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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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広島発 バスに揺られて 2nd stage 

47.近鉄四日市駅前12:39→13:22山城駅前(三岐鉄道)近鉄四日市駅 市民病院口 山城駅前
07030701

(運賃は520円)

このへんこのへんの地図をご参照ください)三重県内の路線バスは三重交通やその関連会社が寡占している。その中でひとり気を吐いているのが三岐鉄道。親会社が太平洋セメントで、大手私鉄の資本が一切入っていないというあたり、とてもロックな感じだ。


近鉄四日市での乗り場はターミナルの一番端っこ。だが、一番道路寄りでもあり「いの一番」ともいえる。きょうここまでのバスはどれもガラガラ。今回もとタカをくくっていたが、これがどうして、10人ぐらいが乗り場に並んでいる。


別の方のバス旅日記を見ると、かなり年季の入ったクルマが走っていたが、始発のJR四日市駅からやってきたのは最新の大型ノンステップバス。車内はまだ新車のにおいがした。明らかにWordで作ったと思われる車内広告とのミスマッチがたまらない。


近鉄四日市でたくさん乗ったこともあり、乗客は20人以上に。後ろから2番目の席を占拠するのがやっとだった。


駅近くはどの道もやたら車線が多かったが、市民病院口を過ぎて三滝川を渡ると2車線に狭まり、客が少しずつ降り始める。何度も交差点を曲がり、方向感覚がつかめなくなったころ坂部ヶ丘に入り、半数以上が降りた。


そして、方角を理解することをあきらめたころ東名阪道をくぐり、あかつき台へ。その後「無料人生相談」(ちゃんとした答えが返るのか?)というぁゃしぃ看板が印象的な八千代台1丁目を過ぎ、あさけが丘3丁目でついに貸しきり状態になった。


団地の坂を下り、間もなく山城駅前。直前の住宅地がなかなか道が狭く、大型バスではしんどいかと思われたが、ウテシ氏の鮮やかなハンドルさばきで難なく通過した。


今まで乗ってきた感じではそんなに狭い道を経験する機会はなさそうだが、これも大型二種免の神業なのだろう。
48.山城駅前14:07→14:21伊坂台アクセス前(四日市市自主運行バス)天カ須賀
0703070202

(運賃は200円)

このへんの地図をご参照ください)次まで40分、駅と名が付く場所だから店の一軒でもあるだろう、と思っていたが甘かった。駅前はバス車庫と、自動販売機しかない。


待機中のバスウテシ達も駅の軒先にある灰皿を囲んで歓談している。最初は外で一服していたが、さすがに時間を持て余した。雨もシトシト降るので三岐鉄道の駅舎に入る。


ちょっとかび臭い、少しレトロな待合室には早くも暖房が効いていた。風が冷たかったのでこの温もりが丁度いい。座布団もあり、総裁のほか、14時の四日市駅行きを待つ人や親?の車を待つ女子高生、近所のおっさんが思い思いにひと時を楽しむ。


駅の出札所には物静かな初老の駅員がおり、少し前の日本に帰った気さえする。今回はバスの都合があるが、いつかのんびりと乗り鉄したい路線だ。


味も素っ気もない塗装のリエッセが4、5人を乗せ到着。折り返し総裁ともう2人が乗って発車した。うち1人は一番前(通称ヲタ席)に座り、ウテシと話しながらも何かの記録を付けている。自主運行バス、というちょっと変わった形態の路線。利用者や運行上のポイントなどを毎回調べているのかもしれない。かなり細かくメモをしていた。


経塚公民館前までは先ほど同様、住宅地を縫うように走る路線だったが、そこからは険道に一変する。主要地方道(1-99号線までの県道を行政上特にこう称する)にも関わらず、リエッセでやっとの道幅。左側は急斜面、右側は緩やかながら崖、というドキドキのシチュエーション。


西大鐘の手前から集落に入ったものの、険道はヘロヘロ道のまま。途中普通車とすれ違うも、一時的に道幅が広いところだったので助かる。場所が悪かったらオオゴトだった。このあたりのバス停は三岐バスの一般路線と同じで、もしかしたらある時期まで普通のバスが来ていたのかもしれない。ムチャするよなあ。


東名阪道の橋脚をくぐって左折。しばらく高速の側道を走る。とはいえこれもヘロヘロ道。リエッセなのでスイスイ駆け抜けるが、対向車が来たらどうしようとこちらまで手に汗を握る。


それ以上にこの路線、停留所の間隔がやたら長く、近道をするためか集落を避ける区間もある。


コミュニティバスなんだから、ちょっと時間がかかっても家がある方を回れば良いのでは、とも思う。まあ乗りバス派としては残ってくれればそれで良いのだが。ヲタ席氏のメモがいつか生きてくるのだろう。


東名阪道と伊勢湾岸道が合流する四日市分岐の下に出ると、さっきまでの狭隘路がウソのような快適道に。スイスイと坂を登り、伊坂台アクセス前に着いた。


アクセスとは何ぞや?と思っていたが、案の定、ちょっとしたスーパーのこと。ここで総裁と入れ替わりに若い女性が乗っていった。

07030705
四日市市自主運行バスは今回乗った一般的なコミュニティバスと、「生活バスよっかいち」の二種類がある。特に生活バスの方は一般的な自治体任せの運行ではなく、住民が中心になって運営しているモデルケースとして知られている。


生活バスが走っているエリアは、元々三重交通がJR四日市駅からの直通路線を持っていた。


しかし不採算のため同社は、2002年2月、5月末での廃止を打診した。これを受け地域でアンケートした結果「買い物・通院のアクセス手段がなくなっては困る」と多数が回答。市に対応を求めたが、求める施策は示されなかった。


廃止後の6月、事態が動く。市が、「沿線の企業から協賛金を得て地域密着のバスを運行したい」という地元企業の代表取締役を地域に紹介。勉強会を経て地域住民、スーパー、病院、そして三重交通などが協議会を設けた。


11月から試験運行。委託された三重交通がバスを走らせる。03年3月、NPO法人取得の認証を受け、4月から本格運行を始めた。


1ヶ月の運行経費は三重交通への委託費90万円。運賃収入は10万円で、あとは地元スーパー・病院・企業からの協賛金50万円、市の補助金30万円でまかなう。利用者は1日平均90人、1便平均8.2人といったところ。利用者は増えているという。


バス廃止は過疎地の問題と思いがちだが、今や都市部の問題でもある。総裁の実家は中心市街地から少し離れた郊外団地だが、バスは年々減便されている。それなりの数の人が住み、通院・買い物に一定の需要があるにも関わらずだ。


企業や行政の支援を待つのではなく、住民本位の交通手段を、住民自身の手で築かねばならない時代。大いに参考になる事例だろう。(生活バスよっかいちについては、熊本日日新聞2006年10月1日付朝刊一面、NPO法人生活バス四日市ホームページを参考にしました)
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