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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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北海どう(道)でしょう19 

次に気付いたときは窓の外がほんのり明るくなっていました。午前6時。夢を見ることさえもできないぐらい疲れていたのでしょう、10時間半がほんの一瞬でした。身支度を調えて、しっかり朝ごはんを食べて、7時半にホテルを出発。北海道最終日、目指すは陸別です。総裁、運転士になります

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北見から陸別を経て道東南部の池田町まで、ふるさと銀河線という三セク鉄道がありました。元は国鉄池北線。民営化後の1989年、北海道ちほく高原鉄道が運行を引き継ぎました。しかし少子化で通学客が減り、沿線の過疎化も相まって乗客は半減。赤字経営で安定基金も底をつき、2006年3月末で廃止になりました。


残った気動車10両のうち6両は陸別町が買い取りました。町はその6両で08年4月、体験施設「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」をオープン。500m限定ながら本物の気動車を運転できるようになりました


一部の土日限定30分コースと、限定日以外の2時間コースがあり、総裁は後者を予約しました。せっかく北海道まで来たんだし、ココでしかできないので。帰りの飛行機に間に合わせるため、9時半からの朝イチを予約。よって早朝スタートとなりました。息を白くさせながら早朝の道道を飛ばしました。


訓子府でガソリンを入れ、美園峠を越えて陸別町入り。途中の道路工事現場では片側交互通行の手前に「徐行」の旗を持っている人がいました。そういえばきのう見た現場でも見ました。。本州なら看板で済ませるところ。道内では人を雇っているようで、何とかして働き口を作っているのかもしれません。


国道に合流してしばらく走っていたら右側に朽ちた小屋が見えました。ん、あのテの造りは…。

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駅だ!!!


そう、元ふるさと銀河線の駅。国道沿いのバス停名からして元の川上駅です。

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線路もホームも草が伸び、ここだけ06年3月で時間が止まってしまったかのよう。元々秘境駅だったそうですが、列車が来ていたころはまだ人の手が加わり、人の気配を感じられた場所です。そこが自然に還ろうとしている…胸が締め付けられるような思いでした。平日の朝ですが国道を通る車は少なく、あたりはしーんとしていました。


大きく息を吸って、振り切るようにしてAZワゴンのエンジンを始動。そして5分ほど走り陸別町最初の家が見えてきたあたりで、また廃駅がありました。かつての分線駅です。

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簡素な板張りのホームは、簡易乗降場から格上げされた駅が多い北海道らしい造り。ふるさと銀河線が運行していたころでも「本当に列車が止まってくれるんかな」と思ってしまいそうです。徐々に草が伸び、ここも自然に包まれようとしていました。




ゆるやなか坂をさらに下って、9時前、旧陸別駅着。今は道の駅「オーロラタウン93りくべつ」兼バス乗り場になっています。

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そしてふるさと銀河線が確かにここを走っていた証しが誇らしげに残っていました。

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待合室にはばあさん数人と女子高生が。川上、分線とも人の気配が完全に消えていただけに、駅が今もふれあいの場になっていてホッとしました。早速売店へ行きカントリーサインマグネットを購入。

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陸別町は冬期の平均最低気温が日本一低い町。それを逆手にとってPRしているそうで、このキャラクターにも「しばれ君」という名前がついています。由来はもちろん「寒い」の北海道方言「しばれる」。縛れ君…いや、よこしまなことを考える総裁が悪かったです(汗) 何だかテンションが上がってきたのでストラップも買ったらステッカーが付いてきました。

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グッときませんか? 思わぬところに掘り出し物がありました。


9時20分になりました。どこが窓口だろう、と旧改札口の十勝バス券売所へ行ったら「ここですよ」とのこと。色んな物を渡されました。

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左は体験証。2時間コースは2回目から割引があるそうで、その証明にもなります。


右が運転マニュアル。図解入りで操作のイロハが丁寧に書いてあります。このほか記念入場券(硬券)ももらいました。

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そしてきょう指導していただく初老の運転士氏と対面。自己紹介を受けてふと窓口脇にかかっている名札を見ると、一番左側=いの一番に名前がありました。ベテラン中のベテランのようです。本物の運転士見習いになった気分。「じゃあ早速行きましょう」。ヘルメット、軍手を身につけてふるさと銀河線の標準形式・CR70形車両に乗りました。

