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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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東京そして秩父路・後編 

目が覚めたら「アッコにおまかせ」が始まっていました。ん、「アッコにおまかせ」! そうです、昼過ぎまで爆睡していたのです。旅先だというのに…いやはや。友人の笑いもちょっとヒキ気味でした。


梅雨入りとは名ばかりの快晴。友人のクルマで秩父へ向かいます。


飯能自体、池袋から来るほとんどの電車の終点で、いわば首都圏の端っこ。市街地を出て、西武池袋線・秩父線沿いにクルマを走らせると、車窓に新緑が広がります。


友人曰く「ちょっと行けばすぐ自然に触れ合える。ずっとここに住みたい」。田舎者である総裁からすれば、街中に住んだ方が便利でええじゃろうに、とも思うのですが、確かにまったく緑がない都心にいるといつも以上に疲れた気がします。「自然に戻りたい」は人間の本能かもしれません。


クルマで行くこと1時間。秩父の中心部を過ぎ、秩父鉄道三峰口駅に着きました。07062401

ここから池袋行きの電車が出るなんて信じられないぐらいの山奥。谷あいに精いっぱい広げた構内に電車が並びます。まるで鉄道模型の世界が現実になったよう。駅前にある年季の入った店でそばをいただきます。


秩父はそばどころ。確かにこれだけ谷が深いと田んぼが造れませんわね。頼んだとろろそばは、出雲そばと違って白く、つるつるとしてコシもありました。


ボーっと外を見ていると、ひっきりなしに三峰神社へ行き来する路線バスが通ります。中には音楽を鳴らしながら走る「メロディーバス」なんてクルマも。首都圏の人にとって秩父は気軽に楽しめる自然なのかもしれません。


腹を満たしたら、今度は駅構内併設の車両公園へ。秩鉄で活躍した旧型車両がずらりと並びます。
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まだ風が涼しい季節ですが、機関車のちょっとかび臭い運転席は真夏の暑さ。じわりと汗がにじみます。


展示車両の中でも意外だったのは貨車でした。
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もっと鉄骨むき出しの無機質な室内かと思いきや、板張りで農家にある納屋に近い雰囲気。窓があれば車掌車にできそうな感じです。かつて鉄道コンテナがいとも簡単にカラオケボックスになっていたこともうなづけます。


ひと通り見学した後は、いよいよ秩父鉄道に乗車。贅沢に急行秩父路で長瀞へ行きます。友人はクルマを回送させるので、いきなりのひとり旅です。
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急行用6000形は、元の車両である西武新101系の面影を強く残す一方、車体の色を変え、前面も改造してできる限りのイメチェンを図っています。ライオンズのユニフォームからすれば、案外この色の方が西武に合ってるのかも。
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車内は西武の特急車両をリニューアルする際にいらなくなった座席を流用。無理やりボックス席にしたため、あまりリクライニングしないなど「おいおい」な点はありますが、プチ贅沢を味わえます。


15時42分、5、6人ほどを乗せて発車。山あいを自然に逆らわず、ゆっくりカーブしながら走ります。深い谷を越える鉄橋もいくつか。秩父鉄道線は1930年に全線開業しましたが、機材も技術も未熟だった時代、よくぞここまで線路をひいたものです。
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あと驚きだったのは、各駅に駅員さんがいて、それなりに電車を待つ客がいたこと。いずれも急行の直後に出る普通電車に乗るのですが、ひなびたローカル線と思い込んでいたのでびっくりしました。いくら風光明媚な車窓とはいえ、ここは首都圏の郊外なんですよね。


御花畑、秩父でそれなりに人が乗り、座席が大概埋まってきたところで長瀞に到着。広島人でさえ聞いたことがある景勝地だけあって、みやげ物店が並び、観光客でにぎわっていました。


川くだりをするには時間が遅いので、名勝の岩畳へ。
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結晶片岩が地上から隆起し、荒川の流れに削られてできました。長い年月が生み出した自然の造形に、思わず足が止まりました。目を閉じると滔々と流れる川の音だけが響きます。秩父まで来た甲斐がありました。


ここからは群馬県へ抜ける県道を登り、「満願の湯」なる温泉へ行きます。露天風呂から川と滝が眺められる絶好のロケーション。湯もとろみがあり、肌がつるつるします。島根県の美又温泉に近い泉質です。


正直首都圏近郊の温泉、ということで期待していませんでしたが、予想以上のクオリティで、思わず「日本人に生まれてよかったー」と連呼してしまいました。。ほかにも同感の人がおるんでしょうか、大広間のカラオケ大会が異様に盛り上がっていたことが印象的でした。


