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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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涼風・日本海 その1 

夏の風景といえば、真っ青な空にもくもくと湧いた入道雲、そして響き渡るセミしぐれ。ラジオから聞こえる高校野球中継があれば完璧でしょう。より高い場所から照りつける日差しは、山や大地の影を薄め、普段とは違う眺めを作り出します。


総裁がこんなことを感じたのは昨年6月新潟へ行ったとき(このへん参照)。ともすれば大雪のニュースのイメージがある新潟で、瀬戸内海以上に美しい空を見られるとは思いませんでした。そんな凛とした青空を見に、山口県の日本海側、長門市へ出掛けてきました。このへんこのへんで登場した総裁行き付けの古本屋さん「芸備書房」のオフ会です。


大型観光イベント「山口デスティネーションキャンペーン」で運行された臨時快速「おいでませ山口号」(厚狭-仙崎)と、観光列車「みすゞ潮彩」に乗車。見どころは「おいでませ」で走る元芸備線急行車両キハ58と、みすゞ潮彩から眺める晩夏の日本海です。



「おいでませ」の厚狭発は9:30。「山口」デスティネーションキャンペーンのため、現地に泊まった人向けの時間設定になんです。青春18きっぷが使える期間。まず在来線を調べると、広島5:51発に乗らんと間に合いません。てか5:51とか無理だから!! というわけで厚狭まで新幹線を使うことにしました。学生時代だったら様々なテを駆使して安く上げるのですが、社会人になると心にゆとりができますね。


「大人の旅」は新幹線を使うだけではありません。やっぱり酒です。24時間スーパーで総菜やビール、酎ハイ、日本酒などを買い込み広島駅へ。広島支部長と合流しこだまに乗り込みます。一本後のひかりレールスターに乗れば徳山でこのこだまを追い越し、新山口で乗り換えられるのですが、どうせなら乗り換えなしで飲める方がエエじゃないですか。このへんも大人の余裕です(なんか違う?)


4両編成の便だったらあんまり騒げないなと思いましたが、やって来たのは300系。何とガラガラ必至の便に16両編成ですよ! 半分回送の便とはいえ、JR西に感謝です。
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そしてその感謝をアダで返すかのように、早速酒宴の支度。2人分にしては明らかに多杉ですな(^^;
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のどが渇いていたので発車と同時に乾杯! 本川を渡る前にプシュッといきました。
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最初は住宅地を走り抜け「いつも行くスーパー銭湯だ」「××の家があるあたりだ」と騒いでいましたが、大野ICを過ぎるとトンネルばかりに。酒食はものすごい勢いで進み、新岩国を出て徳山に着くころには、ちくわと日本酒を残すのみとなりました。


徳山でツアー客が乗って少しにぎやかになりましたが、16両編成はそんなことでは混雑しません。厚狭に着くまでオッサン乗りを満喫したのでした。


厚狭は山陽新幹線で一番最近開業した請願駅。地元が長年要望した結果つくられました。乗降客数は東広島や新岩国より多いですが、駅前はこんな感じ。
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衝撃的に何もありません…そりゃあ滋賀県で新幹線駅反対の知事が通るわなあ。東広島は開業20年でやっとビルやマンションが建ち始めたので、厚狭も何年かすれば…無理か。ちなみにメーンの出口は反対側でこちらは昔ながらの街並み。


美祢線ホームへ着くと、もう「おいでませ」が入線。大きなお友達がたくさんいます。総裁も混じって写真撮影。JNRマークのヘッドマークを付けるあたり心憎い演出ですな。
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大きなお友達が心なしか少ないな、と思った方、鋭いです。厚狭9:30という時間が災いしてか車内は全員が座れる程度の混みよう。5月、津山で美作スローライフ号に乗ったとき(このブログではまだ書いてないですね…)、激コミだったので少し心配していましたが、いい意味で予想が外れました。いい感じにクッションが利いたシートに身を任せました。


美祢線は今回が初乗車。列車は厚狭を出ると、急峻な山に挟まれた谷を縫うようにゆっくりゆっくりと走ります。ゆるやなか坂を登るため、キハ58ならではの重厚なエンジン音が車内に響き渡ります。谷を越えて平地に出ると家々が増えて駅。また坂を登って谷を縫って…車窓はその繰り返しです。
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途中、美祢では貨物列車との行き違いも。ここでも総裁を含めた大きなお友達がゾロゾロとホームに降ります。車内の会話に耳を傾けると九州方面からのお客さんが多いよう。美作の時は車内で関西弁が飛び交っていましたから、県外の観光客を呼び込むという目的は見事に果たしているようです。
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元々美祢線の主役は石灰石を運ぶ貨物列車。昼夜問わず多数の列車が走りました。しかし最大顧客の宇部興産が自社専用道を整備したため一気に本数が減少。今は駅の長いホームや沿線の採石場に面影を残すだけとなりました。
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ただ山や田んぼがあるだけなら他のローカル線と同じです。美祢線が違うのは昭和的な重厚長大さを感じられる点でしょう。目をつぶると槌音が聞こえてきそうな、高度経済成長時代を感じられるからこそ「はじめてなのになつかしい」というキャッチフレーズが意味を持つのだなと思いました。
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上り坂が一転、下りになって車窓に住宅やビルが並ぶようになりました。左から山陰本線が姿を現し長門市に到着。長い時間停車した後、列車は仙崎に向けて発車しました。
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