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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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総裁に明日は? 

高校時代、毎日どんなことを考えていました?


男子校&超文化系帰宅部だった総裁。日々モヤモヤしているくせに小心者で、進学校通いという世間体を気にしてワルにもなれませんでした。そんな冴えない高校生のアタマは…もちろんエロまみれ。全思考時間の75%は占めていました。残り20%は「ワシはどの大学へ行って、どんな奴になるんじゃろう」みたいなこと。ハイ、脳まで進学校病でした(笑) あとの5%は何だったっけ? ともあれ95%は妄想でした。


そんな総裁が朝日新聞の映画批評コーナーを読んでから気になっていた作品があります。


「俺たちに明日はないッス」です。(公式サイトはこのへん


ミニシアター系の作品で、広島では横川シネマでのみ上映。買い物や洗濯が終わって時間があったので、見に行くことにしました。きのうの「横川サスペンス」(このへんで紹介)に続いて連日の横川シネマ。月曜夜の上映とあって、きょうは総裁を含めて2人だけでした(^^;


冴えないけど、とにかく女子とヤリたい男子高校生3人の話。我が身を振り返って胸が締め付けられながら、でもニヤリとする。そんな映画でした。


まず全体を包む乾いた空気がイイ。ほこりまみれの工場地帯の道路を窮屈そうにダンプカーが走り、その脇から主人公の1人(比留間=柄本時生)が出てきてタイトルカットになります。映像から伝わるザラザラとした感覚こそ17歳男子のモヤモヤした内面世界だと思います。女性の監督さんですが、中々に分かってらっしゃるなと。節目節目に出てくる灰色の街並みが、青春映画にありがちなみずみずしさを上手く奪っていました。


次に男子の冴えなさ具合がイイ。童貞を捨てたいけど、ちづ(安藤サクラ)の申し出に峯(遠藤雄弥)が躊躇したり、比留間がイザというとき空回りするあたり「うんうんそうだったよな」と思いました。安パイ(草野イニ)が秋恵(水崎綾女)へ最後に言う台詞なんて、冴えない男にありがちな不必要発言の典型です。ワシも随分言うた。


そして男子の繊細さがイイ。比留間がずっとヤリたかった同級生・友野(三輪子)とできることになって、わざわざ海に連れて行くあたりも、実は同世代の女性以上にsexにムードを求める男心を上手く描いていると思います。三輪子の台詞じゃありませんが「男ってバカ」なんですよ。担任の吉田(田口トモロヲ)に対する比留間の行動も、17歳ぐらいの男子が持つ妙に潔癖な一面を鮮烈に表していました。


ただ、1つ気になったことが。


原作マンガが94-95年の作品のため携帯が出てきません(普及する前夜ともいえる時期です)。またこれだけ性を扱っているのにAVもエロサイトも出てきません。総裁世代(20代後半-30代前半)までAV以外は学校コミュニティに存在しませんでしたが、20代前半より下の人たちには当たり前の存在だったはず。エロ映画館に行くシーンもありますが、今はなかなかないですよね。


いつ初体験をするかという命題は時代を超えて普遍的です。作品にTV番組や電話機を出さず、あえて曖昧な時代設定になっていました。でも、ある年代から下の人は総裁ほど感情移入できないかも、とは思います。時代の宿命でしょう。でも男ってバカでありたいし、下の世代の人にもそうあってほしいなあ。


自分の情けない部分と出会える作品です。エロ本をこっそり読むように1人でご覧になることをオススメします。横川シネマでは13日まで公開。引き続き各地で上映があるようです。詳細は公式サイトをチェックしてみてください。
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