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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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やっぱり「チーム青森」 

バンクーバー冬季五輪は女子フィギュアが始まり、いよいよ終盤です。浅田真央選手に関心が集まる中、総裁は日本チームで最大の功労者はカーリング「チーム青森」だと思っています。健闘実らず決勝行きこそ逃しましたが、期間が長いこともあって一番注目と声援を集めたし、カーリングというマイナー競技をさらに表舞台へ押し上げました。白熱したひとときをありがとう。


総裁の職場でもにわかカーリング評論家が続出しました。ある人が「なんで擦ったら石が滑るのか」と話すと2、3人が「摩擦で氷の表面が溶けてのう」と解説。中継を見ながら上司や部長と「あのストーンを弾いて、その余勢であの黄色を飛ばせばいいんじゃないですかねえ」「いいや、あっちの黄色を飛ばすんじゃろう」なんて話に花を咲かせました。


そして世の男連中で盛り上がったのが「アンタあ、あの中で誰がエエ?」。このやるだけ意味がない下世話トーク、モーニング娘。が流行って以来ですよね? AKB48が流行っているらしいけど、なかなか地上波に出てこないし、人数が多くて覚えきれない。4、5人が丁度いいんです(笑)


職場では近江谷派が多数。実は総裁、目黒派なんですが、今のところ1人だけ。みんなの党以上の少数派ですよ。あの真剣な表情がエエじゃないですか…と同意を求めてもなかなか理解してもらえません。みんな面食いだなあ。皆さんはいかがですか


ちなみに今回から「クリスタルジャパン」という愛称が登場しましたが、やっぱり「チーム青森」の方が純粋に競技に打ち込む姿勢が伝わってしっくりきますわなあ。「クリスタル」には広告代理店の臭いがプンプンするし。よって総裁はチーム青森と呼び続けます。ソチ五輪を楽しみにしましょう!
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北海どうでしょうⅡ 番外編 

飛行機の機内放送にあるミュージックチャンネルって聴きますか? 最近は総裁を含めて大体i-Podを持っていて、聴いてないなあという人も多いのでは。選曲が微妙だったり、途中で機内アナウンスが割り込んできたりしますし。ただ、時々アタリがあるんですよね。今回の旅がそうでした。


全日空にはアーティストをゲストに招いた特集chがあって、9月はSuperflyが登場したのです! まるまる60分ひたすらSuperflyというCSみたいな番組構成。当時出たばかりのアルバム「BoxEmotions」の曲やVo.越智志帆の考え方や日常についてたっぷり聴くことができました。特に、大空に包まれて聴く「やさしい気持ちで」は格別で、歌詞通りあたたかい気持ちになれました。


で、広島に帰って早速買ってしまいました。BoxEmotions。


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元々Superflyファンだったので興味あったのですが、機内放送のおかげできちんと「出会う」ことができました。すっかり気に入ってクルマに常備しています。


破綻したJALだけでなく、ANAも赤字決算になり、航空業界を取り巻く状況は厳しさを増しています。機内の新聞がなくなり、春からは水とお茶以外の飲み物は有料になるらしい。機内放送もいつかなくなりそうな…。でも、これがなかったらBoxEmotionsを買うことはなかったし、へえーと思える歌に出会えたのは今回だけではありません。i-podを持っていない人だったいるし、何とか残してほしいと思います。もちろんラインナップは改める余地がありますけど。
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旧うつくしま 

先週末、業界系団体の集まりで福島市内へ出張してきました。


中国地方に住んでいると、東京から北へはなかなか縁がありません。それでも「松島で遊覧船に乗った」「青森でねぶたを見た」なんて人がいたりするのですが、福島は本当に訪れた人と出会わない。総裁も大学時代、サークルの合宿で会津へ行ったことはありますが、福島市内は新幹線で通っただけ。事前の調べではご当地グルメも観光地もないらしい。


広島から羽田へ飛び、東京から東北新幹線で北上。往復乗車券・特急券&ホテルの格安パックを利用したため、福島まで各駅停車です。進むにつれて山の雪が増え、空が鉛色になってきました。ああ、まるで小説に出てくる東北地方みたいになってきたなあと思い始めたころ、福島駅に着きました。ホームから市街地を見渡すと、雪帽子をかぶった山なみが割と近くまで迫っています。街がぎゅうっと凝縮された感じ。


会合までに喜多方ラーメンを食べようと駅を歩くも発見できず。仕方なく駅前にあるイトーヨーカドーのフードコーナーでサンマーメンをすすりました。場所柄周りは地元民ばかり。耳を澄ますとマイルドな東北なまりが飛び交っていました。こういうの好きなんですよ。


会合後はホテルにチェックインし、懇親会へ。会場は福島の夜景が一望できるビルの最上階でした。今回ホストを務めた社の人は「いやあ、大した夜景じゃなく申し訳ないです」と恐縮していましたが、そんなことないですよ。ネオンが少ない分、大地に星をちりばめたような、かえって幻想的な眺めになっていました。


二次会があって、その後はスタンドへ。昭和っぽいけど若い客もいて、気取らないけど適度に品がある…実に居心地の良い店でした。もちろん店の女性は東北なまりです。イントネーションが違うと何だか新鮮で、妙にハイテンションになってしまいました。結構な地位の方に案内していただいたのですが、業界には珍しい、物静かであたたかい人でした。


県庁所在地だけど威張らない、ぎらぎらしてないけど寂しくはない。観光地にありがちな、県外客に媚びた感じがない。そんな居心地の良い街でした。いいじゃん、福島。


ちなみに総裁が大学時代に会津へ行ったとき、あちこちに「うつくしま福島」というキャッチフレーズが書かれた看板がありました。ところが今回、飲み屋で「うつくしま」と話すと何か微妙な空気に。案内していただいたホスト社の方が「前の知事が言い出したんだよね」とポツリ。ああ、そうか。贈収賄事件で逮捕された知事が提唱したフレーズだけに、福島県民の中では微妙な位置づけになっているんですね。以後気を付けます…。


