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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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球春 

センバツの季節になりました。広島から出場した広陵高の初戦は3月22日。都合がいいことに21,22と連休だったので、甲子園へ繰り出しました。5月末で終わるらしい1000円高速を最後に満喫するため、クルマでの旅路です。いや、18きっぷだと夜遅くまでいられないし、ツアーバスは運賃が高めの設定でも満席だし…と言い訳(^^;


サンデードライバー渋滞を避けるため、広島の我が家を午前3時半に出発しました。河内ICの先で、総裁が一時期愛用していた南海バスのなんば~広島夜行バス「サザンクロス」とスライド。休憩で立ち寄った福山SAでは休憩中の西鉄の博多~大阪便「ムーンライト」と遭遇しました。龍野西SAで2回目の休憩を取って姫路を過ぎたころ、夜が明けました。


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駐車場が広くてコンビニもある広い三木SAで朝ごはんです。第2試合に登場する宮崎工応援団が休憩していました。宮崎交通かと思いきや、JR九州バスでした。真っ赤な車体群はなかなかに壮観でした。兵庫県ではこの時期しか見られない光景でしょう。


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現地をきのう出て、夜通し走ってきたのでしょう。生徒はみんなだるそう。応援を始める前にダウンするんじゃないか?(笑) バスの方が安いんだろうけど、せめてフェリーぐらいにすればぐっすり寝られただろうに…。


さらに1時間走って三木JCTで本線と別れて南へ。垂水JCTで第二神明に入りました。少しだけ本四高速区間を走ったので175円加わりましたが、西日本高速部分はしっかり1000円でした。この表示が見られるのもあと2カ月です。


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いつも総裁がクルマを止める阪神出屋敷駅へ行くため、少しクルマが増えてきた阪神高速を尼崎西ランプまで疾走。24時間400円なんてデフレの極みみたいな100円パーキングを見つけ、クルマを止めました。ここで2時間仮眠。起きてNHkラジオを付けたら第1試合の開星×興陽戦をやっていました。試合が終わってすぐ切ってしまったのですが、もうちょっと付けていれば「腹を切る」発言が聞けたかも。


岡山時代に仲良くした、今は大阪勤務の同業他社氏と昼メシを食うため、開業1年を迎えた阪神なんば線で難波へ向かいました。近鉄難波駅の改札付近は天井から壁から「せんとくん」がずらり。当初はキモい、親しみがわかないなどと散々な評価でしたが、おかげで有名に。今や行き交う関西人たちから「せんとくんや!」と言うてもらえるようになっていました。


広陵戦は第3試合。14:00開始だからと昼食にプラスしてコーヒーまですすっていたら、予定より早く試合が始まってしまいました。大急ぎで甲子園へ。これまた遅れてきた広島支部長と合流し、チケット売り場へ行くと…


内野席の販売が終わっていました


余裕をかましすぎましたorz 仕方なく外野席へ。センバツだしきょうは肌寒いだろうとタカをくくっていましたが、何の何の。ほぼ満員でした。


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そしてそれ以上にびっくりしたのが立命館宇治側アルプススタンド。


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真っ赤やん!!
 アルプススタンドの上から下まで、右から左まで全部この赤で埋め尽くされていました。何回も甲子園で観戦してきましたが、ここまでの大応援団は初めてです。さすが関西勢。広陵側もかなりの人数が来ていましたが、ことスタンドについては相手が悪すぎました。


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シーソーゲームだった前半に対し、総裁到着後は1点が遠い試合展開でした。投手がしっかり抑えるのではなく、コンスタントに安打を放っても後がつながらないパターンです。チームが発展途上のセンバツだからでしょうか、なかなかに締まらないゲーム。幕切れがそれを一番象徴していました。


