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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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北海どう(道)でしょう14 

そろそろ眠気を感じていたので羅臼町はずれで広島支部長と運転をバトンタッチ。あっという間に記憶の糸は途切れました。

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気が付いたらあたりは真っ暗。標津町のセイコーマートにいました。乾いた車内で寝ていたのでのどがイガイガします。とりあえず目が覚めるようにとコーラを一杯。しかし出発と同時に再び夢の世界の住人になっていました。なんば行き夜行バスの睡眠不足(このへん参照)をまだ引きずっています。広島支部長、すまんm(_ _)m


次に気付いたときはもう根室市でした。夜なのでトドワラや野付半島などの景勝地は見えず、人家がほとんどないせいかあたりは街灯の明かりだけ。真っ暗な中をひた走るうちガソリンスタンドと駅の明かりが見えてきて厚床です。総裁もやっと本格的に目が覚めました。


いよいよ根室の街かと思いきや、厚床を過ぎたらまた集落が途切れました。北海道は幹線国道沿いでも集落じゃないところにはコンビニはおろか自販機さえないんです。さすがに寂しいなあと思い始めたころ家々の明かりが急に増えて、でっかいガソリンスタンドが姿を現しました。日本最東端の街、ついに到着です。


整然とした街並みにビルが並ぶようになり根室駅。日本最東端駅は根室の1つ手前にある東根室ですが、無人駅のためここで入場券を売っています。

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きっぷを買おうかなと思い、何となく時刻表を見たら…10分後に釧路行きの列車があります! 列車で東根室に降り立てるのです!! 広島支部長にレンタカーを東根室へ回送してもらうようお願いし、いきなりの鉄道旅スタートです。



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根室は最東端駅ではありませんが、有人駅としては確かに一番東端。夜なので写真では見えませんが線路はこの先で行き止まりになっています。ホームは1線のみ。列車が折り返すだけの、本当に末端の駅なのです。寂しいと考える人もいるでしょうけど、これぐらいのサイズの方が終点気分に浸るにはちょうどいい気がします。

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待っていた釧路行きはキハ54系1両。祝日のため車内に10人強しかいなかったのでこれで十分なんでしょう。転換クロスシートでデッキもあります。ちょっとデラックスな仕様。釧路-根室間は特急・急行がないので、普通列車も多少は都市間輸送という面を意識しているんでしょう。

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時間になりました。デッキのおかげでドアが閉まる音が聞こえず、何か特急に乗った気分です。ガガガガガとエンジンがかかり、列車は東へ向かいます。車内は暖房が入り、気を抜くと眠ってしまいそう。と、「間もなく東根室です」とアナウンスが流れました。釧路行きで東根室で降りる物好きはそういないんでしょう、東根室から乗ってきた中学生?たちが珍しそうな顔をしていました。

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総裁1人だけを降ろして釧路行きは発車。エンジン音が遠ざかり赤いテールランプが見えなくなってあたりを見回してみました。

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何もない


厳密に言えば住宅地の中にあるのでそこここに家の明かりは見えます。でも駅に何もないのです。板張りのホームと階段だけ。駅前は空き地で、舗装さえされていません。潔いまでに最果て。こりゃあたった1駅の鉄道旅でも感慨に浸れます。一部の方のブログによると1日平均乗降客は6人。本当ならさっき乗ってきた学生さんしか使わない計算です。きょうは総裁が降りたから10%以上客が増えました


さて、待てどくらせど広島支部長が来ません。根室駅から1.5kmだから10分もかからないはずですが。。電話をするとどうも道に迷っていたそう。それほどまで住宅地に埋没した駅でした。ちなみに東根室はホーム外にも駅名標があり、クルマで来た人たちが記念写真を撮っていくそうです。




きょうは民宿に泊まります。20時頃着く旨あらかじめ告げてあったので、おかみさんが食堂を片付けずに到着を待っていました。荷物を部屋に置いて食欲全開! 主役はもちろん…

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花咲ガニキタ━━━(゜∀゜)━━━!!!!!!!


いただきます、と合唱しゴングが鳴りました。はさみと金具を握りしめ、まずは足から。うん、うまい! 総裁が今まで食べた安いカニとは違い、身にぎゅっとうま味が詰まっています。三杯酢を軽く付けるだけで十分。口の中に北の海が広がります。


カニを食べるときは会話が止まるといいますが、本当ですね。広島支部長ともども黙々と身をほじくり、30分ぐらいして脚を制覇しました。次はカニみそを食べ、ふうと一息つきました。甲羅の部分は味噌をいただいたら大体終わりですもんね。


と思っていたら「甲羅の身を食べないとカニを食べたことにはならないよ」とおかみさん。器用に甲羅の身を外して食べやすくしてくれました。ん、確かに安いカニと違ってしっかり身がある。早速口に運びます。。


うますぎる!!!


今まで経験したことがないぐらい濃厚なカニの味と、しっかりした歯ごたえ。かむほどに高まる幸せな気持ち。カニとはこんなにも美味い食べ物だったんですね(T T) もう無我夢中。もはや「うまい」以外の言葉が出てきません。


最後は甲羅に日本酒を注ぎ口の部分からカニのだしがいっぱいにとけた一杯をいただく「口酒」で締め。遠かったけど根室に来て本当に良かった。カニ以外も、濃厚な脂がのった焼き鮭、野菜たっぷりのボルシチとうまいものづくし。大満足の夕食でした。


その後おかみさんと色んな話をして最東端の夜は更けていきました。
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