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何と車内は現役時代そのまんまです! 掃除が行き届き、いつでも営業運転できそう。中はひんやりしていて、これから総裁が息吹を吹き込むというわけです。まずは運転席へ。緊張してきました。

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指導運転士氏と2人で立つと結構狭い。まずは横のパネルに付いているスイッチを動かします。

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バッテリー、制御と、運転士が一定以上操作しないと警告音を鳴らし列車を止める「デッドマン」をON。そしていよいよマスコンキーを差し込んで向きを「前」にセットします。前照灯、標識灯を付け今度は反対側(進行方向逆側)の運転席へ。と、忘れてはいけません。車両中ほどにある機関冷却水の目盛りをチェックします。指導運転士氏と2人で「機関冷却水ヨシ」と指差し確認。

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お恥ずかしながら、運転関係のチェックは全部運転席か車外でするものと思っていました。こんな場所にこんなものがあったとは! 知ってるようでまだまだ井の中のカワズです。


反対側の運転席では向きを「後」にセットし、似たようなスイッチを色々付けたり消したり。再び前の運転席へ戻り、いよいよエンジン始動ボタンを押します。緊張の一瞬。ガガガガガガガガガガガガ…気動車でおなじみのあの音が聞こえてきました。総裁の手で気動車に命を吹き込んだのです。ちょっと感動。オーバーか。


次にエンジンや付随する機器自体に問題がないか、ササッと車外を点検します。

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横長く並ぶラジエター、コンプレッサー、エンジンが変な音を出していないか、水や油が漏れていないか見ていきます。うーん、大丈夫げ←すいません、素人なもので。

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写真中央下あたりに付いている「予」と書かれたタンクは暖かい地域の気動車には付いていない、暖房装置その2。氷点下30度まで下がる寒地を走った車両の真骨頂です。


目からウロコが落ちる思いで指導運転士氏の説明を聞き、コックをひねったり、指差し確認をしたり。駆け足でしたが40分ぐらいかかりました。本職の方は毎日これをされているわけです。乗客が見えないところでプロが安全を支えていることをあらためて知りました。アタマが下がります。


さあ、いよいよ運転です。
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バス旅の最終定理、解けた!! 

バス旅界の「フェルマーの最終定理」ともいえる命題に昨晩、ついに答えが出ました。


徒歩なしで東京から西へ下道バスを乗り継げるか


2ちゃんねるの某スレッドに書き込まれたのです。数km歩かなければ不可能と思われていましたが、実は可能だったのです。まさに青天の霹靂でした。


06年10月、広島から東京まで一部徒歩連絡を挟みながら下道バスで到達し(このへん参照)、旅行記を自費出版して(このへん参照)以来、「いつか今回と違うルートで広島へ帰る旅をしたい」と思うようになりました。ネットで検索すると、山梨・長野回りで東京にたどり着いた方がいました。これは何とかなりそう。しかし、バス路線廃止の激流に阻まれました。


東京-山梨-長野のルートは登山者向けの夏季限定路線をたどれば確かにつながります。でも1つだけ4月の週末だけ運行になった路線があったのです。これでは一度に旅ができない。さらに北、旧信越線沿いでも長野県に入れるのですが、軽井沢から西で断線してしまう。徒歩なしの夢は潰えたかに見えました。


実はもっと北に答えがあったのです。群馬の新潟寄りにある草津温泉と長野県の白根火山を結ぶバスがあることは知られていましたが、そこに接続するバスが今回判明したのです。群馬側は新宿-草津温泉を結ぶ高速バス「上州ゆめぐり号」の区間乗車、長野側はコミュニティバス群。前者は公式HPに一切記述がなく一部HPの体験談で分かり、後者はある先達の調べで判明しました。


