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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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広島発 バスに揺られて 






5.西条駅10:05→11:19竹原駅(芸陽バス)東広島駅安芸津駅竹原駅

(運賃は1040円)

071901このあたりの地図をご参照ください)駅のカフェでコーヒーをすすり、バス乗り場に戻ると、かわいらしい小型バスがスタンバイしている。時刻表でも幹線の扱いをされ、大型バスが来ると思っていたので、これには面食らった。


総裁の実家近くを走る「ボンバス」を思わせるいでたち。ふと一部バスファンサイトで、ボンバスから芸陽バスに移籍した車がある旨書かれていたことを思い出す。なるほど、これがその元ボンバスなのかもしれない。ウテシや別の客が「外の方が涼しいけえねえ」とベンチでくつろいでいる。当方も言葉に甘えて一服。出発時間になってバスに乗り込む。


ブールバールを走っていると、反対車線から西条駅行きの中国JRバスがやってくる。総裁が乗ってきたバスの次の便だ。やはり先ほどのバスに間に合わなかったら、この竹原行きには乗れなかったのだ。運に恵まれている。


バスは国道375号に入り、フジグランを過ぎたあたりで左折し、国道2号西条バイパスに。大型トラックがひっきりなしに行き交う。スーパー銭湯で、大人だらけのサウナに子どもが1人で入ってしまったようで、何とも居心地が悪い。


だからというわけではないだろうが、すぐ次の出口でバイパスに別れを告げ、東広島駅へ向かう。竹原行きのうち、半数はこのままバイパスを走り、田万里まで国道2号を経由する。ちょうど新幹線が止まっていた東広島駅で1人客が乗り、バスは蚊無トンネルを越える。猛烈な坂を下り、安芸津の町に近づいてやっと海が見えた。


安芸津駅に着くとウテシが「どこまで行かれます?」と聞いてくる。10:57の発車まで時間調整をするという。別の女性は「役場に行くけえ、じゃったら歩いた方が早いね」と降りていく。総裁もウテシに声をかけて外で一服する。


バス停の脇には「祝 安芸津・東広島間バス運行」との看板があった。1991年にトンネルが完成するまで、蚊無峠はいわゆる「険道」。安芸津と東広島は境を接していながら遠い街どうしだった。(広島県の道路好きサイトのいくつかで当時の険道、今で言う旧道が紹介されています)


しかし、蚊無トンネルが完成し生活が一変。平成の大合併では、となりの竹原や呉ではなく、安芸津は東広島市と合併した。昔の人が聞いたら何と思っただろうか。


バス停そばにはラーメン屋台もあった。夜になると開くようだ。どんな味なんだろう、なんて思いを巡らせていると、ウテシが「発車しますで」と目で合図。一路竹原へ出発だ。


あとは国道185号をゆっくりと走り、家が増えてきて、20分ほどで竹原駅。途中「次は安芸津港です」とアナウンスがあったので、国道にバス停があるのかと思いきや、港の岸壁沿いに入っていく。乗客こそいなかったが、船から即バス、にはちょっと驚いた。


次のバスまでの時間つぶしに、と喫茶店に入る。ちょうどNHKの番組で竹原を紹介していたところで、店員さんらは「××さんじゃ」と大盛り上がり中。11時半になってニュースにチャンネルを変える。久々に世の中とつながった気がした。同じ空の下、今もあくせく働いている人がいるのが信じられなくなる。スローな旅だ。


6.竹原駅12:07→13:00三原駅(芸陽バス)須波ハイツ 和田 三原

(運賃は1000円)

071902このあたりの地図をご参照ください)この便もガラガラだろうと思ってバス乗り場へ行くと、結構な数の人が待っている。「スローな旅っていう趣旨から外れるなあ」などと文化人気取りに思っているうちに、「三原」と行き先を掲げたバスがやってくる。しかし、反応したのは5、6人ほど。乗り場にある時刻表を見ると、10分ほど後に広島行きの高速バスがある。多くの人の目当てはそっちらしい。


ステップを上がると新型車の臭いがする。とても無機質な臭いだが、家に新車が来たときの高揚感を思い出す。バス会社に新車が入るたび、バスファンのサイトが盛り上がるのも分かる気がする。