せっかく埼玉の端っこまで来たのだから、ということで一瞬だけ群馬県に足を伸ばし、あとは帰ることに。


ロードサイドで飲食店が多いと判断し国道17号へ。「米を食いたい」「ならば回転寿司」ということで一致したのですが、あるのはラーメン屋と焼肉屋ばかり…(国道脇にソープランドがあったのは衝撃的だった)。やっと回転寿司店があっても待っている人がメチャクチャいたり、駐車場に入れなかったり。


ブーブー文句を言ううちに、本庄、深谷、熊谷、鴻巣と都心へ近付き、埼玉県に戻って約1時間半後、鴻巣市と北本市の境でやっと寿司にありつけました。その後は鴻巣駅で別れて、浜松町のホテルへ。チェックインしたのは24時前ですた…。


昼過ぎスタートとはいえ、かなり中身の詰まった旅になりました。今回ナビゲートしてくださった友人に深く感謝します。
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東京そして秩父路・前編 

で、16日に大学時代の友人が挙式したので上京しました。


朝イチの飛行機に乗るにも関わらず2時まで起きていたので、羽田に着いた時点でダウン寸前。しかも前夜遅く、祝儀袋を包む「ふくさ」を買い忘れていたことに気付いたので、ふくさ探しもしなければなりません。


まずは横着して100円ショップにありゃあせんかと考えました。出発前ネットでダイソーがどこにあるか検索したところ、都心はほとんどない代わりに、羽田からバス1本で行ける大森駅前に1軒ありました。


まずはここに向かいましたが、ふくさんなんてマニアックな品物ありゃしねえ。似たもので「はぎれ」と書かれた商品がありましたが、文字通りのはぎれで端っこに乱暴に切れ目が…。こりゃあ使えん


今回は飯能在住の友人宅に泊めてもらうことになっていたので、最後は西武池袋線に乗ることになります。そこで池袋のコインロッカーに荷物を置いたついでにデパートへ行こうと思いつきました。


ところが…東京って広島と違ってとにかく広い。大森から電車を乗り継ぎ池袋に着いたのが11時前。ふくさはすぐに見つかりました。


それから荷物をコインロッカーに預け、急いで電車に飛び乗りましたが、新宿に着いた時点で11時半。披露宴の場所は白金です。JR駅から地下鉄に乗り換えるか、タクシーに乗らないと行けない場所。


JR駅で一番近い田町や目黒まで最高に急いで15分はかかる。そこから乗り換えとなるともう無理。大平ナントカさんではありませんが、「私はあきらめた」


あきらめると人間強いですね。悠々地下鉄に乗り換え、猛暑の中会場へ。それでも10分オーバーぐらいで着きましたよ。ただ、困ったことに会場のドアが閉まっています


さてどうしたものかと考えていたら、「披露宴前にトイレに行ったはいいが、帰ってきたらドアが閉まっていた」というオバちゃんがやってきました。「一緒に行きますか?」「そうしましょう」。即座に同盟成立。遅れて式に乱入したのでした。


これではさすがに新郎新婦に悪い。罪滅ぼしがてらD100で写真を撮りまくったのですが、睡眠不足なのにビールを飲んだりしたもんだから一気に睡魔が…。新郎新婦のこれまでを振り返るスライドの時間に眠気が頂点に達しました。


気付いたら新郎新婦が両親に何かを渡そうと…何と30分も寝ていたのです! 披露宴の最中に寝る、という前代未聞の事態。しかし世の中上には上がいるもの。別に1時間以上寝た強者がおったのです。酒が弱いのに飲みすぎたらしい。お陰で目立たずにすみました…はずです。


二次会会場は白金のイタメシ屋のテラスでした。17:00から始まり、日が暮れた頃に解散となり、大学時代のバイト仲間と合流。池袋で一杯やってから飯能へ向かったのでした。


さすがにしんどかったので特急に乗りました。車両最後尾の席だったのをいいことに、思い切りリクライニングさせると何とも心地よい。即座に撃沈しました。池袋を出て、気付いたら飯能の手前、入間市を発車したところでした。寝るために上京したわけじゃないんですが…


つづく。
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初夏 新潟行 

まずは新潟の報告。参加者の前でわが社の発表があるため、原稿の詰めや、「これでいいか」の根回し、Powerpoint作りでバタバタし、出発前の数日間は軒並み3-4時間睡眠。 我ながら、よく仕事でミスを出さなかったなと思います。


広島から新潟は、かつてJ-Air便がありましたが、同社の広島撤退などでなくなってしまいました。


最初は新幹線+新幹線という案を考えましたが、広島朝6:00の始発に乗っても13時から始まる会に間に合わないことが判明。結局広島-新大阪-伊丹空港ー新潟というルートで行きました。それでも広島6:40発、新潟空港11:00着。かなりの強行軍です。


こういうときに限って誘惑が…。伊丹空港でJAL便が出る北ターミナルの端、喫煙所の横に「利き酒マシン」なるものがあったのです(詳細はこのへん参照) 酒通の友人にマシンのリストにある銘柄を挙げて聞くと、意外に美味い酒も入っているよう。