それが昨晩一気に出て、東京から神戸までつなぐことに成功したのです。転記すると、

(以下引用)
東京駅~宮城二~加賀~川口駅~東川口駅~美園支所~大宮駅~川越グリーンパーク~
川越駅~東松山駅~熊谷駅~深谷駅~寄居車庫~本庄駅~伊勢崎駅~前橋駅~
渋川駅~伊香保温泉~草津温泉~白根火山~信州中野駅~立ケ花駅~豊野駅~
市民病院~長野駅~信濃大町駅~正科~明科駅~保福寺下町~松本BS~新島々~観光センター~
乗鞍山頂~白湯温泉~高山BC~荘川~郡上八幡駅~岐阜駅~川島~一宮駅~岩倉駅~小牧駅~
春日井駅~高蔵寺駅~小幡緑地駅~新守山駅~栄~名鉄BC~桑名駅~伊坂台~山城駅~
近鉄四日市駅~平田町駅~亀山駅~椋本~津駅~榊原温泉口駅~一志病院~伊勢奥津駅~
名張駅~上野産業会館~月ケ瀬~近鉄奈良駅~学研北生駒駅~生駒駅~田原台一~
四条畷駅~守口市駅~京橋駅~大阪駅~野田阪神~阪神尼崎駅~三ノ宮駅~神戸駅
(以上引用)


総裁の調べを加味して発掘された部分をもう少し整理しましょう。東京-前橋駅は色々行き方があるので省略。

・前橋駅-渋川駅 関越交通
・渋川駅-伊香保温泉 同
・伊香保温泉-草津温泉 JRバス関東・上州ゆめぐり号の区間乗車
・草津温泉-白根火山 JRバス関東・草軽交通・西武高原バス
・白根火山-湯田中駅 長電バス
・湯田中駅-中野駅 同
・中野駅-立ヶ花駅 同
・立ヶ花駅-JR豊野駅南口 豊野地区(長野)市営バス
・豊野駅-柳原 長野市コミュニティバス
・柳原-長野駅 長電バス

ここからは2ちゃんねるルートとちょっと変わった行き方も可能。
・長野駅-信州新町駅 川中島バス
・新町バス営業所-さぎり荘 信州新町町営バス
・さぎり荘-古坂 大町市民ふれあいバス
・古坂-明科駅 生坂村営バス
・明科駅-化石館 松本電鉄←1日1本のみ。行程はここを中心に考えることになりそう。
・化石館-松本バスターミナル 松本電鉄
あとは乗鞍山頂、高山を回って岐阜、名古屋、三重へ。名古屋から大阪までは総裁がたどったルートでも行けます。


さあ命題は解けました。あとは実行あるのみですが…1週間じゃ終わらなさそう。。

食い入る男たち 

スーパー銭湯のサウナには大体テレビがあり、今晩は「極嬢ヂカラ」なる番組が流れていました。テレ東で元日に放映されたらしい。昨年映画になった米ドラマ「sex and the city」を参考に、働く女性がもっとキレイになる方法をアドバイスしようという趣旨。で、テーマが


アンダーヘアーのケア


欧米の女性はきちんとアンダーヘアのケアをしているそうです。一方で日本女性は結構ボウボウのままらしいですが、最近は手入れをする人が徐々に増えているよう。中でも「sex and ~」で登場されたブラジリアンワックスなる処置が注目を集めているんだとか。


名前の由来は、きわどい衣装でサンバを踊るブラジル人が愛用しているから。冷めると強い粘着するゼリー物質をしかるべき場所に塗ってベリッとはがす…平たく言うと、お笑い番組でやるガムテはがしの強力版です。ある女性が試しに処置を受けていましたが、本人曰く「波平さんみたいになった」。なかなか効果があるようです。


…という内容を総裁、どっかのおっちゃん、どっかの若い衆の3人が食い入るように見ていました。サウナで


とりあえず総裁の中で「sex and the city」=陰毛という公式ができあがってしまいました(笑) もっとも、最近は男性向けの化粧品やエステがある時代。もしかして男性も陰毛をケアする時代が来るかもしれません…ヤだなあ。

ちくわぶdeイタリアン 

12月にいもたきに初挑戦して以来(このへん参照)すっかりハマり、たびたび作るようになりました。先日少しバリエーションを変えようとちくわぶを入れてみました。…が、これが失敗。2袋のうち1袋だけを消費して余らせてしまいました。


ちくわぶといえば関東風おでんの代表的な具。でもちくわぶを消費するためだけにおでんを作るってのは動機としてアレです。何か別の料理法はないかなとネットで検索し、きょう新ちくわぶ料理を試してみました。

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ちくわぶグラタン!!


