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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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東京でもデンシノウタヒメ 上京1 

4月上旬、08年秋に二人で四国一周旅(このへん参照)をした芸備書房前店主からメールが来ました。


(5月)8日から3連休にして、ボーマス出撃決定!


ボーマスって何?という方も多いでしょう。正式名称ボーカロイドマスター。ボーカロイド(Vocaloid)とは、音符・歌詞を入力してパラメータをいじくれば自分の思い通りに歌ってくれる音声合成技術です。ネット上で時々見聞きする「初音ミク」はVocaloidを搭載したPCソフトの1つ。ボーマスはVocaloidソフトで作った音楽作品や、キャラクターに関連した同人誌、グッズなどを売るイベントです。「コミケ」という同人誌即売会のVocaloid版ともいえます。


Vocaloid曲の多くはニコニコ動画で無料視聴可能。でも、ネットで見られるようにするため色々と圧縮がかかっています。また、アクセス集中で「エコノミー」という音質・画質がさらに落ちたバージョンで見るケースが多い。作り手(ニコニコ動画では「P」という敬称が付く)を応援したいけど直接お金を支払う仕組みがなく、本当に素晴らしい楽曲を目の当たりにしても(ネット上でいう)「払えない詐欺」に陥ってしまいます。


ボーマスでCDを売り買いすればこれらは一気に解消。ニコニコ動画で未公開の曲が収録されていることも多いし、Pさんたちと実際に会ってお話しすることもできます。ネット上で咲き始めた創作世界がリアル(現実)とつながった、新しい音楽発信の場といえます。


前から興味を持っていました。そこにお誘いが来ました。しかも5月ローテを見たらボーマス当日(9日)は休みで、翌日(10日)も夜勤。「ワシも行く」と返事しました。飛行機とホテルを手配して9日早朝、広島空港を出発。離陸1時間前に広島市内を出て、なぜか余裕で間に合ったのは内緒の話です(^^;






羽田から京急蒲田へ。京急駅にコインロッカーがなかったので結局JR蒲田駅に荷物を置き、前店主と合流。JR改札からは見た目からして我々と同じ場所へ行きそうな人たちが次々と出てきます。中にはきれいな女性もいるのだけど、何となく髪型、服装などから感じるものがあるんですよ。街中でよく見る女性とはちょっとファッションが違いますし。総裁達も人のこと言えないか(笑)


会場前に行くと…既に相当な行列ができていました! 400~500人ぐらい。総裁達も並びました。開口一番「ワシら浮いとるのう」。周りは10、20代が大半でした。一方で60前ぐらいのオッさんがいたりして、傍からみると「何のイベントだろう」と思うでしょう。広島空港で買ったデイリースポーツや中国新聞を広げて、周囲と明らかに違う空気を醸し出しましたよ(^^;


列は増える一方。11時頃になると、スタッフがどこからか列を引き連れてきてきました。どうやら会場正面の列より早く来た人たちが裏手に並んでいたらしい。さまざまな方のBlogによると2000人を超える人が来て、11:30入場開始を30分繰り上げたらしい。回を重ねるごとに来場者が増えているそうで、もはや会場のキャパと運営スタッフの人数が追いついていない感じでした。一生懸命されているのは分かるけど、学生時代、駅の混雑対応バイトした身としては導線の設定とか、並ばせ方とか色々目に付いてしまうのです。。


総裁たちも11時25分ごろ入場しました。場内は既に大混雑。人混みに慣れていない田舎者は思わずたじろいでしまいました。混雑するバスは慣れていますが、即売イベントでは人の群れの中を歩かないといけませんからね。一回深呼吸をして、いざ突撃です!






まずは以前紹介した(このへん参照)「進路変更」の作り手・あつぞうくんさんのブース(P名は「あつぞうくん」ですが、そのまま呼ぶと妙に馴れ馴れしい感じなので「さん」を付けます) 週刊ランキングではなかなか30位の壁を越えられませんが、分かる人は分かっている。案の定行列ができていました。そう、自分が好きな作り手さんのファンがほかにもたくさんいる-ボーマスはそのことを再確認できる場なのです。


あつぞうくんさんはクドカンみたいな容姿で、見るからに温厚で優しそう。あの渋谷系キラキラサウンドは人柄がそのまま表れているんだなと納得しました。ちなみに手製の名札には例のガガーリンイラストが(笑) もちろんアルバム「atz」を即買いです。広島空港からの帰りに早速聴きました。大雨のジメーっとした車窓を吹き飛ばしてくれるような爽やかな旋律に車内が包まれ、気持ちまで明るくなりました。ドライブの必需品になりそうです。


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同人誌事情に詳しい芸備書房前店主から「ファンの作り手さんには差し入れを持って行った方がいい」とアドバイスを受けていました。出発前日、現在広島にしかないモス・ミスド複合店「モスド」へ行き、当地限定のもみじ饅頭風ドーナッツを購入。手渡してきました。それまでも笑顔だったあつぞうくんさんの表情がさらに緩みました。喜んでいただけたようでした。良かった良かった。


あつぞうくんさんと共同出店していたれるりりさんのアルバムも買いました。プロ・セミプロ系のPから評判が高い「いつもより泣き虫な空」(このへん参照)でお馴染みのP。いつもより~はもちろん良かったし、Dancing男子もにぎわう夜の街中を思わせる軽快さで総裁好みでした。タイトルは言葉のアヤでJ-POPのカバー曲はありません(^^;