「まあ、おちょこ1杯なら…」「発表は夕方だし」「景気付けに」…寄せては返す誘惑の波。ついに総裁丸は沈没してしまいました。


飲んだのは友人オススメ、兵庫県加西市の富久錦(ホームページはココ)。全商品で醸造アルコールを加える「アル添」をしない、という珍しい酒蔵で、素直な飲み口で、どんどん進んでしまう。旅に出る前なのに買ってしまいましたよ


新潟空港からバスに乗り、駅には正午前に到着。広島以上にディープで淫靡な空気をかもし出す駅前の歓楽街をぶらぶらして、そばでランチ。新潟はそば粉に海藻を練りこんだ「へぎそば」が有名なんだそう。たまたま入った店でしたが、なかなかの味でした。うん、幸先いい。


会議は夕方終了。発表も無事に終え、意気揚々と泊まるホテルへ行きました。


JALの航空券+宿のパックツアーを使った関係で宿泊先は新潟の日航ホテル。事前に地元民から「あそこは新潟で一番エエ宿ですよ」と聞いていました。行ってみてびっくり。めちゃめちゃ(高さが)高い。総裁の部屋は22階。この眺めを独り占めです。
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ベッドの寝心地も抜群。結局5次会、午前3時まで飲んだわけですが(←ぉぃ)、もっと早く帰ってくればよかった…


翌朝のバイキングも充実。あの「へぎそば」がありました。実は寝坊して7分で飯を食ったのですが、もっと時間があったらなあ、と心から後悔したのでした。

会議は正午に終わりましたが、JALの大阪行きは17:05までありません。新潟市内は中心部に観光地がないため、はたと迷ってしまいました。


と、ここで昨晩キャバクラのお姉ちゃんが「朱鷺メッセ近くにラーメン屋がたくさんある」と話していたことを思い出しました。「それ美味いの?」と半信半疑で聞くと「結構おいしいよ」。


とりあえず新潟交通のバスに乗り、朱鷺メッセ近く(つまり日航ホテル近く)の「ときめきラーメン万代島」なるところへ。最初は間違えて就職ガイダンス中の朱鷺メッセ本体へ入ってしまうなど、道に迷いましたが、どうにか到着。かつおだしの店に入りました。


岡山市清輝橋にある「商人」の味を少し薄くした感じ。しょうゆだしと麺との相性はなかなかです。そう、最近ロードサイドに多い「らーめん」表記の脂ギッシュラーメンとは違う、優しい味わいだなと。


腹ごなしに、歩いて5分ほどの佐渡汽船乗り場へ。時間があれば、佐渡のみやげ物屋でジェンキンスさんとご対面したいところでしたが、あいにくいい船便がない。佐渡土産を買って新潟駅に戻りました。


しかし、まだ2時間半あります。どうしたものかと駅前の地図を見ると、新潟市内って海の際にあるんですね。バスに乗ればすぐ海岸に出られそう。ちょうど海岸沿いにある水族館へ行く市内循環バスがありました。
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その名もドカベン号。同名の作品でおなじみ、漫画家水島新司さんが新潟出身であることにちなんだようですが…バスの名前には向かんじゃろう。。


15分ほど乗ったでしょうか、丘を下る坂に差し掛かったとき、一気に視界が開けました。鉛色のイメージを覆す、キラキラに輝いた日本海が広がっていました


バスを降りて、気付いたらもう走り出していました。
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夏の光線を受けて咲き誇るハマヒルガオ。独特の濃い青色を脱ぎ捨て薄着色になったような日本海。その美しさに思わず息をのみました。


平日の昼だというのに、周りには営業途中っぽいリーマンや、主婦ら3,4人がそれぞれたたずんでいます。この風景は知る人ぞ知る宝物なのかもしれません。何もかも忘れてぼんやり海を眺めました。


ふと気付くと45分は経っていたでしょうか。帰りのバスが出る時間です。後ろ髪ひかれる思いで駅へ、新潟空港へ戻っていきました。


今回ぐらいすべてに満足できた旅(出張)って珍しいかもしれません。新潟。また行きたい場所が1つ増えました。
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ヤマ越えたか 

すっかりご無沙汰になってしまいました。
とりあえず生きていましたのでご安心ください。


実は10、11日に組合の出張で新潟へ行ったため、事前準備と後日のまとめをしていたことに加え、16-18日、大学時代の友人が挙式するため上京。久々に多忙な日々を過ごしました。


まだまだ「やるべきこと」が残っていますが、とりあえずヤマは越えたかな、といった感じです。きょうは休みなのですが、14時間も、文字通り死んだように寝て気力回復。更新を再開したいと思います。
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