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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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2泊3日四国一周 6 

ここからは土佐くろしお鉄道のもう1つの路線「ごめんなはり線」に乗ります。


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ごめんなはり線は、徳島県牟岐町-高知県南国市を海沿いに結ぶ予定だった国鉄阿佐線の一部。阿は阿波国から、佐は土佐国に由来します。


阿佐線は徳島県内の牟岐-海部開業後、国鉄再建法によって建設凍結が決定。民営化後は凍結前に路盤工事が進んでいた海部-甲浦間を阿佐海岸鉄道が、御免-奈半利間を土佐くろしお鉄道が引き継ぎました。そして御免-奈半利が02年、着工から37年後に開業しました。国鉄時代に計画された路線の中では一番遅い運行開始。「最後のマイレール」とも称されました。(建設の経緯については高知新聞の連載=このへんが分かりやすいです)



当初から年間1億円の赤字が見込まれた路線。全国では多くの三セク鉄道が苦況にあえいでいます。少しでも長く走り続けるため、ごめんなはり線には沢山の工夫が盛り込まれています。


その1つが地元出身のやなせたかし氏によるキャラクターデザイン。20駅にそれぞれキャラクターがいます。ここ後免駅は「ごめんえきお君」。


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昔CMで流れていた「マルコメ君」をほうふつとさせます。ホーム端には「ごめん駅でごめん」という歌碑がありました。脇にはアンパンマンが鎮座するベンチも。


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読んでみると「ごめんごめんごめん…」ととにかく謝りっぱなし。あまりの卑屈ぶりに、やなせたかし、どしたんや! と思わずにはいられませんでした。帰ってから分かったのですが、となりの後免町駅に「ありがとう駅」という歌碑があって、対になっているんだそう。ちゃんと途中下車せんにゃあ半分しか楽しめない趣向。一本取られました。御免だけにごめんなさい。


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反対側でゴロゴロするネコを眺めるうち、奈半利ゆきの快速列車が着きました。座席はいっぱい。立ち客も結構いました。ふと、車両を見てびっくり。


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20キャラクターそろい踏み!
 しかも座席が背高! 乗ってみると地元の人以外に、観光客が結構います。中には「るるぶ」を眺めるグループも。旅行ガイドにごめんなはり線が乗っているようです。車内アナウンスでは「次は後免町。『ごめんまちこさん』の後免町」と各駅のキャラクター名を紹介。ほんわかした空気が流れます。



グッズショップがあるのいち駅を発車(これまた途中下車しないと買えない仕組み…^^;))、よしかわ駅を過ぎると海が広がってきました。


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香我美駅あたりでは高架下の道路にヤシ並木が続きすっかり南国ムード。トンネルを越えて西分あたりになると海際を走ります。運良く確保した座席から外を見ると、ちょうど日暮れ時。白砂青松の海岸を、黄色さを増した太陽が沈みかけていました。ごめんなはり線は夕日の特等席だったのです。


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またしても途中下車したい衝動にかられましたが、この後のバスの時間があるのでガマンガマン。土佐くろしお鉄道が誇るオープンデッキ車両に乗ると楽しいだろうなあ、なんて思うとまた乗りたくなってきました。このローカル線、意外に楽しい。


阪神キャンプ地でおなじみの球場前を過ぎ、安芸で下車。安芸国から来ると、よそに来た気がしない地名です(笑)


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個人的に見たい場所がある、という芸備書房前店主と別れます。駅キャラクターの「あきうたこさん」に見つめられながら、ポン酢でおなじみの馬路村へ行くバス(日野レインボー=マイクロ)を見送り、駅内の特産物市場をめぐります。思った以上に品揃え豊富。ごめんなはり線グッズのほか、海産物や酒もあり、アジの押し寿司とスダチ焼酎を買いました。


こうなると飲みたいばかりです(^^; 前店主が早く戻ってきてくれたので、買い物に付き合ってすぐホームへ。


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奈半利行きに乗って、早速プチ宴会のスタートです。スダチ焼酎は飲み口が爽やかで、ぐいぐい進みます。押し寿司もうまい。外は東側は真っ暗、西側は夕暮れで、真っ赤な水平線がどこまでも。昼と夜とが交錯する車窓は最高の肴でした。小さな焼酎瓶はすぐ空っぽになりました。


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渋滞する道路をよそに列車は快走。定刻ぴったりで終点奈半利に着きました。線路はここまで。まだまだ続きそうな構造ですが、建設の経緯を調べる限りこれ以上の延伸は難しいようです。


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ここからは徳島県境の甲浦までバス旅です。焼酎を飲んだ後だけにこのまま乗っては今治の悲劇を(このへん参照)繰り返してしまう。まずは便所へ行き、準備万端。バスの時間まで駅併設のイタリア料理店でカプチーノをすすります。ローカル線らしからぬ小洒落た「使える店」。今度来るときは料理も食べよっと。
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