最終回、立命館宇治が1点差まで追い上げてなお2死1,3塁。真っ赤なスタンドからの声援が最高潮になった瞬間、1塁走者が盗塁を図りました。しかし打者は球を振らず、走者はけん制アウトになり試合終了。広島支部長とほぼ同時に「そりゃあないよ」でした。


次以降に不安を残す内容でしたが、勝ちは勝ち。カープと違って、甲子園に広陵の校歌が響き渡りました。まあ次からは良くなるさ。カープと違って、見ていて負けそうな気がしないし(^^;


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やっぱり高校野球を見るのは甲子園に限りますね。






今回、試合と同じぐらい見たかったのが3月14日にオープンした「甲子園歴史館」。ゲームセットの後行こうとしたら、長蛇の列でした。仕方なくコーヒーでもすすりに駅前へ。何気なく入ろうとしたケンタッキーに人だかりができていたので何事かと見ると…


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道頓堀に投げ込まれたカーネルさん!!! そうそう、確か甲子園のケンタッキーに飾ることになったんですよね。色は完全にはげていますが、目鼻の輪郭は鮮明に残っています。二度目の悲劇が起きないようガラスケースに収納。いくら虎党でももうやらないと思いますが、信頼回復の道のりは険しいようです(笑)


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店の入口にある新品のカーネルさんと比べると…復活カーネルさんの方が威厳を感じますね。新品、何か表情に品がない。


30分後に歴史館に戻ったらもう空いていました。中に入って「チケットは(窓口に並ばなくても)券売機で買えます」と声を掛けていただいた女性スタッフに第一声で「便所どこ?」と聞いたのは内緒です。


まずは高校野球ゾーン。清原と松坂のユニフォームが出迎えてくれます。


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足下にはホームベースとバッターボックス。もちろん甲子園の土を使っています。中継で見ると泥のような色をしていますが、結構粒がしっかりした、見た目サラサラの土でした。これならスライディングしやすそう。


壁面には高野連加盟校数と同じ4253個のボールが埋め込まれています。この中から、甲子園のグラウンドに立てるのは、春が32校、夏が49校(いずれも年のよって少しずつ変動あり)。野球の聖地に来ることがいかに大変かを思い知りました。真ん中の方のボールには歴代出場校の名前が刻まれています。広島だとかつて呉工、呉三津田、三原あたりも出たことあるんですねえ。広島支部長は宮崎から出た聖心ウルスラを写真に納めていました。


奥は名勝負ギャラリーとなっていて、年代ごとに有名選手や語り継がれる対決を紹介。ファンにはたまらない構成になっています。太田幸司を擁した三沢と松山商の同点再試合、簑島-星陵の死闘、バンビ坂本、怪物・江川、最近でいえば松坂や駒大苫小牧-早実あたりも。かなりマニアックな話題もある上、映像資料も充実していて、その気になれば2,3時間は余裕でいられます。ちょうどさっき並んでいた人たちがここにたまっていて、あまり見られませんでした。まあ、また来ればいいさ。



甲子園常連校の帽子を並べたコーナーを過ぎ、阪神ゾーンへの途中には施設面の展示が色々。あの懐かしいラッキーゾーンもありましたよ。


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旧ベンチもありました。もちろん総裁も采配してみました(笑)


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純粋な子どもと、ヨゴレのなれの果てですね。明らかに。ありがとうございました。


高校野球ゾーンに比べて阪神ゾーンには愛情が感じないため、そそくさと通過。その中でもグッと来たのが江本が阪神を退団した時の新聞紙面と、真弓入団時の写真。江本はどう見ても昭和時代のAV男優顔だし、真弓たちのポーズも時代を感じます。しかも若菜までいるんですよ!! 梅田か三宮あたりで撮ったっぽいですが、どこなんでしょう?


