗車。こちらもラジオを流しながら走ります。自動放送はなくウテシがアナウンスしながら案内。次のバス停を表示する電光掲示板はありますが、多区間運賃なのに運賃表示機はなく車内の三角運賃表のみ。運賃箱は両替機能がなく、ただお金を投げ込むだけの文字通り「箱」です。


空港からと違って内陸部の住宅地を経由します。2車線の道をのんびり走り、10分ほどで家並みが途切れてサンエー前に到着。ここで総裁を含めて3,4人が降りました。本数が多いので身近な足として使われているようです。2,3分時間調整をして発車していきました。

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バス停の脇にネットカフェがあり、雑誌が読めることをアピールしていました。週刊の2番目が「ゴラク」なのねぇ…。店主の趣味としか思えない順番です(_´Д`)

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マックに入り、コーヒーを飲みながらBLOGの記事を打ったり、空港で買った地元紙「八重山毎日新聞」を読んだり。八重山毎日の1面トップはロッテ日本一でした。ロッテは石垣島でキャンプするほか、甲子園に出場した八重山商工の主戦・大嶺投手が入団するなど、特に縁が深い球団です。体育館でパブリック・ビューイングもあったよう。みんなが自然にカチャーシーを踊り、当たり前すぎて記事で触れないあたりいかにも沖縄です。ちなみに…広島県民は20年近く優勝の喜びを味わっていないので羨ましいです、正直。。

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せっかくスーパーに来たのだから、ゴーヤチャンプルに使うランチョンミート(現地名・ポーク)を買うことにしました。広島でも買えますが種類はわずかです。一方本場は色んなメーカーが色んな種類の商品を出していて、ポーク専用のコーナーがあるほど(このへんこのへん参照)。思わず買い込みました。あと前夜ステーキ屋に置いてあったソースもあったので、これもゲット。今年の夏はひと味違ったゴーヤチャンプルを楽しめそうです(^^)v

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そろそろ飛行機の時間です。いいバスがなかったので、ちょうど国道を通りかかったタクシーで空港へ戻りました。

スピーカーとステーキ 列島縦断バス旅24 

再び総裁の貸切状態で発車。営業所を出るとウテシが話しかけてきました。「どこから来られました」「広島からです」「ああ、そうですか」。ん、大概ここで驚かれるがことのほか無反応。「いや、北海道からも来られるんですよ。このバスに乗りに。年配の方が」。上には上がいるようです(笑)


「スピードを出さないように気をつけていらっしゃいますね」「もうあんまり力が出ないんですよ」。レストアしましたがエンジン部分はだいぶヘタってきているようです。本当は一日橋~城間にかけてのアップダウンもバスによくないはず。でも那覇行きだと大名行列を作りかねない。週1回とは走らせていただいて申し訳ないとさえ思います。さらにいろいろ話をうかがおうと考えましたが、新開以降こまめにお客さんが乗ってきて話しにくい雰囲気になってきました。総裁のせいで変なクレームを受けたらアレですので。


雨がようやく止み、夕方の暗い雲が空を包みはじめました。沖縄っぽい、コンクリの目立つ街並みが灰色を濃くし、ネオンと街頭が原色の光を放ちます。那覇の中心部へ行くわけでもなく、沿線に大きな企業や工場があるわけでもないのにお客さんがどんどん乗ってきて、座席の1/4ぐらいが埋まってきました。渋滞が解消したニトリの前を過ぎると一日橋でした。あらためてウテシに礼を言って下車。REはブォーーーンとエンジンを響かせて夜の国道へ消えていきました。

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ここからは那覇バスターミナル行きに乗ります。東陽バス、沖縄バスとも幹線系統なのでそんなに待たずに済みそう。さてどちらが来るか…とたたずんでいたら「4年の実績で安定した沖縄を!」「仲井真弘多とともに歩んでまります」などと叫ぶワゴン車がやって来ました。そうか、沖縄県知事選の直前だったんだ! 向かい側の歩道にいた中学生たちが手を振り「ご声援ありがとうございます!」。総裁はこういうのに反応するのは好かんので携帯を開いて通りすぎるのを待ちました。


少しして東陽バスの37系統が到着。結局きょうは東陽バスデーになりました。スケルトンボディの中型車(多分元京阪)は日野REより軽くて、一気に加速。そして…選挙カーに追いついてしまいました(´Д`;) ちょうど片側1車線の区間に入ってしまい、スローペースで仲井真陣営の訴えを聞くことに。ウテシは前を塞がれてイライラしてきたみたいで、加減速がアグレッシブになってきました。


