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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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初心回帰 

09年も色々本を読みました。その中で、周りに話したとき特に反響が大きかった1冊があります。


以前紹介した30歳の保健体育です(このへん参照)。


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前回紹介したときとイラストが違う?と思った方、鋭いです。この本、何と2巻が出たのです! その名も「恋の始まり編」。前回が付き合い始めてからに力点を置いていたのに対し、今回は付き合う前を重視。読者からの要望が多かったのでしょう。モテ度が二極化する中、女子縁がない男たちの多くは「どうやって付き合いを始めるか」でつまづいてますからね。


前巻同様70点を目指して、できるだけ具体的に噛み砕いて説明しています。例えば「合コンに呼んでもらえる人脈づくりが大切」「見た目についてのあからさまな褒め言葉はNG」「1回のメールで『?』は1回まで」…。「分かっとるわい」という項目もありますが、いざ文字にすると自分の考え方を整理できて良いです。


この本に興味を持ったある女子に見せたところ「へえー、こんなことまで書いてあるんだ」「うんうん確かに」と肯定的な評価。一方で厳しい指摘がありました。


「本当に読んだの? 守れてないこと結構あるじゃん」


北海道へ行く途中に一読しただけだったからなあ(^^; 10,11月に何回か行った合コンと「その後」で生かせたかといえば…うーん。結局今までと同じ我流でした。


今の職場になって5年目。ノウハウと同時に手の抜き方も分かってしまい、仕事面もちょっとマンネリ気味になっていました。


ということで2010年の目標は「初心に帰る」に決めました。知ったかぶり、分かったふりをせず、イチからやり直してみる。結構勇気が要りますが、自分を見つめ直すことにもなるし、レベルアップにもつながります。自分の進むべき道を照らしてくれた指摘に感謝。飛躍の年にします。


それでは皆さん、よいお年を。総裁は毎度毎度の場所へ初日の出を撮りに行ってきます。
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年末年始もデンシノウタヒメ 

今年の紅白、見ました? 例年2,3組は「見たいなあ」と思える歌手がいたのですが、今年はいきものがかり「YELL」ぐらい。しかもYELLはNHK主催の合唱コンクール課題曲だから、別の機会の方がちゃんとフルコーラスを聴けそう。となると「見んでエエ」という話になりますが、「年末年始は歌を聞かないと」という方もいらっしゃるはず。もっと言えば年始は箱根駅伝ぐらいしか見る番組がない。


…そんな方むけに総裁が気になった最近orこれまで紹介し忘れていたVOCALOID歌をいくつか。


【巡音ルカ】Fantastic【オリジナル曲】




巡音ルカの英語力をフル活用した作品。ポップなエレクトリックサウンドとルカの声がマッチした、聞き心地の良い一曲です。恋する女子のフワフワした気持ちを感覚的に表現した歌詞で、こちらまで明るい気持ちになれます。作業用としても最適ですが、PIAPROに上がっている和訳歌詞もご覧いただけると、より世界観が伝わります。


【ミクリンレンルカハク】眠れぬ森の美女の侍女【オリジナル・MMDPV付】




夏ごろ中毒気味に聴いたカッコいいルカソング。異常なテンションで踊りまくるルカ、ガンガン変わるカメラアングル、目隠しが醸し出すミダラな空気…モヤモヤだらけの日常から一瞬離れられる気持ちよさがたまりません。鬼才マイゴッドPの真骨頂。こういう斜に構えた歌大好きです。イヤッホイ!


【MEIKO】Slapdash Orgiastic Show【オリジナル】




マイゴッドPの近作。こちらも中毒注意です。スピード感あふれるギターさばきに引き込まれ、「言いたい放題言うたったわ!」という感じの歌詞に快哉を叫びました。よく見ると指の動きがちゃんとギターのコードに合ってるんですよね。すごい。白バックのシンプルなPVですが、歌詞が流れる位置のバランスが絶妙で「何もない」と感じさせない。センスに脱帽しっぱなしです。


【初音ミク】藍と真【オリジナル】




総裁が以前から注目していた(このへん参照)疾風Pの最新作。元々カッコいい曲を紡ぐ方。今回は熱い曲調と、クセのある調声がぴったり合いました。歌詞は一見ワヤに見えますが、よくよく含むと結構深い。ノートの落書きみたいなイラストがいい味を出しています。ぼからんで1回上位に入りましたが、もっともっと伸びてほしいなあ。


【初音ミク】winter gift【オリジナル曲やで】




同じく注目しているNemさんの最新アップ作。以前ご本人が作った作品のリメークです。スウィートな歌詞と、重厚気味なバックミュージックがクリスマスのキラキラ感を演出。寒い外から、ストーブがガンガンに動く部屋に入ったときのような、体中がポーッと暖かくなるような歌です。総裁は冬は苦手ですが、心を温めてくれる歌が似合う季節なので最近好きになってきました。Nemさんについては「シザーハンズ」(このへん参照)もオススメですよ。

mikiオリジナル曲「サテライト」




12月にAHSから登場した新VOCALOIDのmiki。これまでのキャラと違って代表的な歌声が定まらず、どんな声かが感覚的に分かりにくかった。でも、この歌で方向性がはっきりしました。mikiというキャラクターがこの曲でスタートしたと思います。アニソン的な一気にテンションが上がるサウンドは中毒性十分。総裁も気付いたらほぼ毎日聴いています。GUMIはちょっとずつ良曲が生まれましたが、さて、mikiはどんな道のりをたどるのでしょうか。


【UTAU 白鐘ヒヨリ 連続音】中島美嘉 FIND THE WAY




UTAUは好きな声を、音符・歌詞通りに歌わせることができる無料の歌声合成ソフトです。有志が配布している声以外に、自分で声を入れられる点が大きな特徴。1週間で5-10程度の新しい「声」がアップされています。以前はロボットみたいな声になりがちでした。しかし「連続音」という新しい手法を採用してから、かなり滑らかな歌声になってきました。


まずはこの歌を聴いてみてください。これはもう人間の声です。最初聴いたとき鳥肌が立ちました。VOCALOID新バージョンの話がネットをにぎわせていますが、2010年はそれ以上にUTAUの年になるのではと思っています。一気に化けそうだなと。楽しみがまた1つ増えました。


来年もデンシノウタヒメから目が離せそうにありません。
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北海どうでしょうⅡ 番外編 

11月、広島の地場スーパーで恒例の「北海道フェア」がありました。デパートの物産展と違って白い恋人やロイス、六花亭などの有名スイーツや、カニ・ホッケなどの海産物は来ませんが、庶民派スーパーならではのアイテムがやってくるんです!


