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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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終点を往く 川本町営バス芋畑口 

最近日常のよしなしごとが多くなっていたので、たまにはバスの話でも。島根県の山奥ではかつて国鉄バスが川本営業所(川本町)を中心に広く路線を張り巡らせていました。このため邑智郡や大田、江津両市には今も国鉄っぽさを残すバス停が残っています。

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中でも、邑智郡の中心部で今も警察署や県の出先機関がある三江線石見川本駅と、広島県境近くで旧瑞穂町の中心部だった田所(現道の駅瑞穂)を結ぶ国道261号線経由「川本線」は地域の幹線でした。今回紹介する芋畑口は川本線とは別ルートで川本~田所を結ぶ「高原線」の途中バス停でした。路線名は高原(こうげん)地帯を走るからではなく、高原(たかはら)という集落を通ることに由来します。現在は芋畑口から、町境を越えた先、邑南町八色石までが断線しています。

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しかしこの断線区間、割と最近まで芋畑口始発で田所方面へ行く邑南町営バスが走っていたようです。バス停には「瑞穂町営バス」というシールが貼られたままになっていて、ネット掲示板の記述を見ると2007年ごろまで高原線の時刻の話が出ています。町営バスどうしで接続のいい時期があったようで、浜田道瑞穂IC~田所~芋畑口~石見川本と乗り継いだ猛者もいました。


芋畑口から邑南町八色石に抜ける峠は、川本から羽須美、高原方面へ一番早く行けるルートなので時々使いますが…なかなか激しい道です。(このへんの地図参照。国道261号と県道6号が交わるあたりが田所です) 正直この道をバスが走っていたことが信じられません。芋畑口を過ぎると少し先に家が1軒あるだけで、以後は道幅の狭いブラインドカーブを幾重も走り抜け、狭い狭いトンネルで邑南町の八色石地区に入るまで建物は一切ありません。芋畑口の先、細平バス停はまだかろうじて原型を保っていました。

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地域の方によると、かつては高原線で川本高(現島根中央高)に通った人もいたとか。試験前とかノートを読みながら乗ったら漏れなく酔いそうです(^^; ネットで検索すると、レールウェイライター種村直樹氏が「さよなら国鉄 最長片道きっぷの旅」で通り、「運転手が『さびしい路線です』と言った」などと記述があるみたい。


ネットに今も落ちている05年7月改正の公式時刻表によると、末期は


【芋畑口行き】
小河内6:22→6:26田所駅6:27→出羽6:34→八色石6:51→芋畑口7:05
田所駅15:45→出羽15:52→八色石16:20→芋畑口16:34
【田所駅方面行き】
芋畑口7:09→八色石7:33→出羽7:50→7:57田所駅7:58→小河内8:01
芋畑口16:38→八色石16:52→出羽17:13→田所駅17:20止


の平日2往復だけだったようです。一部記録によると昔は5往復程度あった模様。


八色石に抜ける狭い道をどんなバスが走ったのでしょうか。川本町某所にヒントっぽいものが残っていました。

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中型っぽいしこれなら走れるかな?


石見川本~芋畑口は現在1日6往復。町ホームページではスクールバス時刻表にダイヤが出ていますが、一般人も乗車できるようです。これまでに何回かスレ違いましたが、いずれもマイクロバスでの運行でした。険道越えに挑んだ国鉄バスの意気を少しだけ味わえる路線かなと思います。


というわけで、島根の山奥にあるバスの終点を時々紹介していきたいと考えています。どうぞよろしくお願いします。
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