最後に趣味的な話。もちろんバスに乗りましたよ。帰り道、会場になった公共施設から駅までの2区間ほど。一緒に行った後輩が「××さん、バス好きでしょ。写真撮りますよ」なんて言ったもんだから記念撮影なんてしてしまいました…(^^; 車内放送は広島バスと同じ声。席は背が低く、かつて広島にもあったザラザラシートでした。


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さらに新幹線のホームに上がったら、ちょうどつばめとMaxやまびこを連結していました。思わず動画撮影。当方達の1時間後の便に乗ろうとした先輩(人妻・非鉄)も広島では見られない光景に興奮して写真を撮ったらしい。。


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(補足)羽田-品川間は、全日空の搭乗半券を見せれば買える羽田-品川・横浜割引往復券「羽得きっぷ」(通常往復800円→600円)を使いました。首都圏の私鉄ってこういう企画券も磁気対応しているものですが、このきっぷは何とスタンプ方式! 品川の乗り換え改札を通るのに色々苦労しましたが、ちょっと懐かしかったです。


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北海どうでしょうⅡ 17 

肌が生まれ変わった後はひと休み。フロント前に立つパーティーションの向こう側が臨時の休憩スペースになっていて、クツを脱いで思い切りあぐらをかきます。集会所にあるような折りたたみ机でここまでのバス乗車記をメモメモ。たばこ吸い放題、水飲み放題と総裁のためにあるような場所でした。。


バスの時間になって外に出ると、初山別の道の駅に止まっていたチャリが並んでいました。


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あれから3時間足らずでここまでやって来たみたいです。チャリダー、やるなあ。きょうは隣にあるキャンプ場泊でしょうか。


7.てしお温泉夕映19:15→19:43幌延駅 (沿岸バス)  幌 延 

(萌えっ子フリーきっぷ使用)




夕映から少しでも離れると真っ暗で、ヘッドライトを発見→数秒後に「なんだ自家用車か」の繰り返し。定刻を少し過ぎて、ようやくフロントガラスの大きな明かりが見えてきました。今度のバスも総裁と女子1人でスタート。留萌や羽幌を夕方出る便ですが、天塩まで通しの利用はないようです。


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2時間前に総裁が降りた天塩町役場を通過。電光掲示板に「しじみ汁」が光る大衆食堂を過ぎ、天塩高校に着きました。普通のバス停かと思いきや、ちゃんとしたロータリーと待合室があって、IC脇にある高速バス乗り場の趣です。ぐるりと回って停車。女子が降りて、代わりにジャージー姿の男子高校生が乗ってきました。部活帰りだろうけど…ほかに乗る人はいないのかあ…。


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バスは元の道に戻ってT字路を右折。内陸に向きを変え、一路幌延を目指します。午前中からずっとたどったオロロンラインともここでお別れです。


天塩の市街地を離れるとコンクリ壁に沿って走ります。もう真っ暗でススキと川の境目も分かりません。目を凝らすとポツポツと家の明かりが見えます。割とバス停の間隔が短いので、茂みの中にたくさん家があるのかもしれません。


野球中継が終わったからでしょう、車内はNHKラジオがかかっていました。普段は良くいえば落ち着いた、悪くいえば暗いイメージがあるNHKですが、周りが何も見えないので何だか華やかに聞こえます。電波で大都会とつながっている安心感でしょうか。バスは真っ赤な矢羽根が不気味に光る中を駆け抜けます。


男子高校生はなかなか降りません。そして乗る人もいません。観光型のバスなのでまるで高速バスに乗っている気分です。広島でも特に狭い道ばかり運転するボンバスのウテシがここを走ったら価値観が180度変わるでしょうねえ。ラジオからは林家三平と女性タレントの喋りが聞こえてきましたが、総裁同様ウテシも飽きたみたいで、民放にダイヤルを合わせました。


そして19:35、天塩大橋手前でついに国道40号(宗谷国道)と合流。幌延町に入りました。せっかく合流した宗谷国道ですが、バスはすぐに右折し一路市街地へ。そして間もなく現れたのが…


北緯45度の標識!


心の中で「おおお!!!」と叫びます。かつて冬季五輪があったカナダ・モントリオールやイタリア・ミラノと同じ緯度まで来ました。広島が北緯34度。本当に遠くまで来ました。間もなく久々に商店が見えてきて、宗谷本線の踏切を渡ったら幌延の中心街でした。セイコーマートもあります! 街灯でオレンジ色に照らされた街路を2度3度と左折。ついに終点・幌延駅に着きました!


そう、旭川から223.4km、バスで走覇です!!!! 感動の余り、写真がブレブレになってしまいました(^^;


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高校生、思いきり不審者を見る目線です(笑) そして背後にも珍しい生き物を見る視線が。きょう泊まる旅館の旦那さんが立っていました。一眼レフでバスを撮る人種を初めて見たのでしょう。ポカーンとしていましたが、我に帰ってクルマへ案内していただきました。(初老の男性なので「ご隠居」かもしれませんが、旅館ホームページ中のBLOG名から察してこの方が今も「旦那」であると判断しました)






この先へ行くバスはもうありません。厳密には札幌発の都市間便「はぼろ号」が通りますが、幌延からは乗られません。最初は幌延泊も考えました。しかし、隣町にある豊富温泉は日本最北端の温泉郷で、しかもアトピーの人が湯治に来るぐらい泉質がいいらしい。これは興味津々。そこで事前に豊富温泉の旅館に送迎が可能か聞いてみました。


返事は…「OK」。一も二もなく予約しました。奮発して毛ガニが出るコースです! お気づきの方もあるでしょうけど、総裁、きょうはちゃんとした昼メシを食べていません。毛ガニを美味しく食べるため我慢していたのです。


旦那のクルマはどちらかと言えば若者向け。エンジンをかけ半纏を羽織って颯爽と運転する姿はなかなか粋です。もっともこの年齢までクルマを運転しないと生活が難しいのが宗谷の現状なのでしょう。クルマは道道を一気に駆け上りました。周りの木々は月明かりに照らされて真っ黒な輪郭を浮かび上がらせ、空では地上に光が足りない分、星たちがまたたいていました。