総裁と同じ考えの人って結構いるらしく、色々なちくわぶレシピがありました。その中でも、もちもちした食感を生かして「マカロニ代わりに使う」というパターンが特に多かったんです。


ラザニアをイメージ。
1.グラタン皿にパスタ用のミートソースを敷き、
2.20分塩ゆでしたちくわぶを細切りにして適当に並べ、
3.ホワイトソースを作るのが面倒くさいので市販の「パンでグラタン」のソースを注ぎ、
4.とろけチーズをちぎって載せる


後はオーブンで15分。見事なグラタンに仕上がりました。骨太なマカロニが入った感じで、味もなかなか。ちくわぶが胃の中で膨れるのでお腹いっぱいになりました。満足満足。



…あ、ミートソースを余らせてしまいました。。というわけで、次の料理を考えることにします(笑)

男30にして 

ある人に教わり、こんな本を買いました。

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30歳の保健体育


表紙は萌え系イラスト、帯には「脱・魔法使い宣言!」。そう、30歳まで女子縁のなかった男子を対象に、コミュニケーション方法から性的交渉のイロハまでを紹介した一冊なんです。ヲタ向け恋愛入門書といったところ。


強がりを言うわけではなく、総裁は女性と付き合ったことがありますし、夜の街で遊んだこともあります。厳密にはこの本の対象ではありません。でも女子縁はない方ですし、結局何事も我流で失敗気味。一度基本を知ろうじゃないかと思った次第です。


恋愛の定石みたいな話はTV、ネット、本、周りの体験談など色々な機会に聞くことがあります。この本が他と一番違うのは、ゴールを「とりあえず及第点を取る」に置いたこと。そう、女子縁がない男は70点でいいから間違いがないやり方を知りたかったのです。内容はどこかで聞いたことある話が多いですが、具体的で噛み砕いた表現なのでアタマに入ってきやすい。今さらながら納得した点もありました。


ちなみに購入したのは市内某所のフタバ図書(広島資本の書店チェーン)。なぜだか店員の反応を試してみたくなって一緒に「数字で見る鉄道08」をレジに持って行ったら…案の定笑いこらえモードになっていました(笑) あ、数字で見る~も元々買おうと思っていたんですよ。当Blogをご覧の方ならお分かりでしょうけど、総裁は鉄道をバカにする人間ではありません。

北海どう(道)でしょう18 

時間はまだ15時台。どこへ行こうかな…きのう行かなかった知床五湖へ再チャレンジしようかなとも一瞬思いましたが、多分今から行ったら着くのは日暮れ時間です。それにだいぶ疲れがたまってきています。きょうの宿は北見。そうなると近場がいいなあ…というわけで、前々日夜間のため買えなかったオホーツク国道沿いのカントリーサインマグネットを集めることにしました。

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出発して最初は高規格道路「美幌バイパス」だったので、AZワゴンの悲鳴を聞きながらかっ飛ばしましたが、間もなく普通の国道に。北見市に入り、ツーリングマップルに「スピード注意」と意味深な表記があるエリアを過ぎたところで進路を北西に変えます。


道路工事中の峠をぐいぐい登って仁頃トンネル、サロマトンネルを越えます…あ!きょう初めてのトンネルじゃ!!! そう、きのう知床で海岸沿いの短いトンネルをくぐって以来のトンネルなんです。海岸沿いを走ってきたせいもありますが、北海道って本当にトンネルが少ない気がします。本州みたく断崖絶壁+海みたいな地形が少ないから? あらためて広島との違いを感じました。


ルクシ峠を下って最初の集落から今度はまっすぐ北へ向かいます。湧別町に入って間もなくサロマ湖岸にたどり着きました。ここまでで1時間。現在16:00です。前々日にカントリーサインマグネットを手に入れられなかったのは興部町・紋別市・湧別町・佐呂間町。さてどこまで北へ行こうか。


実は事前に道の駅の営業時間を調べていました。道の駅おこっぺは18:00までなのでまだ大丈夫。しかしその帰り道に寄ろうとすると他の3つは閉まっています。よって断念。では道の駅オホーツク紋別はというと17:00までなんです。今からだとちょっと微妙。ということで愛ランド湧別・サロマ湖の2つの道の駅へ行くことにしました。


オホーツク国道を北へ。10分も行かないうちに道の駅愛ランド湧別がありました。広い駐車場だなあと思っていたら、奥に遊園地が!!


