11« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»01

ゲリラ雪

  : 

下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告  /  tb: --  /  cm: --  /  △top

今年もお世話になりました 

いよいよ大みそか。大掃除&年賀状書き進んでいますでしょうか? 総裁は昨日まで仕事で、きょう・あすと出掛ける用事があるので文字通り「師走」状態です。今も洗濯に追われています。


さて、今年もご覧の皆様には大変お世話になりました。特に12月以降会社関係の用事に忙殺され、ほとんど更新できず、申し訳ない限りです。バス旅、本年度中にはケリをつけたいと考えていますので、どうぞ生暖かく見守っていただければと思います。


最後になりますが、9月に祖父が他界しました。新年に年賀状をいただいた方にはお返事差し上げますが、こちらからは出していません。喪中連絡が遅れました非礼と合わせてお詫び申し上げます。


それではよいお年を。


超常現象が30日に放送されたし、この大みそか、紅白のボニピンぐらいしか見るものがない…。
スポンサーサイト

北へ 

9月26日付更新分で紹介した世界最低気温を記録した街ベルホヤンスク。そのときは同じ寒極のオイミャコン訪問ツアーが「秋に入ってぱったりなくなりました」などと書きました。夏だからこそ行くことのできる場所なんだなと納得していたのです。


が、何となくネットを見ていたら、そんな認識を180度覆すツアーを発見!


北緯67°の北極圏を体感する!サハ共和国・辺境のヴェルホヤンスクを訪ねる耐久ツアー


世界一寒いところへ、一番寒い時期に! もう興奮して、布団を敷いたというのに目が覚めてしまいましたよ。しかも参加者募集ではなく、挑戦者募集という飛ばしっぷりです。1月で平均零下50度まで下がる場所で2泊。しかも無意味にシベリア鉄道に乗るあたりもイイ(・∀・)!! 総裁のグッとくるポイントをすべて抑えているのです。


58万8000円がちっとも高く見えないのが不思議です。あとは休みが取れれば…無理かorz
旅・そのほか  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

流行語大賞・反省会 

総裁が知ったげに予想した流行語対象、発表になりましたね。
何が選ばれたかは自由国民社のホームページをご参照ください。


総裁が予想した言葉で入っているのは…
(当初分)イナバウアー、ハンカチ王子
(修正分)格差社会、脳トレ、メタボリックシンドローム、ミクシィ
的中率6割です。修正までしておいてこれはなぁ。ほかの4語は「●●は気になる」みたいな表現さえしていないので、悔いが残ります。


もちろんほかの4語も気にはなっていました。いずれも「同じジャンル(枠)ならこっちの方か」と悩んだ末に落としたものばっかりで。


まずエロカッコイイ。エビ売れと天秤にかけましたが「昨年の言葉じゃん」と落としました。ただ、シングル乱射とそれらを収録したアルバムがダブルミリオンを達成したのは今年。CDが売れない中で数字を残したインパクトが重視されたんでしょう。


蛯原某は有名になったけど「エビちゃん」という言葉以上のものがなかった。もっと言えば「エビ売れ」ではなく「エビちゃん」なら勝ってたかもと思います。


次に品格。売れた本のタイトルとして「他人を見下す若者」と検討しました。企業の不祥事、また出てきた官製談合、小泉より若いくせに昔の自民党に回帰している某首相…「どうなっとるんじゃ」という広いジャンルにまたがるモヤモヤ感を表現するのにうってつけの言葉でした。他人を-は若者文化だけの話になっちゃうんですよね。今考えてみれば。


そういえば総裁が自信を持っていた「美しい国」は見事に落選しました。もういい加減永田町の方言を選ぶのは止めよう、ということでしょうか。選考委員を「見下していた」のは総裁なのかもしれません。


シンジラレナーイはあまりにも狙いすぎているので選考委員が外すかと思いましたが、しっかり残りました。イナバウアー・ハンカチ王子以外、スポーツにめざましい話題がなかっただけに目立ちましたし、北海道が少しでも元気になったのは大きい。スポーツネタというより、ほかに何も入っていないので社会ネタという扱い?