と、それまで物静かだった旦那が「このへんに原発で要らなくなった放射性廃棄物を捨てる場所を作る計画があるんです」とポツリ。かつて原爆で何もかもを失った広島から来た人間として、ショックでした。おとぎ話に出てくるような森の中にそんなものができるなんて。「本当にできそうなんですか」。かろうじて返せた言葉でした。「さあ、どうなるんだろうねえ」。それ以上は聞かないことにしました。(wikiによると「幌延深地層研究センターが核抜きの地層処分研究施設として設置され、幌延問題は一応の終止符を打った」そう。ただいつ話が再燃するか疑いの目を向けている人は多いようです)


豊富町に入って間もなく大きい建物がたくさん見えてきました。豊富温泉街です。旅館がひしめく中でクルマは停止。チェックインして部屋へ行きました。温泉街で一番歴史ある旅館。階段にはここを訪れた長嶋茂雄氏の写真もありました。普段は「面白い人」なのに、近付いたと思うとピンと背筋が張りますね。さあ、いよいよ毛ガニ&温泉とご対面です。






ほかの宿泊客は食事を終えたそうで、総裁1人のディナーです。別料金でビールを注文。北海道なのでもちろんサッポロです。若女将さんから一通り説明を受け、さあ、いただきます!


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じゃじゃん。なかなか豪勢です。そしてきょうの主役ももちろんいました!


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毛ガニ大先生!!
 早速むしゃぶりつきました。口の中に広がる潮の味。そして胃に注ぎ込むビール。たまらんっ! 「男は黙って」と言われなくても静かになってしまいます。そして毛ガニ以上に印象的だったのが…


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エゾシカのタタキ!!
 クセがある、というより濃厚な味わいというべきでしょう。たまらない肉厚と、香ばしさと美味さが相まってすっかりハマってしまいました。一気にビールを飲み干しそうなのをガマンしましたが、ごはんが進む進む。ここでお代わりです。


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でもホタテ先生が出てきては白旗です。ビールはここで飲み干しました。そして最後の〆は、


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プリン♪ 豊富は道内で広く流通する「豊富牛乳」の産地。牛乳の消費が伸び悩み、廃棄が増える中「少しでも酪農家を助けたい」と若旦那夫婦が試行錯誤の末完成させたそうです。いまや豊富の名物になりました。ほんのり自然な甘さで飽きがこない味。ふわうまです。最後の最後まで美味しい夕食でした。


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ごちそうさまでした…と食堂を出ようとして発見。あまりのなつさに悶絶しそうになりました。


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食事の後は温泉です。豊富温泉は大正時代、石油を採掘していて見つかった湯。ために石油成分を含んでいます。浴場に入ると、ぷーんと油臭が漂っていました。ストーブに灯油を注ぐときのアレです。この臭いの元が肌にいいらしい。(写真は翌朝、ほかのお客さんがいない時間に撮りました)


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湯はとろとろの豚骨スープ状態。浸かると肌に染みこみ、思わず「ぇぉぉぉー」と文字で表現しにくい咆吼が出ました。少しずつ体がホカホカになってきて体全体が幸福感に包まれます。てしお温泉よりもマイルドに、しかしじんわりと効いてきました。総裁が持っていた温泉の概念を塗り替える極上の湯。確かに湯治する価値があります。


ほっこりした気持ちで部屋へ。窓を開けると秋の終わりごろの、少し冷たい風が入ってきました。普段なら「寒いのう」と言うところですが、ちょっとほてった今日の体には天然のクーラーでした。おやすみなさい。


(なお総裁はアトピーではありません。「効く」という表現は医学的に効果があったという意味ではなく、感覚的表現として使っています。豊富町観光協会温泉部公式サイトのBLOGや2ちゃんねるの関連スレなどによると、少数ですが豊富温泉の湯に浸かって症状が悪化した例もあるそうです。医師と相談の上、ご自身の体に合わせて湯治をされるようお願いします。期間限定ですが、温泉の入り方をレクチャーしたり、湯治生活の相談に応じる「温泉コンシェルジュデスク」が設けられているそう。評判も良いようですし、ご活用されるのもテだと思います)
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メンメンと 

最近めん料理をよく作ります。以前はごはん派でした。しかし、時間に不規則な仕事ゆえ一回で食べきらないと炊飯器の中でカピカピになってしまうことが多い。そしてそれを防ぐために食べ過ぎてしまう…という悪循環に陥ってしまい、ごはんを控えるようになったのです。


まずはホルモンうどん。最近岡山県津山市発のB級グルメとしてたびたび登場するアレです。実は秘密兵器を用意していました。


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そのものズバリ、ホルモンうどんたれ!! 津山の食品会社が作った本場の味です。初日の出を見に瀬戸内市へ行く途中、山陽道吉備SAで見つけました。ゆめタウンで半額になったホルモンと、安売りのうどん玉を購入。早速作ってみました。


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ベースは焼き肉のタレですが、しょう油風味が入り口当たりはマイルド。思ったほどむつっこくありません。つるつると行けました。事前にホルモンをしっかり焼いてから他の具と混ぜるとなお美味しいかも。焼き肉屋の炭火だと最高でしょうねえ(遠い目)


次は焼きそば。某○ッチ裕三氏がNHK番組で紹介したメニューです。当日職場でTVを見ていて「美味そう」と思って、ネットを検索。ある方がBlogにレシピを再掲していました。「作ろう作ろう」と思って随分たち、やっと着手した次第。。


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ポイントは肉の代わりに厚揚げを入れること。ふんわりと、しかししっかりした食感があり、確かに肉がなくてもイケました。しっかり炒めたネギとしょう油ベースのあんかけも美味しい。