(写真を取り忘れたので、このへんをクリックしてみてください)


「愛ランド」って、多分石川優子・チャゲ「ふたりの愛ランド」(夏、夏、夏、夏、ココ夏♪のアレ)が流行ったころに付いたんですよね、やっぱり。


ちょっと年季が入った観覧車にバイキング、フォントがたまらない「バズーカ砲」…テーマパークを名乗る最近の施設が忘れた、古き良き時代の遊園地がそこにありました。よくぞ残っていてくれたとさえ思いました。シーズンが終わったため休業中。ちょっと遊んでみたかったなあ。


と、本筋に戻って道の駅へ行ったら…定休日! 道の駅にも休みがあるんですね。。


仕方ないので東へ戻り道の駅サロマ湖へ。地図上は湖畔にありますが木々が邪魔して水面は見えません。とりあえずカントリーサインマグネットを買いました。

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ツーリングマップルによると近くにサロマ湖展望台があるよう。説明文によると「標高376mよりサロマ湖を一望する大パノラマ!展望台までは道の駅から登山するかダート道10km」…どっちもイヤです


ほかにサロマ湖を眺める手段はないものかとツーリングマップルを見ると…キムアネップ岬なる場所が近くにあるよう。「朝日・夕日とも感動的」。クルマで行けそうだし、ここにしましょう。5分ほどで着いたらちょうど黄金色の太陽が北の山に沈むところ。一通り写真を撮ったら、きょうの昼の終わりを静かに見送りました。

08102010

アタマに金曜ロードショーの旧テーマを思い浮かべながら北見へ。人口10万人以上、地域の拠点都市だけあって中心部はビルが建ち並び、思わず「(文明社会に)帰ってきたー」と声を上げました。もちろん車内でですよ。


ホテルの地図を準備せずに市街地に突入してしまいましたが、道内特有の○条○丁目表記のおかげで無事たどり着くことができました。




腹が減りました。ホテルにチェックイン後、フロントにあったクーポン券とにらめっこしましたがイマイチいいのがない。まあ何かあるじゃろうとうろつくことにしました。


北見にはちゃんと歓楽街があるんですが、飲み屋ばかりでなかなか一見さんが入りやすそうな「食べる店」がありません。仕方ないからコンビニ飯にするかなあと思った矢先、一軒のラーメン屋が目に入りました。まあラーメンなら値段もしれてるし、失敗してもいいかな。のれんをくぐりました。


17:30。まだ開いたばかりらしく、総裁が最初の客のよう。味噌ラーメンを注文。瓶ビールをチビチビやりながら待ちます。そのうち仕事帰りのおっちゃんや地元の女子高校生たちが入ってきました。と、店のおばちゃんが「おつまみに合うでしょうから」とそっと味付けメンマをサービスしてくれました。どうやら地元に愛されるアタリの店だったようです。


味噌ラーメンはハズレ店みたくただ塩辛いのではなく、とても口当たりの良い優しい味。心の中からぬくもりました。帰宅後ネットで見たら好意的な口コミが多かったです。味噌より醤油が名物らしい。


どっか飲み屋へ行こうかとも思いましたが、疲れ切った体がもう悲鳴を上げていました。おとなしくホテルへ直帰。19:30にはもう意識が飛んでいました。おやすみなさい。。
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北海どう(道)でしょう17 

道の駅出発後もしばらく家がない一帯を走りました。きのう夜走ったとき、どうりで真っ暗だったわけです。窓を開けると牛フンの臭い。ずーっと牧場が広がっているようです。

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厚床で国道44号から243号へ右折し、別海町に入って244号と別れるまできのう来た道を逆戻り。真っ暗だった道路沿いはやはり牧場。そういえば民宿のテーブルにあった牛乳には「別海」の文字がありました。当地は大規模酪農「パイロットファーム」が実践された根釧台地の一角。地理の授業で登場したアレです。それを反映してか町中心部にはこんな看板がありました。

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肝心な部分を拡大すると

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いい乳ってアンタ…。確かにいい乳でいい気分になるけど(以下略)


民宿で飲んだ牛乳はおいしかった。でも、国道沿いはどこまで行っても牧草地が広がり、正直車窓が代わり映えしないのです。広島支部長に運転してもらってるもんだから、ついついウトウト。そして目覚めたらまた同じ景色。結局町を出るまで1時間近く走りました。1989年に廃止された国鉄標津線のほか、クルマが普及していなかった時代に簡易軌道が通っていたのも納得できます。