たらこ・たらこ・たらこはお笑い・子どもウケネタとして「デデン-」「ちょっとー」と迷って落としました。ただ個別の歌で派手に売れたのがこれだけでしたし、ある意味納得の受賞です。デデンがおもろくないと思ったのなら、ハナからこっちを予想しとけばよかったのに。


意外に素直な選び方をした今年の新語・流行語大賞。「流行らせたい言葉」を控えて、一般に受け入れられやすくなったと思います。


来年はスポーツの大きなイベントはありませんが、参院選・統一地方選があります。政治家+広告代理店に振り回されることなく、みんなが「あったあった」とより共感できる大賞に近づけてほしいと思います。
ニュース  /  tb: 0  /  cm: 1  /  △top

広島発 バスに揺られて 2nd stage 

41.近鉄奈良駅18:59→19:28天理駅(奈良交通)50天理駅檪本経由
120301(運賃は530円)

このあたりの地図をご参照ください)ちょうど帰宅ラッシュのピーク。どの停留所も列が長く伸びている。JR奈良駅始発のバスには着いた時点で5、6人乗っていて、近鉄奈良駅を出たところで25人ぐらい。座席が一通り埋まった。


1つ目のバス停「県庁前」からして「興福寺、猿沢池へお越しの方はここでお降りください」でThat's奈良!な地名が並ぶ。確かこの辺は修学旅行で歩いた気がする。昼間なら木々に囲まれた興福寺が見られるのだが、さすがにこの時間は無理。寺が建てられたころの常識では、もう寝ている時間なのだ。


奈良ホテル前、福智院町を過ぎ、昔ながらの街並みが途切れたあたりから人が降り始め、横井を過ぎるとガラガラになった。2車線道路の両脇には田畑とコンビニ、スーパーがポツポツと並び、典型的な地方の郊外だ。


ここでふと、中学時代、社会科の教諭が話したことを思い出した。天理は日本では珍しい「宗教の街」だが、民家や寺院はもちろん、街にあるビル、ホテル、マンションの屋根も瓦ぶきだと言うのだ。


ウソ臭さを感じる反面、妙にリアリティもある。どっちか。今か今かとドキドキしていたが、19時20分、ついに天理市へ突入した。暗がりにじっと目を凝らす…普通のビルやんけ!!!! 郊外だから特別なのかと思ってしばらく観察したが、そんな珍妙な建物はない。とうとう天理駅に着いたが、ついにそのようなものは見つからなかった。●林(社会科教諭名)のガセネタかよ!


ところがである。一応駅前で撮った写真をよくよく見てみると…何だか瓦ぶきっぽい建物がたくさん。昼間の天理を見に行かんにゃあいけんのう。120304



42.天理駅19:55→21:04上野産業会館(三重交通)60名阪国道 上野産業会館
120302(運賃は1700円)

このあたりの地図をご参照ください)いよいよきょうのラストランであり、クライマックスだ。トップ・オブ・無料道路にして、関西と名古屋を結ぶ大動脈「名阪国道」(詳細はwiki参照)を通るのだ。総裁ルールでは無料道路ならば自動車専用道路もOK。その利用可能な道路の中で最もグレードが高いといっても過言ではないだろう。制限60だが、もっと速いスピードで流れている。


奈良県天理市と三重県亀山市を結ぶ名阪国道は、元々は国道25号改良の目的で計画された一般道路。工事着手後の1963年、道路整備5ヵ年計画で5大幹線として盛り込まれたことから自動車専用道路に格上げされた。


もっとも同年3月の建設開始から1000日以内に完成させるという公約があったため、とにかく急傾斜を避けるように建設された。トンネルを造ると時間がかかるためだ。


有料道路化も検討されたが、そうなると規格が変わるため設計を大幅にいじらねばならない。結局1000日という公約を優先して無料道路になった。急傾斜を避け、地形に逆らわないようにしたから天理東-福住間にはR=150mの「Ωカーブ」この辺の地図を見れば一目瞭然)があったり、カーブ途中の高峰SAにほとんど加速(助走)車線がないなど、今も道路好きをひきつけて止まない。


そのハイスピード&ハイテンション&事故多発国道を路線バスで走るのだ。バス好き、道路好きの総裁が興奮しないわけがない。


折り返しの上野産業会館行きは19時35分に到着。かなりの長距離便だが折り返し時間はわずか20分だ。結構シビアなダイヤだが、クルマは最新型。何と運賃表がデジタルではなくカラー液晶表示なのだ。窓も大きい。ボロバスが分解しそうな勢いで激走するのも萌えるが、名阪国道の車窓、走りを楽しむにはイマドキのクルマの方が良いのかもしれない。


三重県境の山添村へ帰る、というスーツ姿のオジちゃんと総裁、学生と女性の4人を乗せ、天理駅を出発。5分ほどで天理ICから「戦いの場」へ突入する


オレンジ色の街灯に照らされて、トラックや一般車が右車線から激しく攻め立てる。バスも負けじとうなりをあげる。


天理東ICをすぎ、間もなく車窓にショッキングな光景が広がる。これから自分の行く道が左真横の山の上に、しかも天理側を向いて伸びているのだ。分離帯の赤いランプの帯がどこまでも続く。そう、いきなりΩカーブキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!なのだ。