…でも、猛烈に脂っこい



レシピ通りだと、ごま油とサラダ油を大さじで計4杯も注ぎます。その上焼きそば自体に油が付いているし、厚揚げだって油もの。そりゃあガツンときますわね。酒を飲みながらじゃないとちょっと厳しいかなあと思いました。もっとも、レシピを載せていたBlogと完成品の見栄えがちょっと違うので、総裁の手際が悪いのかもしれませんが…。


翌日もう1回チャレンジしましたが、やはりむつっこい。グッ○って料理美味いんじゃなかったけかなあ。うーんと思ってレシピを見返すと…「焼きそば 2玉」!!! そう、総裁は焼きそばを1玉しか入れていなかったのです。そりゃあ必要以上に脂っこくなりますよ。人を疑う前にまず自分が間違っていないか確認する。こんなところで教訓を得ました。ははは。


というわけで、最近十八番になってきたゴーヤチャンプルを作って落ち着くことにしました。


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やっぱり慣れた料理が一番です(^^;

北海どうでしょうⅡ 16 

6.岬センター16:20→17:23天塩町役場 (沿岸バス)  幌 延 

(萌えっ子フリーきっぷ使用)




次のバスの乗客は総裁と女子の2人だけでした。


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すぐにオロロンラインに戻り、ススキの原っぱを走るとすぐに家が旅並ぶようになり、豊岬。今回総裁が使った「萌えっ子フリーきっぷ 1日用」に描かれたキャラの名前「豊岬あるみ」の元になった場所です。国道は集落から少し外れた場所を通ります。北原野で中学生っぽい女子が乗車。妹か友達か、同年代の子に見送られていました。鉄道こそなくなりましたが、出会いと別れの舞台はバスがしっかり引き継いでいるんですね。


豊岬の集落が終わると、車窓は原野と道路と電柱だけに。地形をぬうようにアップダウンする丘の道を走り抜けます。そんな中、チャリ4人組とすれ違いました。線形に恵まれ絶景が続くオロロンラインはツーリングの「聖地」。恐らく前日に宗谷岬を見て余韻さめやらぬ中でペダルをこいでいるのでしょう。


共成で国道を右折、1.5車線の町道に入りました。観光タイプのバスが向こうから来たらびっくりしそうな田舎道です。ここまで集落の旧道とかを全然回らなかっただけにちょっとびっくり。このあたりは風が強い海沿いを避けて内陸を切り開いたようで、濃い緑色の山ぎわまで茶色の畑が続いていました。気付かないうちに遠別町に入っていました。


と、よりによってこんなところで反対側からバスが。向こうが路肩に避けて何とか離合できました。家がポツポツ並ぶ一角をゆっくり通過し、T字路でじっくり左右確認して左折。少し走ると真っ正面に日本海が見えてきました。少し西に傾いた太陽が海全体をキラキラに、真っ白に染めていました。


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30年以上生きていた中で一番輝いているものでした。ココロの小さな影まですべて照らされた-ちょっとオーバーですが、そんな思いでした。


歌越でオロロンラインに戻りました。と、旭温泉入口の近くで、右側にコンクリの人工物を発見。


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国鉄羽幌線の橋梁です!! 廃止から22年。もはやほとんど痕跡が残っていない鉄路にやっと出会えました。乗客数を考えると、バスでも採算を取るのは大変そうな区間。正直、鉄道が走っていたなんて信じられないぐらいです。歴史はあっという間に風化する。分かってはいても、その現実に接すると切なくなりました。国道沿いには吹雪時待避所が出現。いよいよ北海道の果てに入ってきたのです。


平日ならこの便の1時間後に豊富行きがありますが、きょうは土曜なので運休。降りたら2時間先までバスがありません。現在16時半すぎで、オロロンライン沿いにある道の駅は「ふじみ」と「てしお」の2つ。いずれも19時までしか開いていないので、もうどちらか1つにしか行けません。


「ふじみ」は食堂と展望台、キャンプ場があり、遠別の市街地も近いですが、2時間過ごすのは厳しそう。「てしお」も道の駅とその周辺は同様ですが、近くに「てしお温泉夕映(ゆうばえ)」という日帰り入浴可能の宿泊施設があります。道の駅から歩くことを含めれば2時間どうにかなりそう。次に降りる場所を天塩に定めました。


道の駅ふじみのすぐ下「第1富士見」を過ぎてゆるやかにカーブすると、目の前が市街地でした。遠別です。街の一番端っこが遠別営業所。ここで総裁より前から乗っていた女子が降りました。待合室の前で1人、おじいちゃんが立ってじーっとバスを見つめていました。この後来る札幌からの都市間便を待っているのかなあ。おじいちゃんの笑顔が早く見られますようにと願いながら、バスは発車していきました。


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稚内信用金庫の支店があり、いよいよ遠くまで来たなと思います。北海道特有の道幅が広い市街地を右折し、商店街をくねくね。店はたくさんあるものの、セイコーマートにクルマが2,3台止まっているぐらでいで、人通りはありません。家が並ぶ一角から少し外れた場所に待合室と転回場を備えた遠別バス停ありました。初山別同様、ここも羽幌線の駅でした。留萌豊富線のほか、内陸へ行く枝線もあります。


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待合室脇には小学生用も含めてたくさんのチャリが止めてありました。土曜なので車内は空いていますが、平日の通学時間帯はにぎやかなのかもしれません。


緑町で中心部は途切れ、再びふさふさした牧草地の中を走ります。看板によると国が整備した農場のようです。オロロンラインは内陸に振れ、さっきまで視界の半分を占めていた日本海は太い水平線程度の見え方になりました。丘の上には再び風車が姿を現し、ぐわんぐわんと回っています。チャリの男子を抜かしたかと思ったら、今日中に稚内を目指すっぽいバイクに何台も抜かされました。


天塩町に入っても牧草地が続き、そのものズバリの「干拓」というバス停も。間もなく住宅地に入ってきました。初山別や遠別よりだいぶ大きい街みたいです。「てしお温泉夕映」も岬センター同様デマンド区間なので降りる客はボタンを押すよう放送が流れました。


ラジオでかかっていた日ハム×楽天戦が終わり、「きょうのノムさんのボヤキ」なるコーナーが始まったあたりで国道を左折。夕映には寄らず、町の中心部を貫く一本西側の道に入りました。総裁が持ってきた「ツーリングマップル」だと道の駅の最寄りバス停がどこかよく分からない。天塩か天塩町役場か迷って、後者で降りました。ちなみに豊岬で乗った女子は天塩で下車。さあ、どっちが正しかったのか?