標茶町に入り、小高い丘を登りきったあたりで、ようやく前方に山なみが見えてきました。

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少しずつ国道が上ったり下ったりするようになり、弟子屈町の道の駅摩周温泉に到着。元々観光案内窓口だけだった場所を無理矢理道の駅にしたんでしょう。コンパクト、というよりは少々窮屈な建物でした。弟子屈町のカントリーサインマグネットを買うと、係員さんから「これ買う人結構いるんですよ」。水曜どうでしょうさまさまですね。

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釧網本線をまたいで、再び家がないエリアへ。前方に突然パトカーが現れたので心拍数が上がりましたが、間もなくどこかへ消えていきました。ふうと安心して周囲を見渡すと、このあたりは前々日の宗谷国道沿い以上に色づいています。快晴の光を浴びて木々がオレンジの錦秋色に輝き、まるで自動車CMの中にいるよう。AZワゴンのアクセルを目一杯踏み、クネクネ道の美幌峠を登ると最高のご褒美が待っていました。

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屈斜路湖!!(↑は3枚の写真を引っ付けてみました) 静かにたたずむ湖面、どこまでも広がる森。圧巻です。総裁は山あいの郊外団地で育ち、年数回行く父の故郷も中国山地のただ中。緑は見慣れていたつもりでしたが、それがウソと思えるほどの圧倒的なスケールです。大自然という言葉の本当の意味を知りました。


峠が弟子屈町・美幌町の町境。もしかして道の駅で売ってるカントリーサインはまた弟子屈町?と思いましたが、ちゃんと美幌町でした。ちょうどジャガイモの収穫期。名物のあげいもは「ジャガイモってこんなに美味いんだ」と思える逸品でしたよ。

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美幌峠を一気に下ると、山は再び緑色に。美幌町の中心部に着き、いよいよ女満別空港まで十数分の場所まで来ました。時計を見ると飛行機にはまだ早い。空港をやり過ごし、昼メシを食らうべく道の駅メルヘンの丘めまんべつへ行きました。


メニューですぐ目に付いたのが豚丼。BSE問題で米産牛を輸入できないとき吉野家が発売して有名になりましたが、元々は北海道の郷土食なんです。最近豚肉の甘みに目覚めた総裁、早速注文。ショウガ醤油のタレといい感じに絡まり、結構美味かったです。


お腹が一杯になった後はそろそろおみやげを物色。まず北見のハッカ油を買いました。試供品を手に付けてクンクンすると、一気に眠気が覚めるんですよ、これが。もちろんカントリーサインマグネットも手に入れました。

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最後に道の駅にチラシがあったヒマワリ畑を見物。紅葉と同じ時期に真夏の黄色が見られるとは思いもしませんでした。そういえばこの連休は総裁にとっての「夏休み」。一瞬ですがまぶしい季節に戻れた気がしました。

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この後女満別空港で広島支部長としばしの別れ。再び総裁一人旅です。
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北海どう(道)でしょう16 

ボボボボボー。さすがに北海道の端だけあって猛烈な風。周りの草に合わせて髪も揺れます。


事前の調べで、北方館なる建物へ行くと視察証明書をもらえることが分かっていました。広島支部長と合流後、さっそくあたりを見回すと…巨大な塔が目に入りました。あれかなあ? 近付いて中をのぞくと入場料を取るらしい。


値段は大人900円!!高!!


北方館ホームページには無料ってあったんだけど? しかも行政系団体が運営しているはずなのに自衛隊員割引があるようだし…。どうやら違う建物のようです。海辺へ歩いていったらちゃんと本物の北方館がありました。帰宅後調べたら、この建物は笹川系団体(昔「一日一善!」とCMしてたアレ)絡みだそう。なるほど、だから自衛隊員割引か。入館した方のBlogによると、中は探偵ナイトスクープでいう「パラダイス」らしい。


北方館に入り、まずは入口で視察証明書をゲットしました。絵柄は3,4種類。「視察」なんて行政用語が使われているのでもっとお堅いものかと思いきや、意外にポップな感じ。

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2階に上がると北方領土の歴史を紹介する展示がずらり。そんな中、こんなパネル群が。

