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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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スローライフ・上 

JRの普通、快速列車が1日乗り放題になる「青春18きっぷ」。年3回のシーズンになると、豊橋や大垣、姫路など乗換駅でホームを走る大きなお友達を見かけます。大体大荷物を抱えているので、人数が多いと冗談抜きで連絡通路がドタドタ揺れるんです。


鉄道好きの旅は「できるだけ遠くに」「できるだけたくさん乗る」を重視するので、タイトなプランを組みがち。かくいう総裁も学生時代は無茶な計画を立てていました。そんなせっかちな人たちへのアンチテーゼな列車が岡山県北を走っています。名付けて「美作スローライフ」。5月の運転日に乗ってきました。安佐北区の古書店「芸備書房」のオフ会です。(このへんこのへんにも登場しましたね)


なぜ5月の話を今さら? いや、前回更新の後、書き忘れていたことを思い出したので…。




スローライフ自体の発車は正午過ぎですが、運行に合わせて津山駅が機関区見学会を開きます。せっかくの機会なので参加することにしました。安芸矢口を午前5時半に出発。三次ICから中国道に入り、9時に津山駅へ着きました。集合の9時半までには間があるので、駅前の広域バスセンターを見物。駅に戻ったら鉄道好きが大集合していました。

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今回は参加者が多いため2班に分かれました。それぞれ津山駅の人が案内。総裁らの班は話し上手な方でした。まず駅の概要を説明。ちょうど岡山行きが発車するところで、「もうちょっと乗っていただけたらうれしんですけど…」。すいません、きょうまだJRに乗ってません。。

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構内には腕木式信号機が復元され、サボや懐かしい写真が飾られた展示室がありました。

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外にはブレーキシューが積んであり、「使用済みの分は好きなだけ持って帰っていただいて結構ですよ」。おお、と思いましたが、案の定重い。。持ち帰りは断念。苦笑いです。

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そしてメーンの扇形機関庫へ。ターンテーブルを中心に円形に車庫が配置されたタイプは、SL華やかなりしころは各地にありました。しかし、両方向に走れる車両がほとんどになり効率的に車両を留置するため、続々と姿を消し、ここ津山や梅小路などに13カ所に残るだけとなりました。17レーンあり、現存する中では2番目の規模だそう。

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中にはこれまたレアな車両が揃っていました。

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まず一番手前がDE10-1。各地のローカル線を蒸気機関車からディーゼル機関車に置き換えた=国鉄近代化を一気に推し進めた歴史的車両の記念すべき初号機です。ここで展示するためJR四国から借りてきたそう。


2番目が最大最強ディーゼル機関車とうたわれたDE50-1です。


当時幹線用にはDD51がいました。しかしエンジンを2基積んでいたため、保守・点検が面倒。ならば「1基で2基分の馬力がある機関車を開発しよう」というわけで誕生したのがED50です。エンジン1基ながら2000馬力で、新型の抑速ブレーキも搭載。さあDD51をガンガン置き換えよう…となるはずでした。


しかし、オイルショックで電化が急速に進展。労使関係が悪化し新形式を投入しにくくなったことも重なり、量産されることはありませんでした。国鉄技術陣の夢の跡なのです。

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機関庫は中に入ることもできます。少しすすけた天井。近所の家から聞こえるテレビの音。窓から入る柔らかな日を浴びて、最強機関車は心なしか柔和な表情に見えました。


一番最後はDD51-1187。寝台特急「出雲」を牽引した機関車です。

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花型列車として国鉄史の一時代を担ったDD51と、大器として期待されながら量産先行車に終わったDE50。人間社会の縮図のようです。ディーゼル機関車に根強いファンがいるのもうなずけます。


見学ツアー中は転車台の動作実演もありました。

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昔ながらの無骨な機器類で微調整が難しそうですが、ベテラン駅員氏の手にかかれば何のその。見事線路につながるようぴったりと停止させました。拍手!


構内にはこの後「スローライフ」として走るキハ58が待機。鉄道好きたちがレンズの砲列を向けていました。

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本当に見応えがあった見学ツアーでした。鉄道遺産としての価値を認識され、保存に取り組まれた皆さまの尽力に感謝します。

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この記事に対するコメント

津山機関区

当方がスローライフ乗車前に機関区に訪れたのは正午前。特にツアーになってる感もなく、すんなり区に入れました。運が良かったです。

幻のDE50…一度走行シーンを拝んでみたいものです。

URL | スキャットマンとゆかいなお友達 #-

2008/11/14 20:26 * 編集 *

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