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ゲリラ雪

  : 

下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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九州山地の夕日 列島縦断バス旅17 

稲穂が刈り取られ茶色になった田んぼが広がる筑後平野。バスは一気に駆け抜け、再び山に入ると熊本県です。11月というよりは、9月頃の風景ですね。

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クーラーが効いてきて総裁もシャツを着ました。熊本都市圏に入り、北熊本SAあたりから家やロードサイド店が建ち並ぶように。益城熊本空港ICを過ぎると、さっきまでしょっちゅうスライドしていた西鉄や九産交のバスがぱったりと見なくなりました。そして標識にとうとうこんな文字が。

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鹿児島169km! さらに御船ICの先にもっと驚くべき光景が広がっていました。

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稲穂が残ってる!! そう、熊本県南部ではまだ稲刈りが終わっていなかったんです。青森はもうりんごが真っ赤な実を付けていました。日本の広さを心から実感した瞬間でした。


八代ICを過ぎると九州道はカーブと長いトンネルが続く山岳地帯に突入します。その手前、宮原SAが次の休憩場所です。古賀SA同様、予定よりかなり早く着いたので30分以上の長い休みになりました。無線LANがあるだけでなく、インフォメーションセンターには無料で使えるPCまで配備。心おきなくBlogの更新と修正ができ、たまっていた記事をすべて反映させることができました。駐車場の標識も「鹿児島→」ですね。

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バスに戻ったらここでも注目の的になっていました。「青森から来よったとですか?」「どれぐらいかかりよっとですか?」。九州弁が飛び交い、ほかの観光バスのウテシ氏も加越能のウテシ氏に色々聞いていたよう。ちょっとしたスターですね(笑) 別の旬感参加者がウテシ氏・添乗員さんの写真を撮っていたので総裁も便乗。ウテシ氏からは「すぐYouTubeに上げてもらわないと(笑)」とナイスなリアクションが返ってきました(^^;

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宮原SAでは久しぶりに牛乳、新聞の両方が買えました。アフタヌーンティーならぬ、アフタヌーンミルクです。バス発車とともに封を開けました。

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大阿蘇牛乳は実に骨太なこってりした味。口の中にしばらく乳成分が残るほどです。心地よい甘さが舌を包み続けます。思わず「うまいなあ」と声が出ました。牛乳って寒い地方ほど美味いと思っていましたが、大きな間違いだったようです。これでカプチーノやカフェラテをつくったら美味いだろうなあ。


熊本の地元紙は「熊本日日新聞」。日日新聞という名前は各地にあり、県紙では山梨日日、宮崎日日、地域紙で岡山日日、島根日日、両丹日日など。その中でも一番部数が多い、トップオブ日日新聞です。一面トップは中国新聞同様尖閣映像流出。組写真にした中国に比べ、熊日は写真1枚だけでちょっと寂しい感じでした。


八代ICを過ぎるとまっすぐ南から南東向きに変わり、九州山地越えです。トンネルをいくつも越えるうちにどんどん山深くなってきました。谷をトレースするようにぐねぐねした道。眼下にはへろへろ道とわずかばかりの民家だけです。深緑と灰色だけの風景を走るうち、巨大な本線信号が登場。九州最長の6340mを誇る肥後トンネルです。

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一番の大物を突破してもまだまだトンネルとカーブが続きます。鹿児島に向けて「最後の難関」と呼ぶにふさわしいエリアでしょう。山江SAの標識が見えてきて、ようやく人吉の街並みが見えてきました。八代から38.5km。IC間日本最長の区間を突破。ウテシを祝福するかのように雄大な霧島山系と、天まで続くようなまっすぐな九州道が待っていました。


さあ、いよいよ九州道のラスボス「加久藤(かくとう)トンネル」です。6260mの暗闇を越えればいよいよ鹿児島県。総裁の胸が高鳴る中、本線信号をくぐって突入です。

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今まで失敗し続けたカントリーサイン撮影。最後ぐらいは絶対モノにしたい…カメラを構えて「その瞬間」を待ちます。九州道で一番最後に4車線化した区間なので、中の照明は真っ白。手元を何度も確認します。いくつも非常駐車帯を通過。そして視界のはるか先にまばゆい光が見えてきました。さあ、いよいよだ。

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前方左側にカントリーサインらしき標識が見えてきました。あと100m、90m、80m…緑色の長方形が一気に迫ってきます。フロントガラスから見えなくなったところで、ピントを合わせます。


よし、今だ!

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あれ? 宮崎県? すっかり忘れていました。九州道って少しだけ宮崎県を通るんでしたよね(^^; 加久藤トンネルを一度運転したことがあったのにすっかり忘れていました。ヘナヘナヘナと力が抜けます。これは冴えん…。仕方ないので窓の向こうに見えたえびのループを撮ってテンションを上げてみました。国道はトンネルの長さを短くするため、ずいぶん高いところまで登るんですね。。

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反対側の窓を見ると、ちょうど夕日が沈もうとしているところでした。風は晩夏の趣ですが、太陽は明らかに弱々しく、九州にも秋の足音が近づいていることを感じさせました。

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フロントガラスにえびのの市街地が映りました。またしても勘違いで凹みましたが、まあ鹿児島のカントリーサインをちゃんと撮ればエエんよ(*-ω-)つ
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九州上陸 列島縦断バス旅16 

自己紹介コーナーが終わり、車内は再びまったりした空気に包まれました。次の休憩場所・壇ノ浦PAも無線LANが使える「HotSpot」なのでBlog記事を打とうかと思いましたが、晩夏を思わせる陽気で眠気が先に。ぼーっと外を見る、ある意味今回の旅の趣旨にかなった過ごし方をしました。山陽道はネーミング的に海沿いを通るイメージですが、瀬戸内海を見られるのはごく一部の区間だけ。ほとんどは山深い中を走ります。

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宮島を出て1時間余、山口JCTから中国道へ。標識が少し前のスタイルになり、ぐねぐねした線形になりました。山陽道より色濃くなったコンクリート橋を渡って小郡ICです。平成の大合併で山口市になり、JRの駅も新山口になりましたが、広島県民的にはやっぱり「小郡」です。だいぶ内陸に入るので少し色づいた木が混じりますが、ほとんどの木々は深緑でした。

