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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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終点を往く 備北交通都賀都橋 

備北交通は庄原に本社がある広島県北のバス会社です。かつては哲西町(現新見市)や羽須美村阿須那(現邑南町)など複数の路線を県外まで運行していました。しかし合理化やコミュニティバスへの転換などで、分断が相次ぎ、現在は作木線だけが県境を超えます。三次工業団地を出発したバスの終点が今回ご紹介する都賀都橋です。(このへん参照)

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都賀都橋のバス停がある都賀本郷は旧大和村(現美郷町)の中心部。都橋はJR石見都賀駅からさらに北に走った、集落の北端にあります。旧街道の家並みが途切れた味わい深い終点だと思っていたら…4路線が行き交うジャンクションなバス停でした。


写真左端が都賀本郷と赤名を結ぶ飯南町営バスのバス停。

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明らかに元国鉄バスのバス停を流用しています(^^;

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旧大和~飯南は2007年、飯南町が町内で完結していた路線を延長して誕生しました。比較的最近県道の整備が進んだことをきっかけに、飯南高の生徒を旧大和村から確保しようという思惑があったらしい。コミュニティバスが増えて、自治体の外に出ないバス路線が増える中、珍しいパターンです。ダイヤも完全に通学対応。

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左から2番目は大和観光の布施行きバス停です。布施は旧瑞穂町(現邑南町)の北東端で、瑞穂の中心部・田所と邑智郡の中心部・石見川本を結ぶ国鉄バス高原線と交わる八色石より少し東。邑南町営バスの終点でもあり、接続を考慮したダイヤになっています。さまざまな資料を見ると、元国鉄バスの路線っぽいですが、早いうちに移管されたようです。

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大和観光は美郷町で唯一バスを所有する事業者。旧大和村内の町営バスのほか、バス事業者がいない川本町や町内の旧邑智町での貸し切りバスを引き受けています。


3つ目、写真右端の軒先が美郷町営バスの都橋バス停です。よーく見ると、何かが挟まっています。

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石見交通のバス停です! 都賀都橋よりさらに南にある大和大橋まで石見交通のバスが来ていましたが、2010年9月末で廃止になり、町が運行を引き継ぎました。まさかバス停をこんな形で再利用していたとは。。

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石見交通時代と比べて、ダイヤは夕方の1本を減らした上で、30分~1時間程度変わりました。三江線の空白時間を縫うように運行し、一部で江の川の対岸を走ります。下潮は旧大和村の北端。旧邑智町側へ行くバスは昼で終わります。利用者数を考えると仕方ないんでしょうけど、実に寂しいダイヤです。


最初に書いた備北交通のバス停はどこに? 実は交差点から少し離れた、冒頭の写真で赤丸で囲ったあたりにあるんです。都橋を渡って大和の中心部へ歩きます。レトロな標識を背に5分少々。スレート拭きの車庫跡がありました。

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三次~都賀都橋は、都賀を朝出て夜に帰ってくるダイヤでしたが、いつからか昼間の1往復だけが来るようになりました。日野RLあたりが寝床にしていたっぽい建物は一般の車庫に。加藤博和著「備北交通(広島県北)を考える」(1995年)によると、かつてはドル箱路線で増発便も出たそう。現在は三江線の空白を埋める便だけで細々と生き残っていますが、もはや風前の灯です。

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むかしは良かった、みたいな寂しい話になってしまいました。せめてバスが走っているうちに雄姿を記録に残したいと思います。
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