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事前にクロスフェード(CDTVのアルバム紹介みたく収録曲をちょっとずつ紹介した動画)を見て「!」と思ったのがナタPのアルバム「BEAUTIFUL DREAMER」です。ランキング上位にも入っている方ですが、まったく見逃していました。透き通った高音のルカ声と美しい旋律がすごくマッチしているんですよ。聴いていて心穏やかになる1枚です。めっけもんでした。「1000001colors」あたりはニコニコ動画でも聴けますのでもしよろしければ。


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「明日からは君が一人でも闘えるように」と聞き手を力強くプッシュしてくれるGUMI歌「AGAINST」(このへん参照)でお馴染みのbuzzGさんも出店していました。アルバム「Rebellion on the Sunday」もAGAINST同様ガツンと来るサウンドが心地よいです。ご本人もがっちりした感じで、あつぞうくんさん同様人柄が出ている感じ。


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ボーマスはCDだけではありません。ファミコンを思い出すチップチューンサウンドと切ない世界観が印象的だった「ハロー、プラネット。」(このへん参照)。その作者で09年以降のVOCALOID業界に燦然と輝くささくれさんのPV-DVDなんてシロモノもあったのです!! 曲だけでなくPVも凄いささくれ作品。DVDにしていだだけるなんて贅沢すぐる。しかもボーマスCD相場に合わせてまさかの1枚1000円。ありがたやありがたや。


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その上、ハロープラネットマウスパッドなんて心憎い小物までありましたよ! 後で知った芸備書房店主がたいそう悔しがっておりました。


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ほかにニコニコ放送局で同人誌を買ったり、技術部でアナロ熊マグカップ(500円…普通にマグカップを買うより安め)をゲットしたり。出た後にぶりるPのブース(アルバム紹介はこのへん参照)があったことに気付いたりしてちょっぴり後悔もありましたが、2時間近く滞在しサブカルチャーの最前線をたっぷり味わってきました。


とにかく活気がありました。売り手も買い手もみんなVocaloidの利用者。お客側から自然発生的に始まったお客本意のイベントなので、とにかく参加者のモチベーションが高いのです。営利企業は協賛参加であくまでサポート役。一般的なイベントとは真逆の構図といえます。


あと(一部例外を除いて)営利が絡まない、まったくの趣味の世界なのでみんな作品に愛があるんですよ。「聴いていますよ」「今後も楽しみにしています」なんてお話しすると、どのPさんも子どもを褒められたみたいに顔をくしゃくしゃにされました。ずーっと以前、九州新幹線をデザインした水戸岡鋭次さんと仕事で少しだけお会いして「JR九州の電車って乗り心地いいですよね」と言ったときに、やはり同じ表情をされました。


そう、作り手さんと聞き手、作り手さんどうしの距離がとっても近いんです。ひと休みしていると近くにいた女子が「××さんのサインもらえたんだー」「××さんのブース、本人がいたよ」なんて話していました。Vocaloidの場合、ボーカル自体はソフトの数しか存在しません。Pの個性と力量の勝負になるので、Pがプロデューサーだけでなくアーティストの役割も担っているのです。これも一般の商業音楽にはない特徴でしょう。


最後に、次回以降行かれる方へアドバイスをいくつか。


お目当てのPが何という名前のアルバムを出しているか事前学習しておきましょう。ご本人のBlog・情報発信サイトやニコニコ動画のクロスフェードなどを見れば分かります。複数のPが共同で出しているブースの場合、どれが目当てのPのアルバムか分からず、アワワワワになりがち。列が伸びていると「早く買わんにゃあ」とプレッシャーになりますしね。


カタログは必ず事前購入しましょう。一部BLOGによると当日はカタログが売り切れたらしく、入場券代わりのカタログがなくても入れる「フリー入場」まで待たされた人が続出したそう。遠くから来てこれでは余りにも切ないです。またボーマスオフィシャルHPではサークル名、P名しか分からず、カタログを見ないとどんなブースか分かりません。配置図にお目当てサークルの場所をチェックしておくと楽です。芸備書房前店主に教わったおかげで、比較的スムーズに回れました。


1000円札・小銭をたくさん準備しておきましょう。羽田にあるセブン銀ATMで軍資金をおろしたのはいいのですが、10000円札しかない状態になってしまい、一部Pにご迷惑をかけました。おつりを用意していただくのに時間はかかるし、1000円札の予備がそんなにないサークルもあります。ATMでおろすとき引き出し額を9000円とか1万9000円とかにして1000円札を確保するようにしましょう。


袋は必需品です。どのサークルも商業音楽と同じしっかりした造りのCDを出しています。厚みがあるので複数枚を手持ちするのは大変です。近くにコンビニがない会場だし、一部サークルでキャラ紙袋を売ってましたがすぐ完売。芸備書房前店主はちゃんとエコバック持参でした。


次回はもっと大きいハコになるらしい。Vocaloidファンの広がりに限界を感じる声が一部に出ています。そんな意見を吹き飛ばすような、もっともっと元気な会になってほしいと思います。






会場を出て、JR駅近くのベトナム料理店で昼ごはん&買った物発表会。ふらっと入った店でしたが、思った以上にアタリで大満足でした。
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