Ωに立ち向かうさなか、バスは国道五ヶ谷に寄るためカーブのさらに外側にふれなければならない。ここも国道福住も加速(助走)車線が少なく、緊張が走る。


そして前を走る低速トレーラーを抜きにかかったのだ。アクセルベタ踏み(のはず)で追い越し車線を疾走。もうたまらん。i-Podからは井上陽水「夢の中へ」が流れる。「探し物はなんですか」。名阪国道の脇に目をそらしても、ただ暗闇があるだけだった。


バス停間の距離がかなりあるため、運賃が上がるのも早い。温泉施設があるらしい針インターを過ぎ、天理駅を出て10番目の国道切幡で早くも1000円超え。「ここから5km下り坂 エンジンブレーキ」と書かれた標識に差し掛かり、今度は坂を駆け下りる。遠くまで見通せ、ヘッドライトの帯に目を奪われる。


国道山添からはいったん一般道へ。あたりが真っ暗で、ウテシが山添の地理に詳しくなかったこともあり、オジさんは降りる場所探しに難航したようだが、(明かりがなくて何もないように見えたが)「役場の前」で降りていった。ここで貸しきり状態になった。


さっきまで1つ2つはあった家の明かりが完全に消えた。山添村ということはまだ奈良県?などと考えるうち猛烈な眠気に襲われ、20時20分ごろ、一瞬意識を失う。


ふと気付くとまた家がポツポツとある地区に。あたりの看板によると三重県に入ったらしい。1日目、まずは関西を脱出! レストラン・ラブホ・マックが並ぶ不思議なドライブインを過ぎ、両脇に工場が目立つようになった。そして遠くに街の灯が見えてきた。ジャスコの看板も見える。街だ。上野だ。


上野インターで名阪国道に別れを告げる。静まり返った市街地を通り抜け、久々にビルが建ち並ぶ一角に来たところで終点の上野産業会館。行政施設みたいな名前だが、実は1階がバスセンターだったりする不思議な建物だ。外の風が少し冷たく、やっと眠りから覚めた気分。総裁を降ろすと、バスは一気に加速して車庫へ帰っていった。


補足 名阪国道については、総裁もチェックを入れている道路ファンサイト「孤独な道めぐり」中、バイパスめぐりのコーナーで取り上げられています。このブログでの表現はちょっとオーバーだったかもしれんですね…(^^;

120303今晩のホテルは上野産業会館から少し離れた場所。会館のすぐ前が近鉄上野市駅で、そこにたまっていたタクシーを拾う。カーラジオからは中日戦の中継が聞こえてくる。そういえばきょうぐらいで優勝が決まるんだったっけ。広島のタクシーならNHKとかかけてそう。


幹線道路に出て郊外店が建ち並ぶ一角を過ぎ、あたりは田畑ばかりに。ホテルのホームページには「近くにコンビニがある」と書いてあったが、いよいよさびしくなってきた。


「今晩はコンビニ飯だな」とあきらめかけたところでホテル到着。と、隣に黄色い看板…ココイチじゃん!!
120305

ああ、これでメシを腹いっぱい食える。上機嫌でチェックインし、すぐに出掛けた。ココイチでここまで幸せな気分になれるんだから、安いもんだ。


天気予報が芳しくないので、念のため帰りにコンビニに寄り、朝飯と一緒に折りたたみ傘を買う。どうかそんなに降りませんように。

広島発 バスに揺られて 2nd stage 

37.田原台1丁目15:58→16:15生駒駅南口(奈良交通)79生駒駅南口 北谷公園経由
111101

(運賃は290円)

このあたりの地図をご参照ください) 田原台1丁目のバス停には先客がいた。「社長」と呼ばれるおじさんとその部下らしき人。何の社長かは分からぬが、社用車やタクシーではなくバスで帰らねばならぬ身の上なのだろう。


時間になりバスの扉が開く。アイドリングストップで空調が切れていると、すかさず「節約やな」と社長。それが聞こえたのか、ウテシが速攻でエアコンを入れた。関西は直球勝負やなぁ。


田原台はできて間もない感じの新興団地。関西学研都市の一角をなす。せせらぎや、少しシャレた広い歩道のある街区が広がり、住宅メーカーのパンフレットに出てそうな家が並ぶ。空き地もちらほらあり、広島でいえば西風新都のこころや花の季台あたりの趣。きれいに区画整理された街並みを、ワンステップバスはゆっくりと進む。


