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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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北海どうでしょうⅡ 8 

9月上旬だというのに外は肌寒くなってきました。車内のぬくもりが心地よいです。「本日空室あります」なんて看板が掛かったホテル街を抜けて、再び国道241号「阿寒横断道路」に戻ります。家は完全に途切れ、あたりは道路と木々だけに。さっきにぎやかな温泉街があったのがウソみたいです。


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ツーリングマップルには「大型バス多し」とありますが、観光ツアーはチェックイン時間を迎えているのでしょう。たまに観光客らしき「わ」ナンバーとすれ違うぐらい。15分ほど走ると双湖台展望台に着きました。名前の由来になった2つの湖はパンケトウとペンケトウ。アイヌ語で「上沼」「下沼」という意味です。自然豊かな北海道だといちいち名前を付けていられないレベルなんでしょう。ともに雄阿寒岳の噴火で阿寒湖と分かれました。


ツーリングマップルによると「ここから見えるペンケトウは北海道の形に見える」とあります…。


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うーん。何となく?


アイヌの人にとってはただの上沼・下沼かもしれませんが、本州から来た総裁らにとっては、森と湖しか視界にないというだけで十分神秘的です。そしてさらに10分ほど走った双岳台展望台も思わず「おお」と声が出る眺め。


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赤と黒だけ。まるで影絵のようです。ちょうど風が止み、クルマも途切れ、あたりは静寂に包まれました。音のない世界。心のよどみが外に押しやられるのを感じた瞬間でした。


標高747mの双岳台展望台がちょうど峠のてっぺん。釧路市(とは言っても市街地からクルマで2時間以上かかりますが)から弟子屈(てしかが)町に入りました。それまでなだらかな登りだった国道は強烈な下り坂に変貌。ゴツゴツした岩場が続く中を、急カーブで一気に600m下ります。段々あたりが暗くなってきました。途中長いスノーシェードが続く区間もあり、冬場の道路の厳しさが窺えました。「わしゃあこういうところ、よう運転せんのう」。


阿寒湖を出て1時間、ようやく「××牧場→」という看板が見え、一気に生活感ある眺めになってきました。弟子屈町最初の集落です。人の営みを感じてホッとしたのでしょうか、気付いたら総裁の意識は飛んでいました。


次に気が付いたら弟子屈町から標茶(しべちゃ)町に入っていました。30分ぐらい寝ていたよう。あたりは真っ暗です。標茶といえば小学校の社会の教科書で必ず紹介された酪農地帯。車窓に目を凝らすと牧草地がどこまでも広がっていました。


セイコーマートでひと休みして、国道391号から道道14号へ。坂を登る途中で、標茶中心部の集落はあっという間に終わり、また山と木々だけになりました。主要地方道になっている道道は、除雪した雪を道路は時に捨てるため、少々の田舎でも道幅が広く快適に走れます。


ゆるやかな下り坂を走り続け、30分ほどで黒々と広がる太平洋が見えてきました。厚岸(あっけし)です。少しだけ根室方面に走り、道の駅「厚岸グルメパーク」に着きました。






今夜の晩ごはんはここでいただきます。厚岸といえば…カキ! 地名自体がアイヌ語で「カキの多いところ」という意味なんです。カキといえば広島県が水揚げ量1位。地元産とどれぐらい違うのか味わいたくて、わざわざ遠回りして厚岸に来ました。カキは水が冷たい方が美味しくなるといい、当地では年中カキが水揚げできるそう。楽しみだなあ。


時間が遅くてレストランが閉まっていたため、唯一開いていた炭火焼きの店へ。入口で魚を買って、中で焼いて食べる方式です。カキのほかサンマやホタテも購入し、早速ジュウジュウ。潮の香りが混じった、香ばしい煙が出てきました。まずは真打ちのカキから。


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これは美味い! 身が大きい割に味はしっかり。口いっぱいに礒の香りが広がります。天はカキに二物を与えたのです。広島カキ負けたかも…悔しさを感じつつ、でも箸は進みました(笑)


あと、サンマに驚きました! 厚岸の隣・釧路市は日本有数の水揚げ港。産地だからでしょう、広島で食べるような塩辛さが無く、とってもジューシー。口の中に広がる脂とふっくらとした身に魅せられました。あるカキよりもインパクト大かも。思わずもう1本焼いてしまいました。遠回りしてでも来て良かった。あとはビールが飲めたら言うことナシかな(^^;


売店が閉まっていたのでカントリーサインマグネットは買えませんでしたが、代わりにとびきりの夜景を見られました。


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国道44号(根釧国道)は根室と釧路を結ぶ幹線。さっきまでの道道と違いそこそこ通行量があります。


あとはきょう泊まる釧路を目指すだけ。厚岸の市街地を迂回するように丘の上を走り、一気に坂を下ると、進行左側にどこまでも真っ暗な太平洋が広がります。すべてを飲み込む魔物が口を開いているかのよう。ぼんやりしていると吸い込まれてしまいそうです。そうはさせじとドライバーを導いているのが雪の日用に道路端を知らせる「矢羽根」。まるでクリスマスのイルミネーションでした。


[高画質で再生]

北海道の矢羽根

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尾幌を過ぎたあたりから内陸に入り、人家が消えました。グネグネとした山道。道路標識の「↑釧路○km」が少しずつ小さくなり、1けたになったころ、ようやく家の明かりが見えてきました。釧路川を渡った先が市街地でした。車線が一気に増え、イオンを始めとしたお馴染みのロードサイド店が林立。歩道に学生の姿も見られるようになりました。


JR根室本線をアンダーパスでくぐると、高いビルが建ち並ぶようになりました。広島支部長と「都会に戻ってきたのう」としみじみ。帯広を出てから低い建物ばかり見てきましたからねえ。。


一番広い角を右折した先が釧路駅でした。そしてその隣、バスターミナルの上がきょう泊まるホテルです。好立地の割に安くて新しいからでしょう、結構にぎわっていました。部屋に入ると厚手の毛布が準備してありました。


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駅前のローソンへ酒とつまみを買いに行き、部屋で軽く宴。その後、少し狭い大浴場に浸かって寝ました。おやすみなさい。
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2009/11/06 11:08

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