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ここから中国道は北へぐいと遠回りし、美祢を経由して下関に向かいます。


日本最長の私道「宇部興産道路」をくぐるころにはきつい下り坂に。各社の高速バスが事故を起こした「魔のエリア」です。我らが加越能バスは難なく通過。青春18きっぷで旅したとき同様、山口県って長いなあ(広いではなく、あくまで「長い」)、と感じ始めたころ、下関ICと関門海峡が見えてきました。本州のまさに西端、壇ノ浦PAでひと休みです。PAというよりは観光地の展望台の造り。狭い駐車場と小さくて背が高い建物は大津SAを思わせます。

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何度来てもこのアングルで関門橋を撮ってしまいます(^^; トイレを済ませてBlogの更新に励んでいたらあっという間に発車時間を迎えてしまいました。参加者の中には短い時間にもかかわらずフグ丼を食べた猛者もいたよう。総裁、意外にSA・PAを満喫できていません。次回参加することがあったら、WIMAXかEmobileは必須ですね。

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窮屈な駐車場ではウテシ氏がエンジンを点検していました。いろいろな方の支えがあってこそのツアーだと実感します。


公式サイト(このへん参照)と同じアングルでの撮影タイムが終わり、発車。本線への坂を登ると一気に視界が開けました。いよいよ関門橋。目線が高い分海峡が遠くまで見渡せ、狭いエリアをたくさんの船が行き交う様子がよく分かります。「海上交通の難所」と称されるわけです。徐々に進行方向側の陸地が迫ってきて、門司港ICを通過。

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ついに九州上陸です! 32時間のうちもう26時間が過ぎたんですよね。。すでに名残惜しくなっている自分がいたりして。

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壇ノ浦PAにはご当地新聞は置いてなかったですが、牛乳はありました。安達太良にあった酪王牛乳(このへん参照)に近い、ほんのり後をひくコク。あっさりしすぎず、でもしつこくない。総裁好みでした。郡山と下関の牛乳が同じ味わいとは…このツアーに参加しないと分からない事実です。


門司ICで北九州の沿岸部を結ぶ都市高と分かれ、九州道は山の中に入っていきます。このあたりは一般道もトンネルや坂が多く、意外に険しい地形です。特に小倉東IC~八幡ICは長いトンネルがあったため工事が難航。熊本・宮崎県境区間と並び開通が遅れた区間でした。小倉東IC以北、八幡IC以南のみ開通していたときは都市高速が本州とを結ぶメーンルート。1987年にフジテレビが制作した「完全走破!日本縦断2002km高速道路の旅」は九州道ではなく、都市高(当時は北九州道路・北九州直方道路)が登場したそうです。


長いトンネルを2つ越えて遠賀川を渡ります。ちょうど500系こだまが横を走っていきました。青森から何度となく並走した新幹線ですが、ここが最後です。


再び山の中を走り抜けて、予定より早く12:45、昼食場所・古賀SAに到着。九州に入ってからは紅葉している木がなくなりました。東から来て福岡への最後のSA。インフォメーションには福岡空港の発着情報表示板がありました。

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九州といえば豚骨ラーメン。でもアタリはずれがあるメニューでもあります。ここは無難にちゃんぽんを注文。よく考えると、米山SAでの夕食とよく似たメニューですね(^^; 建物の中にはたくさんの土産物が並んでいましたが、ご当地新聞&牛乳はなし。腹がタプンタプンしてきたので、正直、これは助かりました。このバスツアーは楽しんでいるのか修行しているのか時々分からなくなります…自業自得か(笑)

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外の屋台には天ぷらがありました。天ぷらといっても、江戸前の衣を付けるアレではなく、魚のすり身を揚げた食べ物。瀬戸内海~九州にかけてはメジャーな一品です。たこ天やいか天と並んであったのが


ラーメン天!

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早速注文してしまいましたよ。トンコツっぽい塩味の中にラーメンが埋まっていて、意外にウマーでした(●´ω`●) 店の張り紙によると、ここもギャル曽根の洗礼を受けたみたいです(^^; ああいう胃の大きい人がこのツアーに参加したらきっと楽しいじゃろうなあ。


11月とは思えない暖かい日差しを浴びて、バスの中は夏を思わせる暑さでした。暑がりの総裁、思わずTシャツ1枚に。ウテシ氏も暑いと思ったのでしょう、発車とともに車内にクーラーが入りましたよ。。


山口県内では太宰府付近で渋滞7kmと表示されていました。いざ着いてみると解消していたようで、いたって快適なドライブ。半分以上の人がお昼寝モードです。福岡IC、ジャンクションファン垂涎の地・鳥栖を過ぎると巨大なアーチ橋で筑後川を越えました。

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バスには興味ないんです 列島縦断バス旅15 

宮島SAを発車して、まずきょうのご当地牛乳はじめとして大山高原牛乳をごくごく。

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近くに工場があるチチヤスを差し置いて売るんだから…でも普通でした。地元紙の1面トップは尖閣映像流出。いつもは家に届くので、わざわざ店で中国新聞を買うのは何年ぶりかなあ。

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廿日市JCTを過ぎ広島岩国道路に入ったあたりで、きのう中断した自己紹介コーナー再開となりました。「旬感」リピーターが続き、総裁みたいな初心者は他におらんのんかと思っていたら、ようやく乗り物好きがいましたよ! 回送ツアーにも参加されるそうです(^_^;) 実はこのツアー、富山~青森、鹿児島~富山を回送するバスに乗車できるオプションコースがあるんです。青森への行きがけに使おうかと一瞬思ったのですが、青森~富山が重複するので止めました。今になってみれば、明るいうちに走るエリアが違うからアリだったなあ。


携帯位置ゲームをやりこむ為に参加した、という方も2、3人いました。位置ゲームの代表作「コロニーな生活」シリーズは携帯GPS機能を利用。移動した距離に応じてポイントを獲得し、自分が持つ架空の街を発展させます。都道府県や地域ごとのスタンプラリーや、特定エリアでしか買えない「おみやげ」もあるらしいです。東京メトロがコロプラ用一日乗車券を出したらバカ売れしたそう。東京勤務をした後輩によると、首都圏にはかなりユーザーがいるようです。


