06« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»08

ゲリラ雪

  : 

下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告  /  tb: --  /  cm: --  /  △top

広島発 バスに揺られて 2nd stage 

77.箱根町10:30→11:33小田原駅(箱根登山バス)箱根湯本駅 小田原駅
07070710

(運賃は1150円)

(次の4つの地図をご参照ください…1234)きょう一番の見所、あの箱根駅伝のコースをそのまま通る。大体は後ろの席に座る総裁だが、今回は前から2番目、横も前も見渡せる席をゲット。気合を入れる。5人ほどが乗って発車した。


細いうねうねした湖畔の道を進むうち、さらに5、6人が乗ってきて関所跡入口、元箱根港に着いた。さすがに首都圏で週末だけあって関所跡は貸切バスだらけ。観光客がゾロゾロ歩いている。


箱根駅伝ゴール地点の脇を抜けていよいよ熱走の舞台へ。昔ながらの建物が並ぶ一角を過ると「一の鳥居」だ。緑と茶色の中、真っ赤にそびえる姿が映える。このあたりで1位と山の上の2位の選手が両方映って差が分かるんよね。


元箱根バス停を過ぎてから右折し、U字カーブの上り坂をスイスイ登っていく。バスやクルマ以外もちらほらおり、チャリを連ねるカップルやハーレーのごっついのを走らす人も。


開発できそうな斜面には旅館やホテルのほか、マンションも建ち、深い緑の中から白やベージュの姿をのぞかせる。山深いあたりはスペインの高速を思い出す。


箱根駅伝でも必ず紹介される標高874mの国道1号最高地点を過ぎ、「曽我兄弟の墓」という意味深なバス停あたりから下り傾斜に変わる。芦の湯で人が入ってるんじゃないか、というぐらい巨大なスーツケースを持った外国人2人が乗り、車内は10人ほどに。


東芦の湯でくだりがきつくなり、いよいよ山下りだ


セノハチなんて比べ物にならないぐらいの急傾斜を、バスはそろりそろりと降りていく。


東芦の湯で峠を見下ろしたが深い森だけしか見えなかった。駅伝の5区はこんなところを走るのか。6区も道が凍結していたら気が気じゃないだろう。実際にバスでコースを体感し、選手たちのタフさに驚くばかり。残酷なばかりに地力の差が出るわけだ。


日テレのお陰で日本一有名な乳児院・児童養護施設となった恵明学園を過ぎ、小涌谷・宮ノ下が近付くと、後ろの席のおばさんたちは気もそぞろに「ここで降りるの?」なんて相談している。


小涌園ホテル前から左折し、山の斜面にへばりつくように造られたユネッサンを回り、ここで若いカップルが下車。現在10:50。土曜日朝、ということは前泊で(中略)だったわけで、こっちが何だかムネッ(無念)サン…


というのはともかく、ここはひどく洋風な建物で、漢たちの汗がほとばしる駅伝の中継に映らない位置にあって正解かもしれない。ファミマも目立たないような店構えにしている。街ぐるみで景色を守るのってとても大切。最前席に座っている外国人もJapaneseBeautyにご満悦のようで、楽しそうに話していた。


ここで箱根行きのバスとすれ違ったが、こんなに早い時間なのに何と満席。さらにこのバスもだいぶ乗ってきた。短距離利用もあり、交通が発達している首都圏の観光地ならではだ。


小涌谷駅にちょうど電車が来て踏み切り待ちになる。駅伝と違い電車は止まってくれない。


そしてここにもあった、ブレーキ故障車待避所。かなり草が生えていて用を為すのか「?」だが、そもそもこれだけ急カーブが続くのだから、ブレーキが壊れていたらここまで来られないような気も。今も天下の険なのだ。踏切が上がり、バスは再びエンブレをかけながら坂を下る。


そろそろ反対車線の車も増えてきて、元箱根行きの伊豆箱根バスには立ち客もいる(この急傾斜・カーブで立ち続けるのはほとんど「修羅の道」と思う)。宮ノ下温泉は特に道が狭く、ウテシが慎重にバスを進める。プロの技だ。


そんな温泉街に「ホテル前」なんてバス停があった。「これだけホテルがあるところで、エラいアバウトな停留所じゃなあ」と思い停留所前を見ると、そこにそびえるは天下の「富士屋ホテル」。箱根観光の礎を築いた宿である。なるほど「ホテル前」と一般名詞化していいわけだ


宮ノ下を過ぎるとまた民家が途切れる。鉄道のスイッチバックがある大平台を過ぎ、強烈なヘアピンカーブをゆっくり曲がって地上を目指す。


目に入るのは道路と、木々だけ。山を走る選手はこのあたりをどんな思いで走っているのだろう。駅伝中継を見ていても観衆の姿が見られないエリア。陸上って究極的には自分との戦いなんだなあ


11:10にこれまた駅伝名物の函嶺洞門に差し掛かる。駅伝ではここが事実上の5区スタート、6区ゴールといっていいだろう。中継で久しぶりに全チームの差・順位が分かる場所だ。


