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ゲリラ雪

  : 

下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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広島発 バスに揺られて 

 バスまで40分程度、晩飯を食おうとバス停近くを歩いて「若大将」なる中華料理店を発見。阪神ファンばかりの街で讀賣っぽい店名を掲げるロックな感覚にひかれ、のれんをくぐる。


「エビチリ丼始めました」とのお決まりの貼り紙に載せられて注文したら、割とうまかった。テレビは甲子園でやっている阪神×広島戦の中継。広島の負け試合で総裁的には気分が悪かったが、店内の阪神ファンたちは上機嫌でビールを飲んでいる。やっぱりこいつらとは分かり合えない。


24.社19:40→20:55明石駅東口(神姫バス)36三木玉津曙明石駅(東口)

(運賃は1080円)

083001
このあたりの地図をご参照ください)最終便だが、社からの客は4人ほど。この時間は明石から郊外へ向かう流れの方が多いのだろうか。三木営業所で数人乗ってきたが、割と空いた状態で南下する。


明石へ行けることは分かっていたが、途中どこを通るかまったく知らない上、夜で見通しが利かない。自分がいまどこにいるのかサッパリ分からず、突然中国道が見えたり、神戸電鉄の線路が現れたりして思わず混乱する。


ここで考え込む。


このバスで明石まで行けば、終点で乗り換えて神戸市営地下鉄の伊川谷駅まで行くことができる。ただ、完全な通勤路線で帰宅時間帯となると座れないかもしれない。体は悲鳴を上げていて、これ以上は正直しんどい。


明石ならカプセルホテルやサウナぐらいあって、次の機会、朝イチにスタートできそうだが、伊川谷発だと次が面倒くさい。何より伊川谷というのが中途半端だ。


決めた。きょうの終点は明石。ここまで来たこと自体、結構な旅だからいいじゃないか。負けではなく、次への布石なのだ。


そんな決断をたたえてくれたわけではないのだろうけど、「西戸田上」を過ぎたあたりで、左手に明石海峡大橋が、明石市街の夜景が広がる。空の下にもう1つの星空が広がったような景色が、なんともフィナーレにふさわしいではないか。


神戸市内に入れなかったのが心残りだなと思っていたら、「神戸西高校前」「西区役所前」なんてバス停が。気付かぬうちに神戸市内を走っていたのだ。


神戸西高でかなり乗客があり、明石駅に近づく頃には立ち客が出るほど。第二神明をくぐったあたりから反対方向へ向かうバスとかなりすれ違う。神戸の都市圏に入ったのだ。


ネオンが近づいてきて明石駅に到着。083002
最後を飾ってくれたウテシに心を込めて「ありがとうございました」と言いながら、運賃を払う。心なしかウテシもひときわ丁寧に「ありがとうございました」と言ってくれた気がした。


日本標準時を刻むこの街で、時のパズルはひとまず終わった。

<バス運賃の合計>(バスカード乗り継ぎ割り引き分は除く)
広島バスセンター-熊野営業所 ¥620
熊野団地-昭和支所 ¥240
昭和支所-浜田橋 ¥360
浜田橋-西条駅 ¥760
西条駅-竹原駅 ¥1040
竹原駅-三原駅 ¥1000
三原駅-垣内 ¥440
三原久井-神辺 ¥1150
神辺駅前-井原駅 ¥410
井原駅-追分 ¥480
追分-矢掛バスセンター ¥610
1日目合計 ¥7110


矢掛バスセンター-清音駅 ¥480
清音駅-南幸町しげい病院前 ¥450
倉敷駅-天満屋バスステーション ¥530
宇野表町バスセンター-寒河車庫 ¥830
槙-赤穂駅 ¥370
赤穂駅-有年駅 ¥610
若狭野農協-下頃 ¥190
下頃-相生駅 ¥370
相生駅-白龍城 ¥190
相生港-富永2丁目 ¥610
龍野橋東詰-姫路駅 ¥660
姫路駅-社 ¥1140
社-明石駅 ¥1080
2日目合計 ¥7510
全行程合計 ¥14620


※ちなみに帰りの、明石-広島の新幹線自由席(姫路-広島)+乗車券 ¥8190
新幹線って安い(笑)


<あとがき>
083003

バス乗り継ぎの旅は高度なパズル、そして高度に知的な暇つぶしだ。いわゆる「旅行」ではなく、その行程自体を楽しむ道楽だろう。


鉄道の何倍も複雑に絡み合った路線図。時にぎっしりと、時にまばらに数字が並ぶ時刻表。その1枚1枚をつないでいく。鉄道と違い渋滞や、乗降に手間取るなど不確定な要素も考慮しなければならない。1日数本しかない路線もあり、下手したら4、5時間も待たねばならない。


しかし、この方程式には必ず美しくつながる解がある。しかもそこまで緻密に計算してなお、事故や災害で吹っ飛ぶ可能性があるのだ。逆に早く着きすぎて1本前の便に間に合い一気に展望が開けることも。


その上しょっちゅうダイヤ改正があり、解は刻々と変化する。あるとき上手くいったルートは、その日そのときだけ成立するのだ。だから面白い。数学的な美と運に任せるギャンブル的な要素が、実に絶妙な配分で混じりあう。だから一度調べ始めるとやめられないのだろう。


物理的に間に合わないと思われていた便につながるルートを見つけた時の、しびれるような感覚はたまらない。確定したと思われるルートであっても、調べると必ず新しい発見がある。


この旅行記を読まれた皆さんもチャレンジしてみませんか。鉄道にはないディープな世界が待っています。


なお、今回の旅を計画するに当たり、以下のサイトを参考にした。いずれも興味深い内容なので、是非ご一読を。

汽車旅バス旅長い旅
(かなり「インスパイア」させていただきました)
私鉄と民営バス三昧の旅
(特に岡山-兵庫県境間は参考になります)


このバス旅については、もう1回「余談」を書こうと思っています。

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広島発 バスに揺られて 

小銭をおろしたところでジュースでも、と思うが今度は自販機がない。そうこうするうちに姫路行きがやってきた。世の中上手くできてないものだ。


22.龍野橋東詰16:52→17:38姫路駅(神姫バス)39青山姫路駅

(運賃は660円)

082901

このあたりの地図をご参照ください)太陽が低く傾き、心なしか風も少し涼しくなってきた。


反対車線を走るバスは座席が一通り埋まっているが、こちらはガラガラ。新車のゴムっぽい臭いが漂う。国道2号太子・龍野バイパスをくぐるあたりでは、総裁を入れて2人ほどだ。


広山を過ぎたあたりで左手に「HなDVD」という看板を見つけ、「何事!」と一気に目が覚めるが、よくみると「ot」が小さく隠れている。「HotなDVD」というわけで、すっかり経営側の思惑にはまってしまった。


やがて両側に山が迫り、今度は姫路バイパスと名を変えた国道2号をくぐると姫路市。半日ぶりの都会だ。「青山ゴルフ場前」を境に家も、ビルも、そして客も増えてきた。と、意識が途切れる。寝ようと目をつぶったのではなく、本当にぷつりと切れた感じ。


