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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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広島発 バスに揺られて(番外編6) 

10.津駅18:17→18:55椋本(三重交通)52柳山 三重会館 椋本
09021001

(運賃は600円)

(順に1,2,3の地図をご参照ください)あたりはすっかり暗くなった。次に乗る椋本行きは交番の前、津駅前の一番端っこが乗り場だ。風がよく通るので、ビルの陰に入って寒さをしのぐ。定刻より少し遅れて、ライトを付けたバスが到着。三重会館の南にある米津が始発なので、すでに乗っている人もいて計11人で発車した。山間部のバスにはいなかった若い人もいた。


2車線になった国道23号は流れが悪くなり、ノロノロ気味に。テールランプの列がずっと先まで続く。沿道は吉牛、サイゼ、かっぱ寿司とロードサイド店が大集合。暮れた街をこうこうと照らす。広島だともう少し郊外に行かないと見られない光景だが、津では市街地の隣がこんな感じだ。ロードサイド店の向こうは住宅地だったのでどんどん降りていくだろうと思っていたが、中々押しボタンがつかない。


白塚口で国道を左折して伊勢別街道に入ると、店が減ってあたりは真っ暗に。クルマも減ったので一気に流れるようになった。それでも降りる人がいなかったが、一身田で紀勢線をまたいだ先、西睦合で1人降りたのがアリの一穴になったのか、少しずつ降り始めた。


登り坂になり、エンジン音が甲高くなってきた。上の方にオレンジ色の街灯が見えてきて伊勢道をくぐる。このあたりからが旧芸濃町だ。


外を見ると中古車屋ののぼりが激しくはためている。外は相当寒いようで、窓のすき間から冷たい風が入ってくる。新屋敷で細い道に入り、旧町の中心部?へ。店の軒先を2,3回曲がって着いた空き地?が終点の椋本だった。どこかに車庫とかあるんかなあ。驚くべきことに総裁を含めて5人が乗り通した


写真のようにまったく明かりがなく、バスの車内灯だけが夜空に浮かび上がっていた。


11.椋本19:04→19:25亀山駅前(三重交通)亀山駅前
09021002

(運賃は360円)

(順に1,2の地図をご参照ください)ラストランナーとなる亀山駅前行きはすでに待機していた。別の方の旅行記では中型バスだったが、きょうは小型車のリエッセ。客は総裁1人だけだ。これで事足りてしまう利用状況ということか。


中型車では窮屈だった椋本の市街地も、リエッセならラクラク。亀山に向けて北上する県道もゆるやかな坂・カーブが連続するがスイスイ走り抜ける。前を行くトラックが邪魔に思えるほどだ。


再び合流した伊勢道をまたいで亀山市に入ると、だいぶ家が増えてきた。阿野田口からはマンションもちらほら。長い橋で鈴鹿川とJR関西本線を渡って別の県道に出るとロードサイド店が林立し、急に周りが明るくなった。光の帯に見送られるように亀山駅前へ到着。最後まで貸し切り状態だった。きょう最後のバス旅は拍子抜けするほどあっけなく終わった。




09021005これで天理-亀山間が名阪国道を使わずにつながった。総裁の広島-東京旅では天理の翌朝には亀山までたどり着けたので(このへんこのへん参照)、今回のルートなら1日余計にかかる計算。それでも今にも途切れそうな、細い細い線をつなげられた喜びの方が大きい。きょうもバスによく乗った。


なお、亀山市HPの地域公共交通会議資料によると、椋本亀山線は存廃について同様に補助金を出している津市と協議中のよう。津市「コミュニティ交通の運行計画(案)」でも「現在検討されている亀山市の地域生活交通の再編方針により、現行の維持方式を継続することが難しくなることが予想されている」とある。2009年度は暫定的に運行が続くようだが、このルートはもう賞味期限が短いのかもしれない。


もし椋本亀山線が廃止になった場合は、津駅から鈴鹿市内の太陽の街行きバスに乗って、鈴鹿市C-BUSに乗り換えとなる。実は今回太陽の街経由も考えた。しかし津駅から1日2本しかなく、久居発のバスにつながらないことが判明。椋本回りになった。椋本亀山線は現在1日10往復もある。住民のためヲタのため、廃止になっても代替手段を残してほしいと思う。




「名阪国道を使った」という後ろめたさから解かれ、胸のつかえが1つ取れた。晴れやかな気持ち。さあ帰ろう。


本当はバスを駆使したいところだが、大阪発広島行きの夜行バスに間に合わせるためには亀山からだと余り選択肢がない。逆にスローとは正反対にしてやろうと、JR→近鉄特急を使うことにした。近鉄だときょう通った久居、名張、榛原、桜井を通るし。

09021003

ちょうどあった紀勢線の多気行きで津へ。バスで1時間の道のりをキハ11は十数分で駆け抜ける。ローカル線とはいえ、やっぱり鉄道は速い。

09021004

日本一短い駅名に敬意を表して津駅を撮影。近鉄のきっぷを買ったら特急券コミで2920円だった。1人打ち上げのためにビールやおつまみを買い込んで、肌寒いホームへ。次から次へと来る電車を見送り、いいかげん冷えてきたころ、20:21、オレンジと藍色の特急が滑り込んできた。いつもなら見送る電車に、きょうは胸を張って乗り込む。


まずは乾杯!ビールが全身にしみわたる。シュワシュワと幸せに包まれている間に久居を通過。伊勢中川を過ぎると車窓の明かりがぐっと減って、山陽本線に乗っているような気分になる。20:54には名張に到着。半日かけた距離をたった30分で戻ってきたのだ。まるでビデオの巻き戻しだ。


朝10時にいた榛原は21:10に、朝8時半にいた桜井は21:20に通過。桜井から先は沿線に人家が続くようになってきた。天理からのバス旅を思い出しているうちに長いトンネルを越え、視界に大阪の明かりが飛び込んできた。


難波には21:53着。長い夢から現実に戻る1時間半だった。そして、速い乗り物を使ったからこそバス旅の心地よいスローさがあらためて分かった。特急で行ったら、桜井の街並みも、榛原のミスドも、香落渓も、名松線、久居のガラス張り待合室も見ることはなかったのだから。


普段着の奈良・三重にどっぷり浸かった一日、これにて終わりです。
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