5分ほど走って田原台を抜けると「奈良県」「生駒市」と書かれた標識。そう、総裁は清滝峠が県境だと思っていたが、こんなところまで大阪府四條畷市だったのだ。四条畷のコミュニティバスがわざわざ奈良県へ行くのではなく、奈良交通のバスがわざわざ大阪府まで来ていたということ。


大阪・奈良県境を越えるバスは少ないのだが、この境は便数も多くとても敷居が低い。奈良県に入って最初にあった構造物は高市早苗の選挙ポスターだった…orz。
 

生駒市に入り、喜里が丘を下ると一気に拓けてきた。とはいっても元々山がちだった場所。山のてっぺんまで家やらマンションやらが雑然と建ち並ぶ。停留所ごとに客は増え、気付けば15人ぐらいになっただろうか。


第2阪奈をくぐり、間もなく近鉄線が見えてくる。北口に着けばすぐなのに、なぜかこのバスはガードをくぐり南口へ。狭い平地に無理して駅前広場を作ったのだろう。バス乗り場には折り返しの田原台行きを待つ人が10人以上並んでいた。帰宅ラッシュの時間に差し掛かってきたのだ。

38.生駒駅北口16:40→17:03学研北生駒駅(奈良交通)189学研北生駒駅
111102

(運賃は360円)

(地図は前回のものをご参照ください) このバスを含め、奈良交通にはあと4回乗る予定。ならば、とさっきのバスで何人か使っていたICカード「シーカ(CICA)」を買う。なぜシーカ? ほら、春日大社に…。思わずナオンとルービーでシーメしたくなる広島地下街「シャレオ」並みのセンス。いや、クルマ自体は日よけカーテンがあったりして、ちょっとハイグレードだからエエんじゃけど。


15人ほどが乗車。バスはまず、さっき田原台からやってきた道を戻っていき、俵口阪奈中央病院の先で東へ曲がる。停留所ごとに降車ボタンのオルゴール音が響き、新生駒台で一気に半数が降りた。


そんな中、客の1人がカードを何かを落とす。と、すかさず後ろにいたとんがり帽子をかぶった小学生が「落としましたよ」。とかく無機質になりがちなベッドタウンのバスに少し暖かい空気が流れた。


夕日は低くなり、がらんとした車内をオレンジ色に照らす。i-Podから流れてきた平原綾香「君といる時間の中で」が何ともよく似合う。新生駒台、岩屋口で時間調整をするも、誰も乗ってこず、気付いたら総裁1人になっていた。団地を過ぎ、田畑が残る一角にホッとするも、すぐまた4車線道路になり、区画整理された街が広がる。


トンネルでさっきの団地群を一気に突っ切った近鉄けいはんな線が見えてきて、終点に到着。鉄道なら10分とかからないところを倍の時間かけた。

39.学研北生駒駅17:06→17:25学園前駅(奈良交通)138学園前駅(学研北生駒駅)
111103

(運賃は290円)

このあたりの地図をご参照ください) 学研北生駒駅こそ空き地の中に立っていたが、ロータリーを出てすぐ既存の真弓団地・登美が丘に入る。どうもこれらの団地の一番端っこに、後から駅ができたようだ。ここから直接近鉄奈良駅へ行く便もあるが、本数が少ないうえ16時台で終わってしまう。学園前駅行きで再び近鉄奈良線沿線を目指す。


最初から5、6人が乗っていたが、真弓4丁目で中学生?が集団で乗り込むなどし、どんどん客が増えていった。立ち客も出てきた。中学生がステップでたまり扉が閉まらず、「ステップからいったん離れてください」なんてレアな自動放送まで聞けてしまった。


驚くべきは団地の広さ。どこまで行っても途切れないのだ。奈良市の登美が丘に入ってもひたすら同じような街並みが続く。途中メーンの2車線道路を右折し、西登美が丘5丁目という住宅地の奥にあるバス停も回ったが、とにかく家、家、家。以前生駒出身者と話をしたとき「奈良と言うても、完全に大阪のベットタウンですわ」と笑っていたことを思い出した。


西登美が丘2丁目あたりから一気に下り坂に。大渕橋を越え、うって変わって集合住宅が並ぶ鶴舞1、2丁目を過ぎると、学園前駅北口。何と、始終発と大渕橋以外はすべて「○丁目」が付くバス停だった。総裁も広島のベッドタウン出身だが、同じ団地でも大都市近郊となると規模からして違うのだ。

40.学園前駅18:09→18:44学園前駅(奈良交通)48JR近鉄奈良駅東坂・宝来経由
111104

(運賃は440円)

このあたりの地図をご参照ください) 学園前駅はバスセンターと呼んでもいいぐらいの広さ。乗り場には長い行列ができ、20台近いバスが出発時間を待っている。これはなかなか壮観だ。