目が覚めると車窓も車内も別世界になっていた。周りはビルだらけ、車内は立ち客だらけ。いつの間にこんなに人が乗っていたのか。バスは終点に着いている。


慌てて降りると、バス停近くに沢山の人が歩いていて、道もクルマがびっしり。姫路って岡山と同じぐらいの規模だが、駅前は断然都会。ローカル路線続きで、寝起きだったから思い切り戸惑う。プチ浦島太郎だ。


23.姫路駅17:43→18:56社(神姫バス)71小原別府

(運賃は1140円)

082902

このあたりの地図をご参照ください)龍野からのバスは時刻表通りだと17:40着で、社行きが17:43発。これに乗り遅れるときょうは社止まりになってしまう。夕方という時間帯、渋滞の可能性を考えると結構タイトな乗り換えだったが、順調にバスが走ってくれて間に合うことができた。まだまだツキは残っているようだ。


姫路駅前の神姫バスターミナルはちょっと変わっている。羽田空港でバスを使って搭乗するパターンに近い。


待合室の出口に自動ドアがあり「●時●分発●●行き、●時●分発●●行きのお客様、バスにご乗車ください」といった趣旨の放送が流れるとドアが開き、バスへ乗られる。バスが通るところに客がフラフラ歩かないよう考えられているのだろう。


CCレモンを流し込んでいるうち、総裁が乗る社行きの案内があり、ぞろぞろと外へ出る人の波に付いていく。ここはロングランなので座席を確保したかったが、間に合わず、この旅で初めて立つはめになった。


駅を発車し姫路城のすぐ脇を通るが、立っていては高くそびえる姫路城など見えやしない。


まあ仕方ないと前の窓側を向くと、石倉三郎似のオバさん。これがとにかくいかつい表情。別の席のバアさんがなかなか携帯電話に出ず、呼び出し音が鳴り続けたときは「本気でシゴウするんじゃないか」と思うぐらい恐ろしい顔になる。


しかも運が悪いことに、この石倉三郎の隣の席が一番最初に空いてしまった。この人の隣で1時間近く乗るなど拷問に等しい。平井堅の歌ではないが、ここは瞳を閉じて見ないふり。ほかの立ち客も気付かないふり。


間もなく別の1人席が空き、ひと段落。さらに山奥へ進み、バスの姥捨て山のように「教習車」と書かれた車が置かれている猫尾地区を過ぎれば姫路市ともお別れだ。


神姫バスファンのサイトに寄ると、ここで新人ウテシの実技教習があるそう。このバスのウテシも非常に丁寧にアナウンスしていたが、こんな山奥でシバかれたら人間変わるんだろうなあ…。神姫は利用する分にはとても好感が持てるのだが、働くとなるとまた違うのかもしれない。小原と法華山口で特にたくさんの人が降り、車内はだいぶ空いてきた。10人ぐらいだろうか。


ウトウトし目が覚めると、西の空がオレンジと紺色に染まり、田んぼの稲が緑色をさらに濃くしている。長かった夏の昼が終わろうとしている。扉が開くとカエルの鳴き声も。姫路からそんなに遠くまで来ていないのだが、この変わりよう。兵庫県は都会と田舎がはっきりしていて来るたびに混乱してしまう。


別府(べふ)で石倉三郎を含む数人が降り、車内は5人ほどに。総裁を含めいずれも姫路から乗り通している。JRだと加古川で乗り換えがある上、単線で行き違いがあるため所要時間もあまり変わらない。かなり距離がある路線だが、1時間半おきぐらい本数があるのも納得だ。


この旅で初めてすれ違う中国道のガードをくぐり、遠い夕焼けに背を向け、夜に向かって走り続けたバスは終点・社(神姫バス社出張所)に到着。広島から中国道でここまで来るとどれぐらいかかるのだろうか。
082903姫路から東へは海沿いに進むテが真っ先に思いつく。しかし国道2号沿いにJRが並走するのに加え、海沿いの250号沿いには私鉄の山陽電車が走るため、思ったほど便数はない。


加古川駅行きのバスが出る「鹿嶋神社」への便は16時台で終わってしまう。(加古川まで行くことができれば、かなりの本数で明石駅行きがある)。


このため一気に内陸へ進路を取ったが、姫路市営バスや高砂市のコミュニティバスを含め、乗り継ぎを工夫すればもっと早く行く方法もあったかもしれない。まだまだ検討が必要な区間だ。


また、今回は社から明石駅行きのバスを使うが、もう少し社着が早ければ三田駅行きのバスに乗ることも可能。細かい乗り継ぎが必要な神戸市中心部をスルーして、一気に宝塚、尼崎へ足を伸ばせる。


以前、神辺で運良く1本早い井原行きに接続できれば大阪まで行くことができる旨書いたが、その際はこの三田回りルートを使う予定だった。広島県内での行程がこんなところまで影響してくる…ある意味で、バス乗り継ぎ旅の醍醐味だ。

広島発 バスに揺られて 

(前回の最後でリンクした地図をご参照ください)もう頭の中は風呂(特に水風呂)のことしかない。早く飛び込みたい。本能だけで足を動かし、2階の受付へ。料金を支払った後、脇に「ご自由にお飲みください」と書かれた冷水機があり、無我夢中で飲み干す。あまりの暑さで、体が水を欲していることさえ忘れていたのだろう。


そして待望の浴場へ。ひりひりする肌を簡単に洗い、水風呂へザブン。体中に押し寄せる涼感。ああ、しみる…。体が融けてしまいそうな、言葉で語りつくせぬ快感。この火照った身体、水風呂に入るのにサウナなど要らない。普段は冷たさの余りすぐに上がるところだが、思い切りつかる。よし、この先への力が湧いてきた。相生湾を望む露天風呂で疲れを癒し、いざ出発だ。


勢いで乗ってしまったが、次の相生駅行きは16時半すぎ。これでは16時相生港発の龍野行き最終バスに間に合わない。そこで相生港まで歩くことにする。地図を見る限り、さして遠くなさそう。


建物の外に出ると、ほんのり潮の香りが漂う。082801売店にあった「白龍ビール」という文字に、アタマがどうかなりそうなぐらいの誘惑を受けたが、がまんがまん。今飲んだらそのまま倒れてしまう。絶対帰りの新幹線で飲んでやる! (写真は湾の対岸から見た白龍城)


ビールはだめだが、せめてコーラでも、と財布をまさぐると大変な自体が判明。相生-龍野間の運賃はあるものの、あとは万札しかない! 何とか崩すか、ATMで1000円単位のお金を下ろさないと、この先バス運賃を払えなくなるかもしれん! 店はないかとキョロキョロするも精肉店しかない。龍野で何とかせねば。


港に沿って歩き、湾の北東端に相生港のバス停があった。地図を見る限り何にもない普通のバス停かと思いきや、ちょっとした車庫になっていて、屋根、自販機つきの待合所や転回用のターンテーブルがある。バスは頭から突っ込んできて、ターンテーブルでひと回転。バス停で扉を開ける。係員がいないのでウテシがリモコンで操作しているのだろうか。
21.相生港16:00→16:40富永2丁目(神姫バス)市役所→相生駅→信原病院 龍野