焼きそば弁当!!!


「弁当」ですがライスやおかずが付いてくるわけではありません。一般的なカップ焼きそばに中華スープが付いただけ。
焼きそばを温めて、捨てる湯をかけて作ります。でも、このスープが「焼きそばだけではちょっと足りない」「でも、おにぎりとかおかずを食べると量が多い」のすき間を埋める、実に絶妙な一品なんです。存在自体はテレビで知っていました。昨年、今年の北海道旅行で食べて、すっかりハマりました。


総裁と同じ考えの人がいるんでしょう。楽天などネット通販サイトで簡単に買えますが、送料が入ると1箱200円近くなってしまって結構割高。躊躇していました。


そこへもってきて地場スーパーは1箱128円で売ったもんだから、もう大人買いですよ!


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3日ぐらいに分けて十数箱を購入。ウマウマでした(´Д`) 写真を撮った日までにノーマルバージョンは食べ終わり、きょう(大みそか)現在、残り2箱。今度こそネット通販で買ってしまいそうです。。
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やりくりメリクリ 

リア充にもそうでない人にも平等に訪れるXmas(外国人によると、「'」を入れない方が英語的により正しいらしい) 総裁は今年日勤でした。「船頭多くして船山に登る」なんてことわざがあります。総裁がいま当たっている仕事がそれで、プレーヤー2人に対し、確認できているだけで船頭が9人います。もう1人(上司)とともにトチ狂って宇宙へ行くんじゃないか?というような「船」に乗って、きょうが終わりました。ふう。


こうなると自分にご褒美をあげたくなるのが人のさが。何かクリスマスっぽい物を食べようかと、帰りに会社近くのスーパーへ行くと…余っているのは鶏もも焼き(玖珂方面でいう「山賊焼」)と、庶民派のこの店では普段置いていないような2500円もするケーキだけ。寿司とチキンを考えていた総裁は仕方なく鶏もも焼きを買いました。これじゃあ帰れません。別のスーパーにも寄ることにしました。


ところが。別のスーパーも余っていたのはチキンだけ。ほかは本当に何もなし。ケーキはおろか、フライやコロッケさえも残っていません。魚コーナーでちゃんこ鍋の宣伝が流れていたので、仕方なく1人用鍋セットを買おうとしたら、閉店30分前なのに全く見切っていない。さすが、広島市内イチ値引かない強気商売の店です。


毒男はクリスマスも祝うちゃいけんのんか!


ふと周りを見るとカポーもぶれ。船頭が2人以上おる仕事をやったことなさそうな、緩みきった顔です。


何かがプチンと切れました。


猛然と乳製品売り場に行き、スポンジケーキとすぐに使える「かんたんホイップ」、カットフルーツを購入。調味料売り場へ行って「すし太郎」も買いました。


ええよ、無いんなら。ワシが作るけえ



というわけで、早速準備。


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ハナから上下2層に割れているスポンジ。下層の上にクリームをブリリと出し(本当にこんな感じ)、ペタペタして上層を重ねます。ここから側面加工へ。昔テレビで見たテクニックを思い出して塗っていきますが、ムラができて全然上手くいかない。左官屋さんに向いていないなと痛感しました。


カットフルーツを載せて、どうにか完成しました!


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初挑戦とは思えないできばえ(自画自賛気味)


さあ、半額チキンをぬくめて1人パーリィナイトだぜい。


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ケーキが美味い! 使いすぎてヘナヘナになった脳みそに、ぐんぐん栄養が回ります。チキンの味付けもいい感じ。文句を言う前に自分で何とかする。何年かぶりに、クリスマスに学びました。


あ、すし太郎でチラシ寿司作るの忘れてた(^^;

迂回バード 

先日、往復とも高速バス「メリーバード」で米子へ行ってきました。広島・鳥取県境のR183鍵掛峠付近積雪のため、R54を迂回運行。公式やバス好きのサイトを見ても、迂回した場合どの程度時間がかかるかなどのデータがないので備忘録的に記しておきます。運悪く雪の日に米子へ行くハメになった人もいるでしょうし。


(行き)
広島センター8:05→米子駅12:05(定刻11:55)


この日はLEDでない方向幕装備の2世代前セレガ。ミリオンカラーで、車内は4列シート&後部トイレ。「高速」の文字もローマ字表記もない「米子」という幕でやってきました。予約制のため、次のバス停を表示するぐらいなのにデジタル運賃表も搭載していたので、広島北営業課の予備車かもしれません。


広島センターから12人、大塚駅から1人乗りました。広島北ICあたりで中国道がシャーベット状になり、千代田で圧雪気味に。ここで8:10に広島センターを出た松江行き「グランドアロー」に抜かされました。その後乗客はなく、迂回のため三次ICで中国道をおりました。料金所手前でUターンするように設けられている三次ICバス停に立ち寄って(このへんの地図参照)、すぐの通路をまたUターンして料金所を通過。ここから54号線へ出ました。


松江行きと同様道の駅ゆめらんど布野で休憩。9:42に着きました。駐車場でさっき抜かされたグランドアローに再会。ここからはトラック2台を間に挟んでグランドアローに付いていきます。広島県内は道路の積雪がなかったものの、島根県に入り、頓原-掛合ではところどころ圧雪やシャーベット状になっていました。三刀屋木次から松江道、山陰道に入り、宍道バス停に入った松江行きを追い抜かし、一路東へ。米子西ICで降りて米子駅に着きました。


一部路面状態が悪い区間もありましたが、正規ルートより10分遅れ程度で着けました。迂回用の放送音声はないらしく、三次ICから先はウテシの肉声案内のみ。「米子」だった方向幕は布野で「広島電鉄」に変わっていました。松江行きと間違えて乗ろうとする人がいないようにとの配慮とみられます。


(帰り)
米子18:10→広島センター21:40(定刻通り)



非常に幸運なことに3列シートのエアロクイーンが来ました! フットレストのほかレッグレストも装備。広電でエアロクイーンといえば…そう、東京線「ニューブリーズ」号に使われていたクルマです!!! 方向幕は「広島電鉄」。6人が乗りました。


路面状態は非常に良く、積雪はおろかシャーベット状になって区間さえありませんでした。エアロクイーンなので乗り心地も良く、気持ちよく寝られました。20:10に道の駅ゆめらんど布野に着き休憩。ここで方向幕を「広島センター」に変えて出発し、何と定刻ぴったりにバスセンターへ着きました。






