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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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2泊3日四国一周 12 

下りになって気付きました。何か傾斜きつくないか?


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カブトムシ君の座席はちょっと高めの位置。加えて水平を保つため、前のめりだったイスがぐいと後ろに傾いたため、余計に傾斜がきつく見えるようになったんです。もしかして総裁が重すぎて急に滑降し始めたらどうしよう。いや、信頼しとるけどねぇ…。登りより下りに神経を使う。本物の山登りみたいです(笑) カブトムシ君は総裁の心配をよそに、ゆっくりゆっくり坂を下っていきます。


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ロープウェーやリフトと違ってかなり低いところを進むので、FF2の雪上船(分かる人いるかなあ)みたいに、銀世界をスーッと航海しているような錯覚に陥ります。静かな山に響くのはカブトムシ君のモーター音だけ。地形に逆らうように線路を敷いているため、ところどころ高架気味になっています。見た目細いけど、意外に丈夫なよう。と、下を見ていたら…


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動物の足跡です! あるBLOGによるとこの山では運がよいとシカが見られるそう。すっかり寒い時期になりましたが、エサを求めて山を駆け回っているのでしょう。もしかしてさっきの足音の主が残したのかも。カブトムシ君は結構図体が大きいのですが、動物たちは恐れることなく、たくましく生きているようです。


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左上から上り線が見えてきて、中間駅予定地手前で合流。事実上貸し切りの森林浴はここまでです。ちょっとずつ地肌がのぞくように。そして傾斜がきつさを増してきました。登りの時「最大傾斜じゃないか?」と思ったあたりです。


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富士急ハイランドで乗った最大斜度45度のジェットコースターも下りがきつくて先の線路が見えなかったよなあ。。 あのときは怖くてずっと「それゆけカープ」を歌ってサークルの先輩に怒られました(^^; きょうはゆっくりなのでそこまで怖くないですが、手すりを持つ手に力が入ります。


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谷の反対側の山を見ると、いま自分が相当高いところにいることが分かります。山のてっぺんと同じぐらいの位置? そしてものすごく高い場所まで家が建っています。あらためて祖谷の方のたくましさを感じます。一気に下ってきたせいか、雪はすっかりなくなりました。


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このあたりから上り線のクルマとすれ違うようになりました。


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対向車はこの先が銀世界になっていることを知りません。最初にすれ違った人に「この先どうなってるんですか?」と聞かれて「雪が積もっていますよ」と答えたら驚いた様子でした。以後人が良さそうな家族連れとすれ違うたび、あいさつがてら「上は雪ですよ」なんて言いました。今考えてみればモロにネタバレ。ひどい奴です(笑)


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そうこうしているうちに段々集落が近づいてきました。右側が斜面の、スタート間もない場所まで戻ってきたのです。林道を高架でまたいで「駅舎」が見えてきました。1時間の森林散歩はここでおしまいです。カルトさ満点の乗り物は、ありのままの自然を乗っているだけで満喫できる「緑」のゆりかごでした。料金は1500円ですが、乗れば決して高くないと思います。イチオシです。


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ただ、影の部分もあります。コース1周70分を15台体制で運行するため、4分間隔まで詰めても1時間あたり30人、営業時間内(8:30-15:30or16:00)で210-226人しか乗れません。このため売上高に限界があり、10台体制だった2006年度は純利益が300万円にとどまったそうです。黒字な分マシじゃろう、という意見もあるでしょうし、台数が増えたので改善したと思われますが、厳しいことに変わりありません。


あとカブトムシ君を製造したモノレール工業が07年10月に倒産した点も気になります。いざという時の修理や詳細な点検体制は大丈夫なんかなあ? もしかして意外に賞味期限が短い? 早めの利用をオススメします。


最後に、せっかくの楽しい乗り物をより多くの人に体験していただくため、どうすりゃあエエじゃろうかを総裁と前店主が考えてみました。


1.監視モニターの画面が利用者も見られたらいいな
標高1000mあたりは植生や気候の変わり目。時季にもよりますが、てっぺん付近は麓とは別世界になっています。モノレールに乗れば紅葉や銀世界に出会えると分かれば、駅舎で躊躇している人も乗るようになるのでは、と思います。あと、てっぺん付近の気温が駅舎で分かったらさらにエエなと。夏場に涼を求めるお客さんが乗るでしょうし、冬場は防寒の準備をする目安になります。


2.動植物の色々が分かるといいな
沿線には木々の名前を記した銘板がたくさんありました。でも名前だけでどんなところに生えているのか、どんな実がなるのかまったく書いてありません。銘板に説明書きを付けても動く乗り物からは見づらい。ならば解説の紙を受け付けで配ってみてはどうでしょうか? word打ちのA4用紙で構いません。それこそ自然愛好家や登山者グループに書いてもらえれば市との連携につながります。マメシジミが貴重な生き物ということを、総裁は帰宅後ネットで知りました。カブトムシ君のスピードは決まっているので、ガイドテープを制作して貸し出すのも面白いかも。副収入にもなります。