飛行機内では携帯の電源をONにできませんし、新幹線はおカネがかかるし、思ったより時間がかかります。なので比較的安く、電波も途切れず、一気にポイントがためられる青森~鹿児島のバスツアーは、位置ゲーファンにとってとても◎な乗り物なんです。鹿児島からは志布志~大阪のフェリーで帰る、という窓側の人はGPSのごっついアンテナを貼り付けていました。乗りバス派とは違った意味で気合いが入ってます(´Д` )  あ、コロプラについて色々書きましたが、ほかのゲームかもですね。。


あと、高齢男性の話が印象的でした。以前旬感ツアーに参加して今回の添乗員さんに当たったことがあるそうで、「この美しい○○さん(添乗員さんの名前)にまたお会いできてうれしい」「もう1回お会いできたら本望です」。もうね、こういう年の取り方をしたいです。絶対毎日が楽しくて長生きできます。


そしていよいよ総裁の番。きのう夕方の段階でかなり考えたのですが…マイクを握るとアタマの中の原稿が真っ白に。ラジオなら放送事故になるぐらい沈黙の時間を作ってしまいましたorz


そうそう、そそろそ忘れた方もいらっしゃるでしょうから改めて書くと…今回はどうせ北海道から出たので


沖縄へ行きます。


飛行機や宿も予約済みです。しかも4日前までしか予約変更が利かない特典航空券。リピーターさんが相次いで「前回鹿児島に着いたら疲れ果てた」と話すので戦々恐々でした。とりあえずその旨話すと、車内が「おお!」という空気に。添乗員さんから真顔で「気をつけてくださいね」と言われました(^^; 東京からの参加者が多く一番遠いのは総裁だろうと思っていましたが、何と沖縄の方がいらっしゃいました。しかも女性。行動力にアタマが下がります。


旅行前から総裁とやり取りがあった人(このへん参照)が機転を利かして「添乗員の○○さんの自己紹介も聞きたいです」と振ったので、最後は添乗員さんがマイクを握りました。「JALツアーズを代表して」なんて半分冗談の振りを真に受けられて最初はまじめなお話。しかし、今回の旅行を添乗することになった経緯で衝撃の発言が出ました。


高速バス自体、今回が初めてなんです
実はバスには興味がないんです


衝撃告白キタ━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━!! 北海道出身じゃそうなので前者はそれなりに納得。JALツアーズは航空会社系のエージェントですし。


ポイントは後者です。普通のツアーだと「それってどうなん」という話になりかねませんが、今回は笑いが起きました。総裁だけかもしれませんが、迫害されたり変な顔をされたりするのに慣れていると、「あなたとは違うんです」と線引きされた方が「ああ、いつもの感覚」って安心できるんですよ。逆に「ワタシ、ローカル線とかで旅するの好きなんです」と言われると対応に困ってオドオドする。そう、このグッとくる感覚、


ツンデレ萌えなんです。きっと参加者に同じ考えの人がいたはずです。だからこその笑いだと信じています!!!


と、妄想はともかく。親会社のJALは公的資金を投入した上で経営再建する方針が決まりました。コストカット圧力は当然グループ会社にも向かいます。旬感はニッチな需要を上手くすくい取ってファンを増やしてきましたが、売上高自体はビジネスパックなどに比べて小さいでしょう。でもアイデア力は抜群なんです。「旬感がどうなるかは分からないが、今後も夢のある旅を提供したい」という添乗員さんの願いが通じてほしい。今回ご縁あって参加させていただき、旬感ファンになった者として強く思います。


バスは下松SAで2回目の給油。青森発鹿児島行きの表示にGSの店員さんたちも興味津々の様子でした。

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凱旋 列島縦断バス旅14 

気が付くと朝日が顔に降り注いでいました。道路脇の標識を見ると福山西ICを過ぎたところ。広島県民の皆さん、総裁が帰ってまいりました(大泉洋@水曜どうでしょう風)

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(ボケボケ写真でごめんなさい)


一気に太陽の下に出て、最初はアタマのエンジンがかからず。河内ICを過ぎたあたりでやっと回り始めました。ほかの皆さんも徐々に起床。広島県の地図を見ながら車窓を眺めている人もいます。そう、今回地図を持って来なかったのは失敗でした。志和トンネルをくぐって広島市じゃ、と外を見たら…

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五里霧中( ;´Д`) せっかくツアー参加者の皆さんに広島を少しでも見ていただこうと思ったのに。。まるで市長が暴走している五輪誘致問題みたいにすっきりしない…うわ何をする、jgかおあjgう゛ぉぁsdjvgl」


冗談はこのへんにしておいて…広島東ICを過ぎ、トンネルをくぐったらちゃんと晴れました。広島東ICのあたりは山深い盆地だから仕方ないですね。きょうは土曜日。通勤通学の人、クルマが少ない分、いつも以上に空気が澄んでいる気がします。我が家からクルマで15分のところまで来るのに2日半かけました。スローライフを地で行く旅じゃなあとあらためて思います。

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そして前回は事故通行止めで高速を下りるはめになってしまった五日市ICも難なく通過。総裁の実家から近く、25年前の開通式には今は亡きジイさんと見物に行きました。思い出の地が「がっかり名所」として定着しなくて良かったです。ここからはリピーター参加者も未経験の「旬感」未踏区間。走り慣れている場所がこんな位置付けになろうとは。。

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五日市トンネルを抜けて左側を見ると、広島の市街地が朝日を浴びてキラキラに輝いていました。長年住んでいて初めて見た光景です。広島がいつもよりちょっと都会げに見えました。

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予定より少し早めに宮島SAに到着。朝食と身支度のため、1時間10分と最長の休憩時間になりました。まずスナックコーナーへ。鉄板がないためお好み焼きがなく、意外と普通の品揃えでした。あ、でも小イワシ天うどんなんて渋い一品もありましたよ(運営する広電宮島ガーデン、ガンガレ!) きょうは観光客気分になって穴子丼を注文しました。いけますね、コレ。宮島口「うえの」に列ができるのもうなづけます。

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腹ごしらえしたら、目にも「栄養」を。宮島SAには展望台があって、厳島が一望できます。先端に、当初はなかった鳥居が出現していました。(NEXCO西日本のサイトによると06年に完成。後日のリリースによると夜はライトアップされるらしい) 総裁としては思わず苦笑いでしたが、ほかのバスツアー参加者には結構ウケていました。ま、いっか(^^;