駅を出て間もなく右手に海が広がってくる。071903フェリーも停まり、乗船客相手の店も出ている。うどんを食わせる軽食コーナーもあり、駅前のバス乗り場以上に旅情を醸し出す。バスは新型車らしく、静かに快走する。ここを過ぎると、次に海が見られるのは岡山の先。i-Podの電源を切り、目に焼き付ける。


段々と客は降り、三原市に入る頃に貸し切り状態に。港沿いの少し狭い2車線道路を駆けていく。途中、広島市内では絶滅した回数券を販売している旨のアナウンスが流れる。広島都市圏からだいぶ遠ざかってきたのだ。


「幸陽ドッグ前」バス停は文字通り船渠の前。大型船が入るだけあって、建物、塀そして歩道橋や社宅まで何から何まで高い。低床バスとはいえ、少し目線の高い車窓。だが、このドッグを前にすれば自家用車と大して変わらない。今でこそ高層建築は珍しくないが、完成した当時は高度成長の証だったのだろう。


社宅のベランダが干された作業着で灰色に染まっていた。ふとにぎやかな鎚音が聞こえた気がした。


間もなくバスは温泉施設の角を左折し、急坂を一気に登っていく。バスのアナウンスによると、須波ハイツという団地らしい。家が並ぶ高台に着くと展望が開け、瀬戸内海が広がる。


高校の修学旅行で行った沖縄で渡嘉敷島という離島へ行き、そこで詩人・灰谷健次郎氏の家(別荘?)を見かけた。「ああ、いつかはこういうところに住みたい」と思ったものだが、この団地も悪くない。むしろ、沖縄の離島よりはこちらの方が現実的だな…なぜかそんなことを考えてしまった。そういえば、昨日までアタマの大半を占めていた仕事のことを、きょうは全然思い出さないな。


三原の中心部に入り、2人乗り、間もなく駅前のバス乗り場へ。広島県も半分まで来た。


ここで40分ほど時間があるので、昼食。ガード下の定食屋に行くと、ちょうど某バス会社のウテシ氏が出てきたところ。常連さんがついているだけあって、日替わりは刺身、牛すじの煮込み、茶碗蒸し、モズク酢などが付いて800円と充実の中身だった。バスの乗り継ぎも、メシも順調だ。


7.三原駅13:40→13:55垣内(かいち)(芸陽バス)坂井原/羽倉 徳良

(運賃は440円)

071904このあたりの地図をご参照ください)徳良は、今は三原市になった旧大和町の中心部。バスは総裁を含め3人ほどを乗せて三原駅を発車すると、中心部には寄らず一目散に北へ。急勾配の坂を一気に駆け上がり、ほんの5分で三原市街地を見下ろす場所に着く。そしてすぐに山の中に入った。


三原も港町のイメージだが、バスはどんどん山深い道を進む。家が見えてきて、本当に久しぶりにあったバス停が、降りる1つ手前の「前垣内」。運賃も一気に上がる。そして山陽道橋脚の真下が「垣内」。距離的には大したことないが、坂がきつかった分、ひどく遠くに来た気がする。


ここで閑話休題。
071907

今回はここから先、神辺まで高速バス「リードライナー」の下道区間に乗る。三原から先、尾道市境の登山口まで三原市営バスまたはトモテツバスで行き、登山口から尾道駅まで尾道市営バス、尾道駅から福山駅までトモテツバスで行くテが知られている。


しかし、竹原からのバスが到着する寸前に登山口行きが発車。次が16時過ぎまでなく、バス停2、3つ分歩くつもりで13:50発の上福地行きに乗った場合、尾道駅着が14:58、福山駅着15:52になる。さらに井原着は17:05。


一方、リードライナーに乗り換えた場合、福山発のもう1本早い井原行きに確実に間に合うほか、運が良ければ2本前の便に間に合いそう。この2本前の便に乗れば、きょう中に岡山・兵庫県境まで着くことができ、2日目の晩に大阪までいくことができる。もしダメなら、神戸市内の伊川谷駅止まり。


1%でも可能性があるのなら賭けてみようじゃないかと思った次第。三原から国道2号ではなく、北へ向かったのにはこういう理由があったのだ。さて、運命の神辺乗り換えはどうなりますやら。
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この記事に対するコメント

竹原~西条はどうするの
何時に竹原で乗ればいいの

URL | ばすお #7WyYuZ6.

2008/03/15 15:57 * 編集 *

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