(運賃は610円)

082802
このあたりをご参照ください)中型車なので狭いスペースでも転回できそうなものだが、ちゃんとターンテーブルで1回転してやってきた。まずウテシに「3000円の回数券を買って、1万円のおつりはありますか?」と聞くも「すいません…」。地図でたつの市街地を見ると、終点の手前、富永2丁目というバス停近くに銀行マーク。龍野の終点がある中心部は趣きある街並みなんだそうで、ちょっと見たい気もしたが、背に腹は変えられない。目的地を富永2丁目に定める。


相生駅までで10人近く乗ったが、駅で同じぐらい乗り込む。ちょうど駅前で若狭野農協からやってきた相生駅行きとすれ違う。あのままあそこで2時間近く待っても間に合ったんだな。


この路線は1日4便しかなく、よほど客が乗らないのだろうと思っていたが意外に利用があるよう。停留所ごとに人の乗り降りがある。間もなく国道2号を陸橋でまたぎ、たつの市内へ。


右へ左へ細かく回るうち、方向感覚も、ここがどこなのかも分からなくなってきて、気付いたらウトウト。目が覚めると道路わきにビルや家が建ち並ぶようになり「乗り過ごしたか」と焦ったが、降りるバス停の直前だったようだ。


富永2丁目は何の変哲もない市街地の中。地図にあった銀行マークの方を見ても看板がなく「統廃合されたか」と焦る。


コンビニとかないんかいの、とキョロキョロすると別の方にトマト銀行があるではないか。あそこなら手数料0円でおろせる。ここまで進出してくれていてありがとう…。岡山に住んでいたころ「5DaysATM(一部ATMに貼られていたシール)って、土休日開けないって意味やんけ!」とギャアギャア言っていたが、ごめんなさい。
082803兵庫は人口が多い割りに、地場有力金融機関がないため中国地方の金融機関が案外進出している。岡山が本店の中国、トマトの両銀行は赤穂や姫路へ普通に支店を出しているし、地元に有力な大口融資先の少ない山陰合銀あたりは兵庫での営業に力を入れているという。


また、日生や備前の人は渋滞せずに行ける赤穂のジャスコで買い物するという。広島県民が感じる以上に岡山・島根・鳥取と関西の境は敷居が低い。

広島発 バスに揺られて 

槙への道のりと違って、今回は次のバスまで1時間20分ある。少しゆっくりできそうだ。


最初は2号線沿いに歩いたが、間もなく歩道が途切れてしまう。250号と違ってひっきりなしトラックが通る中で路肩を歩くのは危険だ。国道を外れて田んぼのあぜ道をのんびり歩く。


青々とした稲からは少し甘い「田んぼの匂い」がほんのり漂い、一瞬気持ちが落ち着く。総裁自身は広島市内の生まれだが、親父は県北の農村出身。もしかしたら、総裁には今も田舎DNAが宿っているのかもしれない。それにしても暑い。首に巻いたタオルは精一杯汗を吸い、夏の日差しが容赦なく照りつける。


そういえばまだ昼メシを食べていなかった。次に乗り継ぎ時間があるのは相生。何を食べようか…冷たいそば、いや、スタミナをつける意味でこってりいくか…駅前にこれといった店はあったかな…。ビールのCMに出てきそうな青空の下、妄想がフル回転。有年駅から30分、赤穂市最後の集落が途切れた。相生市に入ったのだ。


市境付近では木々に囲まれ、いい具合に日陰になっていた道は、再び田んぼに沿うようになった。


お年寄りが1人、用水路に素足を浸してトマトにかぶりついていたのを見て、思わず足が止まりそうになったが、ここは我慢。素足を浸す…そういえば、相生市街地のはずれにスーパー銭湯付きの道の駅があった。確か名前は「白龍(ペーロン)城」。汗を流せるし、水風呂もある。頭の中から食べ物が消え失せ、風呂一色になった。


14:00、やっと若狭野農協まで着いた。さらに少し先まで歩こうかと思ったが、もうそんな元気はない。自販機で買ったCCレモンをのどに注ぎ込み(「飲む」というおとなしい行動ではなかった)、日をさえぎるものがないバス停でへたりきる。最高気温の時間だ。(後日、神戸海洋気象台のホームページで確認したら、この日相生の隣町、上郡の最高気温は32.1度でそのときの今季最高だった)

18.若狭野農協前14:15→14:22下頃(神姫バス)相生駅→若狭野→高原東中 SPring-8

(運賃は190円)

081101このあたりの地図をご参照ください)実際にバスを待ったのは15分程度だったが、へたきっている体にはひどく長く感じた。バスが姿を現し、立ち上がるまでひどく力を込めた気がする。これでもう歩かなくて済む。


若狭野農協から相生駅へ直接行くバスもあるのだが15:57までなく、乗っても相生駅での乗り換え時間は3分。結構きわどいし、若狭野農協でその時間まで何をして過ごす?という問題もある。そこで逆向きのバスに乗って播磨科学公園都市-相生駅の別系統の便を使うことにした。これだと相生で1時間半ほど余裕時間を作れる。若狭野には長時間過ごせる場所はなく結果的にはこのやり方で正解だった。


バスにはすでに10人近く乗っていた。冷房がしっかり効いている。最高に火照りきった状態で乗ったので、徐々に体が癒されていくのが分かった。


このバスから神姫本体の運行だが、こちらも対応は丁寧。きょうはここから伊川谷まで神姫に乗るのでホッとした。方向幕が下にある、ちょっと長距離の路線に使うタイプの車。公園都市から姫路駅に行くバスは山陽道経由なので、そっちでも使うのだろうか。


道はすぐに狭くなって離合が大変だったが、間もなく相生と公園都市を結ぶ高規格(デラックス)な県道に合流。ここで降り、反対車線にあるバス停へ行く。
19.下頃14:27→14:38相生駅(神姫バス)播磨研究公園都市 相生駅

(運賃は370円)

081102(地図は前回のものをご参照ください)前回と違い、見るからに「路線バス」という趣のクルマがやってくる。


乗るとゴムっぽい臭いが漂う…そう、新車だ。ノンステップなので乗るのは楽だが、相対的に座席位置が低いので運賃表が思い切り高い場所に。ちょっと見上げる感じだ。総裁が乗った段階ですでに3人ほど乗っていた。


神姫バスの車内放送で流れる合成音声にも慣れてきたが、「バス停名」+「です」の声データをくっつけているから変な感じもする。


何かに似てるんだけど…とずっと考えていたが、やっと気付いた。安田大サーカスのクロちゃんの「です」と同じなのだ。「で」のアクセントが妙に強い「です」。もどかしさが解けたのと、クロちゃん自身を想像したのとでニヤニヤしてしまう。


地図上は大して北上したつもりでなかったが、バスは勢いよく相生市内を南下し、結構走ったところで国道2号に合流した。5分ぐらい新幹線の高架と並走。2号線をトンネルでくぐって相生駅に着いた。


降りた後、バスの写真を撮っていて分かったのだが、乗客と思われた1人は神姫バスの調査員だったようだ。「下頃からヲタが1人」と書かれていたりして。さて、どうやって白龍城へ行くかな。