反対車線のバスはさらに混雑を増し、地方都市のラッシュ並み。意外にもタクって行く人も多い。やっぱり首都圏は景気回復しているのだ。


湯本の街中に入り道を歩く人が増えてきた。こういうところは静かでひなびている、という印象を持っていたが実際は随分違う。箱根湯本駅前まで来ると、反対車線はとうとう渋滞していた。箱根って登山鉄道で上ってからバスに乗った方が一番早く行けそう。女子と2人で出掛けるとこういうとき真価が問われる。


バス乗り場には行列。電車からどんどん観光客が吐き出されていた。このバスにも延べ30人は乗ったが、他のバスを見ると少ない方だろう。こちら側の車線は順調に流れていて、11:15、小田原市に入る。結局駅伝6区の中継所でおなじみの鈴廣かまぼこ前まで渋滞は3km以上続いていた


ここまで来たらラストラン。小田原市内からさらに客が増えて立ち客もいる中で、少ない平地に密集した感じの小田原駅前に到着。雰囲気は三島に近いが、建物はこちらの方が大きい。

07070711箱根町にあったみやげ物屋に箱根登山バスの窓口があったので、バス共通カードを買った。


小銭要らず&乗り換え割引で利用客を呼び込もうと90年代以降、多くのバス会社がバスカードを導入した。


今回の旅でカードリーダーが付いていなかったのは、自治体コミュニティバスと、三岐鉄道、沼津-三島の伊豆箱根バスと沼津東海登山バスぐらいだったと思う。総裁も、運賃表に気を取られず景色に集中できる便利さと、少しだけプレミアが付くことから随分活用した。


下の写真が今回使ったカードたち。左上から、広島のバスカード、岡山のバスカード、スルッとKANSAIらくやんカード(阪神電車発行)、同エスコートカード(山陽電車発行)、奈良交通CI-CA、三重交通のバスカード、名鉄パノラマカード、しずてつジャストラインのパサールカード、そして首都圏バス共通カード
07070712

奈良交通のCI-CAがICカードであるように、バスカードは磁気からIC式への端境期にある。


当時から関西私鉄がPiTaPaを、遠鉄がナイスパスを入れていたし(前者はクレカ、後者は記名式しかなく買わなかったが)、この旅の後、岡山でHarecaが、首都圏でPASMOが始まった。広島都市圏や名鉄も導入する方針。図らずも磁気カードの末期を記録することになった。


ICカードってややこしいイメージがあるが、CI-CAや、関西でICOCAを使った限り、チャージのやり方さえ分かれば磁気式と同じ感覚で使える。


処理時間も早く、定期券入れに入れたまま利用OK。他システムと共通化されていれば、1枚のカードでかなりの地域を移動できる。


ただ、バスで使えるだけではメリットは薄い気がする。それだけではなかなか使ってもらえない、ということだ。「イマイチ」との声が多い岡山のHarecaがいい例だろう。


通勤でバスを使う総裁だが、財布を取り出す全体の回数から見れば交通に使うことって微々たるもの。交通以外で使えて初めて威力を発揮すると思う。


広島-明石の旅の帰り、ICOCAを使って駅売店でみやげ物やビールを買ったとき、初めて「こりゃあ本格的に便利じゃ」と実感した。


ICカード導入を目的化するのではなく、なぜICカードを入れるのか、どうやったらお客がICカードを欲しいと思うか考えないと宝の持ち腐れになりかねない。


最後に広島で導入が決まっている「Paspy」で「こんなのできたらいいな」を挙げておく。

1.1円単位の細かい割引もできるようになる。昼間割引や特定便/特定区間割引などをやってみては。たとえば雨の日、駅から最寄り高校まで¥100で乗れるようにしたり、朝、混雑する方向と逆方面に乗る場合は半額とか。大阪市交通局見たく乗れば乗るほど割引、みたいなのも面白い。
2.やっぱりコンビニ・スーパー利用可能にしてほしい。全国資本だと難しいだろうけど、ありがたいことに広島を本拠地とするポプラやYoumeタウンがある。もしEdyと同じ系統のシステムを採用するのなら…。これができるようになると便利さは飛躍的にアップする。
3.今回参加する第一タクシーやバス会社系の広交だけでもエエからタクシーで使えるようにしてほしい。乗務員の負担軽減を考えるとチャージ機能なしの「使用オンリー」の端末を置けば済む話。飲みすぎた後、タクシーに乗るには現金足りないかも…ってこと結構多い。
4.中国新聞が読者囲い込みでやっている「ちゅーピーくらぶ」などと連携した加盟店割引。見せるだけで割引でもいいし、レジに端末を置いて細かい割引もアリだろう。



まあ、これぐらいは考えているのだろうけど。1枚で大体の交通機関に乗れるんじゃけえエエじゃん、で終わらせて欲しくないということで。
スポンサーサイト

コメントの投稿

Secret

△top

この記事に対するコメント

△top

トラックバック

トラックバックURL
→http://guerillasnow.blog49.fc2.com/tb.php/186-518d3382
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

宮ノ下温泉のホテルとかお土産とか

宮ノ下温泉のホテルとかお土産とか

旅を連想するようなページにしようと思います。

2007/07/25 00:09

△top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。