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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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北海どう(道)でしょう08 

太陽は道北の山に沈み、宵闇が迫ってきました。きょうの宿は網走。あとは走るだけといえば簡単そうですが、ゆうに200kmあります。広島から兵庫県境と同じぐらい。北海道は雄大なのです。

08101201

明かりがまばらな仁宇布の集落はすぐに終わり、美深峠(松山峠ともいう)のてっぺん、雄武町に入ってからは一気に坂を下ります。


地図を見る限り狭隘ないわゆる「険道」を想像していました。しかし意外や意外、ちゃんと2車線あってきつめのカーブも苦ではありません。イキタライロンニエ川(標識を見て覚えられなかったので、ネットの地図で確認)という舌をかみそうな渓流に沿って下りきり、仁宇布を出て30分弱で別の道道と合流。さらに峠を越えてやっと人家の明かりが見えました。



北海道は集落にだけ家があって、間は何もない!
 ここに来てやっと悟りました。そう、中国地方みたく山奥の県境以外ずーっと家が続くのとはワケが違うのです。総裁の価値観が変わった瞬間でした。


まだまだ走ってやっと国道240号、通称「オホーツク国道」に合流。あたりは真っ暗で人生初オホーツク海は何も見えませんでした。でも何もない真っ暗なものがどこまでも続いてるさまは、ここが最果ての地なのだと思わせるには十分でした。




少しだけ北へ、道の駅「おうむ」に寄り道しました。売店は閉店。まいったなあと思いましたが、警備員さんの詰め所?でマグネットを買うことができました。

08101203

ここのウリはスカイキャビンという展望台。7階建てビルに相当する高さだそうで眺めは…夜だからよう分かりませんでした。でも眼下の大半を占める真っ黒な海は広島界隈ではちょっとお目にかかれない風景。瀬戸内海だと遠くに漁船や島の明かりが見えますからね。


むしろロビーにあった写真に目を奪われました。

08101202

雄武はかつて国鉄興浜(こうひん)南線の終点でした。道の駅は鉄道駅舎の跡地に建っていて、その名残を紹介する写真展が開かれていたのです。


「南」という文字が入っている通り、この路線は名寄本線興部(おこっぺ)と天北線浜頓別を結ぶはずだった興浜線の南端区間。北端の浜頓別-北見枝幸も興浜北線として開業し、北見枝幸(えさし)-雄武間が工事区間として残りました。しかし、戦争や沿線開拓が進まなかったことから建設は進まず、国鉄再建法によって1985年、南北両線は最後まで結ばれることなく廃止になりました。


もし完成していたら天北線、名寄本線、湧網線とともにオホーツク海沿いを縦貫する鉄道網が実現していたでしょう。しかし、天北など全通3線がいずれも姿を消したことからも分かるように、それは無謀な計画でした。北の大地は人の考えまでも雄大にしてしまうのでしょうか。国鉄の熱い意思を体現したかのような真っ赤な気動車と、こんなところまでいたアジ車両を見ると切なさが募りました。




次なるカントリーサインマグネットを求めて南隣の町興部へAZワゴンを走らせました。本当に人家がない地帯を抜けて道の駅おこっぺには18時半に到着。車内に怪しげな機械を積んだワゴン車を見て見ぬふりして建物に入ると…閉店!ガラガラガラガラ(ますだおかだ風)


気を取り直して一路次の道の駅オホーツク紋別へ。紋別市街地に入りちょっと街らしくなり、ロードサイド店やネオンもちらほら見かけるようになりました。ちょっと期待しましたが、道の駅はここも閉店…ガラガラガラガラ。


3時間睡眠で運転した総裁の気力もここまで。広島支部長に運転を代わってもらい、気付いたら意識が飛んでいました


このあたりは、積雪時に道路端が分かるように建てられた標識「矢羽根」(旭川-美深の回で掲載したこの写真にも写っている「↓」)がかなり狭い間隔で並び、青く点滅するんです。人の気配がしない国道で寂しくならないからいいようなものの、やっぱり不気味。朦朧とした意識に強烈に刷り込まれました。


目が覚めたら30分ぐらい経っていたでしょうか。20時すぎ、国道から少し外れた道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯に着きました。ここは温泉施設があるのでしっかり売店も開いていました。ここも国鉄駅舎の跡地を利用した道の駅。名寄本線・湧網線が分岐した中湧別駅の施設が一部残っているんですが…脳が死に絶えていたので写真を撮り忘れました。。

08101204

出発直後に早速意識が飛び、次に目が覚めたときには網走市街に入っていました。宿泊するルートイン網走駅前は本当に駅の真ん前。21時を過ぎて総裁たちが最後ぐらいのチェックイン客だったようで、少し離れた第2駐車場に回されました。さすが連休の中日。盛況なんですねぇ。


部屋に荷物を置いて晩飯を食いに出掛けました。ところが…連休中で日曜の夜ということで、結構お店が閉まっているのです。これは困った。ならばと、ホテルでもらった「網走・オホーツクぐるめ街マップ」なるものを頼りに歓楽街へ向かうことにしました。店案内にはキャバクラっぽい店もあるんじゃん(←コラコラ)


早く何か食いたいうのう、網走は寒いのう、とトボトボ歩く総裁たちの前に網走ビール館なる建物が現れました。焼き肉も食えるらしい。魚も焼けるらしい。うん、ここだ! 即決でした。


イカやホタテをジュウジュウやりながら、ビールをぐびぐび。生き返りますなー。かくて道東の夜は更けていきました。


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