本来は庄原ICからR183→R180とひたすら下道を走るメリーバード。相当時間ロスをしているようです(^^; 落合JCTから米子道に入ると相当遠回りになるから仕方ないのでしょうか。実はグランドアローより長く走るのにメリーバードの方が安いので、本来ルートを松江経由にもしづらいですしね。今度普通に運行する日に乗ってみたいと思います。

北海どうでしょうⅡ 11 

道東の予定はこれでおしまい。後は帯広に戻ってレンタカーを返し、きょう泊まる旭川へ向かうのみです。


いま13:00。真っ直ぐ帯広へ行けば16:00過ぎには着いて、17:00発の旭川行き都市間バス最終便に間に合います。タイトな行程になりますが、全部下道を走る都市間バスにはそそられます。一方、JRにも帯広発旭川行き快速「狩勝」があり、こちらは18:28発。余裕はありますが、バスより420円高いし、18きっぷシーズンなので大きなお友達で混んでいるかもしれません。どちらにするか。釧路駅に着いてからの気分で決めることにしていました。そして、いまが選択の時です。


うーん。


腹が減った(笑) 定期観光バスの中で食べ物の話を色々聞いたし、何よりきのう食べたサンマが忘れられませんでした。ということで、釧路でゆっくり&JR利用決定!


バスで紹介された、駅前の和商市場へ行きました。市民の台所的な場所で、旅行者向けの名物があるんです。その名も「勝手丼」。何軒かある総菜屋でどんぶりごはんを買って、店々で魚の切り身をちょっとずつ購入。好きなものを思う存分載せるカスタムメイド丼なのです。


ちょっと中に入ったところからが勝手丼エリアです。まずはどんぶりごはんをゲット。普通のごはんもあれば、酢飯を詰めてくれるところもあり、店によってはタダでカニ汁を付けてくれます。


次が丼に載せる魚選び。どこまでも店が続き、ごはんの入ったプラスチック容器を持っていると、とにかく声を掛けられます。人生有数の「モテ期」と勘違いしそうなぐらい(・∀・) 食材は50円ぐらいからあり、中には500円を超える高級品も。同じ食材でも店によって値段が違いますので、消費者としては色々見て歩きたいのですが…一度足を止めると、「ウチは冷凍ものは使ってないよ!」「もうウチのもので決めちゃいなよ!」と先へ進ませてくれません(笑) そんな店の人たちとの掛け合いがまた楽しかったりします。


何とか4,5軒を回って計1200円の勝手丼が完成。サンマとエンガワを中心にイクラまで載った、濃厚メニューになりました(^^; 市場中央にある飲食スペースで食べます。平日、しかも13時過ぎだというのに、ほぼ満席でした。


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いただきます。


とろけるような甘さと、こってりとしたうま味が口の中で一気に広がります。海の恵みの競演。ここでもサンマは絶品でした。幸せな気持ちと、全部食べたくないと切なく思える気持ちが交錯する中、黙々と箸が進みました。美味い物には余計な言葉は要りません。すぐに完食。行程を1時間遅らせても、釧路でごはんを食べて正解でした。






さて、いよいよ釧路を出発です。まずは釧路市のカントリーサインマグネットを買うため、道の駅「阿寒丹頂の里」を目指します。


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途中までは午前中バスで通った道をそのままトレースします。鳥取地区では広島でお馴染みの「東京書店」を見つけ大興奮(道路の流れで止まれなかったので写真は撮れずorz)。大楽毛でいったん国道38号から分かれ、丹頂鶴公園よりもさらに北へ向かいます。釧路市と言っても、道の駅は平成の大合併まで阿寒町だった場所。かなり離れているのです。


釧路駅から50分ほど走って、ようやく旧阿寒町中心部に。北緯43度が町内を通っていることから、色々と看板があり、道の駅の隣には「北緯43度美術館」なる建物までありました。釧路市内を貫いているので、かなり寒いところを通る緯線なのかと思いきや、欧州ではイタリアやスペインが同じ緯度です。意外。


市内を南北に走って、ついにカントリーサインマグネットを手に入れました! イラストはタンチョウではなく、マリモでした。


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阿寒町が釧路市と一緒になったからこそ登場したマグネット。平成の大合併の恩恵を初めて受けた気がします(笑)


国道38号線に戻るべく今度は同じ道を南に下ります。途中再び通った丹頂鶴公園でふと駐車場を見ると…午前中に総裁たちが乗ったバスが! どうやら午後発の人たちが見学しているようです。「●●さーん(ガイドさんの名前)」と思わず手を振ってました。聞こえないってね。


釧路バイパスに合流する直前で道路工事をやっていました。片側交互通行。本州と違い、北海道では停止線のだいぶ前で「徐行」の旗を見せる人がいます。この現場の徐行人が立っていたのは、何と高さ4,5メートルはある土のうの上! これがカッコいいんですよ。広島支部長と2人、「一度でエエけえ、あれをやってみたいのう」と盛り上がりました。


大楽毛から先の38号は太平洋に寄り添う海岸道路です。すぐに釧路市が終わり、白糠町へ。道の駅「しらぬか恋問」は市町境の近くにありました。「わ」ナンバー車がずらりと並び、中には札幌ナンバーもいます。遠くまでお疲れさまです。まずはカントリーサインマグネットを購入。


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せっかくなので建物裏の海岸へ行ってみました。


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塘路湖が松竹映画のオープニングなら(以前掲載したこの写真参照)、恋問は東宝映画でしょうか。ざっぱーんと打ち付ける波、どこまでも続く砂浜。そう、まるでドラマに出てくる海岸です。地名からして男女が「おい待てよー」「ふふふふ」なんて追いかけあいこをするような。写真中のカップルがやらんかのうと期待しましたが、おとなしくトークを楽しんでおられました。余計なお世話か。


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砂浜の手前には芝生が広がっていて、子どもやペットは大喜びしそう。写っていませんが、湘南もののドラマに出てきそうなアメリカンテイストの店もありましたよ。総裁はと言うと、なぜか森進一「冬のリヴィエラ」を思い出してしまいました(^^;


あとは道なりに進むだけですが、総裁の眠気がピークに達してきました。白糠町から釧路市の飛び地になった旧音別町に入り、とうとう限界に。ここで広島支部長にバトンタッチしました。


次に気付いたらだいぶ内陸に入っていました。釧路と帯広のほぼ中間にある浦幌町。セイコーマートで目覚めのコーヒーをすすります。豊頃町に入ったあたりから家や牧草など、人為的な物が続くように。かつてふるさと銀河線の始発地だった池田を過ぎ、17時前、前々日に通った十勝川温泉の入口まで戻ってきました。クルマも増えてきて、久々の都会です。帯広まで帰ってきました。


