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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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鉄工所賛歌 

材料の質感、温度に触れながら、自分の手でイチからモノを作り上げる。普段キーボードとマウスで仕事をしている総裁にとって、ものづくりの現場は憧れです。総裁はマンガをあまり読まないのですが、そんな世界を描いた作品があると知り、昨秋買いました。「とろける鉄工所」です。


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何がいいって、完全広島弁なんですよ。「おどりゃー、なんしよんなら!」(お前、何やってるんだ!)「たいぎい奴じゃのう」(面倒くさい奴だなあ)など、広島市民が読んでまったく違和感を感じない方言の使い方。このフィット感、「仁義なき戦い」(飯干晃一氏著)以来かもしれません。それもそのはず。作者の野村宗弘さんは広島出身で、プロの漫画家になる前は市内の鉄工所で働いていました。


だからこそなんでしょう。荒っぽいけど実はみんなやさしい…そんな現場の雰囲気が伝わってきます。火花で作業着は焼けるし、溶接の光を見すぎて目は日焼け状態。夏は地獄の暑さで、冬は極寒。命の危険と隣あわせの仕事です。そんなシビアな現実を描きながら、作風はとってもコミカルであたたかい。現場の人はみんな溶接が好きで、仕事に誇りを持っている。まるで自分の分身みたいな登場人物達への、野村さんの愛情を感じます。


そして、主人公?北さんの妻といい、小島さんの娘といい、登場する女子がとってもいい。北さんの作業着を着て「かっこいいんよね」とポーズを取る姿や、「きょうは遅くなるメール」を見てジーンとしている表情に胸がきゅんとなりました。こういう女性と結婚できたら幸せじゃなあと思います。


総裁の父は工場勤めでした。朝早くに家を出て、夜真っ暗になってから帰宅。週末に持ち帰る作業着は油まみれでした。定年まで現場一筋。出世なんてしなかったし、人付き合いが下手で職場以外に人脈もない。でもmade in Jpanを陰で支えた一人であることは間違いありません。「とろける鉄工所」を読んで、今まで以上に父を誇りに思うようになりました。


今月には4巻が出るそう。基本面白い作品なので読んでみてはいかがでしょう? 広島市民には特にオススメします。
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