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一方の厳島はかすみ具合が絶妙で「神々の島」にふさわしいシルエットを形作っていました。ここは広島近郊有数の初日の出スポットで、元日は6時過ぎに入らないと駐車場にクルマを止められません。

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地元なのにすっかり観光客気分になれました。ほかの皆さんは地元の近くを通ったとき、どんな感覚だったんでしょう。


ちなみに毎度毎度の山チェックをすると…

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紅葉がほとんどありません。 前日山がはっきり見えた福島に比べると、だいぶ暖かいエリアに下ってきました。普段意識していませんが、こうやって木々の色を眺めていくと違いがはっきり分かります。


歯を磨いてバスに戻ると人だかりができていました。SA・PAでは駐車場の一番端っこが大型車スペース。今までは周りにほかのバスがいなかったり、いてもお客・ウテシがみんな建物の中に行って不在でした。宮島SAは福山や三次を早朝に出たバスツアーが最初に休憩する場所。初めて「さらし者」状態になりました。

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「ありゃあ、青森発じゃと!」
「ほんまじゃあ」
「24時間どもはかかるんじゃないん?」
「いま中を見ちゃったら『車窓だけを楽しむ』いうて書いとったでえ」(勝手に乗るなよ(^^;
「(バスの)中で何もせんのんかいね!」
「ワシぁそがに乗れんでえ」
「むかし三次から青森へバスで行こういう話があったんじゃが、そりゃあ無理じゃけえ止めよう、いうことになったんよね」
「ほうね」
「これから鹿児島まで行くんかのう」


もう大盛り上がり(笑) 隣に停まっていた○番交通は三次(旧吉舎町)のタクシー会社。おっさんたちの言葉は広島市内より濃厚な、ネイティブの広島弁でした。まさに


リアル「とろける鉄工所」!!
リアル「はだしのゲン」!!



是非ほかの参加者にも聞いていただきたかった。(児玉清風) 今までのSAでももっと聞き耳立てて、東北弁とかに触れておけば良かったなあと思います。


出発ぎりぎりには焼きガキ屋台もオープン。一部参加者は広島の冬の味覚を楽しまれたようです。総裁もテンションが上がってきました。みんなすっきり目覚めて宮島SAを後にしました。

3社3色 列島縦断バス旅番外編2 

青森から鹿児島への旅は、東日本、中日本、西日本の3高速会社をまたぐ旅でもありました。全国一律の基準で建設が進んだ道路なので、SA、PAの看板の色が違うぐらいで、運営会社によってそんなには変わりません。ただ、広報誌はまったくの三社三様でした。一番お手軽に各社のカラーが出せますからね。

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特に印象的だったのが、中日本と西日本がともに「映画『雷桜』に出る蒼井優」をインタビューしていたこと。制作会社が違うので別々にインタビューしたようで、中身もレイアウトも違うものに仕上がっていました。

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あくまで個人的感想ですが…蒼井優って透明感のあるキャラクターなので、西日本(写真下)みたいに白く、シンプルな背景の方がピタッときます。文字は西日本の方が詰まっているんですが、写真との配置バランスがいいからゆったり見えるんですよね。中日本(写真上)は背景のピンクが明らかに邪魔。冊子のテーマカラーなら仕方ありませんが。。


東日本の広報誌はHighwayWalkerというタイトルが示すように、角川のWalker編集部とタッグ。全般的に四角にまとまったレイアウトはまさに「TokyoWaller」の造りです。大学時代Walkerを見よった総裁にはとても懐かしく感じました。食べ放題特集とか買ったよねえ。街のショップ、食べ物情報は今やネット全盛ですが、かつてはwalkerがバイブル的存在でした。

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若者向けをコンセプトにしているからか、蒼井優ではなく前田敦子にインタビューしていました。総裁は水着にはいっそ興奮しませんが、着衣で、こういう太ももがあらわになった姿には未だにどきどきしてしまいます。。

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あとTVK(テレビ神奈川)制作「新車情報」でおなじみだった三本和彦さんの自動車評論記事もありました。氏の健在ぶりを知ることができてうれしかったです。


SAに置くんだから路線図やSA・PAガイドは必須だと思いますが、中日本は省略。東日本は読みにくいレイアウトで、総裁としては西日本に軍配が上がりました。道路公団が発行していた路線図に近いから馴染むんですよね。


JRは分割民営化から20年間で、会社ごとに違うベクトルに向かっていきました。今後高速3社がどう「色」を出していくか、たまには中日本、東日本管内も走ってみんにゃあなあと思いました。

ぬくぬく 列島縦断バス旅13 

魚津の温泉なんて聞いたことなかったし、金太郎といういかにも人工的な名前からあまり期待していませんでした。ところが、これがどうして、


とても泉質がいい!


硫黄の匂いががっつりして、バス疲れにジーンと効く感じ。思わず「あー」と低い声が漏れます。露天風呂も広い。晴れた昼間なら立山連峰が臨めるそうです。もうちょっと入りたいなあと思いましたが、23時までの営業なので仕方ありません。前回は途中の休憩時間を縮めて金太郎での時間を増やしたそう。ただ、途中SAでの休憩時間は今回ぐらいほしいし…難しいところです。


就寝に備えて売店でアルコールを調達。普段なら毎度の白角水割ですが、今夜はアタマのてっぺんまでぽかぽかしているので淡麗にしました。意外にも寝酒を買ったのは少数。もしかして半徹夜をするつもりんなんかなあ(´Д` )


きれいになった車内に戻ってツアー再開。前回富山~鹿児島、今回青森~富山を運転し、見事列島縦断を達成されたウテシ氏らに見送られて発車です。再び魚津インターから北陸道に入ります。

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外気で窓ガラスが冷たくなってきたので、空き席に積んであった家庭用毛布(以下家毛布)を投入。これがとても暖かくて気持ちいいんですよ(´∀`=)


JALツアーズさん、GJです!