と、前に止まっているバスに目をやると、方向幕に「白龍城」と書いてあるではないか。これは乗るしかない。アタマで考えるより先に体が動いた。飛び乗った瞬間、入口が閉まった。ドンピシャのタイミング!
20.相生駅14:38→14:47白龍城(神姫バス)とにかく飛び乗ったバス

(運賃は190円)

081103このあたりの地図をご参照ください)「とりあえず乗ったバス、プライスレス」なんて言いたいところだが、神姫バスはマスターカードでは乗れない。(その代わり、今年秋から全エリアでICカード「Nicopa」が利用できるようになり、JR西の「Icoca」、私鉄系の「Pitapa」も使えるようになる)


それはともかく、十数人が乗っていて途中からも結構乗ってくる。街を歩いている人もいて、都会に近づいてきたなと思う。


市役所を回って、岸壁のT字路を右折。橋を渡ると三セクが建てました!と自己主張しているかのように、ケバケバしく壮麗な「白龍城」が見えてきた。横浜中華街にある中国建築の料理店をそのままでっかくした感じ。総裁とおばあちゃん1人がここで降りる。相生駅までどうやって帰ればエエんじゃろう…まあいいか。
081104閑話休題。もし総裁と同じことをしようという酔狂な人が現れたときのために、今回の旅の持ち物を紹介する。長い距離を歩く区間があるだけに、いかに荷物を少なくするかがポイントになる。今回は街に出るのに使うような肩掛けかばん1つで事足りた。


まずは着替え。シャツ(上着と下着両方)・パンツ・くつ下・ハンカチを1泊2日分。ホテルに泊まることが分かっていたので、寝巻きは宿の浴衣頼み、ちょっとしわかったがジーパンは2日とも同じ物を履いた。


また、汗をかく分シャツの着替えを1枚多く入れたほか、タオルは3枚持ってきた。これが大正解。白龍城で限界まで汗を吸ったシャツを替えることができたし、新しいタオルを首に巻くことができた。


風呂に入る直前、炎天下の中8キロ近く歩き通した総裁は間違いなく異臭を放っていたと思う。都会に着く直前でさっぱりと身ぎれいにできたのは大きい。



次が兵庫県の地図。081105広島県は下見で大体の感覚はつかめたし、岡山県はクルマで行ったことある場所中心なので土地勘はあったが、兵庫県は初めてスポットがいくつかあるので持って行った。


昭文社の「でか字ニュータイプ」シリーズが、コンパクトな割に全市町村について中心部の拡大図(バス停位置付き)があり、良かった。後日触れるが、この地図で1回大きく助けられた。


ブログにアップするには写真も必要。ゆえにカメラも欠かせない。今回持って行ったのはかつて仕事用に買ったニコンの「D100」+SIGMAの17-35mmの広角レンズ。


ちょっと大きいのだが、バスのように動く被写体を撮る場合はレスポンスが早く、手早く操作できる機種に限る。個人的にはタッチパネルで色々できる機種より、本体に付いたボタンで色々できる機種がエエと思う。1泊2日だし、そこまでたくさん枚数は撮らないので、フル充電したバッテリー1本と256MBのコンパクトフラッシュ1枚だけ持って行った。


あとはプランをまとめた紙と乗る(+乗る可能性のある)路線の時刻表を印刷した紙を閉じたクリアファイル。プランについては①大阪まで予定通り行けた場合、②1日目が矢掛で終わってしまった場合、③矢掛で倉敷駅行きの最終には間に合わなかったが、(新倉敷駅経由)玉島中央町行きの最終には間に合った場合…について計画。


①の枝番として西条駅で間に合わなかった場合、②の枝番として宇野表町バスセンター、相生、播磨新宮駅、姫路駅前で間に合わなかった場合、③の枝番として川崎医大前で間に合わなかった場合についても調べて表にまとめておいた。「乗る予定の便の次になったらどうする?」という観点を必ず持つようにした。


「ハプニングがあった方が面白い」という考えもあるが、どこまで行けるか、というパズル的な楽しみを目標としているのだからこれでもいいと思うし(このへんについては最終回で総裁の考えを述べるつもり)、ここまで準備してもハプニングはあった。


世の中便利になったもので、今回利用したバス会社はいずれもホームページで全路線バスの時刻表を掲載している。


特に神姫バス「のぞみNavi」は出発地と到着地を入れると発着時刻、乗るバスの系統・行き先、運賃が表示されるすぐれもの(同様のサービスをほかにやっているのは西鉄バスぐらいだろう)。ただ、路線全体の時刻表の方が「予定の便の次」が簡単に調べられるので、それも表示できたらなお良いと思う。


ほかは、暇つぶしに読む本3冊とi-Pod、携帯の充電器、それに広島、岡山のバスカード。カードで乗り継ぐと1回20円割引になるが、これだけ乗るとそれも結構な額だし、両替の手間が省けて旅に集中できる点は大きい。


前述のように今秋から神姫のICカードが本格稼動、岡山でも両備・岡電・下電で関西私鉄系ICカード「Pitapa」が使えるようになり、同時にIcocaが利用可能になる。飛躍的に便利になりそうだ。逆に言えば、神姫で現在発売されている紙の回数券はもうすぐ姿を消すかもしれない。今回散々神姫に乗ったので買っておけば良かったと後悔している。

広島発 バスに揺られて 

県境を越えてからしばらくは下り坂。普段から歩くのは早いが、時間がせっているので、さらにせわしなく歩く。海に近いはずだが、見えるのはうっそうと生い茂る木々とコンクリートで固められたのり面、そしてアスファルト。無機質な光景が続く。せみしぐれと時々通るクルマのエンジン音が響く。首に巻いたタオルが、汗でぐっしょり濡れてくる。


と、前から自転車に乗ったメガネ少年がやってきた。リュックサックを背負い一心不乱にペダルをこぐ。必死の表情だ。西へはこの坂を登れば、岡山まで平坦。どこまで行くのだろう? (彼にとって)上り坂の途中であるここで立ち止まらせたら疲れが一気に出てしまう。「ゴールまで行けるといいね」と心の中で励ますだけにした。夏は男を挑戦に駆り立てる季節なのだ。
080901
県境から10分ほど歩いたところで福浦の集落が、そして海が見えてきた。いい加減クルマを避けるのに疲れてきたので、集落を通る旧道に入る。


写真中、赤い矢印の場所がJR赤穂線・備前福河駅。ここで「おや」と思った方はなかなか鋭い。播磨国であるはずの兵庫県で「備前」。そう、ここは昭和の大合併まで岡山県だった。当時は村を二分し、大モメにモメたらしく流血沙汰もあったとか。今はそんなことがうそのように静かな集落だ。道路わきの畑でおじさんが汗を流しながら草取りをしていた。福浦村の人にとってあのときの選択は正しかったんだろうか。それとも…。