広島支部長はあした帰宅するため、帯広17:44発の札幌行き特急に乗ります。駅で荷物を下ろして解散。気を付けてー。


ここからは1人旅です。まずはレンタカー屋へ。店長がいたら鉄道乗り継ぎ旅の話をうかがおうと思っていましたが、あいにく不在。借りたときにいた女性が応対してくれました。この女性、前々日もそうだったんですが、パツンパツンの服装なんです。総裁好みの(^^ゞ


「よほど凹んだり、大きな傷をつけなければ修理費用とか請求しませんから」の言葉通り、チャッチャとチェックして返却終了。駅へ向かうべくタクシーをお願いしました。すると「タクシーに特にこだわられますか?」「ん?」


「店の前のバス停から駅へ行くバスがあるんですよ」


「すぐにあるんですか?」「30分ごとにあるんですよ」。願ってもない話です。 女性が指さした壁にバスの時刻表が貼ってあって、店の向かいと思われるバス停の時刻にマーカーが引いてあります。いま17:35だから…17:47があるじゃん! 「ホントだ、すぐにありますね」。女性の方を見ると、


「ええと、いま5時だから」と15時のところを指でなぞっていました。ハハハハ…。


日が暮れてちょっと寒くなってきた中を、道路の向かいにあるバス停へ。少し遅れて十勝バスがやってきました。意外にも(失礼)、ワンステップ車です。このレンタカー屋を使うにあたり、バス路線はかなり調べたのですが、郊外-帯広駅の単純な系統ではなく、郊外-帯広駅-郊外という一見、駅発着に見えない路線だったので見落としていたようです。


夕方の、市街地へ向かう便にもかかわらず車内には10人近くがおり、途中から乗るお客さんも。駅の2つ手前までひたすら西○条○丁目という北海道らしいバス停が続きました。本州と違って丁目の区切りが細かいので、イマイチ距離感と方向感覚がつかめず。キツネにつままれた思いで帯広駅に着きました。15分ぐらい乗りましたが、運賃は190円。広島のバスより安いのに驚きました。(ブレブレ写真ご容赦を)


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帯広から旭川までJRで3570円。旅に出る前、知っている人が「青春18きっぷ、1回分使う人はいませんんか」と呼びかけていたので買っときゃあ良かったのう、と少し後悔。まあ仕方ありません。みどりの窓口で前に並んでいたオバちゃんが駅員氏に何のかのと言いがかりをつけたため、結構時間が潰れました。(駅員氏、ご愁傷さまです)


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ホームに上がると、もう何人か並んでいました。案の定18ユーザーっぽい大きなお友達が何人もいます。総裁同様に大柄で、手にはリュック、デカいカバンや紙袋。多分1両か2両だよなと思い、ホームの停止標をもとにそれらしい列に並びました。


釧路方面のホームにはちょうど特急が到着。線路が高架なので着くだいぶ前、発車してだいぶ後までゴトンゴトンと線路が響きます。スーパーおおぞら用のキハ283系はJR北海道が技術の粋を結集した気動車の雄。設計最高速度145キロのエンジンは力強いうなりを上げていました。


総裁が待つホームも遠くからコトンコトンと音がしてきました。快速「狩勝」到着です。キハ150系1両で。 想定してはいましたが、目の当たりにするとアチャー(ノ∀`)です。ドアが開いてお客さんがわらわらと乗り込みます。ぎりぎりで窓際を取れそうなタイミングでしたが…


総裁の前に並んだとても巨漢な大きなお友達の動きが遅い(T_T)


みるみる席は埋まり、巨漢が1人がけボックスシートに身を沈めたところで窓際は満席。やむなく、家族連れの中にお邪魔して、通路側席に座りました。太り過ぎはいけません。自戒を込めてそう思いました。


列車は帯広を発車。外が真っ暗ななのでどこまでが高架かよく分かりませんでしたが、やがて地平に出て、最初の停車駅芽室で結構降り、乗ってくる人もいました。その後もポツポツ乗り降りがありましたが、なんせ外が何も見えないので駅の周りがどんな場所なのか、よく分かりません。仕方ないのでずーっと読書。50分ほどで新得に着き、同じボックスの親子連れが降りました。ここだけは構内がかなり広いのが分かりました。


色々な方の旅行記やBLOGによると、ここから落合ぐらいまで様々な見どころがあるようですが、相変わらず何も見えず。どこかの信号場で特急と行き違いをしたのが分かったぐらい。鉄な話を期待された皆さん、ごめんなさいねえ。


ものすごい勢いで文庫本を読み進めるうち、富良野に着きました。ここで1両増結。お客さんも多少乗ってきました。どうやら長い山越えをした間に生活圏が変わったようです。10分停車を利用して一服しました。


中富良野で旅行中の人がたくさん乗ってきて、車内がだいぶにぎやかになってきました。座席の半分ぐらいが埋まって、21:41、終点旭川に到着。富良野線乗り場は、高架化工事でほかのホームからは遠くなってしまった、離れ小島みたいなホームでした。


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1年ぶりの旭川! ホテルにチェックインして、メシです。旭川だ! ラーメンだ!!!


ところが、駅の周りは店が閉まっているのです。デパートやファッションビルといった早い時間にクローズドになる店が多いからでしょう。ホテルのエレベーターで一緒になった人に聞くも「私もコンビニ飯にしました」。


ここまで来てコンビニ飯は避けたい。駅前から歩いてみることにしました。しかし、あるのはマックやミスドなどファーストフードや居酒屋ばかり。気付けば3・6街という歓楽街に来ていました。そこでようやくラーメン店を発見。一も二もなく入りました。10年前、新横浜のラーメン博物館で食べた旭川ラーメン。あれ以上に美味い一杯に出会えるはず…


でしたが、意外に普通のラーメンでした。可もなく不可もなくみたいな。飲み屋街の店にもかかわらず、とってもシンプルな薄めしょう油味。薄味好みの方は相性がいいかもしれない。帰宅後調べたら、旭川では有名店らしいです。


小雨が降り出した中、コンビニでウィスキー水割り缶を買ってホテルに帰りました。明日からバスづくし。どうか晴れますように。
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北海どうでしょうⅡ 10 

駅に着くと、釧路発のノロッコ号でやってくるツアー客を出迎えるバスがずらり。一眼レフを構えた大きなお友達や家族連れらもたくさんいます。駅舎には応援で来た駅員さんたちが臨時のきっぷ売り場を準備。駅前には売店が並び、近所の人が列車を見に来ていました。ノロッコ号が地域に活気をもたらしているようです。改札を抜けてホームへ行くと、顔抜きパネルが出迎えてくれました。