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北方館を視察した大臣集! 鈴木善幸首相、中川一郎科技庁長官、後藤田正晴総務庁長官、宇野宗佑外相…有名政治家大集合の様相です(肩書きはいずれも当時) もっとも最近はしょっちゅう大臣が代わるせいか、パネルを追うごとに小者になっていきます。

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北方館の人も外したいんじゃないかなあ。


無料の望遠鏡もありましたが、前日羅臼から見えた国後島ほどはっきりと島々を確認できませんでした。


展示で一番驚いたのは北方領土の広さ。地図では非常に小さく扱われていますが、択捉島だけで沖縄本島の2.5倍あり、4島全体では千葉県の面積に匹敵するのです。正直今までは「小さい島々なんだし」と思っていましたが、実はとんでもない話だったのです。出口近くには戦前の住宅地図がありました。歯舞諸島の小さな島にも人が住んでいて、間違いなく営みがあったのです。納沙布岬近くにあった「島は奪われた」というポスターの気持ちが分かりました。


外に出てあらてめて岬に立ちました。

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広島人にとって身近な海は視界のどこかに島がある瀬戸内海。沖に何も見えない海を見る機会はなかなかなく、しばらく見とれていました。写真の通り標柱にはく「本土最東端」とあります。日本最東端は南鳥島なので厳密に書くとこうなりますが、それ以上に「ここから先にも日本人が住んでいた場所があるんだ」という思いを感じました。


最後に本土最東端のトイレへ行き、日本最東端のチョロQを結局買ってしまいました(ロシアや南鳥島にはオリジナルチョロQはなだろうからこの表記で良いだろう)。

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さあ出発です。




根室市街へ向かう途中、バスの中から見えて気になっていた場所に立ち寄りました。まずは「本土最東端の店」。

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納沙布岬にあるみやげ物屋群は「店」ではないのか、とも思いましたが、まあ生活上必要な「普通の店」としては最東端なんでしょう。


行きは気付きませんでしたが、オリジナルガラナを発売中のよう。何だかグッときたので早速買いました。味は北海道内でよく売られている普通のガラナと同じ。でも、看板と同じオリジナルラベルで、「販売者」の欄を見ると…

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ををを、店の名前が入っとる!!!! 本当にこの店でしか買えない一品のようです。


次に本道最東端の珸瑶瑁郵便局で広島支部長が旅行貯金。同じ目的の人が多いんでしょう、スタンプに「日本最東端」の文字が入っていました。


そして気になっていたこのバス停。

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下車してふらりバス停の旅(笑) 漢字で書くと「婦羅理」。これも暴走族チックで良いのですが、分かりやすいようにバス停名はカタカナ表記になっています。


ちなみに本土最東端のコンビニは歯舞集落のセイコーマート(さすが北海道資本!) そして最東端の政党ポスターは民主党、2番目は意外にも共産党でした。蟹工船効果?




広島支部長はきょうで北海道を去ります。15:15女満別発の飛行機。ここからは一路女満別空港を目指します。「北の道ナビ」によると女満別まで4時間弱。休み休みで丁度間に合うぐらいです。


建物が途切れて少し走ったところで道の駅「スワン44ねむろ」に到着。きのうは夜で閉まっていたので、ようやくきょうカントリーサインをゲットです。貸切バスが何台も止まり、中はかなりにぎわっていました。

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駅の裏には野鳥の宝庫とされる風蓮湖が広がり、ハクチョウたちが羽根を休めていました。

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北海どう(道)でしょう15 

最東端の朝。すりガラス越しでも分かる、どこまでも青い秋晴れでした。


午前7時に携帯の着うたで目覚めるまで意識はまったくなし。夢を見られないぐらい疲れ果てていたようです。身支度を整えて食堂へ行くと、テーブルには鍋…カニ汁です!!! きのういただいた彼らとの再会です。鍋からほんわかと立ち上る湯気とカニ独特の香り。一気に胃袋が目覚めました。ほんのり甘みが利いた味噌汁と、地元産の牛乳を味わい北の自然の恵みに感謝。ここまで来て良かった。


意気揚々と出発し、根室駅前のバスターミナルへ。

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地元根室交通の本社ビルを兼ねた、結構立派な施設です。この日本最東端のバスターミナルから、納沙布岬行きの日本最東端路線に乗ります。いきなりですがバス旅スタートです。レンタカーを回送してくれた広島支部長に感謝。