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役場は市街地の北はずれ。どうやら女子の方が正解だったようです(^^; ナナメ南へ戻り、国道に出たらすぐに道の駅がありました。天塩は天然繁殖の高級シジミが名物。フードコートにあったシジミコロッケが気になりましたが、残念ながら売り切れ。仕方なくシジミエキス調味料を買いました。カントリーサインマグネットにも登場。天塩の牛は仕事ができます(笑)


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さあ、温泉です。バスで3,4分かかったので結構距離があります。だいぶ日が落ちていたので、もしやと海岸沿いに出ると…


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最高の夕日が出迎えてくれました!
 まさに夕映え。金色に輝く潮風を思い切り吸い込みました。天然のクーラーを浴びながら住宅地をてくてく。真新しい町営団地?もありました。冬は寒いだろうけど、温泉もあるし、ココに住むのも悪くないなあ。


結局道の駅から20分以上かけて夕映に到着。フロントには中国人研修生さんと、凛とした感じのキレイな女性がいました。こんなところにまで研修に来る人がおるんですね。帰りのバスをデマンド予約&萌えっ子フリーきっぷで割り引き入浴、という珍しい客だったため、研修生さんはアズり気味(アズるは広島弁で「苦戦する」の意)。まあ何とか風呂に入ることができました。ガンガレ!と心の中で声援を送りました。


服を脱いで風呂場へ行くと…トイレの臭い! てしお温泉は全国的にも珍しいアンモニア泉なんです。ものすごいインパクトでしたが、湯に浸かると数分経たないうちに肌がツルツルに! 少したつとスベスベ、ポカポカしてきました。これはすごい!


こんなに「効いた」と感じた温泉は初めてです!


露天風呂で沈みゆく夕日を眺めながら肌をリフレッシュ。基本座りっぱなしだったバス疲れが一気に吹き飛びました。ほ~、極楽、極楽♪
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北海どうでしょうⅡ 15 

メモをまとめ終わったので本社ターミナルの待合室へ。最近はコミュニティ施設と一体になったターミナルを造る町が多く、田舎の方が立派なバス乗り場だったりするのですが、民間企業が所有するココは別。昔の駅を思い出す、年季の入った建物でした。この場所で、あのサイトや、ネットユーザーのナナメ上を行くツアーが生まれたなんて信じられないほど。


建て替えたいという思いはあるんでしょうけど、沿岸バスを取り巻く環境は厳しさを増しています。羽幌町ホームページ「町政要覧」によると、町内からのバス利用者は04~07年の間だけで1割減。国鉄羽幌線代替バス全体では、鉄道廃止年の87年から07年で利用者が36%減りました(北海道二十一世紀総合研究所「北海道における鉄道廃止代替バス追跡調査」参照)。花田番屋にいたおばあちゃんも「バスは乗らないからねえ」と話してたっけ。


南行き、北行きとも1-2時間に1本走っていますが、いつか減便やバスの小型化、枝線のコミュニティバス化を議論するときが来るかもしれません。


そんな中で始まった、ネットでの話題作りや萌えっ子フリーきっぷは一筋の光明です。補助金だけに頼らず、「お金使わず知恵を使う」を実践できたことは多くの事業者に希望を与えました。自然美豊かなオロロンラインを、いつまでもバスで楽しめることを願ってやみません。


5.本社ターミナル14:54→15:30岬センター (沿岸バス)  豊 富 

(萌えっ子フリーきっぷ使用)




島で合宿?を終えたっぽい大学生や、地元の若い衆が何人かやって来ましたが、みんな15:00発の札幌行きに乗るよう。豊富行きには総裁と高校生、おばあちゃんの3人だけが乗りました。


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後ろの席には野球のユニフォームをまとった高校生たちがいました。もしこの子たちが甲子園出場を果たしたら、沿岸バスがバスというバスをかき集めて大編成を組むんだろうなあ、などと妄想が膨らみます。オロロンラインを行く数十台の沿岸バス…一度でいいから見たい。ちょうどラジオでは日ハム対楽天戦の中継が始まっていました。


再びオロロンラインに戻って長い長い橋を渡ると、羽幌の中心部は終わり。民宿みたいな事務所が建つ羽幌自動車学校前を過ぎて、車窓にパール色のススキがちらほら。山側には緑色の牧草地が広がり、海と国道に挟まれた狭い大地には秋色の枯れ草が交じります。板張りの廃屋がポツポツと並び、異国の趣です。


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元光洋小学校なんてバス停があり、道路沿いにそのまま校舎が残っていました。潮風で朽ちようとしている上に、壁に描かれたまばゆい日の出の海の絵が余計に寂しさを誘います。一部サイトによると校名の「光洋」は公募で決まったそう。きっと、きょうみたいな透き通る青空と輝く日本海を誇りに思った地元の人が付けたのでしょう。AMラジオは「仕事ではUVケア、家ではAVケア」などととりとめもないトーク番組。土曜午後のけだるさが車内を包みます。


ススキの中を走り続けて、遠くに集落が見えてきました。初山別村の中心部です。商店が並ぶ一角でバスはいったん国道を離れ、羽幌線の駅跡にできた初山別バスターミナルに到着。ここで野球部員3人が降りました。


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さらに次の郵便局で3人降りて、車内は総裁ともう1人だけになりました。と、ここでウテシがバスを止め通路を後ろへ。どうやら野球部員たちが窓を開けていたようで、不機嫌そうに窓を閉めました。


