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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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鶴見線の終点へ 上京3 

行きと同じメンツに日曜出勤帰りを2,3人加えて、鶴見行きが発車。さっきとは逆に、車窓の運河が少しずつ狭くなっていって2,3分ほどで浅野に戻りました。ここで本線の終点・扇町へ行く電車に乗り換えます。


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浅野駅の少しだけ西寄りでで本線と海芝浦支線が分かれるため、駅がY字型に広がっています。高徳線の池谷をもう少し大きくした感じでしょうか(このへん参照) 池谷と違って複線どうしが分かれるので構内は広々としています。


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線路が枝分かれする部分=ホームが広がっているあたりに駅舎があり、おばあちゃんがネコたちとたわむれていました。無人駅だし休日でお客も少ないし、絶好のひまつぶし場所です。こういう老後もいいなあと思いながらネコに近付くと…彼らは警戒モードになってしまいました(^^; ふられてもうた。


鶴見臨港鉄道の創設者・浅野総一郎の名前にちなんだ人名駅。いまでこそ各地にできましたが、国鉄は「特定の人物や企業に肩入れしない」が大方針だったため、当時はかなり珍しい駅でした。鶴見線にはほかにも、安田財閥創業者・安田善次郎から付いた「安善」、日本鋼管創業者・白石元次郎から付いた「武蔵白石」もあります。この後行く「昭和」は昭和電工にちなんだ駅名。埋め立て地でちゃんとした地名がなかった地域だったこともあり、鶴見線はレア駅名の宝庫になりました。


駅舎は田舎の公民館みたいな造り。駅名板は「ちょっと前の最先端」って感じですね。新しくない、でも古くない…一番淘汰されやすい年代の建物です。


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さらにグッとくる看板がありましたよ。


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まさかの国鉄フォント!! 中身こそ最近のタッチパネル式券売機ですが、オレンジ看板は小さいころ駅で見たままです。分割民営化されたJRの中で特にCI戦略を加速させた東日本。残っているところには残ってたんですねえ。こうやってみると券売機って昔と比べて随分スリムになったんですねえ。


ベンチでのんびりしていると扇町行きが到着。海芝浦支線と違って色々な会社の人や住民が使うからでしょう、1両あたり10人ぐらい乗っていました。武蔵白石、浜川崎を過ぎると左側に貨物ヤードが見えてきました。そう、工場地帯を走る鶴見線にはたくさんの貨物列車もやって来ます。


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右にぐいっとカーブ。刑事ドラマの聞き込みに出てきそうなアパート・町工場がポツポツあるあたりを過ぎると昭和駅です。鶴見線は工場のイメージが強いですが、住宅も結構あります。京浜東北の駅まで15分で、川崎への臨港バスも頻発。都心へ通勤する人にとっても、意外に便利なエリアなんです。


残り半分ぐらいのお客さんが昭和で下車。走り出した電車が間もなくスピードを落としました。終点の扇町です。左側にちゃんとした駅事務所が見えますが、よく見ると「JR貨物」の看板が。扇町は貨物メーンで旅客電車は端っこを間借りしています。首都圏なのでSuica機(海芝浦的表現)もタッチパネル式券売機もあります。どローカルな風情とのギャップがたまりません。


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貨物線はさらに先へ続き、海芝浦のような「いかにも終点」という風情はありません。一方で鶴見線ホームには終端部があって、かなり草ぼうぼうです。灰色、茶色の光景が広がる鶴見線ですが、意外にも線路だけはふんだんに緑がありました。全面黄色の103系が走っていたころは、緑の葉っぱに黄色の花…春は菜の花色、夏はひまわり色の鉄路だったわけです。ステンレスの205系は工場地帯っぽい色になった一方、ちょっと寂しくなりました。


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JR東日本の駅舎は実に簡素な造り。気持ちだけでも明るくしようとアーチ状の入口がありました。線路部分を駅舎の庭とらえた、逆転の発想。JRの偉い人は「線路の草ぐらい抜け」と眉をひそめそうですが、総裁はこういうセンス好きです。駅前には小さな和風庭園も。このへんの手作り感、いいなあ。


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駅前だからといってコンビニもファストフードもありません。昔ながらの「商店」が何軒かある程度。それさえも開いている気配がありません。日曜でがらんとした工場地帯にいると、時間のはざまに置いてけぼりにされた感覚に陥ります。JRの人ものんきに自販機でお買い物。確かにローカル線の風情です。


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駅舎前には当駅名物のネコがいました。人間に慣れているようでお腹を出してごろごろ。変な市民団体や無茶な子どもがいない場所だから安心しきっているのでしょう。一部Blogによるとほかに仲間がいるそう。折り返し電車の時間までしばしたわむれました。


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ホームに立ち止まると遠くに聞こえる工場の音だけが響いていました。


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今度は逆向きの鶴見行きに乗って安善駅まで戻ります。
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