YKK工場の上空に輝くオリオン座。ぬくぬくと眺めながら飲む淡麗は格別でした。


進行右側に富山の市街地が見え、砺波では霧に包まれました。しばらくすると再び山間部へ。金沢市内に入り、再び街の光が車内を照らします。金沢西ICを過ぎたあたりふと左車線を見ると、富山地鉄の大阪行き高速バスを抜かすところでした。このバスツアーは高岡の加越能に縁がありましたが、地鉄バスを使っても同じプランは組めるはず。もしかしたら地鉄のバスに乗って、加越能の高速バスを抜かす立場になっていたかもしれません。これも縁なんでしょうねえ。


さらに1時間ほど走って福井県内の南条SAに着きました。夜中も参加者が外に出られる休憩があります。寝落ちして動かない人もいるだろうなと思っていたら、ほぼ全員が降りました。

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岩手山SA(このへん参照)同様、ここも無料無線LANの「FREESPOT」。しかし相変わらずやり方を間違っているので悪戦苦闘の挙げ句に時間だけがつぶれる、という悪循環を繰り返してしまいましたorz 休憩が残り10分を切ったところで断念し、みやげものや夜食を購入。「ためしてガッテン」に登場した魚醤「いしる」があったので買ってみました。そう、ラー油といい(このへんこのへん参照)、総裁は最近調味料マニアなのです。

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バスに戻り布団にくるまっていたら、すぐに意識が飛びました。次に気がついたら片側3車線でやたらと防音壁が立派な道に。名神のようです。ということは間もなく休憩ポイントの大津SA。ここからNEXCO西日本の管轄になり、総裁が登録しているNTTコミュの無線LAN「HOTSPOT」が使えます。バスが側道に入り、駐車場に停車。眠たい目をこすりながら降りました。南条SAと違って起きた人は半分程度でした。

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何とICの隣! 間近に料金所が見られるなんて、大学時代にバイトでやった料金所のチラシ配り以来です(笑) ICとの間で平面交差があったり、平屋ではなく2階建てだったりと一般的なSAとは違う造り。日本で最初に開通した高速道路は名神の尼崎~栗東。大津SAはその直後にオープンした日本最初のサービスエリアなんです。なるほど、色々と実験的要素を含んでいるわけだ。駐車場の片隅に「名神起工の地」という碑もありました。木々の色は本当に真っ暗だったのでよく分からず。

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ソフトクリームを食べている皆さんを尻目にiPodTouchのメモに書きためていたBlog原稿をシコシコup。コピー&ペーストが苦手なタッチパネルに苦しむうちに発車時刻になってしまいました。うぬぬ、今回このパターンが多い…。車内に戻ったらすぐに寝入りました。


バスが停まったような気配がして目を開けたら、もう次の休憩場所・福石PA。岡山県です。気分的には本当に「あっ」という間に関西を通過しました。ここでも降りたのは少数でした。

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トイレ前には叩きつけられて粉々になったドリンク剤…男のメンツが立たん(ry

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夜空を見上げると、ほんの少しだけど明るくなっていました。青森発鹿児島行き2日目が始まります。

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I shall return 列島縦断バス旅12 

短めの休憩を終えて発車。徐々に光の帯が近くなり、新潟中央JCTです。高速特有の街灯のほか、ロードサイド店のネオンもちらほら。青森からずーっと都会を避けるように走ってきたバスが、初めて街の明かりを浴びました。3年前に新潟へ出張したとき(このへん参照)は「もう来ることはないだろう」と考えていましたが、思わぬ形での再訪になりました。広島に暮らしているとなかなか縁がない日本海エリアを回れるのもこのツアーの魅力です。

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日本地図を左上に向かっていた磐越道から左下に向かう北陸道へ。オレンジ色の光に包まれながらゆっくりと左にハンドルを切ります。


新潟西ICを過ぎると政令市のにぎわいも途切れ、再び闇の中へ。関越道ってどのへんで分かれるんだっけ? などと考えるうち、きょう3回目の新幹線高架をくぐり、進行左側に燕三条の駅が見えてきました。ちょうど新幹線が東京に向かって発車したところ。後日時刻表をめくると18:52発のとき346号でした。あの列車に乗れば21:00には東京に、スカイマーク最終便に乗り継げば翌日1:45には那覇に着けます。それを思えばこちらは実にのんびりした旅。その分しっかり列島の1コマ1を堪能しましょうて。

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長岡JCTで関越道と別れ、柏崎、刈羽などニュースでよく登場するエリアを通過。北陸道がぐいと海側に曲がり、夕食休憩の米山SAです。外は再び雨模様。建物脇の1本を除いて、木々は緑色が多かったような気がしました。ドラマ「高校教師」最終話でおなじみ、「日本一海に近い駅」との呼び名もある青海川の近くですが何も見えず。

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普段ならスナックコーナーに行くところですが、皆さんが並んでいるのでレストランへ。紅鮭いくら丼という気になって仕方ないメニューが¥1200となかなかのお値段です。結局海鮮うま煮ラーメンという、広島でもありそうな品で落ち着きました(^^: バスツアー参加者のうち十数名が押し寄せたのでレジのおじさんはテンパっていましたが、意外と早く出てきましたよ。

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後でスナックコーナーに行ったらリーズナブルな「しらす丼」があり、ちょっとorzな気分でした。亀田製菓本拠地の新潟らしく柿ピーが並んでいる売店で牛乳を購入。残念ながらご当地新聞は置いてませんでした。牛乳は飲み口あっさり、ほんのり後味タイプ。福島の酪王より控えめな味わいでした。

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トイレ、たばこを済ませてバスに戻ると、ウテシ仮眠室を公開中でした。


車内はトイレ入り口脇、外は荷物トランクの隣に入口があって、布団が敷ける広さ。中で寝転がると思ったより天井が高くそれほど圧迫感はありません。エンジン音が響かない造りになっていて意外によく眠れるらしい。「仮眠室が体験できるツアーがあったらいいですよね」なんて参加者も。車窓が見えんやんけ!と突っ込まれそうですが、2時間限定とかで交代しながらならアリかもしれません。中国には寝台バスなるものがあるらしいし(笑)

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そして米山SA出発後に消灯。まだ20時過ぎですが消灯です。カーテンを閉めないのが今回のルール。ウテシ席と客席を区切るカーテンも閉めないので、仕方ないんでしょう。外を走っているときはほとんど真っ暗。トンネルに入るとランプのおかげで明るくなり、まるで夜の国道を歩いているような気分です。写真右奥で明かりを付けているのは添乗員さん。お疲れ様です。。