初山別の中心部集落が途切れると、「岬センターへおいでの方は降車ボタンを押してください」と放送が流れました。オロロンライン~岬センター正面前はお客がいる場合のみ乗り入れるデマンド区間。どうやって意思表示をするのかなと思っていましたが、こういうやり方なんですね。早速ボタンを押しました。すぐに岬センターに着くのかと思いきや、バス停2つ分ぐらい走って、ようやく国道を左折。岬センター=道の駅しょさんべつの転回場は狭い上、業務用車が変なところに止まっていたのでかなり苦労しながら回ってバス停に着きました。


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元々遅れ気味だった上に、高校生は窓を開けっぱなしにするわ、岬センターの駐車場で苦労するわでウテシはかなり不機嫌。今とは全然違う、アグレッシブだったころの広電バスを思い出しました(^^; まずはカントリーサインマグネットを買いました。


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次のバスを「デマンド」すべくレジに申し出たら、「温泉施設のフロントに言ってください」。向かいにある「しょさんべつ温泉岬の湯」へ行き説明すると、女性がどこかに電話し「16時16分発にお客さんがいますのでお願いします」と話してくれました。時々総裁みたいな客がおるんですね。入口にはチャリが何台も止まっていました。


道の駅しょさんべつには、天文台があります! 日本最北の観測施設らしい。明かりが少なく空気がきれいなので星を見るにはうってつけの場所。昼間でも思わず息をのむ眺めを楽しむことができます。


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村と地元青年団が運営。無名の星に好きな名前を付けられる「MyStarシステム」が有名です。愛称を天文台が公認してくれるだけで、学術的に認知されたり所有権を主張できるわけではありませんが、夢がある話じゃないですか。既に8500以上の星に名前が付きました。気軽に夜空を眺めてもらおうとあまり制限を設けず、誰でも観測施設が見学できます。かつてドラマ「白線流し」に登場したそう。


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入口にある貼り紙によると、昼間でも天体観測ができるらしい。中に入って受け付けで入場料を払うと、女性が出てきてビデオをセットしてくれました。小さな天文台ですが、土星や木星、火星など太陽系の惑星はもちろん、月や有名な星座を形作る星たちもしっかり見られるようです。そうこうするうち次のバスまであと20分になりました。


やっぱり昼間は何も見えないのかなあ? あきらめ半分で受け付けの人に聞くと、奥から男性が出てきて「見られますよ」。観測道具が入ったカバンを持って来て、最上階の望遠鏡に案内していただけました。


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セットしてスイッチを付けると…


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太陽登場! さらに望遠鏡を見ると真っ赤に燃えさかる球体がはっきり見えました!


ふちのモワモワとなっているのがプロミネンスと呼ばれる火柱。総裁D100の広角レンズに付いたゴミの左上辺り、ギリギリ見えるか見えないかぐらいの大きさ分膨らんでいるのが分かりますか? 写真ではこの程度ですが、実際のプロミネンスだと地球の3倍の大きさらしい。思わず「おお!」と感嘆の声を上げました。すごいなあ、太陽の鼓動が見えるんだ! 別の日に撮影した写真を見ると、もっと大きいプロミネンスが見えた日もあるよう。これで地球の5倍の大きさだそうです。


男性は50代ぐらいで天体観測一筋といった感じの、学校の理科の先生にいそうなタイプ。純粋に星が好きなんだなあということが話の節々から伝わる方でした。本当に好きなことを話すときの、あたたかい気持ちってこちらにも伝わるもの。「バスまであと10分しか時間がない」という総裁にさえ、とても丁寧に説明してくださりました。ありがとうございました。今度は夜に、ゆっくり時間を取ってきます。(^^) (8月末から9月が一番星がきれいに見えるそうで「次来るとしたらこの季節ですね」とのこと)


後ろ髪ひかれる思いで天文台を後にし、バス停へ走りました。
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あの日に会いに 

日曜日、久しぶりに岡山へ行ってきました。厳密に言えば甲子園へ行くときや初日の出を拝みに瀬戸内市へ行くときに通っているのですが、街中を歩くのは2年半ぶり。岡山は5年前までの3年間、総裁が過ごした街です。


会社の組織再編で岡山の出先が縮小&移動になる可能性が出てきました。せっかくの休み。ちゃんと残っているうちに見納めようとサンサンライナーに飛び乗りました。中心部に入ると当時はなかった店がちらほら。岡山駅前(ドレミの街…今になって思えばすごいネーミングの商業ビルですよね)から出先へ行く途中、住んでいたエリアを歩いてみました。


マンションこそ当時のままでしたが、行き付けだった居酒屋はラーメン屋になり、見かけなかったカフェバーや別のラーメン屋も。寿司屋さんは新しいビルに建て変わっていました。


日曜でしたが、出先に行くと退職間際の事務さんがいました。当時「できん子」だった総裁を何かと心配してくださった方。5年ぶりの再会です。


広島に帰ってからの話や、組織再編の行方などを2時間ぐらい話しました。「今の部署に移って、やっと自分の居場所ができました」なんて言ったら、「岡山にいたときと全然違う仕事だから、馴染めるか心配だった。息子を送り出した親の気持ちだったけど、安心したわ」。長い間かかった宿題がやっと終わったような気がしました。さあ、あすから気合を入れましょうて。


(補足)


サンサンライナーは広島-岡山を結ぶ高速バス。広交観光(広島)、両備バス(岡山)、中国JRバスの共同運行ですが、両備はトイレ付き新型車、JRはトイレなしだけどそこそこ新しいクルマ、広交はトイレなし&年季が入ったクルマと車両グレードにかなり差があります。両備バスのサイトだと何時発がどこの担当か分かるので、必ずチェックしましょう。


JR在来線より少しだけ早く安い。そして鉄道のボックスシートよりだいぶ快適で指定席制=必ず席が確保されていることから、両市間をしょっちゅう移動する人の間では知られた存在。特に単身赴任者に人気で、金曜夜の岡山行きと日曜夜の広島行きは8割方座席が埋まります。


