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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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広島発 バスに揺られて 

071905 垣内(かいち)で降りて、歩くこと10分。歩行者がいることなど想定されていないからか、横断歩道が少ない交差点を渡り、三原久井バス停へ。ここは山口橋というバス停でもあり、神辺行き高速バス「リードライナー」以外は後者の名を使う。


神辺行きのバスまで約30分。のり面の下であぐらをかき、読書にふける。最高気温の時間。あたりにセミしぐれが響く。だが、目の前の溝に冷たい水が流れているおかげか、風はことのほか気持ちよい。京都の川床(こんなの)ってこんな感じなんだろうか。昔の人の知恵に頭が下がる思いだ。


8.三原久井14:35→15:38神辺(井笠鉄道)府中経由 神辺

(運賃は1150円)

072401このあたりの地図をご参照ください)せせらぎの中で読書も悪くないな、と思い始めたころ、マルーンとシルバーの塗装に包まれた井笠鉄道のバスがやってくる。専用カラーのリードライナー車ではなく予備車のようだ。ここから倉敷までずっと井笠鉄道のバスに乗ることになる。3社が運行する路線で、井笠担当便に当たったのも何かの縁なのだろう。


今回の旅で、おそらくこのバスが一番グレードが高い車だ。クツを脱ぎ、イスをリクライニングさせる。火照った体にクーラーのひんやりした風が何とも気持ちよい。尾道市御調町の道の駅「クロスロードみつぎ」を過ぎ、谷あいの国道486号を、脇に流れる御調川の流れのようにゆっくりゆっくりと進む。


山の上に広がる入道雲。梅雨はまだ明けぬが、空はもう真夏の装いだ。BGMを付けるとしたら何だろう。田園風景だけに井上陽水の「少年時代」か。いや、この日差しならプリンセスプリンセスの「世界でいちばん熱い夏」か。などと考えているうち、家具店の看板が目に付くようになった。どうやら府中市に入ったようだ。山深くなり、さらにキュッと谷がしぼられた後、視界が開けて府中の市街地が見えてきた。


中国バス府中営業所は、視界が開けてすぐの場所にある。三原久井の段階で7、8人乗っていたが、御調で1人降り、残りの大半もここで降りた。古いコンクリートの建物の1階、屋根のない櫛形のホームにバスがアタマから突っ込む。ちょっと映画のロケに使ったら良さそうな味わい深い建物。中国バスは両備バスに事業譲渡することが決まったが、こういう風情は残してほしいなと思う。


さて、神辺乗り換えの時が迫ってきた。定刻通り15:32に着けば、神辺駅前15:38の井原行きまで6分。下見のとき、井原行きバスが3分程度遅れることが分かっていたので持ち時間は9分。リードライナーの神辺から一番近い井原行きのバス停「神辺川北」まで歩いて10分強。


気持ちは焦るが、駅家町に入り、信号のたびに停まるように。時計と周りの景色をにらみながらイライラ。遠くに井原鉄道の高架が見えてきて、いよいよ終点だ…時間は…15:38これはムリ。マラソン選手なみの速さで走っても無理。大阪まで行けなくても兵庫県までは行けるんだから、まあいいじゃないか。かくて、終点は伊川谷駅に決まりました。


終点に着き、バス会社敷地内で車体写真を撮ることから、許可を求めるためウテシに事情を話すと目を丸くしていた。「これからどこへ行くんかな?」「井原です」。ここでもうひと驚き。神戸市内まで行くと聞いたらどんなリアクションをしただろう。まあいいや。
次回はいよいよ県境越え。
072402
広島・岡山県境を越える路線、かつては豊松村、油木町(いずれも現神石高原町)から備中町(現高梁市)、芳井町(現井原市)を結ぶバスもあったが、今は庄原市東城町と新見市哲西町を結ぶ生活バスを除けば、南部のみだ。


最も便数が多いのが井笠鉄道の運行する福山-井原線。今回、神辺からはこの路線を使う。ほぼ並走する形で井原鉄道が開業したが、現在も幹線として約30分間隔で走る。次に目に付くのが福山から国道2号経由で笠岡へ行く路線で、平日1日7往復。そして、篠坂経由で笠岡へ行く便は途中に狭隘路があり、是非一度は乗ってみたい路線だ。


このほか、山野下市から井原へ行く路線もあるらしいのだが、運行している北振バスがホームページを持っておらず、一般人サイトでも時刻表は皆無に等しい。どうも存在はしているらしいのでいつかは乗ってみたいと思う。


井笠鉄道は、今年10月に笠岡市内の路線について大半を廃止する方針。実は国道経由の笠岡-福山線も対象に入っている。廃止路線の多くは笠岡市がコミュニティバスとして運行するつもりのようだが、そうなれば県境をまたぐことは難しいだろう。井原-福山線が末永く続くことを願うしかないようだ。
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