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バックスクリーン裏の少し狭い通路には電光掲示板以前に使われていた選手名板を展示。阪神選手が並ぶトイメンは中日で「いの一番」はこの人でした。


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宇野勝!!!! 高木豊、加藤博一、屋敷要のスーパーカートリオをコンプリートしているし、谷沢、田代も外さない。甲子園の人は話が分かるなあ。ちなみに自軍は山本浩、北別府、津田がラインナップ。これも絶妙な組み合わせで、通りかかった関西人が「ああ、津田おったなあ」と感慨にふけるぐらい。でも総裁的には下の八重樫が気になってそれどころではありませんでした(・∀・)


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次のブースには高校野球のユニフォームが並んでいました。有名選手だけではなく、こんなマニアックな逸品まで。


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常総学院・木内監督(当時)ユニフォーム!


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宇和島東初優勝時の上甲監督(当時)着用ユニフォーム!! グッとくるポイントを抑えとるのう。広陵・西村のユニフォームを撮り忘れるぐらいテンションが上がりました。開館にあたって、本当にたくさんの人が協力したんだなあと思いました。高校野球関係者、特に指導者クラスはアクの強いオッさんが多いですが、聖地には「甲子園のためなら」と心を一つにさせる力があります。


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外に出ると、絶景が広がっていました。傾斜がなだらかで、思った以上にホームベースが近くに見えました。アルプスより臨場感があるかも。今でこそ新しい球場はグラウンド目線で見られるよう工夫しています。でも、この規格ができたのは大正、昭和時代なんですよね。先見の明にアタマが下がりました。そして驚きは眺めだけではありません。


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スコアボードがデカいんです。選手名表示だけで総裁の背丈と同じぐらいじゃないでしょうか。銀傘の下でもアルプスでも外野の一番端っこでも字が見られるから、当然といえば当然。でも実際目の当たりにすると思わず「おお」と声が出ました。TVを見ていると。甲子園に出た多くの球児は甲子園入りした当初「なかなか実感がわかない」と話しています。ここに自分の名前が出て初めて、聖地に立った実感がわくのかもしれません。


歴史館に戻りましょう。


バックスクリーン入口を過ぎると、高校野球マンガを紹介するコーナー。


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水島新司、あだち充両氏作品だらけですが、マイナーなマンガも意外に入っていました。さすがに迷作「砂漠の野球部」はボツでしたが。


最後は企画展スペースです。時期が時期なので今回のテーマは「センバツ特集2010」。入口には清峰・今村投手のユニフォームがありました。もちろん菊池雄星も。そう、カープにセンバツ優勝投手が入団してくれたんですよね。


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歴史を振り返るコーナーには古いスクラップ帳が。広陵、昭和10年でもう古豪扱いだったのね(^^ゞ


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反対側には、今年の出場校が決まった翌日の毎日新聞地域面。こうやって勢揃いするとすごい。紙質も字体も表現も変わって時代を感じます。


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同じニュースですが、編集担当者によってだいぶテイストが違うようです。見比べると面白い。広島版は無難なレイアウトですが、福井版の人は完全にスポーツ新聞。大阪版に至っては「今始まる My best of My life」なんて言葉まで出てくるはっちゃけぶりでした(笑) 大阪本社の中は「ええやんけ、やったれやったれ」なノリなんでしょう。


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紙面横には抽選で使った校名ボードを持てるブースがありました。薄い木の板にシールを貼り付けた、実に軽いボード。これならインタビューを受けるときも邪魔にならない。


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歴史館に入るまでは「あの場所だと狭いから大した展示ではないだろう」と思っていましたが、とんでもない誤解。実に見応えがある内容で、高校野球の、甲子園の歴史を味わい尽くすことができました。できれば野球の試合がない平日に、半日ぐらいかけてじっくり楽しみたいなと。関西に新しい名所ができました。


広島支部長と別れ、日本橋や難波、尼崎をフラフラして、23時過ぎに出発。山陽道の龍野西SA、道口PAで1時間以上ずつ仮眠を取り、広島に帰りました。三原久井~本郷にかけての雲海が印象的でした。
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