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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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日本の最南端で都営バスに乗る(6) 

07110606ここではたと考えました。現在12:35。最南端バス停「豊原」へ行く便は11:55に出たばかりです。


この後は
大原港 14:25→14:31 豊原
      15:15→15:21
      16:45→16:51  の3本があります。


14:25のバスは豊原から回送になるらしく、折り返し大原港方面へ戻る便は15:15発が豊原に来るまでありません。つまり14:25に乗っても15:15に乗っても同じバスで帰ってくることになります。ここで2時間半暇になりました


もっともこれは想定内の範囲。ここでの暇つぶしを事前に調べていました。大原港にほど近い仲間川の遊覧船乗り場が近くにあるのです。亜熱帯の森林をみながらジャングル気分を満喫できるクルーズらしい。ただ「潮の干満に応じて運行」とのことで、いつ出港するかよく分かりません。


とりあえず10kgの荷物(空港の手荷物預かりカウンターで計測)を担いで、えっちらおっちら遊覧船のきっぷ売り場へ。聞くと運良く13時発の便がありました。何と効率の良い時間の使い方! 心の中で思わず「やりぃ」とガッツポーズです。


荷物を預け船着場へ歩いていると広い駐車場があり、バスファン垂涎の光景が目に入ってきました。
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どう見ても羽田空港でよく見るあのバス広島県内に営業所がある愛媛のあのバスです。思わず「おお」と声を上げてしまいました。ここまで来たかいがあった…上陸15分にしてもう満足モードです。


乗り場には何人か先客がいました。中に総裁以上に「なんでここに来たの」と思われるヲタオーラを漂わせた男がおり、なぜだかひと安心。人間ってイヤな生き物じゃなあ、と少し反省したのも束の間、自分と同じガイドブックを持っていることに気付き「ワシと同じ本を買うなやー!」と思ってみたり。


ちょうどオッサン団体が来たので、便乗させていただくことになりました。


仲間川は島の南東部を流れ、全長17キロ。うち6キロほどを遊覧船で上ります。さすがは亜熱帯で、河口の橋をくぐるともう両側にマングローブです。
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ちなみにマングローブとは熱帯から亜熱帯にかけての河口汽水域(=海水と真水が混じったエリア)の塩分を含んだ土壌に生育する森林のこと。マングローブという植物があるわけではありません。水辺の土壌(泥)に酸素が少なく、根が外に出ている点が特徴。また軟らかい土壌で木を支えるため、外に広がっている(=支柱根)タイプの木もあります。ドラクエ2の人面樹を思い出すと分かりやすいかも。分からない方は検索を。


↓こんな感じ↓確かヤエヤマヒルギかオヒルギ
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中には上に向いて出る筍根(じゅんこん)を持つ木もあります。↓写真はマヤプシキ
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ヤエヤマヒルギが減り、額が赤いことから「アカハナヒルギ」とも呼ばれるオヒルギが増えてある程度中流域になっていkるうとマングローブ自体が少なくなってきました。先ほど書いたようにマングローブは塩分がある土壌のもの。塩分が薄くなると生育しなくなるのです。


小学校のころカーブした川では外側の流れが速く、内側は遅いと習いました。仲間川にもそういう場所が何ヵ所かありますが、中流では外側は普通の林、内側はマングローブになっています。外側は流れのせいで塩分が薄く、内側では塩分が滞留しているためなんだそう。適当に生えているように見える植物にも、厳然とした棲み分けがあるんですねえ。


ここでちょうど反対側から来た遊覧船とすれ違いました。全員で手を振ります。みんないい感じにハイテンションだ(笑
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カヌー向けの展望台入口を過ぎると、間もなく遊覧船の終点。整備された通路を少し歩くとこのクルーズのメーン、樹齢400年のサキシマスオウが姿を現します。
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「山口でもないのに、なぜ船の名前が『すおう××号』なのか」と思っていましたが、この木が由来でした。


亜熱帯で寒暖の差が小さい場所にあるサキシマスオウには年輪がなく、その分年を経るごとに板状になった根っこ(板根)が伸びるそう。400年の間に板根だけで人の背より高くなり、まさに森の主です。柵ごしにそのたたずまいをあがめ、悠久の時に浸りました。


そよぐ風の音。鳥のさえずり。そしてジョジョジョ…ん、ツアーのおっさんが立ち小便しとるやんけ!!!  宮刑ものですよ、これは。。トホホ…。


帰りにあらためて川を見ると確かにジャングルの様相。思えば遠くにきたものです。14時前、船着場に戻りました。


さて、どうするか。大原港に海中遊覧船の乗り場がありましたが、あれに乗ると15:15のバスに間に合わないかもしれない。大原周辺にはほかに目立った観光スポットがありません。うーん。


よし、豊原まで歩こう。


普段着の西表を体感してみようじゃないか。バスで6分の距離。1時間もあれば着くでしょう。10kg(←強調)の荷物を再び担ぎ、南国の道路を再び歩き始めました。
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