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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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広島発 バスに揺られて 2nd stage 

バス停で本でも読みながら待とう、と思っていたが、西大島の停留所は少し歩道が狭くなった場所にあり、ベンチもない。結構自転車が通るので一服するにも気を遣う。ならばマックやガストなど、メシを食わない人間が居座れる場所は、と周りを見るが、カー用品店や焼き肉屋ぐらい。


しょうがないなぁと神戸方面へ少し戻るうち、結局1つ前(神戸寄り)のバス停稲葉荘1丁目まで歩き、イートインコーナーがあるデイリーヤマザキに腰を落ち着ける。総裁は休みだからこそこういう旅をしているが、世間は平日。ガラスの向こうではクルマやバスがビュンビュン走っているが、ガランとした店内は実にゆったりとした時間が流れていた。


31.稲葉荘1丁目10:53→11:31野田阪神前(阪神電鉄)野田阪神前
111010

(運賃は210円)

このあたりの地図をご参照ください) 阪神甲子園-野田阪神は40分に1本と少なめだが、少し遅れて来たバスに乗っていたのは5、6人。平日の昼間だからなあ。


西大島を過ぎると、西宮市内とうって変わって工場が目立つように。青空の下、灰色の建物が並ぶ中に浜田車庫バス停があり、交代のウテシが待っている。よく見るとさっき神戸-西大島間で乗ったウテシによく似た顔も。またしてもアグレッシブな旅かと思うが、このバスには乗らないよう。


来客用駐車場にセルシオが鎮座していた尼崎南署分庁舎の交差点を過ぎ、橋を渡ると再び住宅地に。ロードサイド店だけでなく、駅前にあるようなスーパーや食料品店、ビルも見られるようになる。人通りも増えてきて阪神尼崎駅北。停留所に「駅」の字が入っているが、阪神の駅からは5分以上歩く。だから「北」という微妙な言葉が引っ付いているんだろう。広島にはない付け方だ。


このあたりは岡山時代、関西へ出張したときに拠点にしていて、よそに来た気がしない。出張のときは「こんなところに三宮や野田まで行くバスが走ってるんだ」ぐらいに思っていたが、今はその車内にいる。不思議なものだ。


阪神杭瀬駅北(こちらは駅のすぐ近く)を過ぎ、11時15分、3府県目の大阪府入り。長かった兵庫県ともお別れだ。古めかしい府県境の橋を渡ると、すぐに大阪市営バスのバス停が登場。周りも何となく都会げに見えてくる。そして渋滞がひどくなってきた。道路が一直線に延びているので、遠くに野田阪神の脇を通る阪神高速の高架が見えてきたのだが、なかなか近づけない。これも都会の証か。


10分ほどノロノロ運転をした後、道が流れ始めた。4人ほどの客を乗せ、バスは長い長い淀川を越える。河川敷は草が生い茂り、視界に久々の黄緑色が飛び込む。バスは軽快に飛ばしたが、それでも渡りきるまで1分以上はかかった。前述の関西出張で一度終電を乗り過ごし、歩いて淀川を渡ったが、我ながら無謀だったと思う。


橋を渡ると、遠くに見えていた阪神高速が迫ってきて野田阪神前に到着。さっき以上に高さを増したビルに囲まれた、文字通り「ビルの谷間」にバス乗り場があった。一服しているとバス乗り場の対岸に「阪神」と書かれたビル…あ、阪神の本社だ。村上ファンドによるTOB騒動、阪急との経営統合でたびたびニュースに登場した建物。気付かなかったがニュースな現場にいたのだ


32.野田阪神前11:54→12:08大阪駅北口(大阪市交通局)58大阪駅北口
111011

(運賃は200円)

このあたりの地図をご参照ください) ここから大阪駅はすぐ近く。は目の前の駅から阪神電車で2、3分の距離だ。おそらく総裁の貸し切りだろうとタカをくくっていたら、意外にも始発で10人近く乗ってきた。ただいずれも老人で、敬老パス利用者だろう。


バスは駅からいったん北へ進む。先ほどまで林立していたビルやマンションに代わり、沿道は工場、倉庫ばかりになり、灰色の街並みに。昼休み前最後のひと仕事、と人が動き回っている。バス停ごとにスーツを着た人たちが乗ってきて座席が一通り埋まった。帰りの新幹線の話をしているので、出張の人だろう。よそ者がタクシーでなくバスに乗るのも、便数・系統が充実している大都市ならではだ。


大阪市営バスは運転しやすさではなく、何か別の都合で停留所が設けられているようで、左から3車線目で通り過ぎないといけない交差点の角付近にバス停があったり、ウテシは大変そう。それ以上にショッキングだったのは済生会病院前のバス停だ。