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今まで見た中で一番立派かも(笑) 地元とJR北海道の気合いを感じます。


ノロッコ号は5両編成で、網走側2両が自由席、釧路側3両が指定席。自由席の1両はトロッコではなく普通の客車です。定期観光で配られたのは自由席のきっぷ。


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まあ平日だし、釧路発と違って楽に座れるじゃろう。ひんやりとした風を浴びて眺める湿原に思いを馳せます。


構内踏切が鳴り始め、駅員さんたちが釧路方面の線路を見やります。大きなお友達がいっせいにカメラを構えます。ガガガガと音を立て、まるで湿原の丘のような濃い緑色の機関車が姿を現しました。ゆっくりゆっくりホームに入線。


[高画質で再生]

ノロッコ号 塘路駅到着

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駅前にバスがいたということは、かなり降りるはず。ところが…。お客さんが降りたのは指定席ばかり。まあツアーの場合は指定席を取りますわね、普通。自由席の人は大半がそのまま釧路へ折り返すようです。トロッコ車両は満席。何とか客車の窓側を確保しましたが、釧路川の反対側で眺望は期待できません。せっかく釧路まで来たのになあ。


とりあえず広島支部長と交代で写真を撮ったり、ジュースを買いに行ったりすることにしました。臨時のきっぷ売り場の前を通り、釧路行きの先頭車両へ。見た目普通の気動車ですが、機関車を遠隔操作できる運転台が組み込まれているそうです。季節によって道内各地へ出稼ぎ営業するノロッコならではの仕様。機回しは時間がかかるし、できない駅もありますからね。


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客車へ戻ろうときっぷ売り場の前を通ったとき、ふと思い付いたことがあって駅員さんに聞いてみました。「指定席券を買えば、このきっぷで指定席に乗れますか?」「ええ、大丈夫ですよ」。やっぱりそうなんじゃ! 指定席券は1人300円。広島から釧路まで数万円。答えは明白です。広島支部長に電話で確認すると二つ返事でOK。早速指定席券を買いました。何と手書きの料金専用補充券(料補)付きです!


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料補は、オンライン端末がない駅で指定席券や特急券など「料金券」を売るときに発行する手書き券。なかなか見られないシロモノです。「指定席券を買ったのに、座席番号が書いてない」と思われた方は鋭い。実は料補以外に、座席番号が書いてある普通の機械刷りきっぷも渡されました。この機械刷りきっぷは値段が「¥***」と表記されているため、客がいくら払ったかを手書き券でハッキリさせているようです。


最初から機械で「¥300」と表記したきっぷを出せばいいような気もします。でも、北海道には指定席も乗り放題のフリーきっぷがあって値段が入っていると具合が悪い場合もある。なのでちょっと回りくどいやり方をとっているようです。


とにもかくにも、これで釧路湿原の眺めを窓側で存分に楽しめます。


トロッコ車両は釧路行き方向の右側、釧路川に面する方に3人ずつ向かい合うテーブルシートが並び、左側には窓の方を向いた長いす。どこに座っても湿原の方が見やすいようになっています。総裁と広島支部長の指定席は湿原側の窓際。特等席です。やったー。


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窓は赤いレバーを引っ張って開けます。早速全開。床のところどころに足跡のペイント、天井にはエゾシカやリスのぬいぐるみがおり、遊び心いっぱいです。車内には記念撮影プレートや売店も。今まで観光列車って2両編成の「瀬戸内マリンビュー」「みすゞ潮彩」しか乗ったことなかったので、車内をうろつくうちだいぶテンションが上がってきました。


当駅で行き違う川湯温泉行き普通列車が釧路から到着。ノロッコ号に猛ダッシュしてくる大きなお友達を待って発車です。随分無茶なプランを組んだんだなあ。まあ総裁も大学時代、岡山や豊橋で跨線橋またぎの2分乗り換えとかやったクチなので文句言わんことにしときましょう。


客車列車らしく、ガタンと大きくひと揺れして動きだしました。塘路駅を出るとすぐに家がなくなり、進行右が川、左が崖の線路を大きくカーブしながら進んでいきます。車窓には釧路湿原がいっぱいに広がり、風を浴びていると自然と一体になった感覚に。総裁はツーリングをしたことありませんが、こんな気分なんでしょう。加速してちょっと風が強くなった…と思ったら、間もなくブレーキがかかりました。釧路川の徐行ポイントです。


[高画質で再生]

ノロッコ号 釧路川

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湿原の恵みをたたえ、土色に染まった釧路川。その流れと同じスピードでゆったりと景色が流れます。ほんのり漂う大地の匂い。まるでクルージングしているかのようです。


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ゆっくり進んでいると、「小さなお友達」も寄ってきます。


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鉄道好き?と思いたくなるぐらい、ノロッコをじーっと眺めていました。釧路周辺ではエゾシカが線路を塞いで、よく列車が止まると聞きます。ノロッコならシカをはねることもないし、少々止まった方が沿線の草や木々をじっくり眺められてかえって良さそう。このスピード感が、湿原時間に一番マッチしているようです。


再びガタンと揺れて加速し始めました。もうちょっとゆっくりしたいですが、列車なので目的地を目指さなければなりません。ここでちょうど車掌さんがやってきて検札。乗車証明書をもらいました。


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年、季節ごとに少しずつデザインを変えているようです。釧路駅で定期観光バスに乗ったときも乗車券をもらったので、記念切符づくしのツアーになりました。


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総裁と広島支部長のシートにはほかに3人が乗り合わせました。カップル1組と、見るからに「それ」と分かる大きなお友達。カップルがノロッコ号の感想について話し始めると、待ってましたと言わんばかりに大きなお友達が参戦、解説を始めました。あーあ、写真まで見せてるし。ヲタの悪い癖です。女子とお話しができてうれしいのは分かりますが、彼氏が目の前におるんよ…。女子、ちょっと面倒くさそう。微妙な空気になってきました。


彼氏がキレたら厄介だなあと思いましたが、このカップルは強かった。大きなお友達の解説が途中なのに、完全に二人だけの世界を作ったのです。ひっつき気味にここまでの旅の話や、友達の話を展開。大きなお友達もあきらめて、おとなしくなりました。ははあ、こういう対処の仕方があるのか。広島支部長ともども感心しました。


塘路の1つ釧路寄り、細岡駅のホームで修学旅行生が大挙して待っていたので「すわ、ここから大混雑か」と思いましたが、別の車両に乗ってくれたよう。釧路湿原駅でもたくさんのお客さんが乗ってきました。ノロッコ号はスピードを一気に上げ、風がビュウビュウ吹き込むように。窓をいったん閉めます。