いやはや、と思っていたら選挙カーが「相手陣営の地区なのでいったん放送を中断させていただきます」と宣言。静かになりました。確かに道路の左側に伊波洋一事務所がありました。広島あたりだと「○○候補、ともに頑張りましょう」などとエール交換気味のトークを進めるのですが、沖縄の選挙は「ガチ」みたいです。赤十字病院の先でようやく追い抜かすことができ、あとは爆走。18時前、がらんと静まり返った那覇バスターミナルに着きました。


ロッカーから荷物を出して歩いてきょうのホテルへ。チェックインした後はロビー横にあった自由に使えるPCでBLOGを更新。メシの情報収集に励みました。で、結局選んだのが3年前と同じステーキハウス。いや、安くて美味いんですよ、ここ。


沖縄人がハレの日に出かける店で、観光客は総裁とあと1人だけ。家族連れや若い衆グループが食べまくって飲みまくっていました。まずはビールを一杯!


あーーーーーーーー効くぅぅぅぅぅ!!! あー、の後に息が止まりそうになるぐらい染みました。薄味のスープと、シンプルなサラダをいただていると、ついに真打ち登場。

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ニューヨークステーキM!! もうね、じゅうじゅう言いよるんですよ。脂が輝いとるんですよ。熱いのも忘れて無我夢中でガツガツいきました。何で肉を食うとこんなに幸せな気持ちになれるんでしょうか。草食男子が増えてきた昨今ですが、人間はやはり肉食動物なんです。


大満足でホテルへ帰り、もうひと飲みするための酒とつまみを買いにファミマへ。沖縄限定のポークむすびと、青森~鹿児島バスツアーの延長戦として牛乳を買いました(・∀・)

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沖縄でも酪農をしていることに驚きました。占領する側の米軍には欠かせない飲み物にも関わらず、本土から運ぼうにも技術がなかった。考えて見れば当然か。とっても薄味でクセがなく、飲み過ぎた翌朝でも負担なく飲めそうです。


1泊3000円台の宿なので部屋は狭く、ユニットバスは総裁マンションと同じ造り。ベッドの上でサンデースポーツを見ながら過ごしました。おやすみなさい。

あのころの自分に 列島縦断バス旅23 

(前回=このへん参照=以来すっかり間が空きました。今回から再開します)


ステップを上がって中を見渡すと、モノコック車特有の丸っこい座席が総裁を待っていました。単色のモケットに真っ白なヘッドカバー、そしてどこまでもフラットな床。ボコっと車内に飛び出た風道と、ブラックフェイスがむしろ現代的な押ボタンも健在です。昔の広電バスにもこんなのがいました。小学校に入った年に総裁の出身団地からバスセンター行きの運行がスタート。1,2年後増便になったときやってきたクルマがまさにこんな感じでした。椅子は濃い青色でした。

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(写真は同型車、もしかしたら当該車両。バス三昧さん=リンク=から許可を得て転載)


2009年に内外装ともレストアされたばかりで、特に座席は新品同様のきれいさでした。まるで1978年7月30日にタイムスリップしたみたいです。外が雨なのでムワッとした湿気に包まれていましたが、かえってこのバスのたどった日々の重さを感じることができた気がします。

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総裁と地元民っぽいおっちゃんが乗って発車です。どうせ知り合いがいないのだからヲタ席を陣取ろうかと思いましたが、バス車内の雰囲気を楽しみたかったので、あえて前の座席が見える2列目に陣取りました。するとおっちゃんは何のためらいもなくヲタ席へ。旅の恥かき捨てだから一番前にすりゃあ良かった(・ω・`)

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カチッカチッカチッ…ウォォォォォーン。右ウィンカーをつけて本線に入った瞬間、頭から電流が走りました。


昔の広電バスと一緒じゃ!!! 総裁の団地を走っていた日野REと同じエンジン音が響き渡ったのです。

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(写真は当該車両。バス三昧さん=リンク=から許可を得て転載)


アタマ奥深くの電気回路が一気につながり、コップから水があふれるように小さいころの記憶がよみがえってきました。風邪をひくと団地の端っこにある小児科までバスに乗せてもらえたっけ。あのころは初乗りが90円で、いつも一番前のヲタ席。青い(末期は緑色の)ザラザラモケットでした。歌を聞くと昔を思い出す、とはよくいいますが、歌を覚える前の総裁の記憶はバスのエンジン音とリンクしていました。


すぐに左折。さっきバス停近くを歩いたときに見た静まり返った通りを上っていきます。国道58号から離れるにつれて何人か歩くようになり、気づけば浦添ショッピングセンターへ通じる五差路まで戻っていました。国道330号浦添バイパスを渡ると長い長い上り坂の始まります。アタマの中で西広島バイパスや地元の峠を爆走するREの姿が頭によみがえりました。さあいよいよエンジンが絶叫するぞ…と思いきや、回転数が上がり切る前にギアチェンジ。エンジンに負荷をかけないよう気を遣いながら坂を登っていきます。

