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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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広島発 バスに揺られて 2nd stage 

41.近鉄奈良駅18:59→19:28天理駅(奈良交通)50天理駅檪本経由
120301(運賃は530円)

このあたりの地図をご参照ください)ちょうど帰宅ラッシュのピーク。どの停留所も列が長く伸びている。JR奈良駅始発のバスには着いた時点で5、6人乗っていて、近鉄奈良駅を出たところで25人ぐらい。座席が一通り埋まった。


1つ目のバス停「県庁前」からして「興福寺、猿沢池へお越しの方はここでお降りください」でThat's奈良!な地名が並ぶ。確かこの辺は修学旅行で歩いた気がする。昼間なら木々に囲まれた興福寺が見られるのだが、さすがにこの時間は無理。寺が建てられたころの常識では、もう寝ている時間なのだ。


奈良ホテル前、福智院町を過ぎ、昔ながらの街並みが途切れたあたりから人が降り始め、横井を過ぎるとガラガラになった。2車線道路の両脇には田畑とコンビニ、スーパーがポツポツと並び、典型的な地方の郊外だ。


ここでふと、中学時代、社会科の教諭が話したことを思い出した。天理は日本では珍しい「宗教の街」だが、民家や寺院はもちろん、街にあるビル、ホテル、マンションの屋根も瓦ぶきだと言うのだ。


ウソ臭さを感じる反面、妙にリアリティもある。どっちか。今か今かとドキドキしていたが、19時20分、ついに天理市へ突入した。暗がりにじっと目を凝らす…普通のビルやんけ!!!! 郊外だから特別なのかと思ってしばらく観察したが、そんな珍妙な建物はない。とうとう天理駅に着いたが、ついにそのようなものは見つからなかった。●林(社会科教諭名)のガセネタかよ!


ところがである。一応駅前で撮った写真をよくよく見てみると…何だか瓦ぶきっぽい建物がたくさん。昼間の天理を見に行かんにゃあいけんのう。120304



42.天理駅19:55→21:04上野産業会館(三重交通)60名阪国道 上野産業会館
120302(運賃は1700円)

このあたりの地図をご参照ください)いよいよきょうのラストランであり、クライマックスだ。トップ・オブ・無料道路にして、関西と名古屋を結ぶ大動脈「名阪国道」(詳細はwiki参照)を通るのだ。総裁ルールでは無料道路ならば自動車専用道路もOK。その利用可能な道路の中で最もグレードが高いといっても過言ではないだろう。制限60だが、もっと速いスピードで流れている。


奈良県天理市と三重県亀山市を結ぶ名阪国道は、元々は国道25号改良の目的で計画された一般道路。工事着手後の1963年、道路整備5ヵ年計画で5大幹線として盛り込まれたことから自動車専用道路に格上げされた。


もっとも同年3月の建設開始から1000日以内に完成させるという公約があったため、とにかく急傾斜を避けるように建設された。トンネルを造ると時間がかかるためだ。


有料道路化も検討されたが、そうなると規格が変わるため設計を大幅にいじらねばならない。結局1000日という公約を優先して無料道路になった。急傾斜を避け、地形に逆らわないようにしたから天理東-福住間にはR=150mの「Ωカーブ」この辺の地図を見れば一目瞭然)があったり、カーブ途中の高峰SAにほとんど加速(助走)車線がないなど、今も道路好きをひきつけて止まない。


そのハイスピード&ハイテンション&事故多発国道を路線バスで走るのだ。バス好き、道路好きの総裁が興奮しないわけがない。


折り返しの上野産業会館行きは19時35分に到着。かなりの長距離便だが折り返し時間はわずか20分だ。結構シビアなダイヤだが、クルマは最新型。何と運賃表がデジタルではなくカラー液晶表示なのだ。窓も大きい。ボロバスが分解しそうな勢いで激走するのも萌えるが、名阪国道の車窓、走りを楽しむにはイマドキのクルマの方が良いのかもしれない。


三重県境の山添村へ帰る、というスーツ姿のオジちゃんと総裁、学生と女性の4人を乗せ、天理駅を出発。5分ほどで天理ICから「戦いの場」へ突入する


オレンジ色の街灯に照らされて、トラックや一般車が右車線から激しく攻め立てる。バスも負けじとうなりをあげる。


天理東ICをすぎ、間もなく車窓にショッキングな光景が広がる。これから自分の行く道が左真横の山の上に、しかも天理側を向いて伸びているのだ。分離帯の赤いランプの帯がどこまでも続く。そう、いきなりΩカーブキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!なのだ。


