09« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»11

ゲリラ雪

  : 

下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告  /  tb: --  /  cm: --  /  △top

北海どうでしょうⅡ 6 

ロードスターが駐車場に止まると、すぐに若い店長さんが駆け寄ってきました。「状態を確認しますんで、事務所の中でお待ちください」。明るい時間にあらためて見渡すと、ほかにも何台か「わ」ナンバー車がいます。どれも91年式ロードスターよりは新しそうです(笑)


「代車になるかもしれんのう」などと話していると店長さんがやってきました。「電気関係なので時間がかかります。そこで提案なんですが、代車をお貸ししますのでそちらの方で…」


「あ、いいですよ」。即答しました。ていうか、体が代車を求めていました。確かにロードスターはカコイイ。でも屋根が低い分、ずっと寝ソベリア(マツダスタジアムのシートの1つ。このへん参照)状態で腰にキていたんです。アクシデントがあったのに総裁たちの機嫌が良いので店長さんもホッとした様子。クルマが代わったため、もう1回申し込み用紙を書くことになりました。


住所欄を見て店長さん、「広島から来られたんですねえ。僕も去年行ったんですよ」。「どのへんを回られました?」「いや、ベタに平和公園とか宮島とか」「いえいえ、皆さん大体そのへんを回られますよ」「北海道から枕崎まで列車で行く途中だったんで、あんまり時間がなくて」


何!? この店長さん、レンタカー兼業の中古車店を束ねているのに鉄道ファンだったのです! 忙しそうだったので詳しくは聞けませんでしたが、一緒に飲んだら一晩あっても足りなさそう。思わぬ出会いがありました。


少し待って代車が登場。ロードスターとは対極の、真っ白いサニー!


09090302


走行距離は10万キロの99年式。一挙に若返りました(笑) どうやら空いているクルマの中で、一番程度が良い1台を準備していただいたようです。荷物を後部座席に詰め込んで、早速出発。シートに腰を下ろすと…


座り心地良すぎ!


強制寝ソベリアから普通の姿勢になると、楽すぎて思わず笑ってしまいました。マッサージを受けているような、体がホッとする感覚。やっぱり日本人にはセダンです。次は絶対普通のクルマを借ります(^^;






さあ旅にもどりましょう。


きょうはこれから道東を目指します。とは言っても、あす朝に釧路駅を出る湿原遊覧バスを予約しているので、今晩中に釧路へ着ければ大丈夫。足寄と、去年近くまで行きながらパスした阿寒湖、カキで有名な厚岸を回ります。当初は摩周湖・屈斜路湖も眺める予定でしたが断念。まあ屈斜路湖は去年の旅で美幌峠から見ましたし。旅にトラブルはつきもの。起きたときどう対処するかが腕のみせどころです。


09090303


音更帯広ICに戻る前に、せっかく近くに道の駅おとふけがあるので回り道することにしました。まっすぐな国道を右折して、住宅地のへろへろ道へ。ほんまにこの先にあるんかいの?と思い始めたころ、別の国道に合流して、すぐ見つかりました。道の駅って見るからに公共施設みたいな建物が多いですが、ここは元ドライブインの造りでした。


まずはカントリーサインマグネットを購入。きのう行った十勝川温泉は帯広市ではなく、音更町にあるんですね。


09090305


今や懐かしい瓶コーラも発見。血糖値が上がるのは分かっていながら、ついつい飲んでしまいました。真っ青な空と少し汗をかいたコーラ瓶。日本の正しい夏です。


09090304


音更帯広ICから、ひたすら山ばかりの道東道を北東へ。まだ2つ先の本別ICまでしか開通していない上、釧路国道・十勝国道からかなり離れたところを走るため、なかなかクルマとすれ違いませんでした。「道東道なんてヒグマしか通っていない」と揶揄した政治家がいましたが、現状だと言い返しにくい。釧路まで、あるいは釧路国道に近いICまでつながって初めて成果を発揮するんでしょう。


少し眠気を感じ始めたころ、足寄ICに到着。まず目に入ったのが新党大地のポスター。足寄は鈴木宗男、松山千春両氏の出身地なのです。帯広では緑地白字のポスターでしたが、足寄町に入ると、青地白字バージョンもちらほら。2種類必要なぐらいポスターの枚数が多い。広島だと分かりませんが、地元での宗男人気は相当なようです。


間もなく市街地に入り、高い高い塔のある建物が見えてきました。目指す「道の駅あしょろ銀河ホール21」です。ふるさと銀河線足寄駅に併設する公共施設として95年に完成。銀河線廃止後も代替路線を運行する「十勝バスの駅」の役割を担っています。ちょうど線路をはがす工事中でした。


09090306


09090312



正面入口には松山千春「大空と大地の中で」の歌碑! 松山千春にはたくさんのヒット曲がありますが、歌碑にするならこの歌でしょうね。


09090307


ボタンを押すと…「果てーしないー、大空ーとー」。松山千春の歌声があたりに響き渡りました。青空の北海道で聞くとまた格別です。


銀河ホール21は最初から道の駅としてつくられた施設ではありません。売店は、駅のキオスクがちょっと大きくなったぐらい。まずはカントリーサインマグネットを買いました。


09090308


さらに店内を眺めていると、松山千春グッズと一緒にこんなものが並んでいました。


09090309


ムネオグッズです。クリアファイルに絵はがき…。公金が入った観光協会の売店で、特定政党の政治家グッズを販売してエエん? まあ、グッズの売り上げが地域振興に役立つからイイや、みたいな感覚? まあそういうユルさは好きですし、総裁も買っちゃいました(笑) にしても、足寄では松山千春と鈴木宗男は同列の扱いなんですね(^^;


