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ゲリラ雪

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下道(かどう)会総裁が「よしなしごと」をゲリラ雪のように、書くときは大量に、書かないときは放置気味に記します

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広島発 バスに揺られて 

最高気温の時間を過ぎ、サウナ状態になっている神辺の街を歩く。次のバスまで30分ある。以前東南アジアを貧乏旅行した人の本で、暑い地域の人はびっくりするほどゆっくり歩く旨書いてあった。これにならいダラダラと歩を進める。


ちょうど学校が終わった時間か、たくさんの高校生たちとすれ違う。スクールバス状態になりやすい時間帯。ローソンで買った「はちみつ黒酢ダイエット」を飲みながら、スローライフな旅が台無しだな、などと思う。服は湿っている、を超えて濡れている状態。自分では気付かないが、きっと悪臭を放ってるんだろうな…。






9.神辺駅前16:12→16:35井原駅(井笠鉄道)御領経由井原

(運賃は410円)

080301このあたりの地図をご参照ください)ふうと一息ついていると、ブオンブオンとエンジン音を響かせながらバスがやってきた(うそ臭いが、本当にこんな音がする)。すでに7-8人が乗っている。床は木で、ちょっぴりかび臭い、言い方を変えれば「ちょっと前までのバスの臭い」がした。不思議と気分が落ち着く。


神辺以降はほとんど第三セクターの井原鉄道と並走する路線。当然鉄道の方が早いし、渋滞もない。駅と駅の間など鉄道では不便な地域の人が乗っているのだろうと思っていた。ところがだ。駅前のバス停で押しボタンが押され、アタックチャンスの時みたく「ピポン、ピポン、ピポン、ピポン」と軽快なチャイムが車内に響く。そして4、5人が降りていく。


井原鉄道は1時間に1-2本。人口を考えれば妥当な本数だが、ほとんどが神辺止まりだ。福山からだとこ線橋を昇り降りする乗り換えがある。一方、井笠鉄道のバスは30分に1本。Door to Doorな利用も可能なわけで、鉄道開業後もそれなりに支持を保っているのだ。


意外な発見に驚いている間もなく、16時23分、岡山県に突入。やっと2県目だ。気付けば車内は3、4人になっていたが、神辺駅前以前より乗り通している人もいる。それも井原鉄道開業前から乗っている年齢の人ではなく、学生さん。この路線はまだまだ安泰なのかもしれない。


バスは井原バスセンター行きだが、手前の井原駅で降りる。バスセンターは軽便鉄道が走っていたころの井原駅をそのまま改築して使っており、風情あるのだが、冷房が利いている「現代の」井原駅にはかなわない。



10.井原駅17:05→17:24追分(井笠鉄道)山王経由笠岡

(運賃は480円)

080303このあたりの地図をご参照ください…さっきとほぼ同じですが)井原駅で当方を含む2人が乗り、3人で出発した。


笠岡までの道のりは岡山勤務時代、何度も総裁デミオで走った勝手知ったる道。車を運転しているとバス停があっても「ああ、ここにもバスが来るのか」程度の認識しかなかった。
バスに乗ると、当たり前だが、一つひとつのバス停にきちんと名前がついていて、それぞれに歴史があることをあらためて知る。


道路の中央分離帯に岡山国体マスコット「ももっち」の看板がまだ残っていた。笠岡は特に熱心にももっち看板を作った街として、NHKでも取り上げられたほど。数を作り過ぎて、外し忘れたことに気付かなかったんだろう。今年の寒い冬を越したのに、まだ色鮮やか。あと何年空気のような存在で残り続けるかな。


笠岡の街並みが見えてきたところで追分。井原・笠岡・矢掛の3方面が分岐するバス停だ。



11.追分17:38→18:01矢掛バスセンター(井笠鉄道)小田経由矢掛

(運賃は610円)

このあたりの地図をご参照ください…これまた先ほどと同じような範囲ですが)地図を見ればお分かりだが、矢掛は井原のとなり町。井原鉄道に乗れば3駅の距離だが、それがためにバスは極端に少なく、直接行けるバスは午後2時台で終了。以後は笠岡を回ることになる。


乗ってすぐ、エンジン音が普通のバスと違うな、と感じる。学生時代、川崎市営バスの新型車で聞いたと音…そうAT車の響きだ。井笠は古くからトルコンAT車を入れていると聞いていたが、そのうちの1台に出会えたのだ。


追分交差点を右折し、あとは普通に2車線県道を走るものかと思いきや、吉田口から旧道へ突入(スピードから言ってこの表現が正しい)。車幅いっぱいの旧道(窮道?)を快走する。


対向車の運転手は一様に驚き、クルマを精一杯端に寄せる。カートを転がしている婆ちゃんがいようが、道端で遊ぶ子供がいようが、バスはほとんど減速することなく華麗にすり抜ける。プロの技ここにあり。そのあざやかなハンドルさばきに思わず見入る。脳内アドレナリンが一気に上昇する。外はすっかり夕暮れ。田んぼも畑もみなオレンジ色に染まっていた。


貸しきり状態になり、バスは矢掛バスセンターへ。080304今回は乗車時に写真が撮れなかった。ここで折り返しの時間まで停まるから、その間にでも撮ろうと思い、バスを降りる。と、ものすごい勢いでバスがUターン。さっさとどこかへ行ってしまった…。え、そんな…。かくて撮影はかなわず、誰もいないバス乗り場でしばし呆然となったのだった。
080305矢掛から東へ行くバスは17:40に終了したため、きょうはここまで。


井原鉄道の矢掛駅まで歩き、近隣で唯一宿がある井原へ戻る。まずこれが大変。矢掛バスセンターが矢掛町の西端、駅が東端にあるのでたっぷり2km歩く羽目に。しかも、高校の下校時間に重なったため、駅は高校生のたまり場状態。はっきりいって浮きまくってしまう。しかも立ち止まるとどんどん汗が出てくる。


俺は大人だ、とせめてもの抵抗でタバコをふかしまくるうち、やっと列車がやってくる。バスで遠回りして1時間かかった距離を10分そこらで走り抜ける。鉄道ってやっぱ早いよな…。


井原市内唯一のホテルに予約の電話をすると、やたらと「会社名は?」と聞かれる。感じ悪いな、と思っていたが、宿について分かった。ここは観光客向けではなく、市内の工場にやってくる季節労働者や土木工事の人のための宿なのだ。だからお盆休みもとる(笑…本当に貼り紙があった) しかし、フロントで何度「すいません」と叫んでも誰も出てこないのには参った。。


クルマがあればファミレスにでも行けるが、徒歩では出歩ける距離も知れている。八剣伝へ1人で行くのもナンなので、やむなく「ほっかほっか停」の弁当で晩ご飯。まもなく眠りに落ちる。お疲れ様でした。


(なお、いわゆる「おかず」についての話もありますが、品がないのでここでは書きません)
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