などと考えているうちに、次のバスの時間まであと20分になった。いよいよ尻に火が付いてきた。


歩みを速めるうち胸が激しく鼓動し始めた。う、痛む…おかあちゃん、救心持ってきて! 汗が冷や汗に変わる。福浦の集落を離れ、ここで倒れたら誰も助けてくれんかもしれん。どうせ倒れるなら前向きに倒れたい…などと妄想するうち、ついに坂の下、「槙」バス停が見えてきた! ああ、ついに…。バスの時間まであと10分。勝利を確信した。胸の痛みなどどこかへ飛び、気付いたら走り出していた。

16.槙11:40→11:53赤穂駅前(ウエスト神姫)赤穂駅

(運賃は370円)

080902このあたりの地図をご参照ください)折り返しの赤穂駅行きは少し遅れてやってきた。ここまできたんだぁ。あらためて関西入りした感慨に浸る。


神姫のバスに乗るのは初めてだ。整理券を取ると「チン」と音が響き、前には幕巻き取り式の運賃表(広島バスや、広電バスの市内線にあったアレ)が鎮座する。運賃箱は投入口と両替のみで、カードリーダーなんてものはない。総裁が小学生だったころ当たり前に走っていた、ちょっと懐かしいバスだった。


兵庫最果てのバス停「槙」から乗ったのは総裁1人。にもかかわらず、ウテシがマイクで「本日もご乗車ありがとうございます…」とアナウンスし、ちょっと照れくさくなる。運賃表は広島にあったものとは違って放送と連動しておらず、ウテシが自分でボタンを押して回す。とってもアナログ。自分1人のためだけに回してもらっている感じで、歓待された気分だ。


乗って間もなく家が増え、ビルもちらほら見られるようになって赤穂の市街地へ。対応が丁寧だからだけではないのだろうけど、駅に着くころには平日昼だというのに5、6人乗っていた。


ちょうど昼時。正午、駅前にカーンカーンと鐘の音が響く。赤穂浪士が討ち入りのときに鳴らした鐘がモチーフなのだろう。にしても、毎日があだ討ちって(笑)


17.赤穂駅前12:24→12:50有年駅(ウエスト神姫)赤穂駅 根木経由 有年

(運賃は610円)

080903このあたりの地図をご参照ください)今回のウテシもとても丁寧。発車すると早速マイクでアナウンスする。さっきのウテシが特別なのではなく、これが神姫クオリティなのだろう。赤穂市民病院始発のバスは総裁を含めて3人ほどを乗せ、北を向いて国道2号線へ向かう。乗り合わせたおばちゃんたちは軽妙な関西弁でトーク。大阪のテレビ番組が目の前にやってきた気分だ。


河川敷の草が風にふさふさと揺れる千種川沿い。山陽道、山陽新幹線の高架と何度目か分からないぐらいの「再会」を果たし、こちらも少し眠気に襲われ始めた。


と、突如バスが2車線県道から「大型車通行不可」と書かれたほうへ進むではないか。これって大型バスじゃろ? 間もなく根木バス停を過ぎたところで、今度は「車両通行禁止」と書かれた方へ左折する


バスの車幅ぎりぎりの道がS字に曲がり、教習所のコース状態。ウテシが左右を確かめながらそろそろと丁寧に、しかし確実にハンドルを回し、進んでいく。さすが大型二種免。感心しているとさっきまで走っていた県道の続きに戻った。


ウテシが険道好きなのではなく、根木バス停に寄るためわざわざ遠回りして抜け道(「車両通行止め」は一般車向けの看板なのだろう)を使ったのだ。昨日に続く思わぬ体験に脳内アドレナリンが噴出する。


この路線は1951年まで走っていた赤穂鉄道(詳細はwikiの解説を参照のこと)をなぞる。鉄道遺構が見えやしないかと車窓を目で追うが、それらしきものは見当たらない。と、田んぼの向こうの細道を走る赤穂市コミュニティバスを発見。あちらなら細い路地にも入るので、見つけられるかもしれん。


さらに言えば赤穂は戦前に検討され、新幹線計画の原型になった「弾丸列車」のルート上で、実際に土地が買収された地域。ゆっくり探せば面白い発見があるかもしれない。


興奮冷めやらぬ中、2号線に合流。間もなく終点に着いた。結局総裁とおばちゃん1人が有年駅まで乗り通した。
080904
有年から相生市の「若狭野農協前」までは再度歩きになる。総裁が利用した有年行きの1時間後、1日1本の上郡行きに乗り、終点で播磨科学公園都市内の「粒子線医療センター」行きに乗り換えればバス路線はつながる。


だが上郡で3時間待ちになり、加東市社という姫路の北東にある街までしか行くことができない。さらに社へ着いても当日中に広島に帰ることができない時間。泣く泣くショートカットして時間を稼ぐことになった。まあ、一応ルールには反していないということで…。


なお、先ほど文中に登場したコミュニティバスに乗れば相生市境まで行くことができ、歩く距離を半分に減らせる。だが、いかんせんこちらの時間と合わない。あくまで社会実験中なので、利用者数が少ないとなくなる恐れがある。少しは貢献したかったんだけどなあ。


このほか、赤穂と相生を結ぶ交通手段がもう1つ。相生市には相生湾南西部に飛び地の壺根地区があり、そこと相生港を結ぶ船便があるのだ。


通学の小中学生が使うことから名前は「スクールボートつぼね丸」。地域の住民でなくても利用できる。道路だとかなり遠回りになることからそれなり需要があるのだろう。1日6便もある。ただ、壺根地区に隣接する赤穂市小島へ行くバスが極端に少なく、しかも船に上手く接続しない。


今回は外したが、いくつかのホームページによると、船から見る相生湾は美しいらしい。一部に時刻を掲載しているホームページがあるが、現在も同じ運行体制なのかは不明。

広島発 バスに揺られて 

岡山は昨春、広島へ異動になるまで3年間過ごした「思い出の地」。なじみの店に寄ってひと休みしたいところだが、この先早い時間にバスが終わってしまう地域もある。スローな旅のはずだが、一番スローでいたいところで急がねばならない。何かももどかしい。



15.宇野表町バスセンター9:29→10:44寒河車庫
(宇野自動車)
伊部 ひなせ・そうご
片上  日生・寒河

(運賃は830円)

080701このあたりの地図をご参照ください・終点に着いて幕が変わった後に写真を撮ったため、こんなあんばいになってしまいました。代わりに方向幕を割と似せたので許してつかぁさい)岡山のバスは前回到着した天満屋バスステーションを通るが、宇野自動車の場合は自前のバスセンターだけに立ち寄る。センターは石造りっぽい重厚な建物で、昔の銀行みたいだ。


中は広島バスセンターの待合室だけを切り取った感じ。オープンエア(日本語で言う吹きっさらし)の天満屋と違い、雨風をしのげるのはありがたい。バスが着くと、運転手が降りてきてマイクで案内。これを好機と「××には停まりますか」などと聞く客もおり、運転手と客の距離がとても近い。


宇野自動車はバリアフリーが叫ばれる以前から、車両に普通より一回り小さいタイヤを使い、ステップ高を下げて乗りやすくしたり、すわり心地のよいシートを採用したり、方向幕にローマ字ではなくふりがなを振ったり、と見識ある会社。座席が減ってしまうから現状のノンステップバスは入れない、など利用者本位の姿勢は高く評価されるべきだろう。岡山で中心部100円運賃や深夜バスを始めたのも宇野。某社にツメのアカをせんじて飲ましてやりたい。