歴史的建造物の岩保木水門前で再び徐行。間もなく家が建ち並ぶようになってきました。よく見ると屋根に煙突が付いています。


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今でこそ減ってきているそうですが、北海道では暖炉や、煙突付きストーブなるものがあるそう。冬の厳しい寒さがしのばれます。昨年北海道を訪れて以来、晩年はこういうところで住みたいなと思うことがありましたが、世の中そう甘くありません。


東釧路で根室本線と合流。思い切り川幅の広がった釧路川を渡って市街地へ入ると、すぐに終点・釧路駅でした。改札や階段入口をガラスでガード。広島がいかに恵まれた環境か思い知りました。


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非常に中身の濃いツアーでした。半日なのでとても参加しやすく、総裁みたく道内をせかせか回る人にはオススメです。今度は違うところを走るノロッコにも乗ってみたいですね。
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北海どうでしょうⅡ 9 

真っ暗な部屋に、携帯アラームのsuperfly「やさしい気持ちで」が響き渡りました。ん、もう朝? 全然光が差していないので、一瞬目覚ましの設定を間違えたかと思いました…そうだ、カーテンだけじゃなくて引き戸も閉めたんだった。夜勤のとき中途半端に明るい部屋で寝ているので、変な気分です。窓を開けると…


霧に包まれていました。


古くは「霧の幣舞(ぬさまい)橋」という歌があったように、釧路は霧の街として知られています。三陸沖から釧路沖にかけてのエリアは黒潮と親潮がぶつかる潮目。小学校で習いましたね。そこへ南風が吹き寄せ湿気を運び、霧を生じさせます。夏場、釧路の気温が低いのはこのため。出発前、広島支部長から「釧路は寒いらしいけえ、半袖だけじゃあ風邪ひくで」と釘をさされていたにもかかわらず、暑がりの総裁は半袖だけを持ってきました。


「やべえ、きょうは寒いのかな」と思ってテレビを点けると、ちょうど天気予報をやっていました。


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上着、コートって何!!!! 北海道をナメていました。まあ、よいよ寒うてかなわんようならユニクロにでも寄ってフリースを買いましょうて。


きょう、あす泊まる宿にはいずれもランドリー施設がないため、1階のコインランドリーに洗濯物をぶち込んで朝食。バイキングはメニュー少なめながら、ツボを押さえていて結構良かったです。焼きたてパンがうまかった。


思ったより早く支度が終わったので、駅前を歩いてみました。外はちょっと肌寒いぐらい。これなら何とかなりそうです。


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JR北海道の支社が入っているだけあって、結構大きめの建物。入口の看板「946」が何を指しているのかすぐに分かりましたが、あえて触れません(笑) 各地で駅舎の建て替えが進む中、昭和の雰囲気を残し、旅情をかきたます。歌謡曲のPVに出てきそう。


そしてくるりと向きを変えれば、広大なバス乗り場です。実は総裁らの泊まったホテルはターミナルの上だったんです。バス好き的にはたまらない立地ですが…窓が線路向きだったorz(こんなこと書くと、鉄道命な人に怒られそう)


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朝ラッシュの時間ですが、ほとんどのバスが出払っているためか、ちょっとがらんとした感じでした。


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バスを見てまず目に付くのが系統番号板。釧路市内のバスはくしろバスも阿寒バスもフロントにでっかい番号プレートを付けているんです。ネットで調べる限り、かなり昔から付けているよう。霧や雪がひどいとき、方向幕だけでは何行きか分かりづらいからでしょう。沖縄のバスもこのテの表示がありますね。利用者側に立つと、これは便利です。


そして帯広同様、釧路にもラッピングバスがたくさんいました。


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都市間バスのライバルも寛容に受け容れます(^^;






きょうはまず、定期観光バスで釧路湿原をめぐります。阿寒バスのラインナップには、1.湿原の観光地・ビューポイントを押さえ、2.JR釧網線「くしろ湿原ノロッコ号」に乗って、3.しかも昼1時に終わる、実に総裁向けのコースがあって、事前に予約しておきました。


8時すぎに受け付けスタート。名前を書いていると、年季の入ったバスが着きガイドさんが降りてきました。大柄なおばちゃんでとにかく元気。早速窓口さんから「あら、珍しいですね」「久しぶりじゃないですか」なんて声を掛けられ、愛されキャラぶりを発揮していました。若いガイドさんにたどたどしくやられるより、キャリアを積んだ人に分かりやすく案内してもろうた方がいい、というのが総裁の考え方。実りあるツアーになりそうです。(バス写真は別の場所で撮影)


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時間になって発車。総裁たちを含め8人が乗りました。駅前ターミナルを出て市街地の道路に入ると、クルマとバスが数珠つなぎで、歩道にも通勤、通学の人がいます。駅周辺が空いていただけで、街中はしっかりラッシュになっていました。釧路ではJRって札幌など遠くへ行く「ハレの日」に使う乗り物なんでしょう。


バスを何台も追い抜かしましたが、その中にこんな広告が。


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さすが北海道。市街地以外は完全にクルマ社会なんですね。


バスは幣舞橋の手前を右折。市役所や道警が並ぶオフィス街のプリンスホテル前から2人乗って、ツアー客全員がそろいました。ここからは国道38号(釧路国道)を一路西へ向かいます。ガイドさんによると今朝の最低気温は9度。釧路では9月に入ると「そろそろストーブやこたつを出そうかねえ」という話になるそうです。


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新釧路川を渡り日本製紙の工場を避けるように大きく右へ左へ曲がると、「鳥取」という地区に入りました。鳥取から移住した士族が開拓して付いた地名。鳥取大通に鳥取小学校、鳥取神社と続き、不思議な気分でした。王子製紙の工場がある大楽毛(おたのしけ)を過ぎ、阿寒川を渡るといよいよ家が少なくなり、緑が広がってきました。


ガイドさんによると、釧路は人口18万人を抱える道内4番目の都市(札幌、旭川、函館の次)。かつては20万人を超えていましたが、徐々に減っているそうです。炭鉱・漁業の縮小が主な理由。釧路は良質の炭田地帯で、かつては多くの鉱山がありました。しかしエネルギー革命で石油資源への転換が進み、相次いで閉山。漁業も、北洋漁場からの締め出しや魚自体が減ったことで水揚げ量が減り続けています。