3.グッズがあるといいな
ネットで検索すると、総裁以外にもカルトな魅力にひかれて沢山の方が訪れているようです。大体が乗り物好き。「大きなお友達」は上手くココロを刺激すればグッズを買ってくれます。チョロQはありきたりなので、カブトムシ君がレールを登っていくような、ちょっとリアルなおもちゃがあったら売れそう。地元の農業系or工業系高校とタイアップして生徒に作ってもらえればコストも安く上がります。


また訪れたい場所が1つ増えました。温泉郷で買い物をして、阿波池田駅へ戻ります。ここからは総裁がハンドルを握りました。






時間は15:30。駅レンタカーは17:30に閉まるのであんまりゆっくりしていられません。でもどうせなら行きと違うルートにしたい。駅でもらった地図とにらめっこしていたら、路線バスの車庫がある久保のちょっと西にある落合集落から、JR高徳線沿線へ出られることが判明。かなりのグネグネ道ですが、何となくショートカットできそうです。


国道439号との分岐時点から険道の臭いがプンプン。マーチ1台がやっとの道幅と、強烈なまでのカーブと登り坂が連続します。途中からところどころで道路工事をしていて舗装もガタガタ、落石ゴロゴロ。しまったかなあと思っていたら、道路に雪が積もってきました…。ノーマルタイヤのマーチはとうとう悲鳴を上げ、名誉ある撤退を余儀なくされました。


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国道へ戻る途中、谷の向こう側に温泉郷らしき建物が見えました。ということはモノレールから見えた集落はこのあたりだったのかもしれません。


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ネットで検索すると、落合-落合峠-桟敷峠-加茂のルートは景色はいいものの、結構しんどい道だったよう。途中で離脱できて運が良かったのかもしれません。


いらんところで時間をロスしてしまいました。途中で池田行きバスに道を譲ってもらいながら西祖谷へ疾走。ひと休みしようと立ち寄った道の駅で時計を見たらもう17時です。もう駅レンタカーの閉店時間には間に合いません。ごめんなさい電話をしたら総裁らが帰ってくるまで待っていただけるとのこと。ひと安心です。


遅れると知らせて気が少し大きくなりました。西祖谷の中心部からは行きと違うルートで池田へ戻ろうということになりました。こちらはガイドマップに「かずら橋-池田への近道」とあり、バスも通っている道。すいすいと走っていたら、やたらクルマが路駐している場所がありました。「小便小僧」の看板。


あ、TVで見た小便小僧!


このあたりは断崖絶壁。かつて旅人が肝試しに岩の上から小便をしたという伝承にちなんで、小便小僧が設置されているのです。真っ暗でしたが何とか確認。限界までスローシャッターを利かせて撮れました。


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こんなところだと縮み上がって上手く小便できそうにありません…。


さあ、池田へ急ぎましょう。思った以上に道幅は狭いのですが、かつて岡山で険道を走りまくった血が蘇ってきました。前店主曰く「キビキビしたハンドルさばき」でぐねぐね道をクリア。いい加減山道に飽きたころ、やっと国道に合流しました。こちらも大概な道ですが、全然走りやすい。結局18:20にクルマを返しました。駅レンタカーの方、本当にごめんなさい m(_ _)m


徳島行きの特急列車まで1時間半あったので、池田の街をぶらぶらしました。和菓子屋で純和風なプリンを買い、町屋地区に並ぶ立派なうだつに感心。意外に早く時間が経ちました。






運転から解放されたので、特急車内ではビールです!


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ロング缶かい! しみわたる麦芽の恵みと、和風プリンの美味さにノックアウト。意識が飛び、気付いたら徳島の手前でした。


徳島は県庁所在地にありがちな、駅と中心市街地が離れた街。きょうのホテルは中心市街地側で、JRだと阿波冨田駅の近くです。牟岐線は1時間後までありません。そこで駅前バス乗り場へ行ってみました。駅を出ると突然ブォーーーーーーー!と汽笛が響き渡りました。東京-新門司を結ぶフェリーが徳島に寄港することは知っていましたが、港は駅のすぐ近くなんですね。


ストリートミュージシャンが叫び、ラエリアンムーブメント(なつい!)のビラが貼ってある脇を通り抜け、乗り場に到着。路線図と止まっているバスを見ると、これに乗るとホテルへ行けそう。「行けそう」だけで乗ってしまった総裁に、前店主は「これだからバスヲタは」と言いながら、ウテシにどこで降りればいいか聞いてくれました。


かくて秋田町3丁目まで徳島市営バスを初体験。日曜夜でしたが座席は埋まり、思った以上にお客さんが乗っていました。


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特急でひと眠りしたせいでしょうか、目が冴えてきました。チェックイン後、夜の徳島を歩き、あるところで教えてもらったラーメン屋で締めました。徳島ラーメンは広島ラーメンに近い味ですが、少し塩辛め。総裁は美味かったですが、前店主的にはイマイチだったようです。



長い長い1日が終わりました。おやすみなさい。
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