バスは中津から御堂筋へ抜ける高架道路を通る。高架の途中、右手に済生会病院が見えるのでどこに止まるのだろう、と見ていると、高架の途中に停留所! しかも右カーブの途中! 待避所があるとはいえかなりハード。しかも階段で高架道路から降りる停留所でバリアフリーなんてあったもんじゃないし。それでもここで5、6人は降りた。


カーブを曲がり、一気に坂を下るともう大阪駅が見えてきた。ヨドバシカメラの角を曲がって終点。野田阪神のバス停に表示されていた「ただいまの所要時間」より少し早め、ほぼ定刻通りだった。ついに大阪駅。だが、まだ広島-東京の半分も来ていなかったりする


33.大阪駅前12:24→13:11地下鉄門真南(大阪市交通局)36茨田大宮地下鉄門真南
111012

(運賃は200円)

このあたりの地図をご参照ください) 明石駅で右往左往した総裁。日本有数のターミナルである大阪駅で迷わないはずがない


方向感覚で北口発でなく南口発だろうと、駅構内を突っ切る。これは正しかったのだが、今度は南口のどこから出るのか分からない。系統番号を事前に調べていたが、案内図にはあまりにも沢山の系統が書いてあって、なかなか見つからない。やっと見つけた!と思って乗り場の方を見ると、今まさに発車したところ。ついていない。


気を取り直して次の便に。方向幕がLEDでなく幕式のノンステップバスだったが、車内は新車の臭い。行き先表示が複雑なためか、大阪市バスはLEDを入れてないのだろうか。(幕式の方が写真を撮りやすいので助かるのだが)


大阪駅を出たバスは曽根崎署の脇を抜け、高い高いビルに囲まれた広い広い道を往く。歩道には人があふれ、車内は「バスの上得意様」である老人だけでなく、家族連れやスーツ姿の人もちらほら。地方では一部の郊外バスでしか見られない風景。渋滞や一方通行が多いクルマに負けないぐらい公共交通が便利だから、ということだろう。バスに人が乗らない、と言われて久しいが、路線廃止と子会社化では結局先細るだけだ。



国道1号に入ったあたりで周りのビルは少し低くなったが、停留所ごとに乗り降りがあるし、信号に引っ掛かりまくり非常にスローペースだ。12時40分にJR大阪環状線をくぐるあたりで座席は大体埋まった。


ここでひと思案。滋賀-岐阜はバスがつながっていないに等しい状態なので、関西地方を抜けるには奈良から三重へ抜けることになる。奈良へ行くには四条畷から生駒へ抜けるのだが、四条畷へ行くには主に①このバスで門真南→京阪大和田駅→四条畷、②横堤バスターミナルで乗り換えて、焼野→京阪門真市駅→京阪寝屋川市or京阪大和田駅→四条畷③京橋で降りて京阪バスに乗車→京阪寝屋川市駅→四条畷、の3通りがある。どれにするか。


③は1日3、4本しかないので基本的には却下だが、総裁に合わせたように午後12時45分京橋発の便がある。希少なマニアック路線に乗るというヲタ的満足は得られるが、関西出張した折、枚方など京阪線沿線は渋滞するイメージがあった。②は2ちゃんのスレで大阪-奈良を結ぶ経路として紹介されていて、本数も少し多い。だが、乗り換えが多い分、事前の調べでは少し時間が掛かることが分かっていた。



やはり①だな。便は少ないが経路的に一番近道をしている。それに折角乗ったバスを降りるのはたいぎい(笑) 蒲生4丁目には京阪バスのバス停もあり心揺らいだが、結局乗り切ることにした。京橋を過ぎると道も流れるようになり、鶴見区に入るとビルに代わって住宅や、建設中のダイヤモンドシティなどショッピングセンターも目立つようになった。いつしか「キンコンカンコン」と音の出る乗車扉のメロディも鳴らなくなり、降りる人ばかりに。


横堤バスターミナルを過ぎ、近畿道に近づくと周りは工場や空き地ばかり。門真市に入り茨田大宮の集合住宅地を過ぎて、いよいよ車内の電光掲示板に「次は終点地下鉄門真南」の文字が。京阪大和田駅行きのバスまで30分ほどあるが、駅前だからカフェぐらいあるだろう。


111013 バス旅をしていると、大都市ほど滞在時間が少なくなる。街が大きいと長距離系統も本数が多いから当然なのだが、あらためて考えると本当に短い。これまでの主だった都市で見ると、
岡山…13分
姫路…6分
三宮…3分
大阪…16分

といったところ。いかに観光や一般的な意味の遊びを排除した旅かが分かる。また、田舎ほど便が少なく、その日中にそこから先へ進めなくなる可能性が高い。計画を組む上で一番注意したのは「宿がある街で1日を終えられるか」で、特に三重県入りを狙う初日、山越えで静岡県入りをする3日目は並行する鉄道もないため苦労した。後述する時刻表調べといい、ネット社会でなくては実現できなかった旅だとつくづく思う


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