行きは両備便をチョイス。トイレ付きの安心・快適ドライブでしたが、帰りは時間の都合で広交便になりました。しかも日曜夜の広島行きのため、無念の通路側席。隣が若い女性(大学生?)だったもんですから、くっつかないよう気を遣って変な姿勢で2時間半過ごしたため、腰が痛くなりました(^^;


岡山行き、広島行きとも八幡PAで休憩。最近は上下線ともデイリーヤマザキが入ったおかげで買える商品のバリエーションが増えました。これは助かります。ご参考まで。

北海どうでしょうⅡ 14 

3.花田番屋前11:50→12:18苫前上町 (沿岸バス)  遠 別 

(萌えっ子フリーきっぷ使用)




駐車場のライダー軍団がバリバリ音とともに去り、総裁の乗るバスが静かにやってきました。今度の便は空いていて、花田番屋で乗った総裁とおばちゃんを含めても4人ほど。猛スピードでやってきたトラックをやり過ごして発車です。


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小平町の中心部からずーっと集落が途切れていましたが、道の駅を過ぎて川を渡ると、また家が建ち並ぶようになってきました。とはいっても小字が少ない北海道。バス停も「第1○○」「第2○○」と数字が入った名前が続きます。中でも鬼鹿地区は、昭和の大合併まで存在した鬼鹿村の中心部。1987年に廃止になるまで国鉄羽幌線が通り、鬼鹿駅は深川発最終列車の終点でした。コンビニのほか小中学校もあり、ちょっとした拠点。通学時間帯はバス車内もにぎやかなことでしょう。


力昼(りきびる)の手前で苫前町へ。山側に残っていた雨雲も取れ、車窓全体をやわらかな初秋の日差しが包みます。丘は黄緑色に、海はダークグレーに染まり、原色の風景が一転パステル調に変わりました。家々の塀に並ぶ漁網が、涼しさを増した9月の風にゆらゆら。車内のHBCラジオからは歌が流れ、のんびりとした時間が流れます。


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いったん海岸線に別れを告げて上平です。さらに内陸にある古丹別集落へ行く枝線との乗り換えバス停で、ロータリーとちょっとした待合室も。ここでおばちゃんが降りました


上平を発車後、反対側から古丹別からのバスがやって来ました。と、向こうのバスが停車。合わせて総裁が乗ったバスも止まりました。何事?と思っていると、向こうのバスからおばちゃん2人が乗り換えてきました。どうやら古丹別発のバスが遅れて、本来できるはずの接続がかなわなかったらしい。ウテシどうしで暗黙の了解ができているのでしょう。運輸局的には眉をひそめる案件なんでしょうけど、次の便まで1時間待たせるより、よっぽど利用者のことを考えた対応です。ローカルバスらしいじゃないですか。


「羽幌のベスト電器のチラシが入ったでしょ」「ストーブと地デジテレビを買おうかと思って」なんておしゃべりを聞くうち、真っ直ぐな国道の両脇に丘が続くようになってきました。じゅうたんのようなふさふさした草地の上に家が徐々に増え、最後に丘を登ると苫前町の中心部です。ラジオからは竹内まりや「September」。HBC、いいチョイスするなあ。


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苫前上町バス停は町中心部がある丘の端っこ。北側(稚内方面)を遠くまで見渡せました。ちょうど遠別発の留萌行き
がやって来ました。


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バス停近くの道の駅は「風Wとままえ」と書いて「ふわっと・とままえ」と読みます。風力発電が盛んなことから電気量の単位「W(わっと)」を引っかけたみたい。行政主体のハコモノってとかく「やってしまった」系な愛称になりがちですが、これは悪くないネーミング。南仏を思わせる真っ白い建物の周りで、真っ黄色のタンポポが咲き、日本海のように透明に澄んだ綿毛が飛び交っていました。


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ネットで調べると、秋に咲くタンポポもあるそう。でもあの白と黄色を見ると新しい出会いへの期待と不安でいっぱいの、春の面はゆい気持ちがよみがえりました。「札幌わ」ナンバーの車が何台も止まる駐車場を横目に足取り軽く道の駅の中へ。早速カントリーサインマグネットを買いました。


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道の駅のバルコニー?からの眺めもまた絶品でした。青空と海、そしてそそり立つ崖…ファンタジーの舞台が目の前に現れたような風景画のような光景。思わず見入りました。日本にもこういう場所があるんだなあ。


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次のバスまでまだ40分以上あります。せっかくなのでバス停何個か分、歩いて戻ってみることにしました。


週末ですが街中に人通りはなく、静まりかえっています。タクシー会社の前を通りましたが車庫に1台が暇そうに休憩中。少し坂を登るとセイコーマートの看板が見えてきました。スニーカーソックスのサイズが合わず少し歩くだけで脱げてしまうので、ここで緊急避難的に買い替えることに。店内で、やっと店員さんじゃない人に出会えました(笑)


セイコーマートの前が苫前役場のバス停でしたが、まだ時間が早い。さらに1つ前の「三豊」バス停を目指します。役場を過ぎたあたりでようやく道行く人に出会えました。立派な小中学校が中心部の丘の一番端っこ。ゆっくり坂を下ります。草原を風がそよぎ自然のただ中にいることをあらためて感じました。


三豊には次のバスが来る5分前に着きました。あたりには廃屋と草むらがあるぐらい。ここから乗る人っているのかなあ…なんて考えていたら、1日3本しかない羽幌発の古丹別行きが姿を現しました。時刻表によると苫前町役場から三豊までは海側の別ルートを走っているよう。


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さっき上平で見た古丹別発のバスよりグレードは落ちますが、一般路線バスよりグレードは上。一部サイトによると代車として豊富~留萌線に入ることもあるらしい。ちょっとキツいかなあ。


長旅中っぽいチャリが目の前を駆け抜け、やっと南からバスが来た、とベンチから立ち上がると稚内行きの宗谷バス都市間便。ちょっとしてようやく総裁が乗る羽幌行きが到着しました。ここまでバスは時間通りでしたが、この便はちょっと遅れてきました。