「ひなせ・そうご」と書かれたバスは総裁を含め10人弱の客を乗せ、定刻通り発車。中銀本店前、県庁前を経て旧2号、現在の250号線を東へ走る。寒河は兵庫県境にある集落。岡山県内ラストランなのだ。


百間川を渡り、高屋から下にかけてはロードサイド店が並ぶ。広島で言えば54号の新国道(祇園新道ではない)や、宮島街道みたいな感じ。岡山に住んでいたころ、ずぼらで歩くのが嫌いだった総裁はクルマでこのへんまで買い物に来ていた。「勝手知ったる道」なわけで、車窓を眺めるたび、つらかったこと、うれしかったことを思い出す。


普段は渋滞する道なのだが、またしても空いている。奇跡はまだ続いているようだ。JR上道駅を過ぎ、バスはさらに加速。平島を過ぎるころには車内は3、4人だけになった。2号線に合流し、岡山県東端の備前市に入る。外はやっと晴れてきた。


そして10:15、久々の海。たった1日ぶりだが、ひどく懐かしい気がする。間もなく備前市役所に近い片上に着き、待ち構えていたお年寄り10人近くが乗る。かつて片上鉄道の片上駅があった場所である。バスに乗る人が集うのでにぎやかなことに変わりないが、野ざらしというのが何とも寂しい。


この路線には寂しいことがもう1つある。宇野自動車が今春、片上から終点寒河までの区間の運行を今年中に休止することを表明したのだ。渋滞による遅れ、沿線の人口減(これについては社会現象だが、効果的な対策を打たなかった備前市にも大きな責任があると思う)で採算が取れなくなったことが理由。宇野は補助金を受けず、自腹で運行することをアイデンティティとしている会社だけに、これ以上踏みとどまれなくなったのだろう。


今後については備前市が検討しているが、何でもない平日でさえ10人近くが乗る路線。田舎でこの人数は「多い」と言っていいだろう。多くの過疎路線のように、先細り、最後に消えていくことがないよう強く願う。


10人ほどの客は旧備前市内で降り、ほぼ貸し切り状態になったのもつかの間。日生病院前でお年寄りが5、6人乗ってくる。くどいようだが、1時間に1本走っていての利用者数である。


バスは窓を開ければ潮の香りがしてきそうな海沿いを快走。JR赤穂線のガードをくぐるところで250号線は山の方へゆるやかにカーブし、なだらかな上り坂を進む。最後はまた貸し切り状態になり、ほぼ定刻通りに寒河車庫到着。車庫敷地内での撮影になるので、ウテシに一言断ると写真に映ることに慣れていないのか、少し照れくさそうな表情を浮かべた。
080703
ここから兵庫県赤穂市の「槙」バス停まで約4キロ、一般のバス路線がまったくない。厳密に言えば、週2日、県境近くまで赤穂市コミュニティバス「ゆらのすけ」がやってくるのだが、きょうは運行日ではない。しかも槙でのバス発車時刻まで50分。そう、いきなり真夏の競歩大会なのだ。


クルマでは走ったことある道。寒河車庫から始まるゆるやかな坂を登りきれば県境だが、運動不足にはこれがこたえる。最初は歩道があったが、途中で途切れてしまい、トラックが来るたび身をすくめる。しんどいが、とにかく早く通り過ぎないと危なくって仕方ない。早足だから少し進むたび汗が吹き出る。ちょっと無茶なプランだったか。いや人間の歩く速さは時速4キロ。為せばなる。

「暑いー」と何回言っただろうか。ラーメン屋の向こうに坂のてっぺんが見えてきた。一瞬疲れを忘れ、歩みがさらに速くなる。運がいいことにクルマの流れが少し途切れる。そして10:58。
080702


ついに県境! やっと来たぜ関西!
もっとも槙までの4分の1ぐらいしか来ていないのだが。


(補足)兵庫県内バス情報掲示板さまの過去ログにあった書き込みによると、昭和30年代、神姫バスが姫路-日生直通便という、バス乗り継ぎの旅人にとって夢のような路線を走らせていたようです。1962年(昭和37年)に赤穂線が全線開業するなどして縮小の一途をたどりましたが、1971年(昭和46年)まで日生と赤穂は1日3往復、バスでつながっていました。

広島発 バスに揺られて 

思い切り疲れると、家に帰ったとたんに2,3時間爆睡し、目が冴えて眠れなくなることがある。翌朝が早かったりすると「起きれんようになる」との不安から徹夜になることも。


井原での夜、この悪循環にはまってしまった。9時過ぎに倒れるように眠り込み、午前1時前に目が覚める。布団は寝汗で気持ち悪い状態。2時間タイマーぐらいでクーラーを再始動させようか、ついでに布団の態勢も直して、それなら電気をつけないと…などとやるうちに体も起きてしまった。


少しテレビをつけて目を疲れさせようかとTBS系のRSKにチャンネルを合わせると「ノブナガ」(詳細はWikiの解説を参照)をやっていて、見入るうちいよいよ眠れなくなり、結局3時間睡眠で翌朝を迎えた。大丈夫か?


なかなか出てこないフロントにイライラしながら、ホテルを出発。外はどんよりと曇り、落ちているのか落ちていないのか分からないぐらい弱い雨が肌に当たる。西の空は少し明るい。傘を買おうか一番悩む空模様だ。結局「晴れる」に賭け、途中のローソンでは傘を買わず、5時26分井原発の始発列車に乗るべく駅へ。


開業当初、井原駅の待ち合いスペースは24時間開いていたが、不心得者が物を壊すなどしたため、始発が発車する1分前にならないと開かなくなった。08050120分ほど外で待っていると、車庫からの回送列車がガガガガとうなりながら到着。運転士らしき人がいそいそとカギを開ける。


始発列車に乗ったのは総裁ともう1人だけ。車内に冷房が入ると、外の湿気で一気に窓が曇る。雨で少しは涼しくなったが、きょうも湿度に苦しめられそうだ。


矢掛駅から徒歩30分ほどの矢掛バスセンター。080502井原同様、井笠鉄道が軽便鉄道を走らせていたころの矢掛駅をそのまま使っている。待合室の趣きは駅そのもの。いや、バスセンターの看板は今も「矢掛駅」。当然といえば当然なのだ。


天井にはツバメが住み家をこしらえ、エサを取るため巣を飛び出した親鳥は、雲行きに合わせて、律儀に低く低く飛ぶ。運賃表には今は直通の路線がない「天満屋1180円」や「福山駅1030円」の文字も。ほかに客はなく、何年も前から時間が止まったような、軽いノスタルジックに浸る。


操車場を思わせるただっ広い構内。080503乗客減のため中型、小型化されたかわいらしいバスが、軽便鉄道っぽい雰囲気をかもし出す。1台、また1台とエンジンをかけ始発地へ向け出発する。バスが1列に並ぶさまは、まるで何かの儀式のよう。「これからバスに乗るぞ」という気持ちが嫌が応でも高まる。乗り換えに失敗して矢掛スタートなったが、ここが2日目始まりの地で良かったのかもしれない。