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ここで寝てしまうと夜中に目が冴えてしまいます。車窓に集中しようとしますが、ちょうど日本海沿いのトンネルが集中区間。携帯やiPodTouchをいじりながら時間をつぶしていると、バスが名立谷浜SAに入りました。青森を出て約700km、ついに給油です。博多~新宿の西鉄高速バス「はかた号」ではおなじみの光景らしいですが、総裁にとっては初体験。このツアーならではのイベントといえます。何百リットルと注ぐので、停車してから発車まで10分弱かかりました。

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さらに連続するトンネルを走り続け、朝日ICまで来てようやく外を走る区間になりました。自分で運転しているとヘッドライトのおかげで「高速は明るい」と思いがちですが、バスで通ると本当に真っ暗。遠くにポツポツと家の明かりが見えるぐらいです。当初予定より少し遅れて21:40、魚津ICで北陸道を下りました。契約の都合と風呂休憩を取るためです。

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青森以来の、停まったり動いたりの一般道走りに戻り、10分ほどで金太郎温泉に到着。直前、


ピンポーン!


気が利く誰かが降車ボタンを押したのです。確かにボタンを押すべきタイミング(^^; 車内から笑いが起こったところで添乗員さん登場。おいしすぎます(笑)


すっかり和んだところで駐車場に。交代のウテシと加越能の事務方の人が出迎えてくださいました。ここでいったん荷物を下ろし、車内清掃とメンテナンスタイムです。

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最近は日帰り入浴ができるSAもあるんだから(名神多賀・東名足柄など)、わざわざ高速を下りなくても…と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、今回のツアーは魚津でいったん荷物を下ろす点がミソなんです。


貸し切りバスについて道路運送法20条は「発地及び着地のいずれもがその営業区域外に存する旅客の運送をしてはならない」と規定。つまり、青森発鹿児島行きのバスだと、青森県か鹿児島県を営業区域に持つ会社しかバスを運行できません。しかし青森・鹿児島のバス会社だと回送距離が膨大になるし、途中で何かがあっても対応できません。


そこで今ツアーは青森~富山、富山~鹿児島の2契約にして、富山の加越能が運行することになったわけです。ウテシの交代もしやすいし、バスの点検や調子が悪いマイクの交換もできます。ここでバスの契約がいったん切れるので荷物を下ろすわけです。そしてただ荷物を下ろすだけだと面倒くさいので風呂休憩をここに入れたみたい。着替えとかみんなトランクに入れてますからね。そう、


実によく考えられたツアーなんです。


さらに人間だけでなく、機械もひと休みできます。添乗員さんがテーブルタップを持参。携帯などの充電ができるんです。

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見よ、この充電器の数々! あんたら持って来すぎ(笑) 総裁も差し込みを2つ使ったくせに、思わず笑ってしまいました。参加者にとってはありがたいサービスですが、添乗員さんは見守っておかないといけないので風呂に入れません。若い女性だけにちょっとかわいそう。。(次はエエように考えてあげてくださいね、JALツアーズさん)


さあ、出発まで1時間弱なのでサッサと入りましょう。

初めまして!のはずが… 列島縦断バス旅11 

事前に添乗員さんからいただいた工程表によると、福島あたりで夕日が見られそう。期待していましたが、宮城県を出るころになるとにわかに空模様がおかしくなってきました。そして福島飯坂ICあたりで窓に水滴が垂れるように。厚い雲の向こうが少しだけ明るい程度で、夕日は断念せざるを得ませんでした。山々に緑が目立つようになってきました。

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次の休憩場所・安達太良SAで雨は止みましたが、空はもう夜の装い。岩手山、長者原と比べて大きなSAで、みやげものをチェックしていたらあっという間に時間が来ました。とりあえず先日の福島出張(このへん参照)で好評だった「ままどおる」を購入。

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そして毎度のごとく牛乳とご当地新聞を買いました。福島は全県をカバーするご当地新聞が2つある珍しいエリア。同じTPPを扱うにしても福島民報はストレートに、福島民友は県内の影響をまとめた記事を前に出しました。貿易問題は雲の上の話しに聞こえがち。実際どの程度私たちに影響があるかをつかめる民友の方がベターですね。データの出元が自民党県連であることを除けば(^_^;)

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牛乳は後に甘さをひくプチ贅沢味。飲み始めがあっさりしているので、朝によく合いそう。総裁の好きなタイプです。


安達太良を発車するころにはさらに暗くなってきました。郡山から山間部を貫く磐越道に入ったので、明かりも少なく、外の景色が見えづらくなる一方。車窓をチラ見しながらBlogの記事でも打とうかなと思っていたら、それまで淡々と仕事をこなしていた添乗員さんがマイクを握りました。


「このへんで自己紹介タイムを始めたいと思います」


ここで来ましたか(笑) 前回思いつきでやったら好評だったらしい。本来はスタート付近でやるイベント。ほかに類をみないツアーなので、添乗員さんもタイミングを計りかねていたのでしょう(^^; 前回は短いマイクしかなく、4列目ぐらいまでで強制終了になったそう。今回はその反省をふまえ、猛烈に線の長いマイクを用意されていました。観光バスなら後ろの方にもマイクコネクタがありますが、路線車ですからねぇ。ただ、延長ラインをつなげまくって長くしたため、調子が悪いようです。


まずは添乗員さんが今回ツアーの基礎データを説明。定員26人に対し21人が参加しました。催行条件が「20人以上」なので、結構きわどい数字だったんですね。窓際は全部足しても17。通路席を何人がOKしてくれるかにかかっていることが分かります。男性16人、女性5人と思った以上に女性が参加。男子校状態になるもんだと思っていたのでびっくりしました。参加者全員の平均年齢は42。


何と総裁が平均年齢を下げていました!! 「第2の人生で変わった旅をしたい」というお年寄り参加者が数字をかさ上げしたのかな。現役世代も、会社に休みを申請して通るようになるにはそれなりに年次を重ねないといけませんし。


一通り驚いたところで参加者にマイクが回りました。いきなり話せでは言葉に詰まるので、添乗員さんが「このツアーをどこで知ったか」「このツアーのどこに魅力を感じたのか」「最近旅した場所は」「鹿児島に着いてからどうするか」など質問項目を書いた紙を準備。「アンケートみたいな質問項目よねぇ」とか言ってはいけません(笑)


で、またしても衝撃的な話が。何と最前列の3人は前回も参加! すごすぐる。。今回ツアーの魔力は相当なようです。そしていずれもJALツアーズ「旬感旅行」のファンだそう。確かにグッとくるツアーが多いですからねぇ。


最前列の後はおばあちゃんの番。どこでこのツアーを知られたのかと思ったら「私、分からないことは何でもネットで調べますの」。もうね、「ネットなんて分からんわいや」と話す我が社のお偉いさんに聞かせてやりたい。こういう元気なお年寄りになりたいと思える方でした。


次はどんな人だろうと思っていたら…マイクが本格的に不調になりました。音がプツプツ途切れます。結局自己紹介タイムはあすに順延。この後風呂休憩のときに来る交代の運転手さんに替えのマイクを持ってきていただくことになりました。何を話すか考える時間ができましたよ(・∀・)!!




