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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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稚内で琉球バス・那覇バス 

「稚内で琉球バス」。タイトルだけ見ると意味不明です。でも事実なんです。




(2010年7月8日付北海道新聞朝刊 留A面)
沖縄のバス 宗谷で“夏仕事”
繁忙期めがけセットで移動 車両5台+ガイド+運転手

 【稚内】最南のバスが最北の地で活躍-。宗谷バス(吉井繁社長)は6~9月の期間限定で、貸し切りバス5台を沖縄のバス会社から借り受け、営業している。夏の宗谷は観光繁忙期だが、沖縄は閑散期。余ったバスを有効活用したい沖縄のバス会社と、コストをかけずに夏場に車両を確保したい宗谷バスの思惑が一致した。(佐藤木郎)

 宗谷バスは2008年から那覇バス(沖縄)と琉球バス(同)から、沖縄が閑散期となる夏季限定でバスガイドの派遣を受け、09年からは運転手を受け入れている。今回は琉球バス側から「車両の派遣も考えてみないか」と提案されたという。

 宗谷地方は夏はツアーが数多く組まれるため、バスの台数が必要で、現在は50台で運行している。新車購入には、4千~5千万円かかるが、夏以外は稼働率が下がるため、中古車購入で対応してきた。

 そのほとんどが15~20年ほど前の旧式で、整備のコストがかさんでいた。琉球バスの車両は最新型で故障が起きづらく、「リース料や輸送費を払っても十分採算がとれる」(中場直見専務)という。

 車両は宗谷バスのイメージカラーのオレンジと青とは異なる七色のデザイン。会社ロゴが入る場所には「SOYA BUS」のステッカーを張り、ナンバープレートも旭川ナンバーに切り替えた。

 一方、2年目を迎えた運転手の派遣は6人で、「すぐに道を覚えられる」(中場専務)と、全員が利尻島内を担当する。喜友名朝栄さん(59)は「沖縄と違い交通渋滞もなく、とても走りやすい」と話す。

【写真説明】琉球バスから借り受けた車両。ナンバープレートも取り換えており、沖縄と分かるのは「沖縄ふそう」のステッカーだけだ=稚内港フェリーターミナル前




沖縄県内は観光以外に主だった産業がなく、働き口を求めてたくさんの人が本土へ出稼ぎに行きました。関西にはそのまま住み着いた人も多く、大阪市大正区は沖縄出身者が人口の4分の1を占めているといいます。甲子園で沖縄県代表が試合をするとき、いつも観客席が満員になるのは出身者が集っているからです。そういえば鶴見線に乗った帰りに通った横浜市鶴見区にも「リトル沖縄」と呼ばれる一角がありました。(このへん参照)


道新の記事によると、運転手やバスガイドさんは以前から出稼ぎにきていたよう。移住者の話を知っていたので、人の移動は大して驚きませんでした。でも、あんなにでっかいバスを運んできたことには正直たまげました。輸送料を払っても採算が取れる…猛烈な人数の観光客を集める、夏の北海道の力に感嘆するばかりです。


宗谷バスはかつて東急バス傘下で、車両の多くは親会社のお古。昨年9月、今年1月に稚内へ行ったときも、総裁が小学校のころ走っていた日野ブルーリボンの初期型スケルトンモデルがバリバリの現役でした。エンジン音を聞いていると学生時代の色々な思い出がよみがえり、感傷にひたったものです。


しかし昨秋、東急から株式売却を受けた投資ファンド「ジェイ・ウィル・パートナーズ」が経営に乗り出して以降、車両の更新に着手。今年春から天北線にワンステップバスが入ったそうです。(このへん参照) 実は「琉球バスが稚内入りしているらしい」との情報は2chのバス板に上がっていました。




424 :名74系統 名無し野車庫行:2010/06/06(日) 08:33:38 ID:rP/XjFFc

http://halfzero.sakura.ne.jp/upld/img/img20100531085609.jpg
http://ta111.moo.jp/ryukyubus/230-702r.jpg

( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚)




ネットでは「沖縄のバスとガイド融通してたよね? 同じように車両も融通した?」「旭川No.に変わったから買い取りじゃないか 」「馬鹿ジャネーノ 行き来する回送費いくらかかると思ってるんだよ」と激論が交わされました。結局はリースが正解。


全国には季節によって大きく人数が変わる波動輸送がたくさんあります。入試、スキー、花見、プロ野球、夏登山、海水浴、花火、夏フェス(セットストックやサンマリなどの野外ライブ)、紅葉…。一方で普段通学路線を走っているバスや、スクール専用バスは春、夏、冬休みは遊んでいる状態です。


マッチングさえできて、本当に採算が取れるなら各地に広がっていくかもしれません。特に普段の生活需要に比べてイベント需要が著しく大きい会社にとって新しい作戦になり得ます。せっかくお客さんがいるのに、ほかのバス会社に取られるのはシャクでしょうし。注目していきたいと思います。
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