12.矢掛バスセンター6:25→6:58清音駅(井笠鉄道)清音駅

(運賃は480円)

080504このあたりの地図をご参照ください)街外れのバスセンターから乗る物好きは、もちろん総裁1人。終始井原鉄道と並走するんだから無理もない。


1晩分の湿気を吸い、木の床が「バスの臭い」を増した清音行きは、朝の迷いを吹き飛ばすように快走する。井笠独特のブオンブオンという加速音が周りののどかさと不釣合いで、どこか滑稽だ。すっかり夜は明けたが、川沿いの集落は乳白色の霧に包まれて、山の深緑とのコントラストが何とも美しい。


ふと前を見ると、背もたれの裏側がびっしりと落書きで埋まっていた。「恋したい」「大好き」「男なんかもう信じない」…まるで誰かの恋愛ストーリー。始発こそガラガラだが、時間帯によってはにぎわうのかな。


かつてはJRバスも運行していたこの路線。バス停もいくつかはJRバス独特の形のまま残っている。井原鉄道が開業する前の沿線を見てみたかったなあ。


旧真備町内に入り2人乗ってきたが、そこまで。そして旧清音村との境、高梁川をまたぐ川辺橋に着く。ここは県内有数の渋滞個所。朝7時前だから大丈夫だろうとタカをくくっていたが、そこは超有名スポット、しっかり混んでいた。しかし、ここまでの快走のおかげ。清音駅には定刻通り着いた。これでエエんよね…多分。


13.清音駅7:10→7:42南幸町しげい病院前(井笠鉄道)倉敷中央病院

(運賃は450円)

080505(このあたりの地図をご参照ください)別名「清音循環線」。元々は県と井原鉄道が音頭取りになって始まった社会実験の路線だった。井原線の利用者を増やそうと、2004年の夏休み期間、列車に接続する形でほぼ1時間に1往復、清音駅とイオンくらしきショッピングセンターを結んだ。これがそれなりに利用者を集めた。味をしめた井笠鉄道と旧清音村が直後から運行を始めたわけだ。


バスは清音駅を出発し、旧村内をぐるっと回って清音駅に戻ってから倉敷を目指す。総裁が乗ったのは2回目の清音駅発車からだ。かつてアジア某国の指導者も手術を受けた倉敷中央病院は、県内で1番外来患者が多い。このバスも結構乗っているのではと踏んだが、意外や意外、総裁の貸しきり状態だった。


1日目の冒頭でも少し触れたが、総合病院通いをするお年よりはとにかく朝が早い。それを考えると遅すぎる始発なのかもしれない。


高梁川沿いの県道を走り、まだ眠りについているイオン倉敷へ。入り口では小学校が通学する横でいわゆる「準構成員」っぽい若い衆がたむろしていて、変なところで「都会に来たなあ」と感慨にふける。渋滞もなく倉敷駅にほど近い「南幸町しげい病院前」に。結局最後まで総裁だけの貸しきり状態だった。


県内随一のショッピングセンターであるイオンと、倉敷中央病院。通っている場所は悪くない。以前仕事で会った岡山県立大(総社市)の学生は、「イオンへ行くのに、公共交通機関だと2回乗り換えがあって不便で仕方ない。1日2、3本でいいからイオンへ直接行くバスがあれば…」と話していた。ちょっといじれば乗客を増やせそうな気がしてならない。


なお、総社市バス対策協議会は7月28日、市内バス路線の統合を市長に答申した。清音循環線についてはJRとの連絡改善で乗車率を上げ、将来的には路線を再編する、となっている。断線にだけはないよう願いたい。


旧2号線を10分ほど歩くと倉敷駅。通勤通学の自転車軍団を横目に、ぶっかけうどんの「ふるいち」に入り、朝食をとる。うどんと卵の優しい味が空きっ腹にしみこむ。ああ、幸せ。



14.倉敷駅8:20→9:08天満屋(両備バス)川崎医大/庭瀬 天満屋・岡山駅

(運賃は530円)

080506このあたりの地図をご参照ください・なお写真中央部のよく分からないものは、思い切り写り込んだ人をフォトショで処理した跡です…)かつてはそれなりに便数があったが、2003年4月に中国JRバス撤退し、両備・岡電・下電・中鉄の4社が路線を引き継いだときのダイヤ改正でごっそりと減った。地元山陽新聞の読者投稿欄に出たほどだ。


倉敷駅では総裁を含め5、6人が乗ったが、JRで1駅分行かないうちに貸しきり状態に。時々乗車があるものの、すぐ降りてしまう。メモを取るため、ボールペンの頭をノックする音が妙に響く。渋滞の多い旧2号線を通るだけに減便もやむを得ないのか。


マスカット球場入口(入口というには遠い場所だが)、川崎医大を過ぎ、ゆっくり走るうちに岡山市に入る。まもなく左手にJRバスの車庫が見え、下撫川。JRバスが運行していたころはここまでの区間便が多数あった。その名残りだろうか、ここからどんどん客が増えてくる。気付けば一通り座席が埋まった。立ち客もいる。こんなにお客さんが乗ったバスは熊野以来だ。


「渋滞の多い旧2号線」と書いたばかりだが、きょうは気持ち悪いぐらい空いている。次のバスへの乗り換えは10分しかなく、計画段階で「厳しいかも」という予感があった。総裁の知らないところで何かあったんじゃないか、と考えてしまう。


そして、驚くべきことに定刻通りに着いた。ただ感謝である。ATMでお金を下ろす余裕も、時ジュースでのどをうるおす余裕もできた。
080507最初に乗った矢掛からのバスは区間便で、全体では井原から川崎医大までの路線。かつては最後に着いた天満屋まで特急便として走っていた。井原鉄道の開業と利用者減で縮小の一途をたどっている。


ないとは思うが、一部廃止やバス旅で使えないぐらいまで減便された場合、岡山までの道のりは一気に険しくなる。


代替ルートは3つ。南から順に…
1.笠岡-寄島-新倉敷駅-倉敷芸科大-倉敷駅-天満屋
2.矢掛-新倉敷駅-…以下1と同
3.井原-成羽-岡山 となる。
ただ、1は笠岡-寄島間がかなりあやしくなってきている。3は備北バスが運行するかなりマニアックな便でそそられるのだが、1日2便で風前の灯。2も倉敷芸科大が休みの日(夏休み・春休みを含む)は、新倉敷駅-芸科大がなきに等しい。


またいずれも岡山着が今回のプランより1-2時間遅くなる。井笠鉄道は7月のダイヤ改正で矢掛での接続を改善するなど、現状維持に力を注いでいるようだ。地元民でない人間が言うのはおこがましいが、何とか踏みとどまったほしい。

閑話休題・亀田の涙 

亀田の試合、当方も職場のテレビで観戦しました。そして判定が発表になる中「そりゃないだろー」と言った一人です。ここで負けといた方が、リベンジで次へ盛り上げることができたのにと思います。広告代理店がついているとしたら、あまりにもつたない。