2階のギャラリーはミニ松山千春資料館になっていました。


09090310


ステージ衣装やレコードのジャケット、ポスターなどが並びます。テレビではライブDVD?が流れていて、女性が熱心に見つめていました。総裁は松山千春が「季節の中で」でスターダムにのし上がったころをリアルでは知りません。展示物の数は少なかったですが、当時の熱狂ぶりは伝わってきました。


テレビ脇には「旅立ち~足寄より」という映画の資料がたくさん貼ってありました。千春が23歳で書きおろした同名の自伝小説が原作。2008年に公開が始まりました。ロケマップがあり、さりげなく「千春の家」とあります。


そう、松山千春の家は普通に観光マップに出ているのです。町内には「千春の家」と大きく書かれた地図看板までありました。実家の場所って隠す芸能人が多いですが、大物は懐の広さが違います。この親近感があるからこそ、地元に愛されているんでしょう。


歌碑だって駅前に家や店が密集しているので、中心部ほとんどの家に歌声が聞こえるはず。一人ぐらいギャアギャア言いそうですが、無事完成しました。町民の署名活動が建立のきっかけになったそうです。足寄を愛し、誇りに思う松山千春だからこそ実現したんだと思います。


道の駅にある高い高い塔は展望台でした。


09090311


市街地のすぐそばまで山々が迫っています。町HPによると冬でも晴れの日が多いそう。この町で松山千春が生まれたからこそ、青空と緑のイメージが膨らむ「大空と大地の間」が生まれたのかもしれません。


道の駅を出て「千春の家」を目指します。普通の住宅地をぐるぐる回って、急に視界が開けたと思ったら、ありましたありました。


09090313


09090314


この肖像画! 不謹慎ながら北朝鮮を思い出してしまいました(笑) 一部Blogによると、右側のスキンヘッドバージョンは割と最近登場したらしい。


09090315


俺はどこにも隠れないから、なんて声が聞こえてきそう。むしろここが俺の実家だと猛烈にアピールしています。スーパースターの鑑。男気あるなあ


と、ちょうどクリーニング屋さんが洗濯物を持ってきました。もしかしてナマ千春登場かとドキドキしましたが、クリーニング屋さんは家の中に入ってしまったので見られず。家人?が対応していたようです。松山千春自身は普段東京で生活しているんでしょうけど、誰かが家を守っているよう。いつ足寄へ帰省してもいいようにしているんですね。


ちなみに千春の家の向かいには○価学会の施設がありました。松山千春は新党大地結成メンバーです。大地は自公政権と袂を分かつ形で誕生した政党。道路を挟んで対立勢力の拠点が並ぶ、不思議な光景がここにはありました。実家の立地を知ってて大地に参加した松山千春をあらためてカコイイ!!と思いました。


隣の家に置いてあった重機の、イカすシールに見送られ、昼メシに出発です。


09090316


事前の調べでは、足寄には美味い味噌ジンギスカンを食わす「大阪屋食堂」なる店があるらしい。Googleマップに場所を落としてくれた人がいてプリントアウトして持ってきました。すぐにありつけると思いましたが…


Googleマップの場所に店がない!(正確には食堂名で検索すれば正しい位置が表示されますが、住所で検索するとなぜか間違った場所に矢印が付く) そこまで広くない市街地なのでシラミつぶしに回ることしにしました。そして10分後、やっと目的の店に到着。ネットで見た写真と違って新しい建物でした。道路拡張に伴って最近移転したそうです。


大阪屋食堂はライダーハウスを兼ねていて、食事をしたら無料で泊まれるとのこと。多くのBlog・ツーリング記に登場する有名店です。13時半でピーク時から外れていましたが、先客のバイクが1台止まっていました。早速ジンギスカンを注文。「徹子の部屋」を見ながら待っていたら、ジュウジュウとやってきました(・∀・)!!


09090317


特注鍋には、味噌だれに包まれたラム肉と白菜がたっぷり。匂いだけでごはん3杯はいけます。「もう食べられるよ」とおばちゃんの声を合図にがっつきます。


これは絶品!


もうね、クルマのトラブルなんて忘れますよ。ふと先客を見ると具を食い尽くした鍋にご飯を載せて焼いています。こりゃあ、美味いに決まっとる。ちょっと具を残すようにして、こちらもご飯を注文。「よく焼くのを知ってたねえ」「いや、あちらの方がやってて美味しそうだったので」。どうやらツウの食べ物みたいです。おばちゃんが焼いてくれて完成。やはり抜群の味でした。


食べ終わると「どこから来たの?」なんて話になりました。店を開いて半世紀。広島県民にも常連さんがいるそうです。たくさんのライダーを相手にしているだけあって、人なつこくって話好きなおばさん。「元々大阪出身の人がやってたから大阪屋という屋号」「お盆やGWはライダーハウスが満杯になる」「きのうも7,8人泊まった」なんて話を楽しくうかがいました。


心もお腹も満たされました。どうぞお元気で。また来ます。
スポンサーサイト
旅・北海道  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

コメントの投稿

Secret

△top

この記事に対するコメント

△top

トラックバック

トラックバックURL
→http://guerillasnow.blog49.fc2.com/tb.php/449-f919adb6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。