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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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涼風・日本海 その3/完 

総裁にとってきょう3回目の到着となる長門市で数人を乗せ、みすゞ潮彩は進路を西にとります。2両編成で、下関寄りが自由席、益田寄りが指定席。車内放送によると指定席は満席とのこと。自由席は2/3ぐらい埋まっているでしょうか。みすゞ潮彩は生活列車の一面も持っています。


左へぐいと曲がっていく美祢線に別れを告げて、間もなく、列車が本線上で停まりました。信号待ちや車両故障ではありません。実はみすゞ潮彩はこれがウリ。絶景ポイントでは駅じゃなくても停車してくれるのです。瀬戸内マリンビューが走る呉線と違って本数が少ない山陰本線。その不便さを逆手に取ったわけです。これは粋なアイデア。

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対岸は青海島です。深みを感じさせる少し色濃い日本海と、夏の日差しを吸って緑分を増した木々とが描く車窓。窓を額縁にした、絵画のようです。せっかくの停車時間、総裁を含めてみんなカメラ片手に車内を歩き、ベストアングルを探します。この場所は並走する道路にクルマを停める場所がないので、是系をじっくり楽しむのはみすゞ潮彩だけの特権ですね。


ビューポイントから発車して間もなく、マイクで沿線案内をしていた女性が何やら骨組みを組み立て始めました。人丸での停車を挟んで、登場したのは紙芝居。お題は「巌流島の決闘」です。絵は劇画調。グッときますね。原哲夫が描いたらどんな風になるだろう…なんてふと考えてしまいました(^^;

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鉄旅をしていると色々な場所へ行きますが、どこかへ着いても乗り換えの関係でメシを食うだけ、少し時間があっても名所をちょっと見るだけになりがち。なかなか街の歴史や文化に触れる機会がありません。紙芝居ってのはエエ趣向ですね。武蔵と小次郎の話はほんの触りだけで、ちゃんと全部聞くのはこれが初めて。子供向けかと思いきや、当時のちょっとした社会情勢の話もあったりして大人でも十分楽しめました。


紙芝居が終わるころ、雲が晴れ、夏の日差しが最後の輝きを見せ始めました。そんなグッドタイミングで滝部-小串間で2回目と3回目の「絶景停車」を迎えました。

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透き通る日本海! そこには、新潟の海岸よりさらに美しい水面が広がっていました。ほんのり見えるエメラルドグリーンの底。思わず息をのみました。寝不足と、新幹線のビールが適度に回ったアタマには夢の世界にさえ見えました。

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凛とした美しさに吸い込まれそうになっていると、ガタンと列車が動き出しました。あとは下関を目指すばかり。席に座り柔らかい日差しを受けるうち、本物の夢の世界に引き込まれました。


気付いたら幡生。JR車両工場で解体される客車を見て現実に引き戻されて下関着。自然が織りなす車窓が一転、ビルと家ばかりになっていました。ここでオフ会は解散です。日本海の原風景をたんのうする機会を与えていただいた芸備書房前店主、現店主に感謝します。




今回は厚狭から18きっぷを使っています。せっかくだからということで翌日大阪の友人と会う約束を入れました。総裁はここから新しい旅に出発です。


下関発岡山行き…今となっては全国有数の長距離鈍行に乗車。小野田で小野田線に乗るほかの参加者を見送ってからはひたすら眠りこけていました。だいぶ寝たなあと外を見たらまだ宮島口。ここからは文庫本を読み、気付いたら終点の岡山でした。横山秀夫の警察小説は読み出したら止まりません。

岡山で20分ほど待って姫路行き最終電車に乗り、この日は姫路泊。翌朝、大阪の友人と昼メシを食ったのでした。友人にと買ったカープクッキーを姫路行き車内に忘れたのは内緒の話です(笑)
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