しかしデカいだけに、奈良駅行きが出る南口へどうやって行くのか一瞬迷ってしまった。間違って2階のレストラン街に行った後、地下通路を見つけ、乗り場を発見するも間一髪、17:29発の近鉄奈良駅行きのバスはロータリーを出るところ。あーあ。


気を取り直し、高校生がたむろすバス乗り場を横目にスタバで一休み。あたりはすっかり真っ暗になった。カプチーノ1杯で40分ほど粘った後、席を立ち、乗り場へ。20人乗り、座席が一通り埋まる。


バスは今までのうっぷんを晴らすように坂を下る下る。第二阪奈をまたぐと派手なネオンのロードサイド店が姿を表す。もっとも、広い道もつかの間で、間もなく住宅地の狭い2車線道路に。乗客はどんどん降りていき、東坂で残り4、5人になった。


ここで、狭い道へ左折するため反対車線にはみ出したバスの左脇に、オバちゃんクルマが入り込み一触即発の事態になったが、それは序章にすぎなかった。


東坂を曲がると道路は一気に狭まり、バス1台がやっと通れる幅に。真っ暗でよく見えないが、民家の塀がかなり近くまで迫っているのが分かる。1、2回バスがバックして対向車に道を譲った後、よく見るとウテシが無線でやり取りしている。と、対向車がしばらく来ないことが分かったからか、一気にスピードを上げたのだ。外車のCMではないが、「駆け抜ける」とはこの走りのためにある言葉。たくみなハンドルさばきで突っ走る。


途中の路地から自転車とか出たら多分アウトだな、と思いつつ、尻が痛いのを忘れ、眠気は飛び、脳内アドレナリンがほとばしる。たまたま乗ったのだが、何ともエキサイティングな路線。奈良県に入って新しい街並みばかり通ってきたが、やっと古都の本領発揮である。


県立奈良病院前でいったん止まり、また無線。尼ヶ辻駅を過ぎてちょうど2車線になったところで、あざやかにすれ違う。ドンピシャのタイミング。プロの仕事である。前の方に座っていた老夫婦も「この道、ごっつ狭いなあ」と思わぬ酷道体験に驚きを隠せないよう。


興奮さめやらぬ中、奈良市中心部に入ってJR奈良駅へ。そして「××大路」なんて言葉が似合いそうな広い道に合流すると、もう近鉄奈良駅だった。


補足 後日、この路線が「やまてつほーむぺーじ(別館)」の「狭隘道路バス写真集・バスがやって来た♪」で紹介されいていることを知りました。明るい写真だと激しさがより伝わってきますね…(^^;

111105 総裁は中学の修学旅行で奈良、京都へ行った。奈良交通の貸し切りバスを使い、奈良市内では路線バスにも乗った。


そのとき、広島と同じ感覚で後ろのドアから乗ったら、「兄ちゃん、後ろからはアカンで!」とどやされた(言葉だけ見ると何だかヒワイ)。奈良市内中心部は均一運賃?で前乗り、先払いだったのだ。

そのときの記憶があったので、田原台1丁目では迷うことなく前から乗った。「いくらですか」とたずねると「290円」と返る。えらい高い均一運賃じゃなと思い、念のため「駅までですけど」と念を押すと「ですから290円」。何だか変な気分で席に座る。見ただけで駅へ行く客と分かるんか?


後で知ったが、生駒・学園前地区では駅へ行くバスはすべて前乗りで、乗るとき、何も言わなければ駅までの運賃を支払い、バスカードも勝手に駅までの運賃分引かれる


駅以外の途中のバス停で降りるときだけ申告する。逆に駅からのバスは、駅ではカードも通さず、申告もせずに黙って乗り、降りるときにカードや現金で運賃を支払う。それ以外では前から乗ってどこまで行くかを申告して支払いorカードを通す。整理券は存在しない。


実にややこしいが、乗客の圧倒的多数を占める途中バス停→駅、駅→途中バス停の場合、カードを使ったり、運賃のやり取りをするのは1回だけ。一番乗降のある駅のバス停で両方の扉をいっぺんに開けて、客をてきぱきとさばける。慣れれば実に合理的なシステムなのだ。


そうかと思えば、学園前からのバスは後ろ乗り、前降りの普通のバス。また、CICAのパンフレットによると奈良市内中心部は今も均一運賃制で前乗り後ろ降りらしい。


奈良の路線バスは奈良交通の寡占なのだが、この3方式が混在している。観光客の多い街だが、バスを使うにはちょっと高度な知識が必要。何とかならんものだろうか。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。