で、気になったのは亀田がインタビューで見せた涙。「不細工な試合を見せてすまん」などと言ったようですが、本当はこの後予想されるバッシングを思って涙を流したのではと思います。いや、それでないと余りにも…だなと思って。


まあ、中学校時代の同級生と同棲しているそうなので今ごろ慰めてもらっているころでしょう。ビッグマウスぶりに批判も多いでしょうが、メディアや一部の大人にエエようにされた彼にとって「普通」になれるチャンスであるように思えます。


ちょっとやさしすぎるかな。
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広島発 バスに揺られて 

最高気温の時間を過ぎ、サウナ状態になっている神辺の街を歩く。次のバスまで30分ある。以前東南アジアを貧乏旅行した人の本で、暑い地域の人はびっくりするほどゆっくり歩く旨書いてあった。これにならいダラダラと歩を進める。


ちょうど学校が終わった時間か、たくさんの高校生たちとすれ違う。スクールバス状態になりやすい時間帯。ローソンで買った「はちみつ黒酢ダイエット」を飲みながら、スローライフな旅が台無しだな、などと思う。服は湿っている、を超えて濡れている状態。自分では気付かないが、きっと悪臭を放ってるんだろうな…。






9.神辺駅前16:12→16:35井原駅(井笠鉄道)御領経由井原

(運賃は410円)

080301このあたりの地図をご参照ください)ふうと一息ついていると、ブオンブオンとエンジン音を響かせながらバスがやってきた(うそ臭いが、本当にこんな音がする)。すでに7-8人が乗っている。床は木で、ちょっぴりかび臭い、言い方を変えれば「ちょっと前までのバスの臭い」がした。不思議と気分が落ち着く。


神辺以降はほとんど第三セクターの井原鉄道と並走する路線。当然鉄道の方が早いし、渋滞もない。駅と駅の間など鉄道では不便な地域の人が乗っているのだろうと思っていた。ところがだ。駅前のバス停で押しボタンが押され、アタックチャンスの時みたく「ピポン、ピポン、ピポン、ピポン」と軽快なチャイムが車内に響く。そして4、5人が降りていく。


井原鉄道は1時間に1-2本。人口を考えれば妥当な本数だが、ほとんどが神辺止まりだ。福山からだとこ線橋を昇り降りする乗り換えがある。一方、井笠鉄道のバスは30分に1本。Door to Doorな利用も可能なわけで、鉄道開業後もそれなりに支持を保っているのだ。


意外な発見に驚いている間もなく、16時23分、岡山県に突入。やっと2県目だ。気付けば車内は3、4人になっていたが、神辺駅前以前より乗り通している人もいる。それも井原鉄道開業前から乗っている年齢の人ではなく、学生さん。この路線はまだまだ安泰なのかもしれない。


バスは井原バスセンター行きだが、手前の井原駅で降りる。バスセンターは軽便鉄道が走っていたころの井原駅をそのまま改築して使っており、風情あるのだが、冷房が利いている「現代の」井原駅にはかなわない。



10.井原駅17:05→17:24追分(井笠鉄道)山王経由笠岡

(運賃は480円)

080303このあたりの地図をご参照ください…さっきとほぼ同じですが)井原駅で当方を含む2人が乗り、3人で出発した。


笠岡までの道のりは岡山勤務時代、何度も総裁デミオで走った勝手知ったる道。車を運転しているとバス停があっても「ああ、ここにもバスが来るのか」程度の認識しかなかった。
バスに乗ると、当たり前だが、一つひとつのバス停にきちんと名前がついていて、それぞれに歴史があることをあらためて知る。


道路の中央分離帯に岡山国体マスコット「ももっち」の看板がまだ残っていた。笠岡は特に熱心にももっち看板を作った街として、NHKでも取り上げられたほど。数を作り過ぎて、外し忘れたことに気付かなかったんだろう。今年の寒い冬を越したのに、まだ色鮮やか。あと何年空気のような存在で残り続けるかな。


笠岡の街並みが見えてきたところで追分。井原・笠岡・矢掛の3方面が分岐するバス停だ。



11.追分17:38→18:01矢掛バスセンター(井笠鉄道)小田経由矢掛

(運賃は610円)

このあたりの地図をご参照ください…これまた先ほどと同じような範囲ですが)地図を見ればお分かりだが、矢掛は井原のとなり町。井原鉄道に乗れば3駅の距離だが、それがためにバスは極端に少なく、直接行けるバスは午後2時台で終了。以後は笠岡を回ることになる。


乗ってすぐ、エンジン音が普通のバスと違うな、と感じる。学生時代、川崎市営バスの新型車で聞いたと音…そうAT車の響きだ。井笠は古くからトルコンAT車を入れていると聞いていたが、そのうちの1台に出会えたのだ。


追分交差点を右折し、あとは普通に2車線県道を走るものかと思いきや、吉田口から旧道へ突入(スピードから言ってこの表現が正しい)。車幅いっぱいの旧道(窮道?)を快走する。


対向車の運転手は一様に驚き、クルマを精一杯端に寄せる。カートを転がしている婆ちゃんがいようが、道端で遊ぶ子供がいようが、バスはほとんど減速することなく華麗にすり抜ける。プロの技ここにあり。そのあざやかなハンドルさばきに思わず見入る。脳内アドレナリンが一気に上昇する。外はすっかり夕暮れ。田んぼも畑もみなオレンジ色に染まっていた。


貸しきり状態になり、バスは矢掛バスセンターへ。080304今回は乗車時に写真が撮れなかった。ここで折り返しの時間まで停まるから、その間にでも撮ろうと思い、バスを降りる。と、ものすごい勢いでバスがUターン。さっさとどこかへ行ってしまった…。え、そんな…。かくて撮影はかなわず、誰もいないバス乗り場でしばし呆然となったのだった。
080305矢掛から東へ行くバスは17:40に終了したため、きょうはここまで。


井原鉄道の矢掛駅まで歩き、近隣で唯一宿がある井原へ戻る。まずこれが大変。矢掛バスセンターが矢掛町の西端、駅が東端にあるのでたっぷり2km歩く羽目に。しかも、高校の下校時間に重なったため、駅は高校生のたまり場状態。はっきりいって浮きまくってしまう。しかも立ち止まるとどんどん汗が出てくる。


俺は大人だ、とせめてもの抵抗でタバコをふかしまくるうち、やっと列車がやってくる。バスで遠回りして1時間かかった距離を10分そこらで走り抜ける。鉄道ってやっぱ早いよな…。


井原市内唯一のホテルに予約の電話をすると、やたらと「会社名は?」と聞かれる。感じ悪いな、と思っていたが、宿について分かった。ここは観光客向けではなく、市内の工場にやってくる季節労働者や土木工事の人のための宿なのだ。だからお盆休みもとる(笑…本当に貼り紙があった) しかし、フロントで何度「すいません」と叫んでも誰も出てこないのには参った。。


クルマがあればファミレスにでも行けるが、徒歩では出歩ける距離も知れている。八剣伝へ1人で行くのもナンなので、やむなく「ほっかほっか停」の弁当で晩ご飯。まもなく眠りに落ちる。お疲れ様でした。


(なお、いわゆる「おかず」についての話もありますが、品がないのでここでは書きません)
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