根室駅前ターミナル8:20→8:46納沙布岬(太平洋回り)根室交通納沙布岬

(運賃は1040円)


08101803通学時間帯が終わるころ。市内の高校で生徒たちを吐き出した後のバスが続々と着きます。遅刻寸前の数人を乗せて発車したり、車庫へ帰っていったり。もう開いている窓口や、待合室にもお客さんが何人いて、なかなかのにぎわいです。納沙布岬までは往復の割引乗車券があるよう。「日本最東端」をうたうバスチョロQもありちょっと悩みましたがパスしました。


花咲港行きが発車して、納沙布岬行きが着きました。待合室にいた観光客らしい人が全員立ち上がり、続々と乗り込みます。車体を撮ってまず驚いたのが方向幕。


08101804太平洋回り納沙布岬ゆき!!!。総裁が知りうる限り、日本一雄大な行き先表示です。ローカルな地名が一つもなく、釧路や札幌、ましてや東京に止まっていても違和感がありません。東京は言い過ぎか。


地図をごらんいただければ分かる通り、根室は南側の太平洋と北側のオホーツク海に挟まれた狭い半島にあります。納沙布岬へは海岸沿いに北回りと南回りの行き方があり、どちら回りか区別するため「太平洋回り」と表記しているらしい。かつてはオホーツク海回りの便もあったそうです。


次に驚いたのが車内。見た目広島や岡山でも走っている普通のバスですが、ドアは一番前の一カ所だけで(これをトップドアという)、車内は観光タイプ。シートがリクライニングします! 全体にちょっと古い臭いがしますが、これはデラックス(死語)

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9人を乗せて発車しました。秋の平日で、市街地を朝出る便としてはまあまあの乗り具合。中でも一番前に陣取った韓国人夫婦は大はしゃぎで、フロントガラスにビデオカメラを向けていました。韓国にもバスヲタというジャンルがあるのか?

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バスは標識にロシア語表記がある市街地をゆっくり走っていきます。(写真は帰りに撮影)

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中心部を東西に貫く国道44号と道道根室半島線は小高い場所にあり、時々進行左側にオホーツク海がチラリ。意外に短区間利用があり、バスはこまめに止まっていきます。日本最東端のバス車庫である有磯営業所を過ぎると住宅地に変わり、根室高校、教員住宅前を過ぎると、一気に視界が広がりました。

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日本の最果てに来たのです。 北風に忙しく揺れる草原。海岸沿いに断崖絶壁が続き、家がへばりついています。秋の優しい日差しに照らされて、なお色という色がすべて濃い車窓。まるでテレビで見たロシアの風景です。

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友知(ともしり)、双沖(ふたおき)あたりになってくると小字はないのでしょう、「双沖」バス停の次が「第二双沖」でした。


地形の縫い目をなぞるように坂を上ったり下りたり。北方領土にもその名がある歯舞(はぼまい)集落を過ぎると、遠くに白くそびえる灯台が見えてきました。胸が高鳴ります。珸瑶瑁(ごようまい)集落を走り抜け、家が途切れたところで「次は終点、納沙布岬」の放送。土産物屋が並んでいる一角が日本で一番東にあるバス停でした。

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07年の日本最南端「豊原」に続いて、日本最東端バス停も制覇しました!
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なくて七草 

「なくて七癖じゃろうが」という意見はさておき。


きのう・きょうは連休。とはいえきのうは残った仕事をやりに会社へ行き、きょうは引きこもっていたので実にグダグダでした。そんな総裁に「いつもとは違うことをせえ」という暗示だったのでしょうか、晩ご飯の材料を買いにスーパーへ行ったら「七草がゆセット」がありました。


ここで買ったら店側の思うつぼですが、一度食べたかったので購入。作ってみました。

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炊飯器のおかゆモードに初挑戦しましたが…明らかに水の量を間違えました(゜Д゜)!!! 雑炊を超えてお茶漬け状態。その上茹でが足りなかったのか、七草からかなり生っぽい。。できるだけ米・具だけをすくうようにして、醤油で味をごまかしてどうにか食べきりました。ともあれこれで健康になったんでしょう…きっと。
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