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(コンデジの動画機能を使っているため、ボリュームを上げてご覧になってください)


ある程度までスピードが乗ってきたら速度キープ。もどかしく感じる部分もありましたが、それだけウテシ氏が大事に操っているともいえます。浦添の住宅地が見渡せる丘まで戻って、坂を下って那覇市へ。秋野太作(このへん参照)似のベテランウテシにかかれば平良付近の険道もお手のものです。両腕を大きく広げるハンドルの持ち方が、正々堂々大物と対峙しているようで(・∀・)カコイイ!! ピシッと伸びた背筋が職人の心意気を感じさせます。

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ゆいレール儀保駅から那覇インター手前にかけての坂もゆっくり登り、一日橋まで一気に下ります。とウィーンと何やら変な音がして、ブォーっと冷たい風が吹き出しました。ちょっと蒸し暑かったのでちょうどいいタイミング。そう、11月だというのに沖縄のバスはクーラーが欠かせないのです。県立医療センター前で3人乗りようやくにぎやかになってきました。と、一日橋の手前でウテシが「とりあえずつけましたが、寒かったら言ってくださいね」。クルマだけでなく、ヲタにまで気を遣うてもろうてありがとうございます。。


さっき那覇からのバスで通った国道329号線に合流。と、クルマの流れが急に悪くなりました。2車線ともハザードランプの列が続き、見ると那覇からのバスも動けなくなっています。左側の郊外店から出てくるクルマに邪魔されながら、10分ぐらいジリジリと前に進んでしょうか。ようやく渋滞の先頭が見えてきました。

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まさかのニトリ渋滞…。札幌のホームセンターが沖縄に進出していたこと自体驚きですが、激しく行列ができていて二重にびっくりしました。土地がないのは分かるけど、これはいけません。


左手にイオンの看板と那覇空港自動車道の高架が見えて南部保健所前。医療センターからのお客さんが降りて、代わりに女子中学生6人組が乗ってきました。せっかくの日曜、友だちどうしで買い物に出かけたんでしょう。一番後ろの席に陣取り大騒ぎ。するとバスが走っているさなか、揺れる車内をフラフラ歩いて両替をしにきました。


「危ないから降りるときにして!」。秋野太作似ウテシが厳しく注意。一瞬戸惑っていましたが、それでも女子が両替しようとすると「ダメ!」と手で硬貨入れを塞ぎました。「よくぞ言うてくれた!」。最近はクレームを恐れて車内でワヤ(無茶苦茶という意味の広島弁)をしててもスルーするウテシが多いですが、沖縄には「叱る運転手さん」が健在でした。そうそう、日野REが走っていたころの広電にも説教運転手がいましたよ。クルマだけでなく、心まで昭和が健在。うれしくなりました。


南風原町から与那原町に入り、市街地を通過。太平洋沿いに本島北部へ行く329号と別れ、同じ2車線でも少し狭くなりました。東陽バスの修理工場がある知念高校前を過ぎ、板良敷(いたらしき)でさっきの中学生たちが下車。ちょっとバツが悪そうでした。


一瞬だけ海が見えましたが、国道はすぐ内陸に向きを変えます。右側にサトウキビ畑が目立つようになり、方向幕にも登場する新開。残りのお客さんが降りて総裁だけになりました。新里という交差点で山側に曲がり、その先のT字路を右折。最後は両側にサトウキビ畑が広がる濃緑の中を走り、家がポツポツ見えてきた先にピンク色の馬天営業所がありました。


運賃を支払い、車内外を撮影させていただくべくウテシに聞くと…しばし沈黙。え、ここまで来てダメ? 広島~東京のバス旅でも1回あったシチュエーションです。最悪の展開がアタマをよぎります。


「あと5分で折り返しだから、それまでに」「ササッと撮ります」。よかったぁ。元々19分遅れた上に、ニトリ渋滞に引っかかるなどしたため27分まで遅れが広がっていたのです。ウテシの好意に感謝。

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どこを撮っても絵になるフォルム。曲線を積極的に取り入れながらきれいにまとまっている造形美にただため息をつくのみです。

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日野のウィングエンブレムと同じぐらい、一番下のアングルが好きです。ライトが水滴を照らし、現役だからこその輝きを放っています。暗くなってバスを待つとき、この明かりがどれだけ安堵感を与えてくれることか。雨が降っていることも忘れてシャッターを切り続けました。

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スケルトンボディ車と比べると貫禄の違いが分かります。ここまで来て本当に良かった。


とまあ、若干(ていうか、かなり)我を忘れて撮るうち発車時刻に。那覇バスターミナルまで戻るのに、一日橋までこのバスに乗ることにしました。ウテシに礼を言って、今度は堂々ヲタ席に座ります(^^;
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