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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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2泊3日四国一周 9 

阿波池田は香川・愛媛・高知3県に接する四国の中心。道路、鉄道の要衝で、市町村合併で生まれた三好市の中心です。三好市自体の面積は徳島県内最大ですが、急峻や山に囲まれているため人が住めるエリア(可住面積)は1/7程度にすぎません。狭い盆地に市街地が集中しているからでしょう、駅前広場はこぢんまりとしていて、タクシー、送迎バスや観光客がひしめいていました。


お気づきの方もいらっしゃるでしょうけど…朝9時に徳島に着いたのだから、四国の外周を回るだけならきょう中に今治まで行って旅を終わらせることができます。ただ、それではあまりに寂しい。どうせなら行ったことがない祖谷のかずら橋を訪ねたいし、もう1つ行きたい場所もある。ということで阿波池田へ1日寄り道することにしました。


前店主がワーププラザ(JR四国の駅旅行センター)へ行き、予約していたレンタカーを受け取り。ここからはなぜか香川ナンバーを付けたシルバーのマーチがパートナーです。駅前の年季が入ったアーケード商店街を抜けて、国道32号の旧道に合流。かの池田高校の脇を抜けて国道に入ります。


と、ここで思いも寄らないクルマとすれ違いました。


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今治のせとうちバス!! そう、総裁がほとばしる尿意に負けて臨時停車させてしまったあのせとうちバスです。阿波池田駅前にバス停があったので「もしや」と思っていましたが、何と、徳島県内まで乗り入れていました! ネットで調べると瀬戸内海沿いの四国中央市(旧川之江市)からはるばる山を登ってきたよう。平日2往復、休日1往復だけのレア路線。この日の総裁、相当運が良かったようです。


四国は全部合わせても広島、岡山、山口3県の面積より小さく、海沿いのイメージがあります。しかし、中央構造線上に位置する四国山地は急峻で1000~2000メートル級の山々が海岸近くまでそびえます。阿波池田~高知県南国市にかけては特に山深く、国道もJR土讃線も崖っぷちを丁寧にトレースする感じ。特に土讃線は1935年に全線開通しただけあって、構造物はどれも年季が入っています。


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また、険しい地形を逆手に取って屋島の合戦で敗れた平家の落人たちがたくさん住み着いたといわれています。その名残か、山のかなり高いところまで集落が広がっています。郵政民営化が議論されたころ、四国のある山間部では郵便配達員が社会との唯一のつながりだ、みたいな特集をニュースでやっていた覚えがあります。現地を見てあらためて山間部に暮らすことの大変さを思い知りました。


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徐々に家が減って、逆に歩道を連なる観光客が増えてきました。田中義剛が某番組で「だいぼっ○」と読み間違えた名勝の大歩危・小歩危です。吉野川の激流が削り取った岩肌群と濃い緑の山々が織りなす自然美に目を奪われます。吉野川に目をやると遊覧船にたくさんの人が乗っています。気持ちよさそうですが、混雑ぶりを見てパスしました。ほかに目的地もありますし。


JR大歩危駅で吉野川を渡り、猛烈な傾斜とヘアピンカーブで一気に標高を稼ぎます。トンネルを抜けて旧西祖谷村の中心部まで来ればかずら橋はすぐそこ。比較的安い有料駐車場にクルマを停め、祖谷川へ下りました。


かずら橋に着くと人、人、人! 橋の通行料を払う窓口に大行列ができていました。


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こんなに乗って大丈夫かいな? 待つこと10分、やっと列の先頭に。足を踏み出して気付きました。


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すき間広いし!! 人が落ちることはなさそうですが、足を踏み外したら思い切りコケそう。何よりバランスを失ったら脇から落ちてしまいそうです。よーく目を凝らすとワイヤが巻き付けてあるので橋自体が落ちることはなさそうですが、これは怖い。完全にへっぴり腰になってしまいました…。以前に来たことがあるという前店主はサッサと行ってしまいました。待ってくれぇ。


よたよた歩くこと10分弱、やっと対岸に着きました。手に力が入ったので変な汗が出ました。


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そしてそんな総裁をご褒美が待っていました。突如、坂道の上からこんなクルマがやって来たのです。


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ボンネットバス!! 祖谷では路線バス会社の四国交通のほか、ホテル、タクシー会社が所有しているとは聞いていましたが、かずら橋で出会えるとは! 満員のお客さんはちょっと重かったのか、ドドドドドとエンジンを響かせながらがたごとクルマ用の橋を渡っていきました。キュートなバックスタイルに思わず見とれました。


そのバスが渡った橋からかずら橋を見るとこんな感じ。


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先にこの風景を見なくて良かった(笑)


駐車場に戻ろうと元来た道を戻っていたら、駐車場に何やら無造作に積んでありました。


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予備のかずらです。あれだけたくさんの人が渡るのだから定期的にメンテナンスしなければならないのでしょう。林野庁ホームページによると、3-5年ごとに架け替えもするそうで、総裁たちが訪れた2カ月後の09年1月、その時期を迎えました。橋に使うかずらは年々減っているよう。08年3月には林野庁と三好市がタッグを組んでカズラの森を守る協定を結びました。


総裁が渡ったのはカズラが一番ヘタってた時期だったんですね。そりゃあへっぴり腰になりますわな(言い訳)


駐車場下でこんにゃく田楽を食べ、さらに山奥に向けて出発です。県道がかなり狭くなる区間も出てきましたが、ちゃんとバス停もあります。反対側からバスが来た日にはかなりアズりそうです。


車窓はどんどん山深くなってきました。旧東祖谷村中心部付近で国道438号に合流し、さらにぐいぐい上っていきます。集落のたび道が狭まり、家がなくなると2車線になる…の繰り返し。2車線区間は思った以上に高規格で、川までハンパない高さがあります。よくこんなところに道路をひいたなと感心するばかり。


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スタンド前、というそのものズバリのバス停を過ぎると、間もなく四国交通の終点久保。家や商店が何軒か続く一角を過ぎるといよいよ道が狭くなり、「→いやしの温泉郷」という看板が見えてきました。次の目的地はこの温泉郷です。国道を外れてうっそうとした木々に覆われた道を登って、5分ほどで駐車場に到着。何だかんだいってかずら橋から45分かかりました。


温泉郷の建物に行くと…ここにもボンネットバスがいました!


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何だかバスのストーキングをしているみたいです(笑) そして目指す場所は建物の奥にありました。
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