バスはすっかり日が暮れた磐越道を西へ。30分ぐらい走ると車窓にたくさんの明かりが見えるようになり、会津若松を通過しました。中国地方の感覚だと「内陸部の市は人口が少ない」というイメージですが、会津若松は12万都市。遠くにビルも見え、IC付近の道路では家路を急ぐクルマが列をつくっていました。街並みが遠くなってもしばらくは平地が続き、西会津ICを過ぎたあたりから山登り区間に。長いトンネルを2つ越えて新潟県入りです。


対面通行区間をどんどん下っていき、遠くに新潟市街の光の帯が見えるようになった場所が次の休憩地・新潟PAです。建物はトイレだけですが、奥に広い公園が広がっていました。前回ツアーは日の入りが遅い6月だったので、日本海をバックにした絶景が拝めたのかなあ。新潟の中心部まであと少しということもあって立ち寄るクルマは少なく、「旬感」がジャックした形になりました。

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日本海の近くまで来たので風が冷たく感じます。福島と比べて木々も少し黄色くなっていました。

もう二つの挑戦 列島縦断バス旅10 

今回参加する前に動画で予習しました。前回ツアーにNHKカメラマンが同乗。青森駅前のローカルニュースで特集が流れ、YouTubeにUPされています。(このへん参照) ソフトクリーム制覇に挑んだ方がいらっしゃったようです。総裁も何かに挑もうと考えていました。ほかの方もこの動画をご覧になっていたようで、岩手山SAで降りるとさっそくご当地ソフトをペロペロされよります。うーん、と売店を見回してハッとひらめきました。


ご当地牛乳飲み比べ


高速道って用地買収しやすい内陸部を通っていて、SAにはナントカ牧場の牛乳みたいなのが結構置いてあります。牛乳って鮮度の問題があって、メグミルクや森永、明治などを除き全国規模の商品は思ったより少なく、ローカル商品が多い。しかも売店のパック飲料売り場には必ずあります。これいいかも! さっそく1つ目を買いました。「岩手3.6牛乳」。絶対広島では飲めません。



うん、普通の牛乳だ(笑) 今後の基準になる、ある意味最初にふさわしい味です。


あと昨年の北海道旅同様(このへん参照)ご当地新聞も買うことにしました。牛乳並みにエリア限定品だし、地域色が出ていて意外に面白い。青森で買った東奥日報と岩手日報を比べるだけで随分違いがあります。TPPを一面トップに持ってきた岩手に対し、東奥はホタテ不漁。この記事を読むまで、青森の漁港が大変なことになっていたなんて知りませんでした。さすが地元紙。

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岩手山SAが無線LANの無料スポット。iPodTouchでBlogを更新しようとしましたが、なぜか上手くいかずorz FC2ブログ更新アプリがうまく動かないんです。時間ばかりが過ぎていき、すぐ発車時刻に。青森のホテルでバイキングめしをがっつり食べて正解でした。秋色の木々と冬色の山々を見ながら発車です。(なぜ上手くBlogが更新できなかったか。ログインしていないせいかと考えましたが、どうも違うらしい。うーん)

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青森に比べて緑が増えた車窓。雲が取れてきて、山々を秋の優しい日差しが照らします。

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ススキが風に揺れ、収穫が終わった畑とともに里を金色に染めていました。東北道は盛岡の市街地から離れた場所を通るので、のんびりとした里山がどこまでも続きます。花巻JCTで釜石道と、北上JCTで秋田道と合流。少しずつクルマが増えてきました。盛岡を過ぎてからが思ったより長く、全国2番目という岩手県の広さを実感。14時前にようやく宮城県に入りました。県境を越えて少し走ったら2番目の休憩地・長者原SAです。あ、カントリーサインはもうあきらました(笑)

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周りを見ると岩手山SAで一緒になったバスばかりでした。一番奥に停まって不穏な行き先表示が見えないせいか、「鹿児島まで行くんですか!」と大騒ぎにならず。むしろ総裁が南部バス(厳密には南部バス観光ですが)との初対面にテンションを上げました(^^; 岩手山SAと比べて少しだけ木々が夏っぽくなりました。


小腹が空いたので、牛タンバーガーなるものを食べてみました。佐世保でヒットして以来、ご当地バーガーが増えましたねぇ。牛タンの歯ごたえを想像しましたが、ひき肉状態にして焼いたようで、あっさりしているのに味がしっかりついていて美味かったです。思いがけずアタリフードに出合えました(^^)





そして忘れちゃいけない牛乳。安い製品がなく、160円もするデラックス(死語)な一品を買いました。



うまい! ひとくち飲むと、口いっぱいに牛乳の甘みとうまみが広がります。牛乳ってこんなにおいしかったんだ、と気付かされました。飲み干してしまうのがもったいない気持ちでごくごく。たまたま岩手山SAで昼食を食べ損ねたおかげで、おいしいハンバーガーと牛乳をいただけました。夕食が19時半と遅めの予定なので、ここが昼メシスポットでも良かったのかなぁ。好みの別れるところです。


宮城の地元紙・河北新報もTPPが1面トップ。同じ面には東北新幹線青森開業の一番列車指定席が瞬殺だった、という記事もありました。東奥日報が大きく扱ったホタテの話題はワイド東北面(22面)の真ん中あたり。読み比べるとニュースに対するスタンスの違いがよく分かります。