Ωに立ち向かうさなか、バスは国道五ヶ谷に寄るためカーブのさらに外側にふれなければならない。ここも国道福住も加速(助走)車線が少なく、緊張が走る。


そして前を走る低速トレーラーを抜きにかかったのだ。アクセルベタ踏み(のはず)で追い越し車線を疾走。もうたまらん。i-Podからは井上陽水「夢の中へ」が流れる。「探し物はなんですか」。名阪国道の脇に目をそらしても、ただ暗闇があるだけだった。


バス停間の距離がかなりあるため、運賃が上がるのも早い。温泉施設があるらしい針インターを過ぎ、天理駅を出て10番目の国道切幡で早くも1000円超え。「ここから5km下り坂 エンジンブレーキ」と書かれた標識に差し掛かり、今度は坂を駆け下りる。遠くまで見通せ、ヘッドライトの帯に目を奪われる。


国道山添からはいったん一般道へ。あたりが真っ暗で、ウテシが山添の地理に詳しくなかったこともあり、オジさんは降りる場所探しに難航したようだが、(明かりがなくて何もないように見えたが)「役場の前」で降りていった。ここで貸しきり状態になった。


さっきまで1つ2つはあった家の明かりが完全に消えた。山添村ということはまだ奈良県?などと考えるうち猛烈な眠気に襲われ、20時20分ごろ、一瞬意識を失う。


ふと気付くとまた家がポツポツとある地区に。あたりの看板によると三重県に入ったらしい。1日目、まずは関西を脱出! レストラン・ラブホ・マックが並ぶ不思議なドライブインを過ぎ、両脇に工場が目立つようになった。そして遠くに街の灯が見えてきた。ジャスコの看板も見える。街だ。上野だ。


上野インターで名阪国道に別れを告げる。静まり返った市街地を通り抜け、久々にビルが建ち並ぶ一角に来たところで終点の上野産業会館。行政施設みたいな名前だが、実は1階がバスセンターだったりする不思議な建物だ。外の風が少し冷たく、やっと眠りから覚めた気分。総裁を降ろすと、バスは一気に加速して車庫へ帰っていった。


補足 名阪国道については、総裁もチェックを入れている道路ファンサイト「孤独な道めぐり」中、バイパスめぐりのコーナーで取り上げられています。このブログでの表現はちょっとオーバーだったかもしれんですね…(^^;

120303今晩のホテルは上野産業会館から少し離れた場所。会館のすぐ前が近鉄上野市駅で、そこにたまっていたタクシーを拾う。カーラジオからは中日戦の中継が聞こえてくる。そういえばきょうぐらいで優勝が決まるんだったっけ。広島のタクシーならNHKとかかけてそう。


幹線道路に出て郊外店が建ち並ぶ一角を過ぎ、あたりは田畑ばかりに。ホテルのホームページには「近くにコンビニがある」と書いてあったが、いよいよさびしくなってきた。


「今晩はコンビニ飯だな」とあきらめかけたところでホテル到着。と、隣に黄色い看板…ココイチじゃん!!
120305

ああ、これでメシを腹いっぱい食える。上機嫌でチェックインし、すぐに出掛けた。ココイチでここまで幸せな気分になれるんだから、安いもんだ。


天気予報が芳しくないので、念のため帰りにコンビニに寄り、朝飯と一緒に折りたたみ傘を買う。どうかそんなに降りませんように。
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この記事に対するコメント

ふらふらと検索してたどり着きました
懐かしいわぁ。。。
元奈良在住、現広島県民です

名阪国道は…
西条あたりの2号線バイパスが
高速道路でないように
やっぱりただの「国道24号線」でいいと
思いますよ。
高速バスじゃありませんw
まぁ昔はそんな手の車でしたが

大体お書きのように
高速道路の線形じゃありませんしw

ではでは
この後も楽しく読み進めるとします。

URL | h #JalddpaA

2008/03/06 22:16 * 編集 *

hさん

ご覧いただきありがとうございます。

名阪国道については、カテゴリ「バス旅本への道」であらためて行きましたが、本当に壮絶な道路でした。地元の方は免許取り立てとかでもあそこを走るのでしょうか? 走行10万キロの当方でもちょっと手に汗握りました。

そういえば、西条BP~田万里あたりの急傾斜&急カーブも名阪国道の趣があるような、ないような。

まあごゆっくりとお楽しみください。

URL | 総裁@管理人 #-

2008/03/07 14:09 * 編集 *

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