追い打ちを掛けているのが王子製紙の生産停止。雇用は守られるとされていますが、「さらに人口が減るかもしれません」とガイドさんも不安そうでした。観光客にとっては、自然と海の幸に恵まれた素晴らしい街のように思えますが、今後の在り方について非常に厳しい局面を迎えているようです。


38号から240号(まりも国道)へ。釧路空港の看板が見えて、間もなく最初の観光地・市丹頂鶴自然公園に着きました。国天然記念物のタンチョウを保護・研究を進めるため1958年に開園。5羽からスタートし、現在は5世代目を含む18羽が暮らしています。


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ツガイごとにスペースを割り当て。中には名前の由来が気になるヤツもいたりして(笑) 屋根がないので自由に飛んでいけるようになっていますが、夜はちゃんと帰ってくるそう。タンチョウは縄張り意識がとても強いらしいです。


フェンスは必要ですが、これだと写真が撮りにくい。ということで各スペースに1,2箇所ずつのぞき穴があります。蓋がとてもカワイイ。くちばしが取っ手になっています。


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鳥って人間が近付くとすぐに飛んでいくイメージがありますが、ここのタンチョウたちはいたってマイペース。縄張りにさえ入らなければ構わない、という発想なんでしょう。のんきに歩き回っています。動物園の檻と違って周りの自然と同化していて、写真だけ見ると普通の草むらにいるよう。


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ツガイごとに同じスペースにいますが、よその奥さんが気になるタンチョウもいるよう。何だか人間くさくて思わずニヤニヤしてしまいます。


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美しい白い羽根と、アタマを染める鮮やかな赤とのコントラストはとても印象的。古くから日本人に愛されたのもうなづけます。保護に向けたさまざまな取り組みで、1924年にわずか十数羽まで減っていたタンチョウも1000羽を超えるようになりました。いつまでも北の空に白い軌跡を残してほしいと思います。


最後にガイドさん激オススメのソフトクリームをいただきました。濃厚な味わい。自然に囲まれながらいただくと格別の美味さでした。


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次は東に向かい、鶴居村の境付近にある市湿原展望台へ。なだらなか坂を一気に登って、資料館の屋上に着くと…


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どこまでも広がる緑!! 視界の中すべてが釧路湿原です。思わず息を吸い込みました。ちょっとした池の周りの狭い湿原しか知らない総裁にとって、ケタ違いの広さでした。そりゃあラムサール条約で登録されるわなあ。バスの発車まで時間があったので少しだけ遊歩道を歩きました。


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しーんと静まりかえった森。入口に「クマが出ます。クマよけの鈴を用意してください」という旨の看板があったように、ここでは人間は自然の脇役に過ぎません。


バスは北東に走り、もう1箇所ビューポイントを回ります。車内がちょうどいい温度なもんだから、鶴居村に入ったあたりから徐々に意識が遠のいてきました。4桁道道に入ると道がキュッと狭くなって離合に気を遣うように。もうちょっとで下車というところで、ガイドさんが突如「ああっ!」と叫びました。急ブレーキがかかりました。何事?と窓の外を見ると、


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キタキツネです☆ 一気に目が覚めました。釧路湿原の中では比較的クルマ通りが少ないためか、珍しそうにバスを見つめています。車内は早速撮影タイム。総裁みたいな30男から、おっちゃん、ばあちゃんたちまでみんなカメラのシャッターを切りました。一通り撮り終わったころ、キタキツネは山に消えていきました。写り慣れとるのう(^^;


間もなく目の前にダートコースに出現!


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その直前に展望台の駐車場がありました。整備されているとはいえ、結構な傾斜の山道を登っていくと、今度はこんなお客さん。


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宮島の平地以外で初めてシカを見ました(笑) キタキツネと違って恥ずかしがり屋さんだったらしく、花札みたくぴょんぴょんと谷を下っていきました。ぜえぜえ言いながら追いかけてきたガイドさんによると「きょうは色々動物が見られた方です」。そして展望台に着くと素晴らしい眺めが待っていました。


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じゅうたんのように広がる草原。市展望台から比べるとかなり中に入ってきましたが、まだまだ手つかずの自然が続いていました。本州とはスケールが違いすぎる。「大地」とは北海道のためにある言葉だと思い知りました。


再び出発してバスはダートに突入。ぐわんぐわんと揺られるうち、水辺に近付いてきました。


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上から見るとかなり細い筋でしたが、橋の上からだとかなり川幅。周りの植生も思った以上に背が高い。草の色濃さは違いますが、泥の崖とゆったりとした流れはまるで07年に訪れた西表島の仲間川みたいでした(このへん参照)


国道の手前でアスファルト道に戻り、塘路湖に到着。微妙にシーズンから外れているおかげで、ほかに誰もおらず、邪魔されることなくゆっくり眺めに浸ることができました。湖面がとてもきれいで、松竹映画のオープニングみたく山が上下に並んでいるかのように見えました。


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岸からだいぶ離れたところでカヌー教室をやっていました。さっきの流れならカヌーでめぐるとちょうど良さそう。風を感じながらパドルをこぐと気持ちいいだろうなあ。


そしてバスは塘路駅に移動。ここからいよいよ「釧路湿原ノロッコ号」に乗ります!
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バス好き向けストリートビュー 

広島市もサービス範囲に入ったgoogleストリートビュー。あらためて「ネット散歩」してみると、結構細かい路地まで写っています。よくよく見ると「中の人、バス好き?」と思われる画像もありました。きょうは「ストリートビューの見どころ for 大きなお友達」をご案内したいと思います。


まずは、広電の広島北営業課(西区にあるけどこんな名前)。市北部への一般路線バスのほか、共同運行社を含む高速車両、空港リムジン、グループ会社であるボンバスのクルマが集まる一大車庫です。


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このへん参照)


車庫の敷地を分断するように細い市道が通っていて、googleカーはここも走っています。


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広電に加えて、日本交通や一畑、小田急シティバスまで! よくぞこの道を選んでくれました! あと10年早かったら日野RE、いすゞCJMなどモノコック車もおって、鼻血必至だったのですが…。いや、10年後に見たらこの風景もお宝画像になるかもしれません。


北営業課が出たので、次は市西部、東部の路線を担当する南営業課。


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このへん参照)


いきなり元宇野自動車のエアロスターが登場! 奥に見える新型セレガとの対比がたまりません。クレアライン線の元観光型車両もいますね。話が分かる?googleさん、もちろん反対側にも撮影車を回していました。


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緑と白がずらり! 壮観ですねえ。ほとんど出払っている時もあるので、絶妙な時間に巡回したようです。広電を代表する日野ブルーリボンがデンと写っていたら100点満点の画像でした。