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長者原SAを発車してしばらくは平地でしたが、段々山がちになってきました。仙台は市外縁部を高速道路が環状に走っています。その北端の富谷JCTを過ぎると、木々の間から整然とした家並みが見えるようになりました。IC近くにはロードサイド店も。広島同様、山の方に団地が広がっているようです。もっとも都市の片鱗が見えたのはそこまで。緑の中を走り抜け、しばらくしたら環状高速の南端、仙台南JCTでした。(仙台の高速道路網はこのへん参照)

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鹿児島行き、発車します 列島縦断バス旅9 



おはようございます。いよいよ青森に鹿児島バスツアー当日が来ました。窓を開けると、部屋の中がひんやりした空気に包まれます。鹿児島の風はどんな感じじゃろうか。どんな人たちが参加するんじゃろうか。期待と不安が入り交じる中、ホテルを後にしました。青森の街中には、来月に控えた新幹線延伸開業を前に「一路青森」という幟がはためき、駅前バス乗り場がきれいに生まれ変わっていました。

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青森駅の構内沿いに海の方へ歩きます。かつてこの場所から出港していた八甲田丸が浮かぶ先、くっきりと色づいたイチョウの下にバスが止まっていました。白にオレンジ色のしなやかなライン。富山の加越能バスです。

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行き先はもちろん



青森発鹿児島行き!! JAL旬感旅行サイトに出ていた前回の写真通りです。ついにこれに乗る日が来たんだあ。


まずはこれからお世話になる添乗員さんにあいさつ。前回は男性だったようですが、今回は若い女性。スーツが似合う、仕事ができそうな人です。「よろしくお願いします」と言うと「荷物少ないんですね」と意外そうな顔をされました。前回参加者はそんなに大荷物だったのか? まだまだ時間があるのでバスの車内外をぐるりと回ってみました。行き先表示は前だけではありません。横も



後ろも。爆走ときたもんだ(笑) 後続のクルマはたまげるじゃろうなあ。

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車内はもちろん夜行「路線」バスタイプ。大量に積まれた毛布がこれからのハードな旅路を想像させます。

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総裁が予約したシート。ここで32時間の多くを過ごします。

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枕はありませんが、レッグレスト(すね当て)があるので南海バスよりは楽かな。痔瘻(じろう)経験者のマストアイテム携帯ドーナツと、9月の関西行きで活躍した首枕に空気を入れてスタンバイ完了です。外に出るとほかの皆さんが続々。確かに荷物が大きい人もいます。男女、お年寄りから若い人まで。カップル?で参加の人もいました。これまで乗り物イベントで見てきたセルフ車掌や奇声を発する人、写真の邪魔をしたら怒鳴る人などはいなさそう。


よかった、大人のツアーじゃ( ´ ▽ ` )

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少し遅れて出発式があり、くす玉開き…玉が落ちました(笑) 急きょ元に戻して仕切り直し。まあ悪運は今のうちに出しておきましょう。

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全員が席に就いて10:07、青森駅前を発車しました。駅近くに狭い路地に入り、添乗員さんと加越能の人が車内の設備や注意事項を説明。「では車窓だけを楽しむ旅ですので、後はそれぞれごゆっくりお楽しみください」。あ、自己紹介とか、休憩場所の到着時刻案内とかないのね。徹底してるなあ。それぞれが自分モードになったころ青森中央インターに。いよいよ長い長い高速道路「運行」が始まりました。

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今回は総裁の親友・広島支部長の提案で沿線の山々、自然に注目していきたいと思います。紅葉前線を追いかける旅になりそう。


本線に入ってすぐ、真新しい高架をくぐります。道路とは明らかに違う架線柱。間もなく延伸開業する東北新幹線です! こんなところを通ってるんだ。あちらからすれば長いトンネルを抜けて、最初に青森着を実感できる場所になりそうです。


切り通しをすぎたら今度は左右にリンゴの木々広がります。敷地を囲う青いネット、その向こうで点々と実る赤い実。間近の出荷に備え、どこも真っ白な軽トラが止まり作業にいそしんでいました。広島も県北の庄原市高野町でリンゴを育てていますが、その比ではないぐらいたくさんの木々。本場は違います。

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と、中央列を挟んで反対側の窓際に座っている人が話しかけてきました。実は総裁が当Blogで参加表明した記事を見付け、コメント欄でコンタクトを取ってこられた方なんです。そう、初めて参加した今回のツアー、一人だけ面識?のある人がいたのです。これがどれほど心強かったことか。で、行きがけにゲットされた地図をいただきました。少し話をしようかと思いましたが、なーんとなく車内で雑談しにくい空気。「あとにしましょう」な流れになってしまいました。


そういえば一般の高速バスって皆さん静かにされよってですよね。たまにやかましい女子たちの世間話が車内中筒抜けになっています。おばちゃんたちが行く「カニ食べ放題日帰りツアー」とかじゃないから、まったりな車内がいいのかなと思ってみたり、そで触れ合うのも旅の縁だしと思ってみたり。


1時間弱走って2つ目の県・秋田です。最初は撮れる限り府県カントリーサインを押さえるぞと意気込んでいましたが、いきなり失敗。まあいいってことよ(´Д` ) あんなにたくさんあったリンゴの木々が秋田に入った途端ぱたりとなくなりました。面白いなあ。そして雪の季節は相当積もるんでしょう、広島とは違うフライング中央分離帯表示が並んでいました。

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小坂、鹿角八幡平インターを過ぎると再び両側の山が迫り、岩手県です。秋田の借りを返そうとカメラを構えて…


また失敗。


後ろの方の席なので前の様子が見えづらいです。どうやらカントリーサイン追跡は思った以上に難しいよう。十和田八幡平エリアに入り、ちょっと凹んだ総裁を慰めるような景色が広がりました。手前の山々は斜面が黄色とオレンジに染まり、まさに錦秋。フロントガラスのはるか向こうには安比高原の山々がそびえ、コーヒーにクリームをたらしたように、白銀の筋が延びていました。紅葉前線のピークは今このあたりみたいです。



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八戸道が分岐する安代JCTを過ぎ、東北道は平地近くを通るように。雪対策で左右非対称になっている屋根になった家と畑が続き、最初の休憩地・岩手山SAに着きました。昼ごはん休みです。

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