4.三豊13:27→13:43本社ターミナル (沿岸バス)  羽 幌 

(萌えっ子フリーきっぷ使用)




総裁を含めて5人で出発。最初のバスが盛況だっただけで、昼間は大体これぐらいの利用みたいです。総裁が歩いて通り過ぎた苫前役場で1人降りて、1人乗車。苫前上町で1人降りて3人だけになりました。さっきのチャリを抜かし、遅れを取り返すべくアグレッシブな運転に切り替わります。巨大な風車を眺めながら10分ほどで、羽幌町に入りました。


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ディーラーやツルハドラッグのほか、道立病院や高校もある地域の一大拠点。高い建物が次々と現れます。道立羽幌病院でおばあちゃんが下車。バス停に車いすのおじいちゃんが待っていました。決まった日にこの便で来ることになっているんでしょう。昔の人だから、きっとバスが来る10分以上前から待っとるんじゃろうなあ。ローカルバスは絆を結んでいるのです。


羽幌高校でもう1人も降りて、総裁の貸し切り状態になりました。バスは再びオロロンラインに戻ります。国道沿いには何列も家が並び、通りを歩いている人もいました。「次は本社ターミナル」のアナウンスで右折し、さらに左折。何とそこは住宅地にあるごくごく普通の、大型車なんてとても通りそうにない路地! さらに右折した先が沿岸バス本社ターミナルでした。構内が一方通行のため、裏口から入ったわけです。バスは勢いよくホームに滑り込みました。


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バスのステップを降りきったら…小さな踏み台がありました。高速タイプのクルマを走らせノンステップ車が入れられない分、ひと工夫しています。こういう気遣い、うれしいです。






道の駅ほっとはぼろは川を渡った先。事前に地図を見た限りかなり北か南に大回りしないと橋がないようでした。しかし、ターミナルから真っ直ぐ歩いた先に歩行者専用の橋を発見。良かった良かった。


橋までの道筋は歓楽街。人口規模以上に飲み屋は多いのですが、スナックや小料理屋の色あせた看板が並ぶさまはまさに昭和です。まるで20年前で時が止まったような街並み。それがかえって淫靡な空気を醸しだしていました。夜来るとにぎわっているのかなあ。場末感出しまくりのパチ屋には、路駐しているクルマの台数ぐらいしか客がいません。総裁と同い年ぐらいの男が携帯で出玉状況を報告。うらびれた家の庭に咲いていたコスモスが印象的でした。道北はもう秋です。


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歩行者専用の橋にはこれまた懐かしい、「けんけんぱ」用の丸が描いてありました。ケンケンなんてもう何年やってないだろう。周りに他の人がいないのをいいことに、思わず「けんけんぱ」してしまいました(^^;


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ターミナルから10分ほどで道の駅に。駐車場ではさっき三豊で見た稚内行きが休憩していました。それにしてもド派手なイラスト…。公募で決まったそうです。一度見たら忘れませんね。


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そしてカントリーサインマグネットを手に入れました!


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ペンギン? いえいえ、これは別名オロロン鳥というウミガラスなんです。羽幌沖の天売島に生息する、町のシンボル。しかし潜水して魚を獲っている最中に漁網に引っ掛かって死んだり、天敵のハシブトガラスやオオセグロカモメに卵をやられることから絶滅が危惧されています。北海道海鳥センターが中心になって保護活動を進めていますが、予算の制約が壁になっているようです。


たかだか250円のカントリーサインマグネットですが、羽幌町の予算を少しでも増やすことに貢献できれば何よりです。


ターミナルに戻り、向かいにあるスーパーの休憩所で一服。ここまでのバス乗車記をまとめたりして過ごしました。食品売り場は結構にぎわっていて、久々に活気を感じるひとときでした。
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カッコイイ列車 

今週は両親が旅行に行ったため、夜は市内の実家で留守番。プチ帰省ウィークです。実家は何とスカパーに加入! ネット環境がないこともあってテレビ三昧です。夜ほどコアな番組編成になるので早速睡眠不足になりました。


ザッピングしていたら15年以上前のアニメ「勇者特急マイトガイン」が流れていました。鉄道車両が変形・合体した巨大ロボが悪と戦うストーリー。1993、94両年に本放送がありました。子どもたちが憧れるようにカッコイイ車両を登場させようと当時のスタッフが登場させたのは…


300系のぞみ
400系つばさ
100系ひかり
200系やまびこ
スーパーひたち(651系)
成田エクスプレス(253系)
型式不明の蒸気機関車



時代を感じますねえ(^^A 700系はおろか、500系さえいなかったころなんですね。


そこでふと思ったのが「2010年度版ができるとしたら、どの車両が登場するのだろう」。カモノハシ顔の700系やN700系はなんか違う。やっぱり主人公が操るマシンは500系でしょう。どうしても700をメーンにするなら、準々主人公格でもいい。「操縦するキャラがスモーカーだから700には乗れない」(笑)という設定にしてでも出してほしい。特急車両が画一的なデザインになる前の、「カッコイイ」と思えた最後の鉄道車両ですから。


ほかはどのへんが候補になるでしょうか? ロボットっぽくて変形しそうなデザインで考えると、JR北海道の283系(スーパー北斗)、JR東日本のE257(スーパーあずさ)、小田急50000形(ロマンスカー、VSE)、南海50000系(ラピート)、JR九州787系(リレーつばめ)、883系(ソニック)、885系(白いかもめ)あたりかなあ。子ども向けなら、現実味を帯びてきたリニアも欠かせないでしょう。


あ、間違っても新広島色113系(真っ黄色=通称末期色)はダメです。夢もへったくりもありません(笑) 通勤電車が入るのはアリだと思いますが、ありゃあいけん。逆にグリーンムーバー(maxでない方)は末端ロボとしてはいいアクセントになりそう。緑色の車両って意外に少ない。皆さんがアニメ制作者の立場だったらどんな車両を出しますか?
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