南営業課の管内で有数の便数を誇る山田団地行き。その終点もしっかり写っています。


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このへん参照)


本当に山の際。ラッシュ時は4分に1本、昼間でも10分に1本広島センター行きがあるだけあって、かなり広い敷地です。奥にある建物もちょっとしたアパートぐらいの大きさがあり、朝方はかなりにぎやかそう。車齢を重ねたクルマがちらほら見えるので、貴重なショットといえるでしょう。近くの美鈴が丘高校車庫はこぢんまりとしていて、2台しか止まっていませんでした。


西方面ではほかに井口台、薬師が丘、廿日市ニュータウンの各車庫が全景を見られましたが、ほとんどバスが止まっていませんでした。藤の木団地に至ってはバスが止まっている奥部分がほとんど見えず。東方面の熊野営業課もダンプが視界を塞いだ上、反対車線だったので車庫がよく見えませんでした。googleさんも口惜しかったことでしょう。


次は広島バス大洲車庫。一見すると同じようなクルマばかりですが、生え抜きと首都圏の中古が交じっています。特に最近立川バス、東急バス、江ノ電バスから続々と入ってきて話題が尽きません。


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このへん参照)


写真右のあたり。大洲では「そこまで詰め込まなくてもいいのに」と思ってしまうぐらいぴっちりバスが止まっていて、夜通ると鳥の群れのようにバスがひしめきあっています。どのバスが手前か奥かはどうやって決めてるんでしょうねえ? 規則性があるようにも見えるし、適当に止めているようにも見えるし。。


広島市内を出ましょう。芸陽バス本社はかなり広く、何回かスクロールさせないとバスを一通り見ることができません。


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このへん参照)


ほかの車庫と違って、ここでは社員の車が堂々と敷地の真ん中にいます。バスは屋根のある場所に置こう、という考え方なんでしょうけど、モータリゼーションが特に進んでいる西条だけに何とも皮肉です。


さらに離れて中国バス尾道営業所。かつて尾道鉄道の駅があった場所です。

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このへん参照)


台数こそ少ないですが、広島市内ではほとんど見られない、いすゞキュービックに両備色、東京行き高速バスなど多彩なラインナップ。googleさんもエキサイティングしたのか、わざわざ市道に入って、別アングルでも撮っています。


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さらに中の人はおのみちバス(尾道市交通局)前も走ってくれていますが、こちらは車庫のつくりが災いして、あまりバスは撮れていません。ただ「念ずれば花開く」とはよく言ったもので、いすゞの古参車なのに方向幕をLED改造した渋いクルマが写っています。


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このへん参照)


福山、県北の車庫も見たかったのですが、担当さんがあまりバス好きでなかったのか、全然撮っていません。備北の吉田、庄原バスセンターや中国バスの福山営業所、府中営業所もダメ。井笠鉄道もトモテツも見られず(・ω・) 仕方ないので岡山県に移ってみます。


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このへん参照)


まずは岡山電気軌道の岡南営業所。広島市内の映像は午前中が多いですが、岡山市内は夕方に撮影したようです。帰宅ラッシュに向けて多くのバスがスタンバっています。岡電はラッピング車が多いのでバスが並ぶと随分カラフル。奥にはオレンジ色の岡山空港リムジンバスも見えます。バス停の人の熱い注目を浴びてますねえ(笑)


ラストは同じ岡山市内にある中国JRバス岡山支店。ここも広いですね。


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このへん参照)


かつてJRバスは岡山-倉敷線など一般路線をいくつか運行していましたが、相次ぎ撤退。今は事実上スクールバスの清心高校線だけになりました。それでも路線車数台が見えますが、一部を除けば鉄道代行ぐらいでしか動いていないんだろうなあ。徳島バスと西日本JRバスも見えます。


とまあ、探せば探すほどバス画像が出てきました。すれ違い画像はこの何倍もあります。googleカーは昨年あたりから巡回していたそうなので、広島県東部を走る芸陽バスや、美作市内の神姫一般路線バスなど今では見られないシーンに出会えるかも。息抜きがてらストリートビューで乗りバス気分を味わうのも面白そうですね。総裁も「宝探し」を続けてみます。

サツマイモは続く 

以前blogで書いたように(このへん参照)、実家から大量のサツマイモを引き取ることになりました。「1カ月ぐらいは戦時中並みにイモを食べ続けんにゃあいけんのう」と思っていましたが、「拾う神」がいましたよ! 会社に、奥さんが鹿児島出身でサツマイモはナンボでも食べるという人がいたんです。さらに子だくさんの家庭や、別のイモ大好き夫婦からも引き合いがあり、一気にさばけました。ありがたい限りです。


そんなわけで前回ご紹介した翌日に再び天ぷらを作ったら、あと数本だけに。今季最後。ふかすだけってのも芸がないなと思い、何人かにオススメ調理法を聞いてみました。そしてでき上がったのがポテトサラダ風サツマイモ。


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教えていただいたレシピは…

1.皮付きのままサツマイモを茹でて粉ふかして
2.粗くつぶして
3.塩茹でしたさやいんげんを適当な長さに切って
4.ツナ缶(水気は切る)とマヨネーズと塩少々とあらびき胡椒で和える



実は総裁、キュウリとポテトサラダが大の苦手。でもこのレシピではキュウリが出てこないし、マヨネーズを少なめにすれば、粗挽きこしょうと相まってマッシュポテトみたいになりそう。これならイケると思って作りました。


これが結構美味い! ツナ缶の塩味と紅イモのほとほどの甘みがマッチするんですよ。教えてくださった方は「ごはんのおかずにならん」とメールに書かれていましたが、何の何の。これならごはんもいけそうです。サツマイモデイズのいい締めになりました(^^)v


ところが。


再び実家へ行ったら「食べきれんけえ、これを持って帰りんさい」「会社でいる言う人がおるじゃろう」と大量のサトイモが登場。。 さすがにこれ以上はきついので、1食分だけ持ち帰りました。学生時代にテストの点数についてギャアギャア言うのと同じように、健康診断の数値に騒ぐウチの親。やせろ!と連呼するのと矛盾してません?


数日後、黒霧島のCMで見て以来気になっていた「いもたこ」を作りました。


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料理酒がなかったので、ちょうど余っていた黒霧島を代用(笑) ほろ酔いになりそうな味でした。もうちょっと醤油味が濃くても良かったかなあ。一人暮らし12年生にして、料理の幅が広がる日々。ある人にとうとう「いいお嫁さんになれるよ」と言われました(^^; まあ、褒め言葉なので良しとしましょう。
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